あらすじ
日常の中の、小さな謎。心に引っかかった、昔の記憶。失くしてしまったものの行方。胸に秘めた、誰にも言えない秘密。そんな謎や秘密を抱えた5人が出会うのは、なんとも「謎すぎる」ぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶた。小さくてピンク色で、かわいいけど、実は名探偵って、本当!?――本当なのだ。悩みを解決するヒントをくれるんだって。心温まる謎解き、5編を収録。
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Posted by ブクログ
今回はスピンオフ作品となっていて、『あっ!これはあの話のぶたぶたさんだ!』と思い出しながら読めて、とても面白かったです!
また、コロナの新しい生活様式なども描かれていました。
今作もとっても幸せな気持ちになりました(*´꒳`*)
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確かにぶたぶたさんは名探偵!
心の奥に潜んでいる謎を鮮やかに解いて、ほぐしてくれる。
謎を解く場所は、ぶたぶたさんファンにはお馴染みの所。
ここではこんなお話があった、ここではこうだったと、優しい思い出にも包まれます。
癒される。
次は夏頃に会えますね、ぶたぶたさん(^^)
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やっぱり、ぶたぶたシリーズ大好きです。
嫌な事があっても読むと心が軽くなり幸せな気分になります。
今回は、ちょっとした謎を解きながら読み進めたので楽しかったです
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こう、ミステリーの後はホンワカ出来るぶたぶたシリーズを読むと癒されますね
ところで今回は色々な作品と繋がってます…?
「レモンパイの夏」は海の家のぶたぶた、「女の子の世界」は学校のぶたぶたの世界線でしょうか?
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子どもの頃訪れたホテルで、ぶたぶたさんの影を追う話がすごく好きでした。
そういったステキな体験はないけれど、幼少期に取り残してきた記憶や思い出を大人になった今だからこそ、回収しに行きたいという気持ちはたまに浮かびます。
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後書きの、
「いつものぶたぶたを書いて、『名探偵ぶたぶた』て題をつけちゃえばいいんだよ」
ととあるミステリ作家からのアドバイスを受けてそうした、
というところに笑った。
まさにそのとおり。
いつものぶたぶたさんで、職業探偵なことは一度もありませんでした。
が、ぶたぶたさんは謎を解き、長年の悩みを解決してくれるのですよ♪
「悪魔の叫び声」は、ジェネレーションギャップの話。わたしは「知ってる」世代だから、ちょっと物足りなかったかなあ。
「置き去りの子供」レトロでリリカルな雰囲気がステキ。ヒロインが子ども時代に整理をつけられてよかった。
「レモンパイの夏」海の家のスピンオフ。謎自体はやりと重大事だったかも?だけど、ほっこりした空気感は変わらず。
「ぬいぐるみのお医者さん」いちばん好きだった♪孝太郎くんもぶたぶたさんもかわいい。祖父の頑固さとかパパの親心がリアルだった。
「女の子の世界」思春期の女の子な繋がりかたの深さ、危うさ。まあ、ぶたぶたさんに興味を持てる子なら大丈夫だ!
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目次
・悪魔の叫び声
・置き去りの子供
・レモンパイの夏
・ぬいぐるみのお医者さん
・女の子の世界
『名探偵ぶたぶた』というタイトルから、殺人事件を解決したり、尾行したり潜入捜査をしたりする探偵かと思ったら違いました。
通常のぶたぶたさんの存在が、名探偵ということ。
確かに悩みの本質を見極める目は、名探偵かもしれません。
どの話も、以前ぶたぶたさんのシリーズに出て来た場所がその舞台。
文壇カフェ、ホテル、海の家、病院、学校。
けれど、ぶたぶたさんに背中を押してもらうというのを基本設定にしてしまったので、どの登場人物たちもうじうじ悩みがち。
もう少し自分の力で一歩踏み出す努力をしたり、誰かに相談したりできないものか。
あんまりぶたぶたさんに頼り過ぎやろ。
特に『ぬいぐるみのお医者さん』に出てくる、孫を預かったおじいさんはひどい。
大切なぬいぐるみがなくなって落ち込んでいる孫を見ながら、自分の犬がぬいぐるみをぼろぼろにしたことを隠しつづける。
最初おじいさんは認知症なのかと思ってしまったよ。
こっそり修繕したり新しいのを買おうと努力してるんだけど、まず「ごめんね」でしょう。
孫に泣かれようが恨まれようが、やってしまったことは取り返しがつかないのだから。
自分の落ち度を隠蔽するのに必死で、5歳の孫がぬいぐるみを探しに家を出ていったことにも気づかないんだから、さいてー。
『悪魔の叫び声』は面白かった。
そうか、今の人はあの音をそういうふうにとらえるのか。
我が家にはまだあるんですけど。
数年に一度使われることがないわけでもないけれど、ほぼ無用の長物と化しました。
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毎度おなじみのぶたぶたシリーズ。
「名探偵」だから、探偵業のぶたぶた!!
と、読み始めたら。
あら?探偵はどこに。。。。?
最後まで読み進めても、「探偵業」には辿り着かず。
あとがきを読んで、「ああ!!こういうことか!!たしかに!!」と納得(笑)
いつも通り、暖かい気持ちになる、優しいお話でした。
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ぶたぶたさんシリーズを初めて読みました。
温かい気持ちになる作品でした。
もし実写化したら、山崎ぶたぶたさんの声は誰が抜擢されるのだろうと想像しながら読んでました。
読み終えた後はほっこりします。
電車の中、病院等の待ち時間にぴったりです。
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ぶたぶたさんシリーズ。日常の中のちょっとした謎を解くぶたぶたさんの姿を描いている。
名探偵とあるけど、別にぶたぶたさんが探偵業をしている訳じゃなくて、たまたまそれぞれの謎を解く立場になるという事なんだけど、相変わらずほっこりな姿と裏腹な深いところまで見通す洞察力がカギになる。
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日常の謎+ファンタジー小説。
ピンク色のバレーボールくらいのぶたのぬいぐるみ。名前は山崎ぶたぶた。
今作は名探偵という職業ではなく、バーやカウンセラーなどの職業に就いていてそこでの日常の謎を解き明かしていくお話。
5編からの短編集で1編50頁強の読みやすい小説。謎が解き明かされた後、ホンワカするミステリ。
これってぶたぶたさんだから成立するお話で、普通のおじさんでは小説としては成り立たないかもしれません。それだけぶたぶたさんシリーズが、定着してきたということか。
私のそばにもぶたぶたさんが欲しい。
今後もこのシリーズを続けてほしいです。
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「ほほう、今回のぶたぶたさんは名探偵ですか(*^^*)」と思って読み始めたら「この道は~いつかきた道~♪」という曲が頭に流れだす(--;)「もしかして新刊を買ったつもりで、カバーだけ違っていたとか?(゜゜;)」とドキドキしたけれど、落ち着いてくると「あれっ?ぶたぶたさんの職業に覚えはあるけれど、お話は違う!」と気づく(^^;)あとがきにもあるように、ぶたぶたさんって普段から謎を解いたりしているもんね(^.^)という事で、今回は以前のお話のいろんな職業のぶたぶたさんに出会える(*゚∀゚*)でも美味しいものを作ってくれるぶたぶたさんが一番好き(*≧∀≦*)♪
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ぶたぶたはいつも誰かの悩みにそっと寄り添ってくれる。押し付けがましくなく、健気に、そしておいしいスイーツ&ごはんでお腹の中から元気にしてくれる。そりゃみんな大好きになっちゃうよな。
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人間のように喋り家族もいるぶたぶたさん。美味しい物好きで皆んなを優しい気持ちにさせてくれる。
本作はシリーズでは珍しく短編全てでぶたぶたさんの設定がバラバラだった。どのエピソードでもタイトル通り主人公の悩みを解決してくれる。
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ぶたぶたシリーズもの。今回はホテルのバトラーや医者になって気になる人を助けていく。シェフのぶたぶたさんも健在でとても癒される。時間無い時にこそ広げたいシリーズ。
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今度は探偵事務所って思いながら読み始めたら、あれ、ぶたぶた先生? 読んだことあるよねと思わずカバーの掛け違えかと疑ってしまった。5編、いろいろな職業のぶたぶたさんが身近な謎を解決するってことね。確かに結構探偵してるかも、いつも