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長編には長編の面白さと、書く上での苦労があり、短編にはそれなりの楽しみと苦心がある。そして、ショートショートという一番短い小説の形式にも、他にない味わいがあるのだ(中略)。読み返すと、自分でも忘れている作品も多くて懐かしい(「まえがき」より)。「ラブストーリー」「ミステリー」「人生の鍵」……きらめくショートショートの世界へようこそ!
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Posted by ブクログ
私が通っていた学校では、毎朝10分間の読書が義務付けられていました。 本に全く興味がなかったので、なにか読みやすい本はないかとBOOKOFFでたまたま見つけたのが 「散歩道」でした。 文庫本なので持ち運びやすいですし、しかも価格はたったの105円!(当時は消費税5%だったな〜…) さっそく読み始...続きを読むめたのですが、読書に慣れていない私でもスルスル読める話ばかりで、とても楽しめた記憶があります。 私が特に好きなのは「指揮者に恋した乙女」 オーケストラ指揮者とそのファンである少女の恋愛ストーリーです。 ただの恋愛ものと思いきや、ラストはゾクっとさせられました。 思えばこの頃から、どんでん返し展開やイヤミス好きの素質があったのかなと思います。 約200ページの中に20個以上のショートストーリーが詰め込まれているので、ちょっとのスキマ時間でも読みやすく、私のように読書初心者の方や忙しい中でも読書がしたい人へおすすめの作品です。
未読だと思ってたけど、いくつか記憶のある作品があったので、どうやら昔読んだことがあった模様。 単行本の初版が'98年……微妙だ。 90年代初頭までの作品ならほぼ読んでると思うんだけど。 内容は赤川次郎らしくほっこりする話あり、ブラックユーモアあり、のいつものテイスト。 ショートショートな...続きを読むのでサクッと読める。
何度読んでも、新入社員の話にぞっとする。 解説にもあるが、何年たっても古さを感じないショートショートの数々。
赤川氏に嵌っていた時代に読んだもの。 当時は「ショートショート」を読んだ事がなくて、言葉自体知らなかった。 ショートショートが好きになった記念的作品。
本棚から発掘((笑。ショートショートなのでドンドン読めます。さらに赤川先生らしいユーモアとミステリがいっぱい。入門編としておススメ…?
赤川次郎氏のショートショートは初めて読んだ。 非常に短いストーリーの中に、想像を超える”怖さ”が潜んでいる。特に「さかさまのカレンダー」は、いい意味で予想を越えた話の展開に思わず背中がゾクっとした。 筋を知ったあとで、あえてもう一度読み直すとさらに面白い。
赤川次郎作品の中でも、愛好者のために書いたものなので、よく内容が練られている。 愛好者からお題をもらって書くという、ファンクラブの会報に書いたものをまとめたもの。 愛好者の顔を思い浮かべながら、驚いたり、喜んだりしてもらえることがはっきりしている焦点の定まった作品集。 三毛猫ホームズ、幽霊...続きを読むもの、吸血鬼もの、悪魔もの、花嫁もの、爽子ものなどとはひと味違う、赤川次郎の世界を堪能できる。 愛好会の事務局の方の解説の文章も、人間味があって、赤川次郎愛好者であることがわかる。
読み終わりました! ショートなので色んな短編が収録されているから つい。。サクッと読めちゃいました(笑) 恋愛物やホラーまで色々なお話が詰め込まれています! なかでも…… 『二枚の肖像画』『花婿は女性恐怖症』『お母さんの卒業式』良かったな。。 きゅんきゅんです(〃〃)
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