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Posted by ブクログ
後書きの、
「いつものぶたぶたを書いて、『名探偵ぶたぶた』て題をつけちゃえばいいんだよ」
ととあるミステリ作家からのアドバイスを受けてそうした、
というところに笑った。
まさにそのとおり。
いつものぶたぶたさんで、職業探偵なことは一度もありませんでした。
が、ぶたぶたさんは謎を解き、長年の悩みを解決してくれるのですよ♪
「悪魔の叫び声」は、ジェネレーションギャップの話。わたしは「知ってる」世代だから、ちょっと物足りなかったかなあ。
「置き去りの子供」レトロでリリカルな雰囲気がステキ。ヒロインが子ども時代に整理をつけられてよかった。
「レモンパイの夏」海の家のスピンオフ。謎自体はやりと重大事だったかも?だけど、ほっこりした空気感は変わらず。
「ぬいぐるみのお医者さん」いちばん好きだった♪孝太郎くんもぶたぶたさんもかわいい。祖父の頑固さとかパパの親心がリアルだった。
「女の子の世界」思春期の女の子な繋がりかたの深さ、危うさ。まあ、ぶたぶたさんに興味を持てる子なら大丈夫だ!
Posted by ブクログ
目次
・悪魔の叫び声
・置き去りの子供
・レモンパイの夏
・ぬいぐるみのお医者さん
・女の子の世界
『名探偵ぶたぶた』というタイトルから、殺人事件を解決したり、尾行したり潜入捜査をしたりする探偵かと思ったら違いました。
通常のぶたぶたさんの存在が、名探偵ということ。
確かに悩みの本質を見極める目は、名探偵かもしれません。
どの話も、以前ぶたぶたさんのシリーズに出て来た場所がその舞台。
文壇カフェ、ホテル、海の家、病院、学校。
けれど、ぶたぶたさんに背中を押してもらうというのを基本設定にしてしまったので、どの登場人物たちもうじうじ悩みがち。
もう少し自分の力で一歩踏み出す努力をしたり、誰かに相談したりできないものか。
あんまりぶたぶたさんに頼り過ぎやろ。
特に『ぬいぐるみのお医者さん』に出てくる、孫を預かったおじいさんはひどい。
大切なぬいぐるみがなくなって落ち込んでいる孫を見ながら、自分の犬がぬいぐるみをぼろぼろにしたことを隠しつづける。
最初おじいさんは認知症なのかと思ってしまったよ。
こっそり修繕したり新しいのを買おうと努力してるんだけど、まず「ごめんね」でしょう。
孫に泣かれようが恨まれようが、やってしまったことは取り返しがつかないのだから。
自分の落ち度を隠蔽するのに必死で、5歳の孫がぬいぐるみを探しに家を出ていったことにも気づかないんだから、さいてー。
『悪魔の叫び声』は面白かった。
そうか、今の人はあの音をそういうふうにとらえるのか。
我が家にはまだあるんですけど。
数年に一度使われることがないわけでもないけれど、ほぼ無用の長物と化しました。
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