国際作品一覧

  • 世界の地政学的大転換を主導する日本
    -
    1巻1,760円 (税込)
    中国経済が崩壊の一途を辿るなか、台湾では反中国政権が生まれ、南シナ海では米国軍による中国包囲網が築かれつつある。中国寄りだった韓国は慰安婦問題で日本との合意を余儀なくされ、中韓の反日同盟は完全に瓦解した。アジアで激化する米中対立、中東や欧州で頻発するテロや衝突……世界が動乱へと向かう中で、日本はいかにしてこの難局を打開するのか。希代の碩学が今後の日本と世界を見通す!
  • 日本人が知らない地政学が教える この国の針路
    4.5
    戦後、敗戦国の学問体系から排除された地政学―― だが、世界がいまだこの理論によって動いているのならば、我々はただちにこの学問の何たるかを知らねばならない。 さもなければ、この国が生き残る道はない―― ウクライナ政変を画策した米国、 「イスラム国」に潜り込む英MI5、 「大欧亜共栄圏」を目論む中国…… 諸大国が激突する世界で、日本が生き残る唯一の道を示す。 《章目次》 第1章 戦後、日本人に隠された真実 第2章 なぜアメリカはアジアを支配したがるのか 第3章 中国の膨張はどこへ向かうのか 第4章 ウクライナ問題の真実は何か 第5章 「イスラム国」は世界をどう変えるか 第6章 日本のインテリジェンスをめぐって
  • 習近平の権力闘争
    3.7
    これは新たな「文化大革命」か。「反腐敗」で政敵を次々に摘発、放逐、中華帝国再興の野望を追いながら、暗殺の恐怖に脅え、側近は「友達」で固める……。 中国最高指導者の知られざる実像と、共産党内部の暗闘に、ボーン・上田賞記者が緻密な取材で鋭く迫る本格ルポ。激動の中国情勢を理解するために必読の一冊!
  • 闇の支配者に握り潰された世界を救う技術<現代編>
    3.7
    STAP細胞はなぜ「封印」されたのか? 発売たちまち版を重ね、いまなおロングセラーとなっている著者の代表作、『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』(小社刊)の続編が満を持して登場。今作は<現代編>と銘打ち、闇に葬られた世紀の大発見「STAP細胞」から、エネルギー問題を一挙に解決する「常温核融合」、日本が誇るトヨタの知られざる未来技術まで、最新トピックの真相をこれでもかと紹介。さらに、夢の技術を封印してきた「黒幕」の正体にも迫る。本書で、人類の失われた「黄金時代」をとり戻せ!
  • Because I am a Girl ― わたしは女の子だから
    4.1
    角田光代が訳さずにはいられなかった――! 世界を代表する7人の作家が描いた 名もなき女の子たちの物語 本書は、国際NGOプランが推進するBecause I am a Girlキャンペーンの主旨に賛同した作家が、それぞれ異なる国のプランの活動地を取材し、その体験をもとに執筆して生まれた書き下ろし短編集です。執筆陣には『トレイン・スポッティング』のアーヴィン・ウェルシュや『ショコラ』のジョアン・ハリスなど世界一流の作家が参加しています。 角田光代さん自身も、プラン・ジャパンより依頼をうけて2009年と2011年に西アフリカ・マリの女性性器切除の撲滅活動や、インドの人身売買シェルターの様子を取材。そのルポは『CREA』や『日経ウーマン』など各誌に掲載されました。その経緯から、角田さんは本書のコンセプトに共感して翻訳を決意し、このたび出版に至ることになりました。 本書の印税・売上の一部は国際NGOプランに寄付され、途上国の子どもたちを支援する活動に役立てられます。
  • あなたの中のリーダーへ
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    「本気」で動けば、何だって変えられる。 働き方、組織文化、リーダーシップ、危機管理・・・元・世界銀行副総裁が未来を担う一人ひとりに向けて綴った、情熱あふれる48のメッセージ。 『電気新聞』のコラム欄「時評ウエーブ」での好評連載(2008年4月~2012年3月)、待望の書籍化 誰かが動かなければ、変わらない。本気で動けば、組織も社会も変えられる。―― 世界銀行副総裁として、途上国の貧困と闘い、巨大組織の改革に取り組んできた著者。「国民総幸福」で知られるブータン政府や多くの企業のアドバイザーとして活動しながら、その目に今、日本と日本人はどう映るのか。働き方と組織文化、リーダーの姿勢と行動、危機や課題との向き合い方、求められる変革の本質……深い洞察と揺るがぬ信念で綴られた、心に火をつける一冊。(解説・藤沢久美) 「西水さんは、本書の中で、読者に対して、何かを強いることはなく、ご自身の体験に思いを重ね、語っていらっしゃるだけだ。それなのに、自然に、読んでいる私の心が裸になっていく。そして、勇気がわいてくる。本当に不思議。こんなに優しく、そして慈愛を持って勇気というものを教えてくださるなんて」――藤沢久美(解説より)
  • ウェストファリアは終わらない 国際政治と主権国家
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    本書は、現代国際政治の変化ではなく、変化しない部分に焦点を当てることで、過去から現在、そして未来を見つめる揺るがぬ視点を提出している。現代社会の多様で急速な変化は、こうした不動の視点からのみ正しく認識・評価することができる。世界を理解するための最良の書。

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  • 国際ビジネス紛争の解決 : 訴訟・仲裁・ADR
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広く国際ビジネスについて学ぶ学生、国際ビジネスの実務に携わっている人やこれからその方面に携わる人に向けて、法律の専門知識がないことを前提に国際ビジネス紛争の解決に必要な基礎知識を解説する、必読の入門書。

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  • アメリカはなぜイスラエルを偏愛するのか
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    アメリカによるイラク戦争は石油確保のためといわれるが、本当は、イスラエルの安全のための戦争だという。国際世論を敵にまわしてまで、ブッシュを戦争へと導いたユダヤの政治パワーはどのようなものなのか。本書は、これまでタブー視されてきたユダヤ・ロビーとアメリカの外交戦略の関係を、日本で初めて学術的に分析する。
  • 平和の条件
    4.0
    第二次大戦下の1942年,ザ・タイムズ紙勤務時代のE.H.カーが戦後を見据えて発表した秩序構想.進行中の破局が19世紀秩序に根をもつとして,そこからの決別を唱え,20世紀的な現実に合わせた政治・経済・国際関係の変革の道筋を示す.ユートピア的思考が結晶化した本書によって,『危機の二十年』は乗り越えられた.

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  • 国連入門 ――理念と現場からみる平和と安全
    -
    ウクライナ侵攻とガザ情勢の悪化以降、国連は機能不全に陥っている。国連は現在どうなっているのか。冷静沈着に国連の役割と限界を見据え、いま何ができるかを考えることが重要である。外交官として国連日本代表部に二度勤務した著者と、長年にわたり国連の理論的研究に携わってきた著者の二人が、現場での実務経験を縦糸に、研究者の体系的な理解と分析を横糸にして、国連の実像に迫る。初学者にも、学びなおす人にも、最先端の情勢と研究を知るために有益な画期的入門書。
  • 中国パンダ外交史
    3.8
    ちょうど50年前の1972年10月、日中友好の証として、上野動物園に2頭のパンダがやってきた。しかし、中国がパンダの外交的価値に気づいたのは、1930年代にさかのぼる。戦争と革命、経済成長の激動の歴史のなかで、パンダはいかに世界を魅了し、政治利用されてきたか。パンダを主人公にこの100年あまりを読み直す、異色の中国近代外交史。 19世紀の半ば、パンダはあるフランス人宣教師によって「発見」され、世界に紹介された。欧米人探検家が初めてパンダを射止めたのは1929年。日中戦争下の1941年には、蒋介石の妻・宋美齢が懐柔策としてアメリカにパンダを贈る。1949年に成立した中国共産党政権も、この珍獣の価値を見逃さなかった。人民の愛国思想を育むために北京動物園で展示を始めたほか、モスクワや北朝鮮に贈呈され、ロンドンでも大歓迎される。 日本でのパンダブームは、1972年のランラン・カンカンの来日以前に始まっていた。1970年創刊の『anan』ですでにマスコットとなり、1971年10月にはロンドン動物園でパンダと対面した昭和天皇が満面の笑顔をみせるさまが報道された。 中国はその後も、国際政治、地球環境などさまざまな問題と絡ませながら、近代国家の自己像をパンダを通して国際社会にアピールし、近年では、一帯一路構想下でのパンダの送り先や、二度の北京五輪で採用されたパンダのキャラクターなど、その利用はますます巧みになっている。 2011年刊の『パンダ外交』(メディアファクトリー新書)を全面改訂し、新章を加筆。 目次 はじめに 第一章 パンダ、世界に発見される 第二章 パンダ、他国に贈られる 第三章 パンダ、冷戦に巻き込まれる 第四章 パンダ、日本にやってくる 第五章 パンダ、外貨を稼ぐ 第六章 パンダ、大国を代表する おわりに 主要参考資料 索引
  • トランプ2.0時代のリアルとは? 新・世界情勢地図を読む
    -
    1巻1,699円 (税込)
    2023年10月に始まったガザ等でのイスラエルと親イラン勢力の軍事衝突、24年11月の米大統領選でのトランプ再選、更には12月の尹錫悦(ユンソンニョル)韓国大統領の弾劾訴追やシリア・アサド政権の崩壊などにより、国際情勢はますます混迷の度を深めている。本書は、こうした国際情勢をめぐる諸問題一つ一つを簡潔に、しかしある程度詳しく、しかも分かり易く解説したものである。ただし、これまでの国際情勢解説書にはない切り口、すなわち各項目の冒頭に悪魔と天使が登場するというユニークな構成を採用している。悪魔は個々の国際情勢について「公式見解」ではない、場合によっては悪意に満ちた分析や陰謀論を読者にささやく。これに対し、天使は「それは違う」とばかり、より正統で常識的ながら、往々にしてあまり面白くもない分析や結論をさえずる。天使のさえずりが常に正しく、悪魔のささやきが常に間違っているという保証はない。悪魔と天使の意見が出揃った後、個々の国際情勢の現状を著者が詳しく解説し、最善と考えられる解答を示す。トピックス3項目(イスラエル・ハマース戦争と中東問題、ウクライナ戦争、AI技術の規制)と、各国・地域情勢、グローバルサウス台頭や国連などのワールドワイド問題までの44項目、計47項目の重要問題を「外交のプロ」が解説。100点以上の地図、図表、写真を交え、ポイントがひと目でわかる。『世界情勢地図を読む』(2023年3月刊)を大幅リニューアルした新訂版。
  • 日中危機の本質 日本人の常識は世界の非常識である
    5.0
    1巻1,699円 (税込)
    国民的ベストセラー『失敗の本質』の共著者が教える安全保障の極意。台湾侵攻の有無や「五族」と中国の夢、日本の「核心的利益」が次々と明らかに。「日本への核威嚇は機能しない」「尖閣で中国は法的に勝ち目なし」「中国が台湾を先制攻撃すれば、戦争を避けるために独立宣言しないという台湾の政策は無意味になる。したがって、中国が台湾を攻撃すれば、直ちに台湾は独立を宣言するであろう。台湾が独立国家ならば、中国と台湾の戦争は国家間の戦争ということになり、中国が主張する『台湾問題は中国の国内問題である』という主張は通用しなくなる」「日中戦争時、中華民国総統であった蒋介石は『日本軍の侵略は皮膚の病だが、共産主義は内臓の病だ』と言った。今の中国共産党にとり、日中対立は『皮膚の病』かもしれないが、国内の民族主義は深刻な『内臓の病』である」。戦争の本質と民族の本質に立脚し、誰も指摘しえなかった視点から日中の力の関係を論じる一作。
  • 米中“文明の衝突” 崖っ淵に立つ日本の決断
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    いま世界を見渡せば、まさに天下大動乱である。アメリカと中国との衝突が全世界を揺さぶる。軍事や経済のパワーで世界第一の大国と第二の大国とが正面から対決しようとしている。しかもその対決に、新型コロナウイルスのアメリカはじめ全世界での大感染という歴史的な異変がからみ、米中激突をさらにエスカレートさせた。その激突の巨大なうねりは、全世界の既成の秩序を根幹から変える地殻変動のようだ。本書ではまずこの米中対立が引きおこす世界規模の大課題について、国際ジャーナリストの古森義久氏と門田隆将氏とが、アメリカの要人のメッセージを引きながら、多角的に意見を交わした。そして本書の後半は、この地殻変動が日本をどう動かし、日本はどうすべきかのオピニオンになっている。アメリカと中国という二つの国が激突する。その谷間での日本の身の処し方には、国運がかかっている。アメリカと中国のどちらに身を寄せるのか、という日本の課題は「等距離」とか「橋渡し」などという定型の外交パターンでは乗り切れない。いまこそ「親中派」の影響力を排除しなければ、国の「独立」が危うくなる。すでに日本には中国の軍事脅威が迫っている。尖閣諸島を中国は軍事力を使ってでも奪取しようと、連日のように攻勢をかける。日本の主権や施政権を骨抜きにする中国の軍事攻勢が目前に迫っているのだ。本書の最後では、菅首相はじめ、日本の中核をなす政治家、経済人に「対中戦略」において覚悟と決断を促している。健全な感覚を持った本書の読者の方にも、ぜひ一緒に声を上げて頂きたいと思うのである。
  • アメリカ民主党の崩壊2001-2020
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    アメリカ大統領選挙(2020年11月3日)が近づいてきた。「ウクライナ疑惑」で窮地に立たされているかのように見えるドナルド・トランプ大統領だが、日米のメディアとも、アメリカの真の姿を伝えていない。トランプ大統領の人気は依然として高く、非白人からも支持を集めている。他方、第二次大戦後になって「弱者のための政党」に変身したアメリカ民主党は激しく左傾化し、いまや分解(自己溶解)の危機にある。本書は、2020年のアメリカ大統領選挙の観戦マニュアルであるが、その後に訪れるであろうアメリカの政治風土の変質も予言する。アメリカの政治状況は、日本語に翻訳された昔ながらの二次加工情報だけで理解することはできない。日々激変する生の政治風景を見ながら、同時に、「コンドラチェフの波」(大きなうねり)も押さえることが必要だ。2016年の大統領選でトランプ大統領誕生を予言した著者による渾身のレポート。誰も語らなかった世界激変の真相が明らかになる!
  • 19世紀問題 近代のはじまりを再考する
    -
    1巻1,699円 (税込)
    民族問題や紛争・テロ、そして経済格差……現在の世界的な問題の種は、すでに19世紀に蒔かれていた! 中世からの宗教対立や資本主義の勃興に加え、「国民国家」という考えが定着したことが大きい。国民国家とは、「国民というアイデンティティ」に基づいて成立し、絶対君主ではなく国の主権が領土を統治する国家を指す。それによって生じた様々な軋轢や矛盾は、日本を含む世界を覆い、20世紀の2つの大戦を経て、現代まで続いている。本書では、今日の世界のありようを決定した「19世紀問題」を平易に解説することで、地続きの歴史に生きる私たちに、未来への確かな座標軸を提供する。 《本書の構成》第1章 ◆産業革命とアメリカ独立革命・フランス革命/第2章 ◆ウィーン体制の成立と崩壊/第3章 ◆南下するロシアとオスマン帝国支配の動揺/第4章 ◆ヨーロッパの再編/第5章 ◆ヨーロッパ新統一国家の誕生/第6章 ◆西洋列強の海外進出/第7章 ◆南北アメリカの発展/第8章 ◆東アジアの激動と明治維新/第9章 ◆19世紀とはどのような時代だったのか?
  • 米中衝突の結末――日本は孤立し、自立する 日高義樹論考集
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    日本人の多くは米中貿易戦争の結末を勘違いしている。この戦いは「中国製造2025」とアメリカ製造業の競争などというまともな話ではない。共産党が民間企業に補助金を与えて輸出価格をダンピングし、利益を得る不正な経済構造を潰さない限り、世界経済の低迷は止まらない、ということだ。だから中国の経済構造、サプライチェーン網が「ぶっ壊れる」までトランプ大統領は攻撃をやめないだろう。習近平主席が夢見る一帯一路の「中華帝国」は、帝国の条件である「人口・食糧・エネルギー」を兼ね備えておらず、失敗に終わらざるをえない。そして両国によい顔をしようとする安倍外交は結局のところ、どちらの理解も得られず一人ぼっちの境遇に陥る。しかし、問題はそこからだ。トランプ再選、習近平敗北の状況は孤立した日本に唯一最後の「自立のチャンス」を与えるだろう。これ以上リアルな見方はない、といってよい透徹したビジョンが日米中の角逐関係を射抜く。
  • 米朝「偶発」戦争 孤立する日本の平和憲法
    -
    1巻1,699円 (税込)
    著者は2017年の終わりごろに出版した『米朝密約』において、「国際社会の怪談」と前置きしたうえで、〈北朝鮮が核兵器を持ってしまった以上、無理に北朝鮮をねじ伏せるのではなく、時間をかけて北朝鮮が豊かな国になり、国際社会の一員になるのを待つ。これがトランプ政権の考え方であり、キム・ジョンウンとの暗黙の密約である〉と書いた。だが、状況が変わった。著者の取材・分析によれば、北朝鮮側の「コンピュータの過剰防衛(誤作動)による偶発戦争」が起こる可能性が高まってきたのだという。しかも、慣性航法装置が装備されていない北朝鮮の初歩的なミサイルは軌道予測が難しく、完全に撃ち落とすことは不可能だとアメリカ軍の首脳たちは見ている。「米朝戦争はない」とタカを括っていた日本国民にとっては悪夢だ。「ミサイルが日本に落ちるリスクが高まる」「アメリカが在日米軍を引き上げる」などの危機が現実に迫るからだ。日本よ、どうする!

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  • 「力の大真空」が世界史を変える 構図が変化し始めた国際情勢
    -
    1巻1,699円 (税込)
    朝鮮半島、南シナ海で、“米中パワーゲーム”勃発! 1945年から1970年代にかけて形成された国際秩序が崩壊。大国のパワーゲームの火ぶたが切られた。 本書では、古代「アレクサンドロス大王死去後のマケドニア帝国」の事例から、直近「米軍のイラク撤退とISの台頭」まで、世界各地で現れた「力の空白・真空」状況の歴史をたどっていく。それを「地政歴史学」的な切り口で分析。「力の空白・真空」の発生がもたらす結末を、7パターンに分ける。このパターンを朝鮮半島と南シナ海に当てはめ、誰が勝者となるかを完全シミュレーション。さらには日本が「利害関係ある善意の部外者」として、勝ち組に残るための戦略について、提言する。国際社会の表裏を知り尽くし、「歴史的大局観」を抱くプロフェッショナルが、東アジアの近未来を予測する書。

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  • 中国がトランプに完全に敗れる6つの理由 日本がアジアの前面に登場するときが来た
    -
    1巻1,699円 (税込)
    アメリカのマスコミは、ほとんどが民主党寄りのリベラルである。そのため、トランプ大統領を引き下ろそうと毎日のようにトランプについて否定的なニュースを送り出している。その結果、日本、中国、ヨーロッパ諸国、そしてアメリカ人自身も、その多くがアメリカ大統領ドナルド・トランプを完全に誤解している。問題は、世界の現実が、この嵐のように吹きまくるトランプ批判に隠されてしまっていることである。トランプの登場とともに世界の情勢は大きく変わってきている。中国はアメリカの覇権に挑戦する大国になると言われてきたが、いまや経済が破綻してしまった。トランプの強硬な対中国政策のひと押しで、非人道的な手段で世界を制圧しようとしてきた中国の野望は潰えて、経済的にも軍事的にも凋落の道をたどることは間違いない。(日高義樹/「まえがき」より)

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  • 世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    現在、世界各地で水不足が発生し、その一方、右肩上がりに水需要が増えているため、少ない水をめぐり、川の上流に位置する国と下流に位置する国とで奪い合いが起きている。このような問題について、島国である日本は一見無縁のようであるが、そう考えてはいけない。最近では、慢性的に水不足問題を抱える大国・中国を中心とした外国企業に、日本の水源地が買収されるという噂が絶えない事態となってきた。日本国内もすでに「水戦争」の戦場だと言っていい。そこで、本書では、水問題を専門とする気鋭のジャーナリストが、世界の水争奪戦を俯瞰するとともに、水ビジネスの動向なども交えながら、今後、日本がとるべき対策を説き明かす。資源・環境問題を考えるに欠かせない一冊である。

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  • 「核の戦国時代」が始まる 日本が真の独立国になる好機
    -
    1巻1,699円 (税込)
    2016年5月、日本人が平和を求める聖地としてきた広島にアメリカの現職大統領が訪れて祈りを捧げた。これは、原爆がもたらす惨劇を世界の人々に改めて示した歴史的な出来事だと日本国内では受け取られている。だが著者によれば、同時期にアメリカ国防総省の最高首脳たちは、2020年以降におけるアメリカの核戦力の大規模な増強と高性能化を検討しはじめているという。現実の世界は、オバマ大統領の言葉とは逆に、これから「核の戦国時代」とも言うべき危険な時代を迎えんとしている。北朝鮮は水爆の実験を実施したと噂される。ロシアはアメリカとの核兵器削減交渉を事実上やめて、新しい核弾頭とミサイルの開発中だ。中国はアメリカやロシアを真似て、長距離爆撃機の開発を進めている。インドも新しいミサイルとミサイル潜水艦を建造し、核弾頭の開発と増強を行っているという。どうする、日本!? ワシントン情報から読み解く「世界大混乱の行方」。

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  • 「歴史戦」はオンナの闘い
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    新たな「歴史戦」の火蓋が切られた! 本書に記された以下の見出しやコピーをご覧いただきたい。中国の政治工作はオンナの使い方が巧み! オール・チャイナによる「歴史戦の旗艦施設」・「慰安婦問題」はオンナを使った錬金術・国連は「弱者に優しい中立な国際機関」なのか? コミンテルン活動の温床となっていた日本・「歴史戦」の最終目標は“日本の属国化”……etc.宋美齢、アイリス・チャン、クマラスワミ……。米中を舞台とするオンナたちの反日工作で、日本は不当なレッテルを貼られてきた。だが、「日本が日本でありつづける」道はまだある! 天安門事件(1989年6月)以前からの中国社会を熟知する河添恵子(ノンフィクション作家)が、歴史家が記さない中国のタブー、“密室でつながる力”などに論及! 国連へ乗り込み、慰安婦問題の嘘に果敢に斬り込んだ杉田水脈(前衆議院議員)が語る左翼の裏事情! スカッと男前で、斬新すぎる1冊!

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  • 北朝鮮暴発の恐怖を知らなすぎる日本人
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    北朝鮮情勢から目が離せなくなってきた。もともと、独裁国家というものは、権力の交代期に政情不安が起こるものだが、北朝鮮においては、3男の金正恩による継承が明らかになったことによって、長男、次男に賭けていた軍人勢力や、政治要人などがクーデターを起こすことも考えられる環境を作ってしまった。また、国民においても、その生活貧窮は以前にも増してひどくなっており、いつ、エジプトなどのような大規模な暴動が起きても不思議ではない。このように、最早、末期症状となった北朝鮮が、もし、起死回生を狙って、第二次世界大戦時の日本のように、冷静に考えれば勝てる見込みのない軍事作戦をあえて発動させたらどのような経過が考えられるのか。それを、軍事知識・経験ともに豊富な著者が、考え抜いたのが本書の内容である。韓国はもちろん日本にも、恐ろしい事態が起きると予測する。今、北朝鮮を考える上で、必読の一冊である。

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  • 戦わない軍事大国アメリカ 止まらない中国の脅威に対して日本は何をすべきか
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    2015年秋、オバマ政権はようやく中国が南シナ海で不法に建設した人工島(軍事基地)周辺にイージス駆逐艦「ラッセン」を航行させ、上空をB52戦略爆撃機に飛行させた。中国側は「アメリカの艦艇が航行を続ければ何が起きるかわからない」とアメリカ側に通告したものの、軍事的行動には出ていないのは、アメリカが南シナ海を取り囲むかたちで周辺各国に基地を設け、中国を包囲する体制をつくっているからだ。だが、アメリカは本当に南シナ海を守るのか? 尖閣諸島を取り巻く東シナ海についてはどうなのか? 著者は、以下のように警告する。「オバマ政権は政治的には中国との話し合いを強めたいと考え、実質的なG2体制を整えつつある。アメリカは中国の行動から損害を受けないかぎり、尖閣諸島をめぐる日本と中国の紛争には介入しないだろう」。軍事大国アメリカが戦わなくなったとき、日本はどうする? ワシントン情報から読み解く「日本の禍機」。

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  • 日本人が知らない「アジア核戦争」の危機 中国、北朝鮮、ロシア、アメリカはこう動く
    -
    1巻1,699円 (税込)
    著者が前作『中国、敗れたり』(PHP研究所)で解説したように、中国は海軍力を大増強してアメリカを太平洋から追い出そうとしたが、失敗した。軍事面だけでなく、昨年8月には人民元を国際基軸通貨にするためにアジアやアフリカの国々に圧力をかけたが、人民元を準備預金として保持する国は少ない。そして今、「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」が注目されているが、専門家のあいだでは「実質的な内容が明らかでなく、検討にも値しない空虚な政治宣伝」との見方が大勢を占めている。では、切羽詰まった習近平体制に残された選択肢は? 著者は、こう断言する。「もはや中国は核兵器に頼るしかない」。常識外れの中国は、核兵器を「抑止力」としてではなく、「使える兵器」と考えているとされ、アメリカ本土を核兵器攻撃する可能性もあるという。こうした動きは日本にどのような影響をもたらすのか? ワシントン情報から読み解く緊迫のアジア情勢。

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  • なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか 世界の裏側で起きている本当のこと
    -
    1巻1,699円 (税込)
    2人の日本人人質の処刑や、最近チュニジアで3人の日本人旅行者が殺害された博物館襲撃事件に関わるなど、多くの罪なき人々を無惨なかたちで殺害することで世界を震撼させている「イスラム国」なる組織は、いま我が日本を強く敵視しはじめている。もはや、昨年までの日本とは違うのだということを、われわれは肝に銘じねばなるまい。とはいえ、わけもわからずに独り恐れ戦いても埒はあかない。とくに最前線で活躍するビジネスパーソン諸兄姉のなかには、今この世界で起きている対テロ戦争なるものの現実を理解することこそ「喫緊の課題」と捉えておられる向きも多いであろう。本書は、あのように日本人を無惨に殺害した組織が、いったい何者であり、その背後に何が潜んでいるかを少しばかり明らかにしようと試みたものである。そんな世界の現実のウラを知りたいと思われる方の手に取っていただけるなら、このうえない幸いである。(「はじめに」より抜粋)

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  • チャイナ・セブン〈紅い皇帝〉習近平
    4.0
    現代中国分析の決定版。「紅い皇帝・習近平」は逆賊の子としていじめられ、家畜とともに土間で寝起きした時代から、いかにのし上がったのか? 著者一流の筆致によって人物を描きながら、中国の腐敗と反腐敗の構造、今後の大国の行方を喝破する。
  • 中国、敗れたり アメリカと日本がアジアの新しい秩序をつくる
    -
    1巻1,699円 (税込)
    歴史の碩学で、国際政治を動かしてきた戦略家であるヘンリー・キッシンジャー博士は、新著『ワールド・オーダー』の中で、次の四つを指摘している。(1)アメリカが超大国であるかどうかが明確でなくなったこと。(2)中国が力を増し、アジアに新しい緊張をもたらしていること。(3)中東がイスラムの宗教的な対立によって、底知れない混乱と分裂に巻き込まれていること。(4)国家とは何かを明確にしたウエストファリア条約以来360年の間に確立した政治体制が崩壊しつつあること――である。著者(日高義樹氏)は本書において、キッシンジャー博士が「新しい世界の秩序」に向かう動きとして指摘した四つのうち、とくに中国に焦点を当て、中国の海軍力増強の野望が潰えたことと、オバマ大統領による対中融和政策の失敗について詳述している。中国の海軍力増強はなぜ失敗に終わったのか。これからアジア、太平洋に何が起きるのか。ワシントン情報から読み解く最新情勢。

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  • アメリカの「影」の勢力
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    1巻1,699円 (税込)
    悪名高いマフィア、東西冷戦で活躍した陰の主役・CIA、急成長した政治勢力キリスト教連合…。超大国を動かす「主役」たちの実像を活写する。『THE21』の連載を一冊にまとめた。

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  • 迫りくる「米中新冷戦」 日本と世界は大動乱の時代を迎える
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    1巻1,699円 (税込)
    米中関係がいまや一段と険悪になった。新たな冷戦と呼べるほどの対立状態ともなってきた。ただしアメリカ側ではオバマ政権がもっぱら守勢に立ち、なお中国への融和をも試みている。中国はその消極性に乗じるように、アジアでのパワーを拡大し、日本を威嚇する。本書はそんな米中関係のうねりと、その日本への影響を主としてワシントンでの考察から緊急に報告した集約である。本書で最も強く訴えたかったのは、米中関係の悪化と、米中両国それぞれの国内事情が相乗する形で日本にとっての危機を増大しているという現実である。このままだと、わが日本は尖閣諸島という固有の領土を失い、中国の軍事力の下に屈服するという結果になりかねない。日本にとって国家や防衛では最大の頼みの綱だったアメリカが、その最悪の事態に日本を助けないという危険な可能性さえも浮上しているのだ。その意味では本書はわが日本への警鐘だともいえる。(「まえがき」より抜粋)

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  • 「反日プロパガンダ」の読み解き方 歪められた歴史認識を正すために
    5.0
    1巻1,699円 (税込)
    主権国家は当然、それぞれの主張を持っています。「反日」も、それぞれの国家の政治的思惑で、歴史的な事実であるかどうかは捨象しても、「つくられた事実」をもって政治目的のために使われることはあるでしょう。しかし、それぞれの主権国家の思惑でそういった「反日プロパガンダ」が跳梁跋扈するのを煽り立てる国内メディアもあり、その根底には、戦前・戦後の断絶のなかで刷り込まれた根強い「自虐史観」「反日史観」があります。本書では、そういった「反日プロパガンダ」が近現代史のなかでどのように行なわれてきたのか、そして主権国家が伸張していくなかで必然的に起きた「反日プロパガンダ」を過去どのように克服してきたのか、あるいは克服できないまま現在にまで引きずっているか――を読み解いたうえで、私たち日本国民がどう対峙していったらいいかについても、ぜひ考えていきたいと思います。

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  • 米中冷戦と日本 激化するインテリジェンス戦争の内幕
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    いま、世界の情勢を見てみると、アメリカと中国の覇権争いの様相を呈している。その場は、北朝鮮、尖閣諸島、インド洋、中東、そしてアフリカと、まさしくいたるところで起こっている。それは紛争にとどまらず、TPPなどの経済でも同じことが言える。2012年、再選したオバマ大統領は中国への対決姿勢を明らかにした。複雑かつ危険な21世紀の日米中関係はどうなるのか。日本が国益を損なわず、多彩な外交を展開するには、インテリジェンスの収集と分析が不可欠である。表も裏も知り尽くしたインテリジェンスの第一人者が、すでに「冷戦」に巻き込まれている日本と現状と、これから起こることについて、ほとんど知らされていない資料をもとに分析、解説する。

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  • 韓国人がタブーにする韓国経済の真実
    3.5
    1巻1,699円 (税込)
    近年、「日本企業はグローバル化への対応も経営者のカリスマ性も足りない。もっと韓国を見習うべきだ」といわれる。だが、企業の寡占化で国民が虐げられた経済や、汚職だらけの経営者から学ぶことが本当にあるだろうか。長年、韓国経済をウォッチしてきた「ストロング・ジャパン」論のエコノミストと、朝鮮半島の歴史・文化の欺瞞をつぶさに指摘してきたジャーナリストの初顔合わせ。韓国経済が日本経済にとって「反面教師」にすぎないことを、あらゆる角度から実証してゆく。日韓両国の関係にもっとも必要なことが「事実を積み上げる」ことであり、事実に基づいた相互理解が求められるとすれば、「都合の悪い事実」を認めないのが韓国の経済学、歴史学の正体である。だからこそわれわれは、韓国人があえて目をふせる現実を直視したうえで、この国と付き合わなければならない。「Only In Korea(韓国でしか通用しない)」論理の矛盾をあばく一冊。

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  • 米中激突の地政学
    4.0
    1巻1,694円 (税込)
    米中激突は歴史の必然だった。そして武漢コロナが覇権争いに火をつけた!地政学的に日本の進む道とは?!
  • トランプ超感動演説集 9割のアメリカ国民を熱狂させた珠玉の言葉たち
    -
    1巻1,683円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 連日報道される驚愕の政策も、実は9年も前からトランプは訴えていた! 本書は、2024年アメリカ大統領選を制し、第47代米大統領として復帰したドナルド・トランプの、1月20日の就任式での演説を含む、最も「感動的」と支持者の間で考えられているこれまでの演説を厳選して紹介する「トランプ演説集」である。 この本は、トランプ大統領の愛国心、正義感、雄志、闘志を最も鮮明に表し、ドナルド・トランプの人としての魅力を最大限に魅せてくれる演説を選りすぐって、オリジナルの英文に対訳と解説を加えている。 トランプ大統領の真意を理解できれば、今、アメリカで起きていることの真相は容易に把握することができる。 トランプ大統領の統治者としての重要性、アメリカ人としての愛国心、一個人としての存在価値を深く理解するために必読の書。 本書を読めば、トランプ大統領がなぜ選ばれたのか、なぜこれほど国民に愛されているのか、その理由が大きな感動とともに分かるようになる。
  • 断末魔のカバール 2024年アメリカ大統領選でトランプはなぜ勝てたのか
    -
    米大統領選でトランプが勝った。本書は、2020年からのこの4年間はQアノンとトランプ大統領が指揮をした大覚醒作戦(グレイト・アワェイクニング)であったことを説明する。テキサス在住のジャーナリストが緊急レポート。
  • 紛争地で「働く」私の生き方
    4.7
    1巻1,683円 (税込)
    紛争地で憎しみの連鎖を解く前代未聞の挑戦。 著者は、「テロや紛争のない世界」の実現をビジョンとして掲げ、ソマリアやイエメンといった熾烈な紛争地の最前線において、テロ組織からの投降兵や逮捕者を脱過激化し、社会復帰へ導くという活動を続けている。既存の武装解除プログラムが全く通用しないテロ組織へのそうした取り組みは、国内外で高く評価されているが、それは常に、仲間の死や絶望と隣り合わせのなかでおこなわれている。それではなぜ、著者はこれほどまでに危険な仕事に向き合い続けるのか?紛争の最前線で、著者が終わりの見えない憎しみの連鎖を解いていくという前代未聞の挑戦を続ける真の目的が、今明かされる。 <目次より> 第1章 テロ組織から兵士の投降を導く 第2章 紛争の最前線 第3章 紛争地の刑務所 第4章 ソマリアギャングからの教え 第5章 理想と現実のはざまで 第6章 「テロや紛争のない世界」を実現するために ※この作品は一部カラーです。
  • 左翼リベラルに破壊され続けるアメリカの現実 日本メディアが報じなかったバイデン政権の痛いニュース
    4.5
    1巻1,683円 (税込)
    選挙システムの混乱、左傾化、治安悪化、ジェンダー破壊、不法移民問題……、アメリカの衰退と崩壊は日本人の想像を超える!日本には北米の状況がかなり歪曲、偏向されて伝わっていることに気づいた著者。「日本の人たちに、歪曲されていない異なるニュースソースを伝えたい」という想いから、2020年の米国大統領選の頃からYouTubeで北米の時事ニュースを翻訳・解説して発信するようになる。バイデン政権誕生からパンデミック、そして、2020年を思い起こさせる不具合連発の2022年中間選挙を経て、崩壊著しいアメリカ社会がどう変わっていくのかを、日本メディアの「報道しない自由」により伝わってこない、さまざまな現地報道をふまえて解説する。
  • 日韓戦争を自衛隊はどう戦うか
    -
    1巻1,683円 (税込)
    日韓戦争は、必然的に中国・北朝鮮による3国同時事態に発展する。その非常事態に備えて、陸上自衛隊は「軽空軍化」せよと提言! 日米韓で北朝鮮に対抗するこれまでの同盟関係は文在寅政権によって破壊された。わが国がこれから直面するのは韓国・中国・北朝鮮による《三国同時事態》である。この地政学的急変に既存の攻撃ヘリ部隊では対応できない。エンブラエル社の固定翼軽攻撃機(ライトアタック)「スーパーツカノ」ならば長時間滞空して沿岸監視や敵情偵察、自衛空戦も可能。ヘリ部隊を廃止し、ライトアタック機に機種転換して陸上自衛隊を「軽空軍化」せよという衝撃の書。
  • ウクライナ危機後に中国とロシアは破局を迎える
    -
    1巻1,679円 (税込)
    中国とロシアに、日本はどう向き合うのか? 中国のこれからを明らかにする! レッドチームのロシアと中国。ロシアはウクライナに侵攻しました。次は中国なのでしょうか。中国ウォッチャーとして様々な発言をしてきた宮崎氏が、ロシアと中国のこれからを分析します。ウクライナ危機後はどうなるのか。数々の哲学者や社会学者が考える観念の世界ではありません。すでに中国とロシアは破滅の道を進んでいます。そして、次に何が起こるのか。その時、日本はどうすべきなのか。本当の姿を知るからこそわかる、次の国際情勢を読み解く一冊です。
  • 新インド入門:生活と統計からのアプローチ
    3.8
    1巻1,672円 (税込)
    本書は、巨大国家の実像を数字と生活から探る試みである。 例えば、インドでは「牛肉はタブー」だと思っている者は多い。2015年に起きたダドリ・リンチ事件でこうした印象はさらに強まった。この事件は、ムスリム一家が牛を殺して食べ、その肉を保存しているという噂が流れ、それを聞いたヒンドゥー教徒群衆がその家に押し入り、集団リンチの末に一家を死傷した事件である。 ただ、数字はまた別のことを語っている。実はインドはブラジル、アメリカ、オーストラリアと並ぶ牛肉輸出大国なのだ。 ヒンドゥー教において牛は神聖とされ、近代インド最大の分水嶺となったシパーヒーの反乱(1857年)もこの問題から起きたと言えるが、インドを考える場合、歴史から理解しようとするとかえって誤ることが多い。 こうして数字にこだわってインドを眺めてみると、これまでの印象が実態と大きく異なることが随所で分かってくる。これが従来のインド論にはない本書の最大の特長といえる。 本書のもうひとつの魅力は、著者が国際交流基金で「文化交流」を担っていることだろう。その最前線では何が起きているのか? 言語をめぐる日中の争奪戦など今までにない奥行の入門書!
  • 東アジア経済戦略 : 文明の中の経済という視点から
    3.0
    1巻1,672円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベトナム、ラオス支援に深く関わる日本のアジア学研究の泰斗が描き出す日本のアジア支援の道筋。「正義は常に我にあり」と信じ込むアメリカ・中国という二大文明の狭間で、日本はどのように振る舞うべきか。
  • 国境を越えた村おこし : 日本と東南アジアをつなぐ
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東ティモール、インドネシア、ラオス、ベトナム、タイ、フィリピンの専門家たちが「自分たちに何ができるのか」を真摯に考え行動した草の根協働の実践の記録。
  • 最新 誰にでもわかる中東
    -
    1巻1,672円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 欧米型民主主義文明とイスラム的世界観の対立に和解はあるのか。中東地域の地政・歴史から、米同時多発テロによって引き起こされたアフガニスタン紛争まで、中東理解の必携書。

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  • 中国自壊―賢すぎる支配者の悲劇
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    「本書の内容は『全編、これ内政干渉』といえる、きわどいものだ。中国の現政権は、あきらかに人類がこれまでの歴史で積み重ねてきた、どこに生まれようと人間であれば普遍的に持っているはずの権利を踏みにじって、人類史そのものを何世紀か押し戻そうとするような政治を続けている。 その象徴が、中国独特の戸籍制度だ。この制度については、農村から都市への人口流入を防ぐ制度だと思いこんでいる人が多いようだ。だが、まったく違う。中国の全国民の身分を、生まれによって固定化させる制度なのだ。こんな制度がいつまでも続いていること自体が、中国がいかに横暴で身勝手な権力者によって支配されているかを示している。 ここまで歪んだ政治制度は、どんなに強固に構築されているようでも、どこかでほころびが生じたら、あっという間に崩壊するだろう。そして、この政権崩壊は、中国の労働者、農民にとって画期的な境遇の改善につながるはずだ。」──「おわりに」より
  • 超国家権力の正体
    NEW
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    ワクチン、昆虫食、SDGs──私たちの“常識”を操る巨大な力はどこから来たのか? 苫米地英人が、16世紀のアジアとヨーロッパの衝突から、現代のグローバリズムと資本主義の源流、そして「グレートリセット」の背景まで読み解く。 大航海時代の侵略、戦国日本と宣教師の攻防、奴隷と銀をめぐる資本主義の誕生、宗教と資本が生んだ“超国家勢力”の正体を暴く。 21世紀の世界はなぜ混乱し続けるのか。 戦争はなぜ終わらず、貧富の差はなぜ拡大し、超国家的な勢力が国家すら超えて力を持ち続けるのか。 その答えは──16世紀のアジアとヨーロッパ、そして日本にあった。 本書は、中世ヨーロッパの大航海時代と戦国日本の「見えない衝突」を軸に、 現代のグローバリズムと資本主義の構造がいかに形成されたのかを読み解く“歴史×構造分析”の決定版である。 ■本書の読みどころ ●1. 超国家の誕生と暴走の歴史を徹底解剖 ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリス── “未開のヨーロッパ”が、アジアの富と銀を求めて暴力的に世界へ進出。 トルデシリャス条約、東インド会社、宗教の名を借りた侵略…… 教科書では絶対に語られない「戦争と資本の裏側」が立体的に浮かび上がる。 ●2. 戦国大名とキリスト教の真相に迫る 宣教師たちは何を目的に日本へ来たのか? 布教は“善意”か、それとも「ジャパン・コンクエスト」だったのか? 秀吉の禁教令、フィリピン遠征の背景など、 戦国日本とヨーロッパ勢力の知られざる心理戦を解析する。 ●3. 奴隷・銀・資本主義──世界を動かす三つの渦 日葡辞書に残る“奴隷”の語彙、 日本人奴隷をめぐる教会の二枚舌、 スペイン・明・日本をのみ込んだ“銀の大循環”、 そして“奴隷こそ資本主義の根幹”という衝撃の指摘まで。 現代の巨大企業の振る舞いを理解する必須の歴史がここにある。 ●4. 神学と資本による“超国家”の完成 カルヴァン派、ローマ教皇、オランダ商人── 国家と宗教と資本が複雑に絡み合い、 ついに“国家を超えて人間を動かす力”=超国家勢力が誕生する。 その力は現在、巨大製薬企業、兵器産業、国際金融へと姿を変えて生き続けている。 ■現代とつながる衝撃の結論 ●グローバリズムは16世紀に始まった ●ワクチン、SDGs、戦争──背後にある構造は今も変わらない ●超国家勢力は「国民よりもお金が上」という価値観で動く ●なぜ世界は混乱し、争いが終わらないのか? その理由はすべて歴史の中にある。 本書は、単なる歴史解説ではない。 歴史の“連続性”を可視化し、現代社会の見えない支配構造を読み解くための書である。 ■目次(抜粋) ●第1章 超国家の歴史 ●第2章 戦国大名とキリスト教 ●第3章 奴隷と資本主義 ●第4章 銀の時代 ●第5章 神と超国家 いま私たちが直面している世界の混迷は、決して突然始まったものではない。 その構造は500年前から“つながっている”。 歴史を読み解くことは、未来を読み解くことである──。
  • 日本人が知っておくべきアメリカのこと
    -
    1巻1,650円 (税込)
    アメリカといえばこの人!メディアでおなじみ、早稲田大学教授・中林美恵子が、 私たちが知りたいアメリカのあれこれについてわかりやすく丁寧に解説! いま日本国民が絶対に押さえておくべき現在の米国、トランプ政権、そして日米関係!! 昨年11月の大統領選挙を経て成立した第2期トランプ政権ですが、これを契機にアメリカが、そして国際情勢が大きく変わりつつあります。各国とのアメリカ本位での関税交渉に象徴されるように、これまでの世界秩序が大きく揺らいでいるのは確かです。はたして超大国アメリカはいったいどこに向かっていくのかーーー そんな大転換期の真っ只中にある現在、今こそアメリカについて改めて知るための書が求められているのではないでしょうか。アメリカの国家体制から政治、経済、産業、軍事ほかの基本と現状、トランプ大統領とは何者か、現政権下のアメリカ、アメリカの方向性、そして今後の日米関係……などなど。これから日本はアメリカとどのように向き合っていくべきか、一般国民が「知る」「考える」きっかけとなるような一冊です。特に専門的な知識を持たない一般の社会人や学生にとって読みやすくわかりやすい、図版も交えながら、比較的平易な内容で構成、解説していきます。 著者は、アメリカといえばこの人、テレビのニュース・情報番組などでもおなじみの早稲田大学教授・中林美恵子氏。中林教授のアメリカをめぐる豊富な経験・知見は、まさに右に出る者がいないと言っても過言ではありません。
  • 日本コンプレックス 韓国人の対日意識の深層
    -
    1巻1,650円 (税込)
    いちばん嫌いな国は日本、その一方で日本ブーム。 韓国の反日活動家、知識人、経営者、オタク少年等々、様々な階層の人々に対する現地での取材をもとに探った日本に対する複雑な心理。 韓国人は日本が嫌いなのか、好きなのか。こんな質問が意味をなさないほど、日韓両国は絡まり合った現代史を歩んでいる。本書はそんな韓国人の意識について高所から論じるのでなく、当人たちに直接語ってもらうインタビュー集の形で探ってみた。肉声を通じて吐き出される対日観、歴史観、東アジア観に、一度耳を傾けてみたい(本文より)。
  • 李在明 韓国大統領の本性
    -
    1巻1,650円 (税込)
    「息をする以外すべて噓」「実用主義で有能な政治家」――。 少年工という人生のドン底からはい上がり、市長、知事、国会議員、そして今年6月に韓国大統領の座を射止めた李在明。だが、韓国社会での評価は真っ二つに割れている。  前科4犯で5つの裁判を抱える疑惑まみれの刑事被告人だが、大統領就任後の支持率はなんと60%超。かつては「反日」に命懸けだったが、目先の利益のためには「親日」派に変更することも厭わない。  李在明という政治家の権力基盤と政治的資質は何か。その政治的人間の源流には何があったのか。刑事被告人でも圧倒的な人気を保つ秘訣は何なのか。  韓国内で司法、立法、行政、さらにメディアまでも掌握したといわれる李在明。行き着く先は「怪物独裁国家」ではないのか。日本で報じられないヤバすぎる内幕を全て公開!  朝鮮半島情勢分析に定評のある著者が、李在明の行動原理を徹底分析。緊急書下ろし。
  • 帰化人から見た日本
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    GDPは中国に、一人当たりのGDPは韓国に抜かれ、落日の空気が高まる日本。自信を失っている日本人も少なくありません。本書は日本に帰化した元中国人の著者が、日本の社会や文化を中国と比較し、何が優れているから自分が帰化したのかということを評論します。韓国から帰化した呉善花さんとの対談も収録。敬語や食に対する考え方など、中韓と比べた日本の文化や社会の良さについて率直に語ります。
  • 北朝鮮は今も日本人を拉致していますか
    -
    1巻1,650円 (税込)
    拉致問題理解のための決定版 事件から半世紀、一部被害者帰国から20余年 事態は何も変わっていない 拉致は現在進行形の事件である 残酷な国家的事件を風化させないために… 産経新聞の好評連載「教科書が教えない拉致問題」を全リライト ■主な内容 第1章 大韓航空機爆破事件、日本人拉致工作員 第2章 被害者、北朝鮮での暮らしぶり 第3章 世界同時拉致司令、外国人もたくさん拉致された 第4章 家族会は動く、政府は、社会は…   ◇特別構成 産経新聞掲載 横田早紀江さんから「めぐみさんへの手紙」収録
  • 頼清徳 世界の命運を握る台湾新総統
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    【緊急出版】 台湾ベストセラーが日本上陸 対中国の最前線に立つ知日派の信念 台湾新総統のすべて 新総統を知り尽くす台湾ジャーナリストと産経新聞台北支局長が世界最重要人物のすべてを書く 【台湾トップの実像】 総統選挙の期間中、何度も「台湾はすでに主権独立の国家であるため、改めて独立を宣言する必要はない」と強調した頼清徳氏。「台湾独立」の主張を封印し、現実的な一面を見せている。貧困という父の「遺産」、母の教え、医師として、政治家としての信念。なぜ台湾で最も親日的と言われる政治家となったのか。中国にどう対処していくのか。 【目次】 はじめに—矢板明夫 第1章 民主主義を守った総統選挙 第2章 台湾で最も親日の政治家 第3章 父の最大の遺産は「貧困」 第4章 民主化の波の中で 第5章 白衣を脱いで政界へ 第6章 頼清徳の政治スタイル 第7章 初代「新・台南市長」に就任 第8章 地方から中央、そして予備選 第9章 副総統から党主席、総統選へ 第10章 頼清徳は何を目指すのか 番外編 副総統・蕭美琴は何者か 附 産経新聞 頼清徳氏インタビュー 関連年表
  • ウクライナ戦争徹底分析 ロシア軍はなぜこんなに弱いのか
    -
    元陸将・海将・空将が結集し、 ウクライナ侵攻におけるロシアの 軍事作戦の全貌を徹底分析する! 弱小国ウクライナ相手に苦戦が続く「軍事大国ロシア」。 「軍事のプロ」の目を通して見た、ロシアの真の姿とは? ウクライナ侵攻の帰趨が、日本・中国・台湾に与える影響とは? 張り子の虎の虚妄を、元自衛隊幹部が総力を挙げて暴き出す! (おもな内容) ●なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? ●緒戦でロシアはなぜあれほど苦戦したのか? ●ロシアが核兵器を使う日は来るのか? ●分析からわかるロシア軍の本当の実力とは? ●ロシア軍侵攻が日・台・中に与える影響とは? (構成) 序章 ロシアはなぜウクライナに侵攻したのか 第1章 ロシアとウクライナの軍事力比較 第2章 核兵器の使用はありうるのか 第3章 陸上作戦を分析する 第4章 海上作戦を分析する 第5章 航空作戦を分析する 第6章 情報戦・サイバー戦・補給兵站ほか 第7章 ロシア・ロシア軍と国際法 終章 ウクライナ戦争がインド太平洋に及ぼす影響
  • 世界を統べる者 - 「日米同盟」とはどれほど固い絆なのか? -
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    「日本にウクライナ侵攻の悲劇は起こらない!」 アメリカが諸外国の侵略から日本を絶対に守る理由とは? 東京大学名誉教授の矢作直樹氏と、世界の金融や国際協議の実務にかかわる宮澤信一氏が、6つのキーワードから世界の知恵者たちが描いている未来図を探り、親米保守・反米保守でも保守・リベラルでもない新しい思考を提案する。 【世界を統べる6つのキーワード】 ①フリーメイソン ②イルミナティ ③ビルダーバーグ会議 ④日米同盟 ⑤MSA協定 ⑥世界の支配構造 「陰謀論、あるいは親米、反米、保守、リベラルなど、そういう小さなことではなく、大きな視点で世界の動きを見ていきましょう。 日米同盟の名の下に、見かけの上では世界一マッチョなアメリカと、潜在的なものとして世界最強の日本とがタッグを組んでいる。 これがはたして何を意味しているのか、本書を通して、きっと気づいていただけることと思います。」(矢作直樹) 「世界とは何か。果たして世界の実体とは何か。 今の世界と何より日本が真の独立国家として内外に貢献出来ることとは何であるか。 これまで日本で陰謀論として扱われてきたことについて、ロシアによるウクライナ侵攻という武力による現状変更と国際法上の違法行為を念頭に、体系付けを考慮しつつ、著者の話せる、出来るだけの範囲で細膩にお話しします。」(宮澤信一) 【著者プロフィール】 矢作直樹 (やはぎ・なおき) 東京大学名誉教授 1956年、神奈川県生まれ。1981年、金沢大学医学部卒業。 1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および同大学工学部精密機械工学科教授。 2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および同大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長。 2016年3月に任期満了退官。 著書に、『人は死なない』(バジリコ)、『天皇』(扶桑社)、『神様からのお便り』(小社刊)など。 宮澤信一 (みやざわ・しんいち) 国際実務家 東京生まれ。主にイギリスで研鑽を積み、世界の政治、経済、宗教、社会情勢などに精通。 国際機関や国際金融などさまざまな国々の折衝に努める。 日米安保、MSA協定の本質も熟知しており、経済安全保障や軍事の視点から、日本の進むべき道を本書では提言している。 東アジア文化にも造詣が深く、教養人・文化人という顔も持つ。また、日本においていくつかの企業の設立に携わり、代表も務める。
  • インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    ◆「米中対立期」の到来 ◆日本企業、国民はどう生きるべきか? この100年で世界は5回目の転換期を迎えている。まずは、第一次大戦の戦勝国によってつくられたヴェルサイユ体制。次に、米英仏ソ中を安保理の常任理事国としたヤルタ体制、米ソ対立による東西冷戦体制、ヒト・モノ・カネの移動が自由になったポスト冷戦期(グローバル社会)だ。そして2017年12月、トランプ大統領は中国を競争相手とみなす国家安全保障戦略を策定し、中国に貿易戦争を仕掛けた。その結果、現在は第5の転換期「米中対立期」に突入している。翻ってわれわれ日本は、「米中対立期」の狭間にありながら、明確な戦略を持ち合わせていない。そもそも中国を「脅威」だと明言すらしていないのだ。日本の経済安全保障を確立するためには、国勢情勢を正確に分析し、時代に即した戦略立案が喫緊の課題である。本書は、アメリカ、自民党、中国の公刊情報を広く読み解くことで見えてきた日本のあるべき「対中戦略」「経済安全保障」について独自の視座を提供している。また、著者の正鵠を射た分析は、インテリジェンスに関する実践的な入門書としても必読の一冊と言えよう Chapter1 アメリカの思惑をどう分析するか Chapter2 減税、規制改革、技術投資による民間主導経済 Chapter3 軍事力による平和 Chapter4 対中「関与」政策は誤りだった Chapter5 自民党「経済安全保障戦略」の狙い Chapter6 中国の経済・技術「覇権」戦略 Chapter7 日本の「経済安保」の基本戦略とは? Chapter8 インテリジェンス機関の拡充が日本の命運を左右する
  • アメリカの世紀
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ピークをうった超大国はどこへゆく! 「アメリカ」と言われたら、何を思い浮かべるだろうか。 自由の女神、GAFA、星条旗、大リーグ、移民、ハリウッド映画、戦争、銃社会、ウォール街、ホワイトハウス、先住民、カジノ、ハンバーガー……このように並べただけでも、良きにつけ悪しきにつけ、ナンデモありの雑多な大国の姿が浮かび上がる。その背景には、移民国家という成り立ちや広大な国土・多様な地域性といった特徴が横たわる。 本書では36のトピックを取り上げ、そのトピックとかかわりの深い場所=著者自ら訪れた‟震源地"からアメリカの本質を読み解く。 ※アメリカ地図付き
  • 香港人は本当に敗れたのか
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    香港の現場からは「中国」がよく見える 「20年前の香港」と「国安法施行の香港」 現地取材した記者が中国支配の恐怖に迫る 香港メディアも取り上げ大反響を呼んだ 2020年7月1日付産経新聞1面記事「香港は死んだ」を含む 一連の香港報道を書籍化 香港返還直後の現場報告も収録
  • 北朝鮮と拉致問題を正しく理解するためのチュチェ思想入門
    3.0
    ◎なぜ金政権は転覆しないのか? ◎なぜ外国人を拉致するのか? ◎なぜ日本人や韓国人がハマるのか? 最高指導者金日成、金正日、金正恩を崇拝する主体(チュチェ)思想の本質がよく分かる! 本書が、チュチェ思想について知りたいという読者にとって入門書としての役割を果たすだけでなく、 チュチェ思想を信奉する人々にとって、その矛盾に気づき、真に主体的・自主的な人生を歩むきっかけとなる一冊になれば、著者としては幸いです。 (「おわりに」より) 【目次】 第1章 「チュチェ思想」と「革命的血統」 ・北朝鮮を支配する「革命的血統」 ・チュチェ思想の本当の生みの親 ・北朝鮮の支配構造の秘密 第2章 韓国で金一族を崇拝するチュサッパ(主思派) 第3章 チュチェ思想研究会 ・チュチェ思想研究会とは ・日本での布教活動 第4章 拉致問題とチュチェ思想 ・北朝鮮と日本共産党の因縁 ・よど号事件とチュチェ思想 第5章 日本国内に広がるチュチェ思想 ・在日朝鮮人とチュチェ思想 ・沖縄とチュチェ思想 ・アイヌとチュチェ思想
  • 【増補版】シリア 戦場からの声
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    「もっと民衆蜂起の生の声を聞いてもらいたい…!」5 度にわたりシリア内戦の現場に入り、自らも死の恐怖と闘いながら、必死で生きる人々の姿をペンと写真で描いた貴重な記録。2016-18年の現状を増補。 「自著である『シリア戦場からの声』は第三回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞した。それが一つのきっかけとなり、新聞、ラジオ、テレビでシリアを伝えるという機会に恵まれた。口下手ながら、講演会にも呼ばれ、人前で私が見てきたシリアの現状を報告した。  「シリアでこんな大変なことが起きているなんて知りませんでした」  「どうしたらシリアの戦争を終わらせることができるのでしょうか」  「これからはシリアのニュースを丹念に見ていこうと思います」  講演会を終えた後、参加者の方々から様々な意見が寄せられた。それを聞いて、私が行ってきたことが決して無駄ではなかったのだと救われる思いがした。」(増補版 あとがき)
  • 隠れトランプのアメリカ
    4.0
    2020年のアメリカ大統領選挙を経てアメリカはどう変わるのか? 前回大統領選挙で「トランプ勝利」の予想を的中させたアメリカ大手保守系シンクタンク・ヘリテージ財団の元上級研究員である著者がトランプ政権1期目の総括とともに、2020年大統領選挙の予想とその後のアメリカについて解説。 民主党・バイデン候補の圧倒的優勢が伝えられるなか、コロナ感染が発覚したトランプ大統領。自身のコロナ対策の失敗を証明したようなものだが、著者は「今回もトランプ勝利」と予想する。その背景にあるのは、前回選挙で浮き彫りになった「隠れトランプ支持者」の存在である。この隠れトランプの実数を解明するため、今年から「隣人はトランプ支持者だと思いますか」?という一風変わった世論調査が実施されるようになったという。 過去最大の1.5兆ドルの減税に、パリ協定からの離脱、NAFTAの見直し、TPP離脱、「加入義務付け」の撤廃によるオバマケアの骨抜き、イスラエルを通じた対イラン包囲網の構築など、数多くの公約を実現してきたトランプ政権1期目には、以前にも増して隠れトランプが増えたと分析する。BLM運動でアメリカ社会が分断されたことも、隠れトランプの増殖に繋がっているという。 一方、バイデン候補はインド系のカマラ・ハリス上院議員を史上初の女性副大統領候補に指名するなどして、多様性を求めるミレニアル世代や非白人系の有権者から多くの支持を獲得してきた。 トランプ感染が判明して以降は、コロナの封じ込めを優先する姿勢が評価され、支持率ではさらにトランプとの差を広げている。 本書ではバイデン政権が誕生する可能性も念頭に、来年以降の米中関係や日本への影響などについても分析。トランプ大統領が勝利するならば、米中新冷戦の本格化が濃厚となる一方、バイデン政権ならば対話路線を敷いての米中雪解けは必至だ。オバマ政権下で実現したイラン核合意への回帰を明言していることから、中東情勢も大きく変わることが予想される。 トランプ大統領誕生の背景から、その支持者の実態、1期4年の総括、2期目にトランプが実現を期すもの、そしてバイデン躍進の背景と掲げる政策まで網羅した、今と今後のアメリカを知るための一冊。
  • 左翼グローバリズムとの対決
    4.7
    グローバル化裏に隠れた左翼思想を撃つ! 新型コロナウィルスによる感染症の世界的な広がりは、期せずして「グローバリズム」の負の側面をあぶりだすことになった。本書では、その「グローバリズム」に潜んでいた左翼主義的な思想に焦点を当てて、歴史の文脈の中で批判を展開する。
  • ポストモダンの「近代」 米中「新冷戦」を読み解く
    -
    アメリカと中国の対立は世界をどう変えるのか。中国の台頭は新たな戦争を招くのか。 経済発展と民主化が同時に進行しない中国・ロシアを「ポストモダンの『近代』」という視点で捉え、今後の世界情勢を見通し、そのなかでの日本の指針を指し示す。 目次より    Ⅱ    Ⅲ    「欧米中心」時代の終焉    リーダーシップの欠如     アフリカ――日本にとっての課題     インド・パシフィック    「福田ドクトリン」40周年    「自由で開かれたインド太平洋戦略」の射程     TICAD7 「開発協力が生み出す国力と国益」 日本の平和貢献 ミンダナオ和平 「ソフトパワーと芸術」 アジア外交の季節 三つの不安定要因 サミット外交と三圏域 首脳外交の効用 激動する世界と民主平和論 トランプとマディソン的民主主義 ジャパン・ファーストの懸念 自由主義的秩序の先導役として 北朝鮮の核兵器開発問題 米国ファーストの一年 完全な非核化とは 持続可能な開発目標(SDGs) 気候変動の深刻な被害 SDGsと日本の課題 米中通商交渉 貿易戦争から「新しい冷戦」へ 米中「新冷戦」の構図 長期経済変動の底流 大戦後の歴史的位相と米中新冷戦
  • なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか
    4.5
    金日成が確立した独自の国家理念「チュチェ(主体)思想」。 日本の教員や大学教授もハマり、拉致問題にも影響を与えた、人々を反日に駆り立てるイデオロギーの正体! マルクス・レーニン主義を基に金日成が確立した独自の国家理念「チュチェ(主体)思想」。北朝鮮を支配するための思想になぜ日本人がハマるのか? 客観的な視点から論じられた、初の「チュチェ思想」解説本! 韓国大統領が金正恩に「南の地の革命戦士」として忠誠を誓った誓詞文(日本語訳)も掲載! 掲げる4つのスローガン、《思想における主体》《政治における自主》《経済における自立》《国防における自衛》が生まれた背景にあったのは、ソ連と中国からの冷遇だった!? 【目次より】 第1章 チュチェ思想とは何か 第2章 チュサッパ(主思派)に乗っ取られた韓国 第3章 拉致問題の背後にチュチェ思想研究会 第4章 日本の教育界に浸透するチュチェ思想 第5章 北海道と沖縄の独立を企むチュチェ思想派
  • 米中AI戦争の真実
    4.3
    米中デジタル冷戦の舞台は5G通信からAIへ! アメリカ、中国が繰り広げるAI戦争の実態は「監視」と「言論統制」だ! 5G通信で世界のビッグデータ収集を企む中国はAI開発に参戦、情報覇権を狙う。 追い詰められたアメリカは量子コンピューターで起死回生を図れるのか? 日本の技術力がこのAI戦争のカギを握る! 世界中の人々の通信や家庭での会話を監視し、不穏分子をAIで予測して事前に取り除き、AIで言論・情報制御を行い、民主主義国家の有権者の投票行動をコントロールしていこうという流れが世界的に起こっている。 イギリスのEU離脱の国民投票では、実際にSNSから収集されたデータから個人の政治的嗜好が解析され、保守派、リベラル派、ノンポリ層というように分類がなされて、民主主義の根幹となる投票行動に利用された。そこからさらに言論を統制し、一方に都合の良い情報しか出さなければ、有権者の投票行動に影響を与えられることは理論的に可能なのである。(本文より) 序章 米中AI戦争の幕開け 第1章 AI戦争の真実 第2章 AIの進化で実現する『1984年』の世界 第3章 牙をむいた中国のグレート・ファイアウォール 第4章 繰り広げられる技術合戦 第5章 デジタル冷静のカギは「暗号技術」 第6章 中国の情報覇権に立ち向かう日本とアメリカ
  • ドナルド・トランプ 世界最強のダークサイドスキル――常軌を逸したアメリカ大統領の「現代マキャベリズム思考法」
    -
    1巻1,650円 (税込)
    【内容紹介】 リベラルこそ知るべきアメリカの深い病理から生まれた「ワルの最強リーダーシップ」 トランプは“rouge”だ。そんな人物が世界最強国アメリカの大統領として君臨している。世の中が良くなるはずがない。まずは、2016年の選挙を振り返り、ワルの最強リーダーシップの隠れた原動力を知ることから始めよう。 【著者紹介】 [著]蟹瀬 誠一(かにせ・せいいち) 1974年上智大学卒業。米AP、仏AFP 通信社記者、米『TIME』誌特派員を経て、91年TBS「報道特集」キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。その後、テレビ朝日やテレビ東京などの報道番組のキャスターを歴任。日米経済摩擦、アメリカ大統領選、東欧、ロシア、中国、朝鮮半島、カンボジア、イスラエル、中東などの海外ニュースを中心に取材。西側のテレビジャーナリストとして初めてロシア秘密戦略原子力潜水艦タイフーンの取材に成功。2008年から2013年まで明治大学国際日本学部初代学部長。現在は同学部専任教授。外交政策センター理事、東京クラシッククラブ理事、生き物文化誌学会会員。 【目次抜粋】 はじめに 第1章 堂々と嘘をつき続けろ! 決して負けない話術の作法 第2章 自分は誰よりも偉いと思え! 相手を支配する仕事の法則 第3章 法律なんてくそ食らえ! 敵を苦しめる脅迫の方法 第4章 勝つためなら何でもあり! ロシアとの怪しげな関係 第5章 俺はいつも正しい! 中東も米中関係もすべて損得勘定 おわりに
  • 激変する世界を先読みする
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    平成から新時代へ──。いま世界と日本で何が起きているのか、世界はどこに向かうのか。日本最高知性、副島隆彦、佐藤優の2人が明日の世界を予言する! ゴーン事件、カショギ事件の裏にある世界エネルギー覇権、北朝鮮問題と極東のパワーパランス、北方領土交渉と安倍政権の命運、世界中に沸き起こるファシズムの正体……。政治、経済、思想、哲学、歴史に通暁した副島隆彦、佐藤優が「最深」情報と歴史のダイナリズムから混迷する国際情勢を大胆に読み解く。トランプ外交で世界はどう変わる? 激突する超大国の戦略は? 世界はすでに国家社会主義の時代に入っているのか? 時代の先を読み、世界と日本の政治、経済の行方がわかる、最強の近未来予測。 「2019年の世界が、本書に書かれたテーマを中心に動いていくことになる」──佐藤優(はじめに より)
  • スッキリ中国論 スジの日本、量の中国
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    「日本人と中国人の間には誤解が多い。 お互いが相違点を理解し、 一緒に仕事をすれば必ずWin-Winの関係になる。 本書は、そのためにとても役立つ」 ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正氏、絶賛!! 中国が好きでも嫌いでも、中国人が好きでも嫌いでも、それはどちらでもかまわない。 大事なのは、向き合う覚悟を決めるか、自らの弱さに負けて目を逸らすかだ。 真正面から向き合うために必要なのは、ムダな誤解を避けること。 中国人がものを判断し、反応する時の「クセ」「反応の相場」と、 それらが中国社会のどのような仕組みから生まれてきたのかをお伝えしたい。 中国人や中国社会の判断基準の根底にある行動原理のようなものを、 具体的かつロジカルに明らかにできれば、と思う。 それだけで日本人が感じるストレスはかなり軽減するはずだ--(著者より) ■仕事が出来なくても自己評価が異様に高い ■ちゃんと調べず、しかも話を盛りまくる ■小銭を借りてもすぐ忘れ、返してくれない ■食べ終わっていない皿を無言で下げられた それ、なんで? 「スジが通らない!」と日本人をイラつかせる中国人の行動。 その理由が、ロジカルに"スッキリ"わかります!
  • 習近平の支配
    -
    強権・独善の政治、習政権の第二幕は、どこへ向かうのか。 日経取材班が最新情報をもとに渾身のレポート! 2017年10月、中国共産党の党大会が開かれ、新たな指導部が発表された。政敵を次々粛清し、若手の登用も阻んだ習近平政権がいよいよ2期目を迎え、その強権体制はさらに強化された。 国内では盤石の体制を誇る習近平政権だが、その強権性、独善性ゆえに国内外でさまざまな問題を抱える。ますます強くなる統制に萎縮する人民や国有企業、「不信」が支配し側近政治が蔓延する統治、近隣諸国との関係のきしみ、思うままにならない北朝鮮の暴走……。これらの様々な問題について、現状を詳細にレポートしつつ、隣国の今後も鋭く見据える。 本書は、日経本紙の好評連載企画に、党大会の結果など最新情報を受け、大幅な加筆をし再構成をしたもの。今後の中国情勢、またアジア、世界の情勢を占う意味でも、見逃せない1冊である。
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」
    4.5
    なぜ米軍は自国ではできない危険なオスプレイの訓練を日本では行なうことができるのか? なぜ日米地位協定は日本国憲法の上位法として扱われているのか? 基地問題だけでなく原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!
  • 世界政治 裏側の真実
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    トランプ(アメリカ)、プーチン(ロシア)、習近平(中国)……。権力者たちの共同謀議(コンスピラシー)とインテリジェンスの正体とは!? 緊迫する国際情勢の深部を日本最高知性の2人が縦横無尽に語る。メディアでは絶対に伝えられない真実が満載! 日本文芸社のベストセラーシリーズ、第4弾。 ●2018年4月にアメリカが北朝鮮を空爆する ●欧米との戦いに打ち勝ったプーチン ●第2次ヤルタ体制と拡大するテロリズムの行方 ●諜報大国イギリスのインテリジェンス能力を読む ●安倍政権のコンスピラシーを暴く 「忍者・佐藤優と狂犬・副島隆彦の手裏剣対談」というキャッチコピーは、副島先生が考案し、佐藤先生も承諾されました。過激で知的でエキサイティング! 丁々発止の手裏剣対談をお楽しみください。
  • 現代を読み解くための「世界史」講義
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    人類の歴史を紐解けば、ニュースの真相が見えてくる――。 予備校教室を沸騰させるカリスマ「世界史」講師が、現代社会の本質を鋭く抉る! 私たちは日々、メディアやネットを通してさまざまなニュースに接しています。戦争、テロ、国際紛争、政治家や有名人のスキャンダルなどなど……。しかし、これらの個別の情報を表面的、近視眼的に眺めていても、なかなかその本質はつかめないものです。そこで本書では、最近話題となったニュースを例に、目の前で繰り広げられる個々の事象を多角的、大局的に俯瞰し、世界史的な視点から考察していきます。歴史を紐解き、先人たちの足跡をたどり、過去の失敗や成功に学ぶことがいかに有益か、それにより「現在」の見方がどれだけ変わってくるか――。読者の皆様に実感していただければ幸いです。(本書より) 「人間が歴史から学んだ唯一のことは、人間は歴史から何ひとつ学ばないということだ。」(ウィンストン・チャーチル)
  • 最新版 図説 よくわかる世界の紛争2017
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この世界に蔓延する危機の深層を読み解く! 「北朝鮮核実験」「南シナ海」「イスラム国」「欧州テロ」をはじめ、今日の世界の紛争・騒乱を問題の背景からわかりやすく解説。毎日新聞外信部が総力を挙げて執筆した信頼感にあふれる本書。本文には図表を豊富に用いており、視覚的にも理解しやすい。現在の世界情勢をあらためて押さえたいビジネスパーソン、就職活動生、受験生まで必読の1冊である。 掲載項目 【アジア】 朝鮮半島/尖閣諸島/竹島問題/北方領土/中国と台湾/ウイグル/チベット/南シナ海/バングラデシュ/インドネシア/パキスタン/東ティモール 【北米・中南米】 イラク戦争/アフガン戦争/コロンビア和平/メキシコ麻薬戦争 【欧州・東欧・旧ソ連】 欧州テロ/バスク/チェチェン紛争/ウクライナ紛争/ジョージア紛争(旧 グルジア紛争)/ナゴルノカラバフ 【中東・アフリカ】 パレスチナ紛争/湾岸戦争/シリア内戦/イスラム国/イエメン内戦/クルド問題/西サハラ/南スーダン/ソマリア内戦/ナイジェリア/南アフリカ/ルワンダ内戦とブルンジ内戦/コンゴ紛争/マリ/中央アフリカ
  • トランプ新大統領誕生で世界はこうなる
    4.0
    長谷川慶太郎氏と田原総一朗氏が2018年の世界を予測する。 アメリカ大統領選挙後の世界は果たしてどうなるのか。 EU問題から中国を中心としたアジア情勢のいまと未来、朝鮮半島の38度線問題、アベノミクスと安倍政治の行方、世界的な金融業界の消滅、ロシアの今後まで、波乱が予想される2018年を二人が占う。
  • 新・中華街 世界各地で〈華人社会〉は変貌する
    3.0
    「改革開放」以降に海外に渡った「新華僑」によって形成されたチャイナタウンすなわち「新・中華街」が、世界中に増えている。アメリカ、カナダはもちろん、ロンドン、パリ、さらにイタリアや東欧でも、「食文化」を武器として現地社会に溶けこみ、強いコミュニティををつくりあげているさまを、異色の地理学者が現地レポート。さらに、新華僑を送り出している中国の町=僑郷も訪ね歩く。華人社会の海外での「「強さ」の秘密とは?
  • トランプ大統領とアメリカの真実
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    アメリカ政治思想研究の第一人者が断言。次はトランプで決まり! アメリカ大統領選で荒れ狂うポピュリズムの嵐──。草の根の保守的な中間・下層白人の怒りを体現するドナルド・トランプとは何者か? 違法移民、学歴競争、妊娠中絶問題から、イスラム国、戦争参加、日本の核保有、米軍撤退問題まで、リアルで苛烈なアメリカ国内の政治思想対立を解説。アメリカ社会の裏側と世界最先端の動きがよくわかる!今、移民問題が世界が抱える最重要問題となっています。移民問題や経済格差を底流とする米大統領選でのトランプ現象を、アメリカン・デモクラシーの真骨頂であり、保守的中間・下層白人のエスタブリッシュメント(支配層、ワシントン、ウォール街)に対する激しい怒りだと解説します。気迫あふれる「副島節」をご堪能ください。小社既刊「最新改訂版 世界権力者人物図鑑」も合わせてお読みください。
  • 日本が中国の属国にさせられる日
    3.0
    ――日本人が、今も共産主義を恐がり、イヤがるのには深い理由がある。 中国とロシアの、血塗られた残虐な革命の歴史を肯定することはできない。 あれらは、やってはいけなかった人類史の実験だったのだ。 案の定、大失敗した。 今、アラブ世界で起きているIS「イスラム国」という過激派たちの出現の問題もよく似ている。 私たちは、それでもなお、日本に迫り来る共産・中国の巨大な力を、 正確に測定して感情に走ることなく、冷静に対策を立てなければいけない。 属国日本論で論壇に登場した著者が、今また「日本は中国の属国になるだろう」論をぶち上げる。 反共主義一点張りの右翼言論人と、共産主義の悪をごまかした左翼リベラルの両者に鉄槌を下す。
  • トランプが日米関係を壊す
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    米大統領選に立候補した不動産王、ドナルド・トランプの過激な舌鋒は現政権に怒りと不満を募らせてきた米国の人々を大いに刺激し、圧倒的支持を集めている。その主張は米国の孤立主義であり、世界の安定と繁栄の基盤となってきた立場から米国が下りることを示唆する。驚愕のトランプ旋風はなぜ起きたか。その果てに待つのは米国建国以来の危機であり地球規模の大混乱であり、その最大の被害者となるのは同盟国日本だ。ワシントンから緊急警告レポート!
  • 「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?―中国人のホンネ、日本人のとまどい
    4.7
    1巻1,650円 (税込)
    流行語大賞の経済用語部門で唯一ノミネートされた「爆買い」――。 日本の観光地から、新宿、銀座、梅田、なんば、名古屋栄、札幌、博多……といった商業都市に 中国人旅行者が殺到し、ドラッグストア、家電量販店、コンビニはもちろん、空港、高級ホテルから ビジネスホテル、流行レストランまでその来客数はすさまじいものになっている。 「爆買い」効果で街の商店から一部上場企業までが恩恵を受けることになったが、 いったいこの「現象」はブームで終わるのか、それともここしばらくは続くのか? 中国取材29年のベテランジャーナリストの著者が、消費を享受する中国人から 「インバウンド消費」に湧く日本の関係者までを丁寧に取材し、「爆買後」いったいどうなるのか、を予測すべく現場を歩いた。 【著者紹介】 中島 恵(なかじま・けい) 1967年、山梨県生まれ。北京大学、香港中文大学に留学。新聞記者を経て、96年よりフリージャーナリスト。 中国・香港・台湾など、主に東アジアのビジネス事情、社会情勢等を新聞、雑誌、インターネット上に執筆。著書に『中国人エリートは日本人をこう見る』『中国人の誤解 日本人の誤解』(ともに日本経済新聞出版社)、 『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』(中央公論新社)などがある。 【目次より】 プロローグ◆バブル期の日本から見えてくる「爆買い」の未来予想図 第1章◆中国人観光客急増!彼らはなぜ日本を目指すのか 第2章◆現場で聞いた「中国人観光客の人気商品」 第3章◆複雑な社会からわかるモノが売れる仕組み 第4章◆爆買いに戸惑う声から探る「マナー問題」の解決法 第5章◆大挙してやってくる中国人客は千載一遇のチャンス!? 第6章◆中国人富裕層にとって日本は心のオアシス 第7章◆なぜ彼らは「日本に住みたい」と思っているのか エピローグ◆日本旅行で中国人の対日観が塗りかえられていく
  • 2020年世界はこうなる
    3.5
    ジャーナリストの田原総一朗と、国際経済評論家の長谷川慶太郎が、東京オリンピックを迎える2020年の世界情勢を予測する! 中国を中心としたアジア情勢の混沌は一体どうなるか。 「南シナ海」や「東シナ海」の領有権争いや、中国経済の行き詰まり、AIIBの動向、朝鮮半島の38度線は、ベルリンの壁同様の道をたどるのか? ロシアは、米国はどうなるか。 2020年の世界勢力地図は大きく塗り替わる!
  • バラク・オバマ アメリカの革命
    -
    1巻1,650円 (税込)
    アメリカ合衆国第44代大統領バラク・オバマの生い立ち(幼少期~現在まで)と、なぜ米国初の黒人大統領になることができたのか? 日本人著者として初めて書かれた評伝!
  • 国をつくるという仕事
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    【前・世界銀行副総裁が語る リーダーシップの真実】 貧困のない世界を夢見て・・・23年間の闘いから見えてきたもの ◆初めて訪れたエジプトの貧民街。少女ナディアが自分の腕のなかで息をひきとったとき、自分の人生が決定的に変わった――。基本的な医療があれば救える病気で命を落とす子どもたち。想像を絶する貧困の一方で、富があふれる都会があり、貧しい人々の苦しみを気にもかけない政治がある・・・。衝撃と怒りで一睡もできなかった帰路、著者は貧困と闘う仕事に取り組むことを決意する。 世界銀行に入った著者は、南アジア各国、アフガニスタン、パキスタン、バングラデシュなど数多くの途上国を担当。貧困地域に自らホームステイして現場の問題を探り出し、安易に援助を行うのではなく、地元のリーダーを支援することで自律的な貧困脱却を促す。民衆を顧みない権力者には、「それでもあなたは政治家か」と怒り、一歩も引かずに闘い抜く。現場を軽視した施策は改め、ほんとうに必要な支援を追求する。 貧困や悪政と闘いつづけた23年間。それは、この世界を変えたいと願う、あらゆる職場のリーダーたちと共に歩んだ道のりだった。農民や村長、貧民街の女性たちや売春婦、学生、社会起業家、銀行家、ジャーナリスト、政治家、中央銀行総裁、将軍や国王に至るまで――。本書は、「国づくり」の現場で出会った本物のリーダーたちの姿を情感込めて綴った回想記であり、今なお貧困や悪政の渦巻く世界を変えていくための、未来に向けたメッセージである。 ◆著者・西水美恵子氏は、女性としても日本人としても初めて世界銀行地域担当副総裁となった人物です。貧困との闘いにおいて、現地の人々自身のリーダーシップを支援することで成果をあげた他、自ら貧村にホームステイを行うなど、つねに「現場」に根ざした「国づくり」を推進しました。また、各国の為政者と信頼関係を築き、時には喧嘩も挑むなど積極的に政治改革を支援。ブータン国王・雷龍王4世やパキスタンのムシャラフ元大統領はじめ、多くのリーダーのエピソードが本書に綴られています。貧困との闘いの一方で、世銀内部の組織改革にも取り組み、その手法はピーター・センゲ教授はじめ経営学界でも高く評価されています。 ◆著者の意向により本書の印税はすべて「雷龍の国」ブータンのタラヤナ財団に寄付され、貧しい家庭の児童の教育費等に役立てられます。
  • 脱・中国論 日本人が中国とうまく付き合うための56のテーゼ
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    ★中国版ツイッターで民主革命? ★震災復興を見て日本を「尊敬」 ★ビジネスで勝つためにはやっぱり「酒」 ★日系企業で働くと即ヘッドハント! 2003年、高校卒業と同時に単身中国へ渡り、北京大学で国際関係を学び、「反日デモ」をきっかけに中国のテレビや新聞などのメディアで言論活動をはじめ常に現場で奮闘してきた加藤嘉一の集大成! 日経ビジネス オンラインの人気連載が、大幅な加筆・修正を経て一冊に!

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  • ルワンダに教育の種を : 内戦を生きぬいた女性・マリールイズの物語
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マリールイズさんは、1994年のルワンダの内戦に巻き込まれたが、教育を受けていたから生き延びることができたという実話を物語にしたもの。小学校の先生をしていた著者だからこそ、子どもたちに教育の大切さを知ってほしいという思いと、ルワンダに本を送りたいという思いがありこの本ができた。総ルビで、小学校の子どもや外国人を対象にしている。オールカラー。
  • 謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源
    4.3
    1巻1,633円 (税込)
    釈明史観(先勝国史観)からの脱却 ウクライナ侵攻は、「民主VS専制」または「西側VS新興国」と世界を二分させた。 国連も国際司法裁判所も機能不全をあからさまにし、それでも捏造と歪曲のプロパガンタが世界を駆け巡る。 都合良く書き換えられた近現代史を、掘り起こされた歴史的事実から見直し、メディアが伝えない2022年11月のアメリカ中間選挙での混乱とウクライナ戦争の顛末をふまえ、2023年以降世界情勢を予測する。 行き過ぎたアメリカの左傾化とポリコレは解消されるのか? ウクライナ紛争の虚実とは? 元ウクライナ大使・馬渕睦夫氏と日本近代史研究家・渡辺惣樹氏、ふたりの知見がクロスし、真の保守の姿も見えてくる。 「ウクライナ戦争」の正体はプーチン潰しであり、ウィーン会議以降、二〇〇年以上に及ぶ「国際金融家vs.ロシア」の最終戦争である、という見取り図を示したいと思います。 その大きな転換点は三つあります。第一はウィーン会議、第二にアメリカ南北戦争、第三はロシア革命です。これらは一本の線でまっすぐウクライナ戦争に結ばれているのです(馬渕睦夫)。 冷戦後の世界史を動かしたのは、アメリカの「ネオコン」だったと言っても過言ではありません。 「アメリカ例外主義」と定義されるように、「アメリカは神から野蛮国を啓蒙する義務を与えられた特別な国である」と過信している勢力です。 また他国への「干渉主義者」であり、実際多くの戦争を引き起こしてきました(渡辺惣樹)。 第一章  国際金融家vs.ロシア二〇〇年戦争 第二章 ナポレオンと「哲人政治」の本流 第三章 ヨーロッパを脅かした新興国アメリカ 第四章 世界大戦を仕掛けたチャーチルの闇 第五章 操り人形ウィルソン大統領の大罪 第六章 ドイツの英雄だったヒトラー 第七章 仕組まれたアメリカ解体が生んだトランプ 第八章 プーチンは誰と戦っているのか 第九章 二〇〇年戦争の行方
  • 米中海戦はもう始まっている 21世紀の太平洋戦争
    4.0
    過激化する中国の海洋進出にどう立ち向かえばいいのか? 現在、西太平洋で米中は戦争状態にある。東シナ海と南シナ海の覇権を米国から奪うため、中国が武力を盾に「挑戦」を始めたのだ。現場では何万という米軍兵士が命をかけて戦っている。本書では彼らの肉声から、その衝撃的な実態を描いていく。 ・公海上空を飛行中の米軍機が中国機に体当たりされた ・海南島に不時着した同機の乗組員は中国軍により全員拘束 ・南シナ海で米軍艦と中国空母が一触即発の睨み合い ・米国主催の合同海軍演習に中国軍はスパイ船を連れて登場 ・中国は軍事力を背景に南シナ海の岩礁を次々と略奪 ・その周囲を埋め立て、滑走路付きの軍事施設を建設している etc 解説 徳地秀士(政策研究大学院大学シニア・フェロー、元防衛審議官)
  • トランプが戦争を止める 米露蜜月とネオコンの崩壊
    5.0
    1巻1,600円 (税込)
    トランプ政権の復活で世界は正常化する――。新聞・テレビを信じて米国大統領選挙、連邦議会選挙でハリス、民主党が勝つと思った人達は再び裏切られた。いま真実はどこにあるのか。日米近現代史研究家の著者は、米国外交の伝統からトランプを「国際介入、戦争を避ける大統領」と位置付ける。戦争を選択し、実行してきたのは民主党および名ばかり共和党員(RINO)、ネオコンだ。戦争ビジネスの果実を得る勢力にとって、トランプは何としても消したい邪魔者でしかない。ロシア・ウクライナ戦争の停戦に向けて、トランプはプーチンとの米露会談を実現させるだろう。そのときトランプ、プーチンを悪魔化してきたメディアは一掃される。腐敗した日米政治、的外れのメディアに向けた痛烈な一撃。 〈目次より〉第1章 共和党の変貌 RINO党からトランプ党へ 第2章 トランプ暗殺未遂とFBI 第3章 言論の自由の回復 第4章 世界人口削減論者、医療系官僚、大手製薬会社 悪魔のトライアングル 第5章 ウクライナ戦争終結、ネオコン最後のあがき 第6章 米露頂上会談への期待 エピローグ メディア崩壊と再生の期待
  • 米軍最強という幻想 アメリカは日本を守らない
    -
    1巻1,600円 (税込)
    日本では、アメリカや在日米軍にネガティブな説を唱えると「左翼・リベラル」と見なされる。だが、本書の著者は違う。軍事社会学・海軍戦略論・国家論が専門の学者であり、米国で海軍の調査・分析の戦略コンサルタントも務めている。その人物が「日米同盟からの離脱」を説くのはなぜか。日本人は戦後、安全保障でアメリカ頼みとご機嫌とりを重ねた結果、自国の「国家主権とは何か」が分からなくなってしまった。加えて深刻なのは、近年における米軍の(核兵器を除く)戦力低下である。とくに「海軍の弱体化」は甚だしい。中国の海軍力増強を「艦船の数だけ多くても仕方ない」「見かけ倒しの性能」と見くびっているうちに、中国は本当にアメリカに追いついてしまった。日本周辺で有事が起きた際、米軍が「支援だけ」しかせず、日本を捨て駒にする可能性すらある。今こそ我々は、いかなる国からも中立を保つだけの軍事力をもち、海賊討伐などの国際貢献を果たす永世中立国として自立しなければならない。すなわち「重武装」永世中立国こそ、日本が目指すべき王道である。核兵器は使わず、海洋国家の防衛原則に即した装備と態勢を具体的に構築する著者の本気度は、本書を読めばお分かりいただけるだろう。 〈目次〉序章 王道へ――「反米」でも「親米」でも「親中」でもなく 第1章 覇道国家アメリカの衰退 第2章 日米同盟離脱と重武装永世中立主義 第3章 日米同盟離脱と非核政策 第4章 永世中立国・日本の国防態勢
  • なぜ中国は台湾を併合できないのか
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    2024年1月、中国と日本・アメリカを巻き込むアジア最大のイベント「台湾総統選挙」。筆者は前哨戦となった2022年の台湾統一地方選挙をはじめ、李登輝、陳水扁時代にさかのぼる「民主化の奇跡」の足跡と現在をルポ。独裁者・習近平主席の悲願である「中台統一」が挫折に終わる理由を伝える。故・李登輝総統は1990年代、中国と台湾の関係を「特殊な国と国の関係」とする「二国論」を打ち出した。台湾の憲法改正以来、中台関係は国家と国家の関係として位置付けられる、という認識だ。すなわち「一つの中央政府と一つの地方政府」という「一つの中国」の内部関係ではない、と。李登輝は当時、過激な独立主義者として中国から轟轟たる非難を浴びた。しかし2020年代の今、台湾人にとって上記の見方はもはや自然なものとなっている。2016年からの6年間、蔡英文政権のあいだに浸透した概念「天然独立」(今さら独立を主張しなくても、すでに独立している状態)がまさにそれである。中国と異なる「対等な主権国家・台湾」のかたちは、台湾総統選挙の結果によって動かし難いものになるだろう。ロシア・ウクライナ戦争やアメリカの情勢、台湾国内で広がる「疑米論」の行方ほか、壮大な時間と地政学的スケールで描く渾身の台湾論。 〈目次より〉序章 台湾のコロナ対策はなぜ成功したのか 第1章 台湾民主化という「奇跡」 第2章 民進党政権が定着させた「台湾アイデンティティ」 第3章 蔡英文政権の変貌 第4章 2024年の総統選挙と台湾の未来 第5章 習近平「一つの中国」の失敗
  • 歴史が転換する時 二十世紀が語りかけるもの
    -
    1巻1,600円 (税込)
    二十世紀という「時代の鏡」に、日本人である我々は、どんな姿をしていたのか? 帝国主義を追求し敗戦に至った日本は、その後の驚異的な経済成長により、今また一国繁栄主義の批判にさらされている。本書は、二十一世紀を前に、日本の国家理念を根本から問い直す、著者渾身の書下ろし。
  • ナショナリズムを陶冶する ドイツから日本への問い
    -
    理念なき愛国心を叫ぶ指導者が闊歩するなか、「国民がまとまろうとする気持ちや動き」であるナショナリズムを私たち自身がいかに導くか。戦後ドイツの営みを取材の旅を通じて描き、日本に一石を投じる。
  • 日韓関係論草稿 ふたつの国の溝を埋めるために
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    明治学院大学キリスト教研究所長で韓国人の宗教学者の著者が、日本語と韓国語、2カ国語同時に執筆した比較文化論。「3.1独立運動」が平和主義に徹した非暴力の訴えだったことなど、「戦後最悪」といわれる日韓関係を改善するヒントとなる27編。
  • 愛国とナチの間 メルケルのドイツはなぜ躓いたのか
    -
    1巻1,600円 (税込)
    リベラル民主主義の守り手と称されたメルケル首相を追い詰めたのは、難民危機を追い風に台頭してきた右翼政党AfD。ナショナリズムの機運が高まり、政党関係なく「愛国」を語り始めるようになったドイツで、いま何が起こっているのか。
  • 国防と教育 自衛隊と教育現場のリーダーシップ
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    マネジメント(管理)だけではなく、リーダーシップが発揮されれば、すべての組織は変わる! 女性自衛官の道を切り開き、1等海佐から公立高校の校長へ。自衛隊と学校という場で学び、活かしてきたリーダーの本質とは。組織を動かし、人を動かして任務にあたるという文化が、自衛隊と学校とでは大きく異なる。とはいえ、最終的には高い志、夢や希望が持てるという、やりがいのある職場環境づくりが大切だということには変わりない。そのために必要なのは、優れた見識のあるリーダーである。ピラミッド式の組織である自衛隊とナベブタ式の組織である学校という、両極端の組織のリーダーとして様々な事案に取り組んできた著者が、その成功体験や失敗をもとに実学としてのリアルなリーダーシップ論を紹介する。人心を把握し、結果を出すための統率とは何か。企業や団体、地域、スポーツ界など、人と人が結びついて成り立っている、あらゆる組織で必ず役立てる一冊。
  • 「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか
    3.6
    1巻1,600円 (税込)
    米中貿易戦争や米中ハイテク戦争の根幹には「中国製造2025」がある。トランプが怖れているのは、「中国製造2025」により中国がアメリカを追い抜くことである。中国は2015年5月に「中国製造(メイド・イン・チャイナ)2025」という国家戦略を発布し、2025年までにハイテク製品のキー・パーツ(半導体など)の70%を「メイド・イン・チャイナ」にして自給自足すると宣言。同時に有人宇宙飛行や月面探査プロジェクトなどの推進を盛り込んだ。また「暗号を制する者が世界を制する」と言われるように、「量子暗号」に力を注いでいる。中国は半導体と宇宙開発によって世界制覇を目指しているのだ。この現実を直視しなければ、米中関係も日中関係も見えてこない。中国国家戦略の正体とは何か。習近平の真の狙いとは何か。中国研究の第一人者が、人材と半導体および宇宙に焦点を当てながら分析し、中国の実態と野望を明らかにする。
  • 世界が再び日本を見倣う日 「トランプ砲」は恐れる必要なし
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    次々と発射される「トランプ砲」に、世界中が戦々恐々としている。トランプ大統領は選挙戦で掲げた公約どおり、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)からの離脱の大統領令に署名し、保護主義的な姿勢を鮮明にした。だが著者は、日本は「トランプ砲」を恐れる必要なし、と断言する。著者が80年代半ばより予見してきたように、デフレが世界全体に拡大しているが、多くの日本企業はデフレの荒波にもまれながらも日本にしかつくれない製品を開発し、技術を磨いてきた。アメリカが保護主義を掲げても必要なものを自国でつくれなければ、外国から買うしかない。またトランプ大統領は、アメリカ国内のインフラ整備を進めようとしているが、ここでも日本の技術が必要不可欠だ。さらには、トランプ大統領が主張する「防衛力強化」を日本製のキーデバイスが支えていることも著者は指摘する。世界が激動するなか、それでも日本が安泰な理由を多角的に分析した一冊。

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  • 「世界大波乱」でも日本の優位は続く
    -
    1巻1,600円 (税込)
    「いまや、世界は総崩れだ」と著者は言う。イギリスのEU離脱によってEUの理想は崩れた。移民・難民問題ばかりでなく、銀行問題もヨーロッパ全体を苦しめている。日本の周辺を見渡すと、北朝鮮は暴走状態で、それを抑える役割の中国も内部から完全に崩れつつある。行き詰まった中国は国際ルールを無視した海洋進出をし、裁判の判決にも従わない。ロシアもクリミアで平然と国際ルールを破った。その経済制裁もあり、国内は非常に苦しい状態で、年金生活者は困窮状態だという。アメリカは内向き傾向が強まり、世界の安全に関与しなくなってきた。国内では、移民排除を唱える大統領候補が出てきて、国民は分裂状態にある。なぜ世界は、そのように変質したのか。日本は安泰なのか。だとすれば、それはなぜなのか。各国の歴史的背景を踏まえながら、日本が世界をリードする時代になっていくことを多角的な視点から分析し、論じる。

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  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」
    4.3
    1巻1,600円 (税込)
    なぜトルコは、助けに来てくれたのか? どうして日本は、助けに来ないのか? ――安保法制でも救えない、「日本国民の命」1890年に日本を訪れ、台風で難破したトルコ軍艦エルトゥールル号の乗組員を、日本人は必死に救助し、トルコまで送り届けた。それから95年を経た1985年、イラン・イラク戦争で危機に陥ったテヘラン在住の日本人を、トルコが命がけで救出してくれた。「危険だからこそ、我々が助けに行く」――その気概によって、国を越えて命が救われた事実は、我々の胸を打ってやまない。だが一方で、海外にいる邦人を救い出す法整備は後手にまわり、驚くべきことに、2015年の安全保障関連法改正でもなお、自国民の命を「救えない」状況が続いている。海外で危機に陥った日本人は、いかなる困難に直面するのか? そして、日本の近隣で緊急事態が起きた場合、我々は絶望の淵にある他国の人々の命を救うことができるのか? 本書は、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イエメン内戦、リビア動乱で死地を脱した数多くの邦人たちを取材し、日本が今も抱え続ける「邦人救出」の問題点を抉りだした。エルトゥールル号遭難の舞台となった和歌山県串本やトルコの描写も交え、「恩返しの奇跡」と「緊迫の脱出劇」の真実を明らかにする、魂が震える感動のノンフィクションである。

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  • なぜ中国はいつまでも近代国家になれないのか
    -
    1巻1,600円 (税込)
    日本から「近代」を学んで中国に移植しようとした先駆者たちは、いったいどのように中国の近代化に貢献し、そして彼らの努力はどうして失敗に終わったのか。ある意味では、彼らの個人史は、すなわち中国における近代国家建設の前進と失敗の歴史そのものであるから、彼らの業績と行ないを調べて探究してみれば、この国における「近代化問題」のすべてがわかってくるような気がする。また、日本と深い関わりをもった彼らの成功と失敗を吟味していけば、明治以来の日本と中国との関係、あるいは日本という国と中国の近代化との関係性もわかってくるであろう。そして、「日本が近代化に成功して近代を超克できたのに、どうして中国は失敗に終わったのか」という、われわれが疑問に抱く最大の問題もまた、それによって解明されていくのではないか。本書は、このような中国の近代史にかんする「謎解き」を意図するものである。(石平/本文より)

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