国内小説 - 光文社の検索結果
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皇宮の自鳴琴(オルゴール)
宋春蕾は市場で時計の店を営み、行方不明の父を探し続けている。母も亡くなり、伯父の家に身を寄せているが、ある日望まない縁談が届いた。厄介払いしたい伯母たちは大いに乗り気だ。結婚から逃れるため、店に現れた身分の高そうな男と一緒に都に向かう話をつけたが、約束の日に男は姿を見せなかった。春蕾は一人で都を目指そうとするが――。父譲りの職人の腕を持つ娘は、政局に翻弄されながらも幸せを掴み取れるのか。 -
星降る宿の恵みごはん~山菜料理でデトックスを~
会社をリストラされたアラサー独身女子、まひろ。ふと見た映像に心を動かされ、「何もかもデトックスしたい」と旅に出た。向かったのは、子どもの頃一度訪れたことのある地、只見。宿の料理人が出す食事はどれも美味しくて、家に引きこもって以来まともなものを食べてこなかったまひろを、生き返らせてくれるようだった。拡がる自然と心づくしの料理で次第に落ち着きを取り戻していくが、以前訪れたときの記憶が頭をもたげてくる。 -
建築士探偵 神迎圭の事件簿
不祥事を起こし捜査1課から0課という雑務を担当する部署に異動になった百千酉雛。名誉挽回を決意した雛のもとにさっそく事件が舞い込む。それは美術館で起きた密室窃盗殺人事件。密室の謎を解明するために美術館を設計した犬飼設計事務所を訪ねると建築学科の学生である神迎圭を紹介される。捜査1課に戻りたい雛と大学の単位がほしい圭が手を組み密室事件の謎に挑む! -
恋はいつも、指先で紡がれる
親友と同じ人を好きになってしまった優香。彼氏からのポケベルの返信が少ないことに不満がつのる美和。人前でしゃべることができない奈美。SNSで仲良くなった人に本当の自分を知られるのが怖い志保。完璧を演じている姿ではなく、ありのままの自分を見てほしい桃子。昭和、平成、令和、それぞれの時代を生きた女子生徒たちが織りなす、共感必死の青春恋愛連作短編集 -
見習い同心と冥府の使者
押し込み強盗の捜査をしていた見習い同心の高村周(たかむらあまね)は、情報提供者に裏切られ左目を負傷する。生死の境をさまようなか獄卒だという青年――冥(めい)が現れ、自身の左目を周に与えることで命を救った。そして冥は命を救った礼として周に仕事を手伝うように要求する。周は同心の仕事の傍ら冥とともに未練を残してさまよう霊を冥府へと導くために奔走することに!? -
白比丘尼の器
母を亡くして一人ぼっちになった灯里は、葬儀に駆けつけた叔父の助けにより、新しい土地で高校生活を始めた。新学期のある日、携帯を落とした上級生を追って迷い込んだ邸宅で、八百年、在り続けている白比丘尼と呼ばれる存在に遭遇する。その姿と声は灯里しか認識できず百六十年前に盗まれた心臓を取り返したいと助けを求められてしまう。しぶしぶ受け入れた灯里だったが、高校生活自体も大変で――。 -
後宮に紅花の咲く~濤国死籤事変伝~
入宮した高明珠は、困窮する実家への仕送りのため、他の妃たちに「男児が産まれない」護符や怪しげな品々を密かに売っていた。濤国には、帝の男児を産んだ母は殺される貴母投法という習わしがあり、妃たちは男児を生みたくなかったのだ。十分に気をつけていた明珠だが、突然帝に呼び出され、商売の交換条件として、ある探索を命じられる。帝は貴母投法を廃そうと、密かに動いていたのだった。明珠に課された探索とは――! -
夜パフェ王子のパルフェな謎解き
月夜の桜並木を少し歩いた先の、こぢんまりとした古いビルに、夜パフェ専門店「ムーンシャイン」がある。パティシエのカイリは端整な顔立ちだが寡黙なため、愛想よくお客さんと話すのは店長のフィルの役目。そんな大学生コンビがお客さんの日頃の気がかりから夫婦の危機、はてはご近所トラブルまで解決していくコージーミステリ。パフェと一緒に召しあがれ! -
思い出トルソー~針の魔法で心のホコロビ直します~
引きこもり気味の日壁エレナは、裁縫師だった祖母の縁で北千住にある仕立屋『テーラー・ランタナ』を手伝うことになった。オーナー・悠木智広のホスト時代の客だった双子の姉妹から、亡き伯母のウエディングドレスをリメイクして欲しいと依頼されたのだが、二人の好みは見事にバラバラで……。エレナは祖母譲りの技術で依頼人の思いに応えられるのか!? -
チーズ店で謎解きを
入社5年目、日本酒とつまみをこよなく愛する園羽純は、店員にイケオジがいる、と誘われ、同期の萩とチーズ専門店「フォンテーヌ」にやってきた。おしゃれな雰囲気に気圧されていたが、チーズのおいしさは格別で、早々に虜になった。そんなとき、敬愛する部長に不倫疑惑が発生! その謎を解き明かしたのは、「フォンテーヌ」だった。「後宮の検屍女官」シリーズの著者が贈る、チーズと謎の美味しいマリアージュ小説!