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離婚し子供たちと引き離され、金銭的に困窮した藍は、祖母と母のいる実家に戻る。生活力もなく喧嘩の絶えない藍たちに手を差し伸べたのは、隣に住む美代子だった。祖父を介護して暮らしているという美代子に助けられ親しくなるうち、彼女のある秘密が知れる……。貧困、ケア、孤独。背負わされる業と役割に、女たちはどう抗えるというのか。迫真と驚愕の犯罪小説(クライムノベル)。
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Posted by ブクログ
貧困者の問題の根底にある「認識の貧困」。易きに流れ、どんどん深みにはまっていくのに、誰にもそこまでの深刻さがない。しがらみに囚われ続けるにしろ、断ち切って孤独を選ぶにしろ「どこに行っても、この世は修羅」「結局、私たちはどこにも逃げられない」という諦めの中にあるからか。
書店でよくみる作者のお名前だったが手に取ったのは初めて。 奥田英朗が闇を描いた時を超えるくらいの闇でしばらくはまりそうです。
原田ひ香さんの本を読むのは何回目かだけど、初めて読むタイプで驚いた。ハッピーエンドかと思いきや終始暗い内容だった。生活保護受給者に対する偏見がなくなって欲しい。誰もが皆明日住む場所、食べるものに困らなくなればいいと思う。
読んでて苦しかった。 そこの世界に一度入り込んでしまったら抜け出せなくなるのかな。自分ならどの選択を取るんだろう。
読み終えてだからこのタイトルなのか……と何とも言えない気持ちになった。 この世界は残酷である。 「差別はやめましょう、多様性を認めましょう、あ、でもごめんね。お前は無理だわ。こっち来ないでくれる?」 こんな具合に。 貧困とは、性差とは、それを生まれつきの性別のせいにして背負わせる現代の罪は誰が背負う...続きを読むべきなのか。 地獄とは真っ逆さまに落ちていくのではない。静かに音もなく善意で舗装された道をヘラヘラ歩いていき、気づくとたどり着いているのだ。
面白かった! ダメな女性のオンパレード、貧困の連鎖。 でも、藍はさておき美代子はどうしたらよかったんだろうと考えさせられる。
いつも原田ひ香さんの、美味しい描写がとても好きで読んでいるのです。今回もどんなかな~と思ったら、驚きました。 DRYは貧困や介護といった社会のいわば歪みのような状況に追い込まれた女性たちの話でした。美味しい食べ物の描写はなく、カレーを食べるシーンも前後の話から全くもって美味しい匂いのするカレーではあ...続きを読むりませんでした。 虐待の連鎖や介護による家族の犠牲といった、社会の歪みの犠牲者なのだけど懸命にもがき生きている人たち…。犯罪はいけないけれど、追い込まれると起こしてしまうんじゃないかとリアルなのかもと思いました。
怖かった。 原田ひ香さんよく読むのでこんな話になっていくとは思わず、でも、いつも通りの読みやすさはそのままで 貧困に苦しむ人は、 その人自身の責任なのかどうか 犯罪が絡むし、グロテスクな表現もあるが、なんだかむしろ犯罪ぐらいを絡めないと、これをただリアリティに満ちた話で書くとそれこそ暗すぎる話にな...続きを読むるんだろうなと思った
貧困に喘ぐ親子3世代の女性の話。DRYというタイトルからcoolというか感情が乾いてるという話かと思ったら途中からとんでもない方向に。良い意味で裏切られた作品でした。
これ読み始めてから気が付いた!前にすでに読んでた・・・ とはいえ、内容はかなり朧気だったので、再度読むことに。 こんなグロ系の話だったとは!今回はそこらへんはかなり飛ばして読んだ。前回も飛ばしたのかな。だから覚えてないのか。 みんな完全に間違っているけれど、そうするしかなかったのかな。 「品の悪さ...続きを読む」って、自分には結局どうすることもできないのか? 揃いも揃って頭が悪いなら、どうすることもできないのか。 藍がねぇ。ただ不幸な子って感じではなく、自分でどんどん悪い方に行っている感じ。子どものことも不倫のことも理解できない。プライドとかないのか? 最後もなぁ。満足感も爽快感もない。 結局ずーっと底辺を言い訳ばかりしながら這って生きていくのか。 まったくスッキリしない話なので、前に読んだことも忘れてしまうんだろうなぁ。
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