氏家仮名子のレビュー一覧

  • わたしが魔法少女になっても

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    ネタバレ

    とても可愛い表紙に一目惚れして書いました。
    魔法少女の世界観について細かく考えられていて、感情移入しながら楽しく読み進めることができました。
    ミラがゆめりを殺すつもりで魔法少女にしたことはショックだったけれど、最終的に女王を助けられそうな方法が見つかって良かった!
    ミーティアやアイギス、かのんも全員ビジュ最強でした!

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    2025年10月27日
  • わたしが魔法少女になっても

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    あなたにとって、魔法少女はどのような存在ですか?
    憧れの存在、愛でたい推し、くだらない創作物、いかにもオタクが好きそうなど……肯定的な意見も否定的な意見も、ちょっとググれば山ほど出てくるでしょう。それくらい魔法少女は、広く知られているひとつのコンテンツです。
    そんな魔法少女と今私たちが暮らす現代が上手く混じり合った作品がこの"わたしが魔法少女になっても"だと思います。
    主人公の花咲ゆめりは秀でた才能を持っているわけでもなく、優れた容姿を持っているわけでもなく「魔法少女を愛している」という自覚と自信で自分を奮い立たせながら憧れの業界にしがみつく女性です。
    私は普段あまり登場人

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    2025年07月22日
  • 猫びたりの日々 猫小説アンソロジー

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    赤川次郎さん、三毛猫ホームズではなく、吸血鬼シリーズから持ってくるのが憎いw誰のチョイスだろw
    「ハケン飯友」シリーズの存在は知っていても未読でもったいないことをしたかな。最初から読んでみたくなっちゃった。
    ファンタジー展開の相川真さん『きぶねのおやまのおそろし質屋』も大好きな作品。
    『猫化生』は、短編だけど大河ドラマ風で読み応えがあった。
    『恋するぼくらは猫をかぶる』は可愛いお話でにっこり。冒頭はちょっと不穏なセリフだったけどw

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    2025年01月16日
  • 双蛇の落胤 濫国公主月隠抄

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    元ポストの続編「濫国公主月隠抄」のサブタイトルなるほど。
    草原の風、土の匂い。つながる血縁、流れる血の匂い。
    鮮やかに景色が浮かび、匂いが鼻を掠める様な気がしながら一気に読み終えた。

    彼がいつの日か三国を統べる日が来て、血の匂いが消えます様に。

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    2024年03月16日
  • わたしが魔法少女になっても

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    魔法少女オタクの平凡な会社員であるゆめり。地味で要領あまりよくなくて、このまま日々が過ぎるかと思う彼女は、突然魔法少女として契約することになる。

    魔法少女と怪物の戦いが現実となった世界。
    アニメの魔法少女と現実の魔法少女。理想の魔法少女と自分という魔法少女。
    幼いときから憧れていた魔法少女になったからこそ、葛藤しながら悩みながら、それでも仕事も魔法少女業も進んでいく。

    小さい時に楽しんでいたような夢と憧れが詰まった王道魔法少女ストーリーと、当たり前のように過ごす会社員としての現実。色鮮やかな糸とモノクロの糸はギャップがありながらも調和して、素敵な衣装を織りなすかのように見える。この素敵な物

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    2025年05月06日
  • 後宮に紅花の咲く~濤国死籤事変伝~

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    ネタバレ

    金椛国春秋の外戚族滅法(確か)みたいね。あっちの方がより苛烈だけど。一族皆殺しだから。

    ほんの序盤はなんかよくわかんない感じで微妙かなーと思ったんだけど、皇帝が出て来て、地方に行く辺りから面白くなった感じ。

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    2025年01月17日
  • 双蛇の落胤 濫国公主月隠抄

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    ムズムズする。
    このムズムズの正体は?
    双子がキーなので何かと対になる感じがムズムズするのか、誰1人として道標になる人がいないことへの不安なのか。読者にとってシリンは道標なのだが、なんせ出番が少ない。

    ドキドキでもなくソワソワでもなくムズムズしながらも最後まで読みました。続きも待ってます

    2024.10.28
    176

    0
    2024年10月28日
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄

    s

    ネタバレ

    面白かったのですが...

    後半が詰め込み過ぎで、駆け足気味に感じました。
    よって、星を一つ減らしました。
    前半、かなり丁寧にお話を進めていたので、一層のこと2巻にして、もっと描き切って欲しかったかな。
    一番残念だったのは、真犯人が真相を語りまくるシーンw
    そんなに簡単に喋っちゃうの⁈w
    もうちょっと捻りが欲しかったです。
    それでもよく作り込まれた世界観&キャラクターで、引き込まれました。
    そして、ああいうラスト、好きですね。
    多くのものを失ったヒロイン、未来も苦難に満ちている筈なのに、故郷へ向かって馬を駆る姿に、何故か希望を感じました。
    名前のエピソードもいい!泣けました!
    これって、物語の序章だよね?と思ったら、続編

    0
    2024年02月25日
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄

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    ネタバレ

    草原の民の娘、シリンとナフィーサは異母姉妹であるが容姿が瓜二つであったため、和平のために大国の濫に嫁ぐことになる。濫国は双子信仰が深く、時の皇帝も双子であった。双子と偽り嫁ぐことになった2人の運命は…
    田村由美さんのイラストでBASARAを思い出しながら読んでた。中華風なところは十二国記を思い出すことも…どちらも過酷な運命に立ち向かう女の子が主人公だしなぁ。
    シリンと暁慶に再び会いたいと思う。続編が発売されたようなのでそちらも気になる。

    0
    2024年01月22日
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄

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    汗馬のごとく強くなる
    よう。

    それは草原の安産祈祷
    の文句。

    汗馬とは一日に千里を
    走るような名馬のこと。

    見渡すかぎりの草原を
    愛馬と駆ける草原の姫。

    汗馬の如き勇ましい姫。

    ひととき彼女になって
    遠い異国を雅な宮中を
    旅しました。

    怨みつらみに謀りごと
    ・・・

    宮中の暮しも楽に非ず。

    草いきれのなか、嘶く
    馬と真っ直ぐ駆ける。

    いまだけ全てを忘れて。

    1
    2023年11月07日
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄

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    ネタバレ

    これデビュー作なんだ。すごい。
    田村由美さんのイラストのイメージにぴったりなお話だった。
    欲を言えば、もっとハッピーなエンドが好みだけど、とても面白かった。

    0
    2023年09月11日
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄

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    まず表紙が良き。
    サラサみたいー!

    カズレーザー賞、っていうことになんか期待が上がったのですが、期待は裏切らなかった!
    最後だけ少し駆け足な感じが、勿体無い!
    双子のように育った異母姉妹が異国の双子の皇太子に嫁ぐという話。

    宦官はいつだってどの作品だってキーマン。

    2023.6.25
    104

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    2023年06月25日
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄

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    田村由美の表紙絵とのことで即購入。

    双子設定はBASARA
    ストーリーは烏に単は似合わない
    キャラクターは十二国記
    を合わせた感じ?

    読みやすくてあっという間にラストへ。
    ドロドロ劇場でした。

    0
    2023年04月11日
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄

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    面白かった。草原の民である異母姉妹のナフィーサとシリンは和平のために双子と偽り濫と言う大国の双子の皇帝に嫁ぐ。草原の描写がとても好き。シリンとナフィーサの仲の良さが素敵。

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    2023年03月28日
  • 双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄

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    ネタバレ

    草原の民の娘、シリンとナフィーサは異母姉妹だが、容姿が瓜二つということから、双子として大国・濫の皇帝たちに嫁ぐように命じられる。自由も名前もすべて奪われ、後宮に囚われた偽りの双子の運命は、やがて草原と濫国を巡る陰謀へと巻き込まれていく――。

    5章から怒涛の展開でした。
    後宮での生活が丁寧に描かれていてそれなりにおもしろく感じていたので、よっしゃ、暁慶とこれから…!というところで大事件が起こってしまい、あれあれあれ?と見守っているうちに気づいたら予想外の結末を迎えていました。皇后になる話だと思ってたんだけどな…!?
    シリンらしいと言えばらしいけど、個人的には暁慶ともっと絆を深めて欲しかったので

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    2023年05月25日