しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

880円 (税込)

4pt

3.8

名探偵、死宮遊歩は窓のない部屋で目覚めた。部屋の外は迷宮である。探索しながら、同様に囚らわれていた男女と次々に合流すると、声が流れてきた。「迷宮入りした六つの事件の犯人を集めた。七人で殺し合い、生き残った一人のみがこの迷宮牢から解放される」。そして、言葉通り、一人ずつ囚らわれ人が殺されていく――。鬼才の超絶技巧ミステリ!

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しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文庫化を待っていた作品
    すぐに読み終わってしまった

    シンプルかつ理解しやすい叙述トリックが盛りだくさん
    プロットと構成も傑作

    言葉遊びや寺山修司オマージュなどにはニヤリとさせられる

    これは著者の代表作になったと思う
    個人的には、らいちシリーズより一段上の評価

    このミス37位!?
    嘘でしょ?

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    しおかぜ市で起こった凄惨な一家殺害事件。そして捜査パートで語られる迷宮牢での殺人。

    そういう事だったのか!最後まで読むと、途中からどんどん大きくなっていた違和感の理由もわかりすっきり。
    読みやすいし斬新で面白かったです。
    梶井基次郎「檸檬」のネタが作中に出てきてクスッとしました。

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    しおかぜ市一家殺害事件の犯人餓田。その後、名探偵死宮が解決した迷宮牢の殺人を刑事森ノ宮に披露するパートに。
    どう二つがつながっていくのかと思えば、迷宮牢は作中作。作中作の名探偵死宮が迷宮牢の殺人を書いてる作者死宮となり、死宮の正体は…
    迷宮牢の6つの迷宮事件に云々という前置きもうまく効いてるのも面白

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    読みやすさ抜群。
    帯に書いてあるように、トリプルプレイとも呼べる謎解き構成。
    それを300ページ足らずで成す、早坂吝の天才っぷりが示されている作品。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    本屋さんにふらりと寄ったら、有栖川先生の帯をつけた新刊が目に入った。

    解説も先生だ。

    最近流行りなのか『超絶技巧のミステリ』ってやつか。個人的に刺さらないものもあるので、少し警戒している。本作もそれ系と見た。うーん。

    まずは解説を読もう。有栖川先生は解説から読む読者のために結末に関わることを解

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初はグロテスクな表現ありで、苦手な方もいるかもしれませんが、迷宮編から徐々にヒートアップしてハラハラの連続で楽しく読ませて頂きました。

    0
    2025年12月10日

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