氏家仮名子のレビュー一覧
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さて、皆さんは都市伝説が好きだろうか。実際にあるかも分からない噂話。「出会ったら怖いよねー」「本当にいたらやだなー」と思いながらも誰かと話したくなる。それが都市伝説である。本作はは都市伝説解体センターという都市伝説の一幕。本編では描かれることのなかったお話。
本作は都市伝説解体センターというゲームを下敷きに展開される小説であるが、原作ファンには堪らない作品である。というのも、ゲーム終盤のネタを知っているからこそ、楽しめる仕様になっているためだ。ゲームの二週目で伏線の箇所を見つけるように、本作一週目で気がつくことができる。なんとも不思議な体験であった。都市伝説解体センターの外伝や続編という -
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あなたにとって、魔法少女はどのような存在ですか?
憧れの存在、愛でたい推し、くだらない創作物、いかにもオタクが好きそうなど……肯定的な意見も否定的な意見も、ちょっとググれば山ほど出てくるでしょう。それくらい魔法少女は、広く知られているひとつのコンテンツです。
そんな魔法少女と今私たちが暮らす現代が上手く混じり合った作品がこの"わたしが魔法少女になっても"だと思います。
主人公の花咲ゆめりは秀でた才能を持っているわけでもなく、優れた容姿を持っているわけでもなく「魔法少女を愛している」という自覚と自信で自分を奮い立たせながら憧れの業界にしがみつく女性です。
私は普段あまり登場人 -
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ネタバレゲーム本編の隙間を縫うような物語ばかりでとてもおもしろかった。
本編では深堀されなかった事がいろいろと言及されていて、ゲームをプレイしていたら尚更楽しめると思うが決定的なネタバレはないので、未プレイでも小説としておもしろいと思う。逆に既プレイだと文章内の含みを余すことなく楽しめるので、ゲームの補完的作品としても素晴らしかった。
#5の「地下4階の地縛霊」がゲーム本編ではなく公式Twitterなどであげられていたキャラクタープロフィールから元ネタを引っ張ってきていてすごく良かった。これが書き下ろしなのかな?
断片集にも山田ガスマスクの話が載っていたが、こちらにもあり、山田ガスマスクの人気度の高さ -
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魔法少女オタクの平凡な会社員であるゆめり。地味で要領あまりよくなくて、このまま日々が過ぎるかと思う彼女は、突然魔法少女として契約することになる。
魔法少女と怪物の戦いが現実となった世界。
アニメの魔法少女と現実の魔法少女。理想の魔法少女と自分という魔法少女。
幼いときから憧れていた魔法少女になったからこそ、葛藤しながら悩みながら、それでも仕事も魔法少女業も進んでいく。
小さい時に楽しんでいたような夢と憧れが詰まった王道魔法少女ストーリーと、当たり前のように過ごす会社員としての現実。色鮮やかな糸とモノクロの糸はギャップがありながらも調和して、素敵な衣装を織りなすかのように見える。この素敵な物 -
ネタバレ
面白かったのですが...
後半が詰め込み過ぎで、駆け足気味に感じました。
よって、星を一つ減らしました。
前半、かなり丁寧にお話を進めていたので、一層のこと2巻にして、もっと描き切って欲しかったかな。
一番残念だったのは、真犯人が真相を語りまくるシーンw
そんなに簡単に喋っちゃうの⁈w
もうちょっと捻りが欲しかったです。
それでもよく作り込まれた世界観&キャラクターで、引き込まれました。
そして、ああいうラスト、好きですね。
多くのものを失ったヒロイン、未来も苦難に満ちている筈なのに、故郷へ向かって馬を駆る姿に、何故か希望を感じました。
名前のエピソードもいい!泣けました!
これって、物語の序章だよね?と思ったら、続編 -