【感想・ネタバレ】双蛇の落胤 濫国公主月隠抄のレビュー

あらすじ

草原の民・アルタナ族長の息子スレンは、周囲に望まれるまま族長の地位を継ぐことに疎ましさを感じていた。が、草原西方の氏族・ドルガが西の大国・干陀羅によって占領されたという報が入り、干陀羅の草原侵略に備えるべく、再び濫と協定を結ぶ使者として濫を訪れ、大河の中州に建つ寂れた廟で皇太子・光藍に出会う。かつて深く信仰された双蛇神を廃した『双蛇嫌い』の父帝に反発を抱く光藍とスレンは不思議と意気投合し、二人で祭の見物に出かけるが、祭の最中に光藍と瓜二つの顔をした少女が攫われる場面に遭遇し……。前作『双蛇に嫁す』から15年あまり――子世代を描く待望の続編!

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Posted by ブクログ

元ポストの続編「濫国公主月隠抄」のサブタイトルなるほど。
草原の風、土の匂い。つながる血縁、流れる血の匂い。
鮮やかに景色が浮かび、匂いが鼻を掠める様な気がしながら一気に読み終えた。

彼がいつの日か三国を統べる日が来て、血の匂いが消えます様に。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

ムズムズする。
このムズムズの正体は?
双子がキーなので何かと対になる感じがムズムズするのか、誰1人として道標になる人がいないことへの不安なのか。読者にとってシリンは道標なのだが、なんせ出番が少ない。

ドキドキでもなくソワソワでもなくムズムズしながらも最後まで読みました。続きも待ってます

2024.10.28
176

0
2024年10月28日

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