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リタイア後、田舎に移住したいという夫と考えが合わず悩む成実の前に、移住アドバイザーとして登場したのは――(「あこがれの人」)。家賃の安い「告知事項あり物件」に引っ越すことになった詠斗は、挨拶に訪れた隣の部屋で、衝撃の出会いを果たす――(「告知事項あり」)。お引っ越しによる、出会いと別れ。その節目に、不思議なぬいぐるみと出会ったら。心震える3編を収録。
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Posted by ブクログ
目次
・あこがれの人
・告知事項あり
・友だちになりたい
『ぶたぶたのお引っ越し』というタイトルだけど、実際にぶたぶたさんがお引越しをするのは、最後の『友達になりたい』のみ。
最初の『あこがれの人』のぶたぶたさんは、ボランティアの移住アドバイザーで、結局引っ越しをさせることはなかった。
真ん中の『告知事項あり』は、引っ越した先の隣人がぶたぶたさん。
どれも話の構成としては同じで、グルグル頭で考えながらなかなか行動を起こせない主人公の背中を、ぶたぶたさんがそっと押してくれる。
どれも同じパターンだったので、さすがに少し飽きてきた。
その中で、定年後は田舎に住みたいという夫と、せっかく自分の自由になる時間ができたのだから都会にいたいという妻の話である「あこがれの人」に引っかかる。
学生時代の憧れの先輩のすすめだからといってすべてを鵜呑みにして、妻をないがしろにする夫は余りにも世間知らずというか、情けない。
だからこそ「洗脳」なんてパワーワードが出てくるのかもしれないが。
少なくとも大人は、自分で判断して、自分で責任を負えるようじゃなければならないと思っているので、私ならさっさと離婚だな。
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