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Posted by ブクログ
岩手県釜崎市、市民スポーツ課職員の奥寺浩子は女子ラグビーのトップ選手だった経験を買われ、岩手県代表の女子ラグビーセブンズチーム「岩手ブロッサム」の監督に就任する。しかし、東日本大震災で失った希望を県民に取り戻すため、目前に迫った岩手国体で優勝することを目標に選手の育成に励んでいたが、チームはまとまらず選手は次々と辞めていった。浩子は、選手集めに奔走しながらも、残った選手たちにハードな練習を課す。あまりの過酷さに浩子に対する不満は募るばかりだった。そんな中、浩子の妹の泉がブロッサムに加入するが、これまでの泉のチームへの言動に対して選手たちから大きな反感を買う。浩子にとって、何としても国体優勝を勝ち取るためには泉の力が必要だった。大会が近づくにに連れ、練習のハードさは増していく。選手たちは限界だった。そして、いよいよ国体が開幕する。女子ラグビーとはいえ、男子にも負けないスピード感や迫力をもって勝負に挑む選手たちの姿に感動を覚える。泥にまみれ、タックルを受け、満身創痍になりながらも、なぜ戦い続けるのか。「ラグビーが好きだから」。強き女性たちのラグビーに賭ける熱い情熱に心が溶かされます。
Posted by ブクログ
東日本大震災は創作分野においてもその前後で世界のありようを変えたと考えているんだけど(アマもプロも)、この作品もその震災後の世界にある作品。
五十嵐貴久センセって他にもなかったっけ?
それだけ取材してるってことなんかなー。
震災後を背景にするとどうしても(ややもすると結局は)最後には前向きな意識を魅せて終わりがち。希望がないとあかん…てのはわかるんだけれども、それだけしかない、登場人物の気持ちの変化だけしかない作品も震災直後とか目立った記憶があるんだよなー。
そこに今作は7人制女子ラグビー、しかもラグビーに縁ある岩手でってのがフック。
震災だけじゃない、物語がその地にある立派な証明になってるのがイイネ。
ただ、中身としてはもっと人間ドラマを詳細にして欲しかった気が-。
ボリューム? 各人の、それこそ主人公ポジの泉にしたって変化が激しくて機微が足りない!て思いがしたもの。
いわんや他のキャラならいわずもがな。惜しい。
(主人公は浩子さんなんじゃないのかって気もする…)
ライバルチームにもダイヤの原石みたいな子がいるのに磨き切れてないカンジ。
でも、そうした作中の不足が想像を生む余地なのかもしれないし、もしかしたら7人制ラグビー、女子ラグビー、そして岩手への興味を育てるのかもなー…って。
2019年はラグビーワールドカップ。
あまり興味は無かったんだけれども、今作読んで興味が湧いたw
もちろん女子ラグビーも、オリンピックも。
つまり、それだけ面白く読めたってことねw
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