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Posted by ブクログ
探偵AIシリーズの第4作目、楽しみにしておりました。今回はVRゲームを舞台に輔と相以が事件に挑んでいきます。
今作ではゲームの流れで相以は自身の身体を得ます。今まで画面越しでのコミュニケーションが中心だった輔君も、直接触れ合える相以を前にさぞドキドキしたことでしょう(笑)
また、ゲームが舞台ということで輔と相以はお互いがライバルということになります。そのおかげか、相以の小憎らしくも愛らしい魅力が一層引き立てられていたのではないかと思います。
お話の内容については、恒例のクライマックスに進むにつれて「えー!」という展開になっていきますが、それはそれでぶっ飛んでいて楽しめました。
Posted by ブクログ
今作はつまみぐいでなく、シリーズを通して読むことをおすすめします。込み入った特殊設定ミステリが好きな方は読むべきでしょうね。
【以下未読の方は読まない方がいいかな】
私はとあるヒントから、話の大オチについては頭のほんのほんの片隅にあったんですよ。しかし、ダミーが抜群によく出来ていて(フォースすごい!)、完全にその可能性が脳内から消え去っていたんです。もうここまでやってくれたらスタンディングオベーション。『四元館』『しおかぜ市』に続き、今年も優れた「超本格」を生み出した早坂先生に今後も注目です。何気に1番の衝撃は作者が文学部出身ということ。いやしかし偏見は良くないな。
Posted by ブクログ
前作から約3年ぶりとなる、『探偵AIのリアル・ディープラーニング』シリーズ第4弾が到着した。今回のメインテーマは、AIというよりVRか。
探偵のAI「相以(あい)」と助手の輔(たすく)のコンビが、世界初となるフルダイブ型VRに挑む。その性能は、現実世界のVR技術とは比較にならない。VR内の館では、ゲームの参加者を始め、あらゆる物が浮遊していた。
相以と輔を含む参加者には、それぞれに魔法が割り当てられた。浮遊感の謎を解く推理バトルがスタートする。VR内とはいえ、初めて肉体を得た相以は嬉しそうだが、いきなり物騒な最速クリア法を提案し、おいおいおいおい…。
VRゲーム内で殺人事件が発生する。これはあくまでVR内の演出なのか、それとも…。VR内での事件という設定は初めて読んだが、前例はあるのかどうか。当然ながら、犯人のAI「以相(いあ)」が裏で手を引いているわけだが。
奇をてらった設定ながら、現場の痕跡から推理を組み立てるなど、このシリーズにしてはオーソドックスな本格らしさも感じさせる。やがて2人が至った、このVRゲームの真相とは。うーむ、このシリーズならそれくらいでは驚かないというか。
なるほど、読み流していたあれやこれやは伏線だったわけである。それなりに呆れる壮大な真相ではあるし、十分面白かったのだが、相以VS以相の対決という面では盛り上がりに欠けた感もある。敵ながら、どうしたのさ以相よ?
毎回抱く、このシリーズにAIという括りは必要か? という疑問だが、VRをメインのテーマにした今回は、相以も以相も生身の人間でも不都合はないような。早坂作品だから、このシリーズだから期待して手に取ったのだけども。
早坂さん、続編はもう少し早めにお願いいたします。
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