作品一覧

  • わたしが魔法少女になっても
    4.7
    1巻902円 (税込)
    謎の生命体『黒禍』の出現により、ファンタジーの存在だった『魔法少女』が現実に活躍する社会となった東京。30歳独身会社員・花咲ゆめりの唯一の趣味は魔法少女オタク。同僚の颯太が気になるものの、自分などが釣り合うわけないと想いを胸に秘め、平凡で地味な人生を送っていた。 そんなある日、颯太が黒禍に襲われる現場に遭遇してしまう。そこへ現れたのは、異世界からやってきた『妖精』を名乗る謎の少女騎士・ミラ。彼女に乞われ、ゆめりは颯太を救うため魔法少女となる契約を結ぶが、変身後の姿は自分の理想を詰め込んだ15歳の美少女となっていて!? 大人になり切れなかった少女たちに贈る、リリカルお仕事ストーリー。
  • 猫びたりの日々 猫小説アンソロジー
    5.0
    1巻792円 (税込)
    人気作家陣が描く、どこかにあるかもしれない猫と誰かの日々。猫小説アンソロジー第三弾! 新作映画「吸血鬼vs狼男」のプレミアに招待されたクロロックとエリカたちが遭遇した事件のカギを握るのは黒猫・・・?(赤川次郎「吸血鬼に猫パンチ!」)。ある日、ジョージの飼い主・ユージは恋人を自宅へ連れてきた。「これは浮気だ!」と騒ぐジョージは・・・?(櫻いいよ「恋するぼくらは猫をかぶる」)。奇妙な質草を扱う祖母の家で暮らし始めた女子高生が、不思議な青年とともに遭遇した、猫に纏わる出来事とは・・・?(相川真「きぶねのおやまのおそろし質屋」)。嫁いで二週間で夫・明は戦地へ赴き、ほどなく姑も亡くなり、明の飼い猫・せんとひっそり暮らす清子だが・・・?(氏家仮名子「猫化生」)。昼間は神社の猫、夜は人間となって夕飯を食べにくる「猫」と坂井くんが「思い出のおやつ」を再現? 人気シリーズ番外編!(椹野道流「ハケン飯友」)
  • 後宮に紅花の咲く~濤国死籤事変伝~
    4.0
    1巻770円 (税込)
    入宮した高明珠は、困窮する実家への仕送りのため、他の妃たちに「男児が産まれない」護符や怪しげな品々を密かに売っていた。濤国には、帝の男児を産んだ母は殺される貴母投法という習わしがあり、妃たちは男児を生みたくなかったのだ。十分に気をつけていた明珠だが、突然帝に呼び出され、商売の交換条件として、ある探索を命じられる。帝は貴母投法を廃そうと、密かに動いていたのだった。明珠に課された探索とは――!
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄
    4.0
    1~2巻814円 (税込)
    草原の民アルタナの娘、シリンとナフィーサ。異母姉妹ながら共に育ち、容姿も双子のように瓜二つの二人。ある日、族長である父は姉妹を本当の双子に仕立て上げ、南方の大国・濫に輿入れさせることを告げる。濫国は双子信仰が盛んであり、折しも現在の皇帝も双子だった。長い旅の末、濫国の王城にたどり着いた偽りの双子姫。シリンは弟帝の暁慶の後宮に迎え入れられ、「杏妃」なる名を与えられたが、初夜の床で「未来永劫、お前を抱くつもりはない」と言い放たれる。花嫁衣装も、名前も、全てを奪われ、体を繋がぬまま濫の妃となったシリンの運命は、やがて濫国とアルタナを巡る、大いなる時代の奔流に呑み込まれていく――。歴史に翻弄される人々を、壮大なスケールで描くデビュー作!

ユーザーレビュー

  • わたしが魔法少女になっても

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても可愛い表紙に一目惚れして書いました。
    魔法少女の世界観について細かく考えられていて、感情移入しながら楽しく読み進めることができました。
    ミラがゆめりを殺すつもりで魔法少女にしたことはショックだったけれど、最終的に女王を助けられそうな方法が見つかって良かった!
    ミーティアやアイギス、かのんも全員ビジュ最強でした!

    0
    2025年10月27日
  • わたしが魔法少女になっても

    Posted by ブクログ

    あなたにとって、魔法少女はどのような存在ですか?
    憧れの存在、愛でたい推し、くだらない創作物、いかにもオタクが好きそうなど……肯定的な意見も否定的な意見も、ちょっとググれば山ほど出てくるでしょう。それくらい魔法少女は、広く知られているひとつのコンテンツです。
    そんな魔法少女と今私たちが暮らす現代が上手く混じり合った作品がこの"わたしが魔法少女になっても"だと思います。
    主人公の花咲ゆめりは秀でた才能を持っているわけでもなく、優れた容姿を持っているわけでもなく「魔法少女を愛している」という自覚と自信で自分を奮い立たせながら憧れの業界にしがみつく女性です。
    私は普段あまり登場人

    0
    2025年07月22日
  • 猫びたりの日々 猫小説アンソロジー

    Posted by ブクログ

    赤川次郎さん、三毛猫ホームズではなく、吸血鬼シリーズから持ってくるのが憎いw誰のチョイスだろw
    「ハケン飯友」シリーズの存在は知っていても未読でもったいないことをしたかな。最初から読んでみたくなっちゃった。
    ファンタジー展開の相川真さん『きぶねのおやまのおそろし質屋』も大好きな作品。
    『猫化生』は、短編だけど大河ドラマ風で読み応えがあった。
    『恋するぼくらは猫をかぶる』は可愛いお話でにっこり。冒頭はちょっと不穏なセリフだったけどw

    0
    2025年01月16日
  • 双蛇の落胤 濫国公主月隠抄

    Posted by ブクログ

    元ポストの続編「濫国公主月隠抄」のサブタイトルなるほど。
    草原の風、土の匂い。つながる血縁、流れる血の匂い。
    鮮やかに景色が浮かび、匂いが鼻を掠める様な気がしながら一気に読み終えた。

    彼がいつの日か三国を統べる日が来て、血の匂いが消えます様に。

    0
    2024年03月16日
  • わたしが魔法少女になっても

    Posted by ブクログ

    魔法少女オタクの平凡な会社員であるゆめり。地味で要領あまりよくなくて、このまま日々が過ぎるかと思う彼女は、突然魔法少女として契約することになる。

    魔法少女と怪物の戦いが現実となった世界。
    アニメの魔法少女と現実の魔法少女。理想の魔法少女と自分という魔法少女。
    幼いときから憧れていた魔法少女になったからこそ、葛藤しながら悩みながら、それでも仕事も魔法少女業も進んでいく。

    小さい時に楽しんでいたような夢と憧れが詰まった王道魔法少女ストーリーと、当たり前のように過ごす会社員としての現実。色鮮やかな糸とモノクロの糸はギャップがありながらも調和して、素敵な衣装を織りなすかのように見える。この素敵な物

    0
    2025年05月06日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!