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復讐のエーゲ海
サフランはさる富豪女性の専属ビューティ・セラピストとして、エーゲ海クルーズのツアー旅行に随行することになった。青い海と空に囲まれ、開放的な気分を楽しんでいたある日、雇い主の息子でギリシア人実業家のアレックスが港に現れた。突然母親が姿を消したので、居所を突き止めて追ってきたらしい。彼はあろうことかサフランを誘拐犯扱いして侮辱したうえ、無理やり自分のクルーザーに乗り換えさせた――こうして、激しい怒りと熱い欲望を瞳にたぎらせる男との、決して逃げだせない牢獄のような旅が始まった。 -
パピー、マイ・ラブ
愛犬訓練所を経営するジュリーは困ったことになっていた。巨大なマスティフ犬のパピーは祖母が仕事中毒の実業家ルークに遺した犬だった。しかし彼はすぐにでもパピーの里親を見つけて、手放すつもりだ。そのためにルークはとんでもない提案をする。6週間住み込みで訓練してくれ、ですって!? なんて無責任な。パピーに愛情を感じてほしくてジュリーは積極的に行動するが、いつの間にかルークに惹かれはじめる。危険よ。私はただ一緒に住んでいるだけなのに…!? -
嵐の朝の出会い
今日は派遣秘書として働くジェンナの初出勤日。そんな大事な日なのに電車は止まるし雨には降られるし遅刻は確実。落ち込むジェンナだったが、雨宿りした軒先で出会った魅力的な男性にすべてを忘れてときめいてしまう。しかし、コーヒーを一緒に、という彼の誘いを泣く泣く断って勤務先へと急いだが、結局大幅に遅刻してしまった。事務所のオフィスに入った彼女を迎えた上司は、雨宿りした軒先で出会ったステキな男性だった。驚くジェンナに彼は厳しく辛辣な言葉をかけてきて――!? -
長い試練
名家の令嬢テスは、結婚以来6年間、徹底的に夫グランドに人格を否定され続けてきた。 地獄のような結婚生活にピリオドを打つと決めたその日、テスは黒髪の美しい男性アレックスと運命的な出会いを果たす。 彼は敏腕弁護士。離婚訴訟を起こすが、夫は卑劣で巧妙な嘘の証言をしてテスの心を再び引き裂いた・・・! -
架空の恋人
あなたへの恋心は募る一方、もうこれ以上そばにはいられない――社長秘書のジーナはボスのハリーに片想い中。けれどプレイボーイの彼がつれ歩くのはいつもモデル顔負けのスレンダーな美女ばかりで、ごくごく平凡なジーナは最初から手の届かない相手だと諦めていた。だからと言って、彼のラブレターの整理やデートの手配まで頼まれて平静でいられるわけではない。これ以上は自分のためにならないと切ない思いで別離を決めたジーナだが、その途端彼の態度が変わって!? -
偶然の恋人
やっと理想の相手に会えた、そう思ったのに――ロックスターの娘に生まれ、派手な生活にうんざりしていたセレーナ。まじめで誠実な相手を求めてブラインドデートに向かう途中、父親の高級車で水溜りをよけ損ねたのがすべての始まりだった。歩道のスーツ姿の男性をずぶ濡れにしてしまい、彼女はデートをキャンセルして彼の自宅へ送っていくことに。アクシデントから始まったふたりの付き合いは順調に思えた――けれど幸せの絶頂に、彼は突然別れを切りだして――!? -
再会は苦く、愛は・・・
―音楽プロデューサー、コール・アダムスを 取材してこい― 音楽雑誌の記者・ローランは、編集長の言葉に耳を疑った。「仕事とはいえ、あんな辛い別れ方をした元恋人を取材するなんて・・・!」 しぶしぶグラミー賞授賞式会場でコールの登場を待つローラン。ところが現れたコールは、突然彼女を自分の車に連れ込んでしまう! 「君に再会できてよかったよ、ローラン」 ―なぜ、あなたはあの頃と変わらない笑顔を見せるの?この再会は、何かの“始まり”なの・・・?― -
仮面の花嫁
アリージアは、ギリシアの富豪一族に生まれながら冷酷な祖父に家を追われ、母とふたり、つましく生きてきた。しかし今、15年ぶりに祖父に呼びだされ、突然、「おまえの結婚相手を決めた」と告げられる。相手は同じギリシアの名門フィオルキス家の嫡男セバスチャン。長年、両家は敵対してきたというのに祖父は何を企んでいるの? でも、この話を受ければ病気の母は助かる。アリージアは覚悟を決めるが、結婚相手セバスチャンが自分をどう扱うかまではわからなかった…。 -
風の歌を聞け
ノースカロライナの山頂にあるお屋敷ウインドソング・プレイス――風の歌が聞こえる場所。子供の頃からいつも一緒に遊んでたお屋敷の息子ライアンと、家政婦の孫娘サニーは、ごく自然に結ばれた。だが、身分違いの結婚に激怒した父親は息子を勘当し、屋敷を売り払い、やがてふたりの幼い結婚も終わりを告げた…。10年後、ホテルに姿を変えたウインドソング・プレイスが競売に出された。名乗りを上げたライアン、そこで働きたいと願うサニーは10年ぶりに再会した! -
気高き約束
キャサリンは、英国ハンプシャーの領地ヘリアーズで、大好きな兄の帰還を心待ちにしていた。だが届いたのは兄の訃報だった…ワーテルローの戦いで、勇敢な最期を遂げたのだ。泣き崩れるキャサリンに容赦のない現実が押し寄せてきた。領地はおじ一家のものになり、財産も使えず、キャサリンは窮地に立たされた。頼れるのは、やさしい手紙をくれた、兄の上官アダム・カルソープ卿ただひとりだった! 亡くなる前夜、兄はアダムに妹の将来を頼んでいたのだが…!? -
禁じられた追憶
施設育ちながら、努力の末に大学の奨学金を得たエリザベス。将来を夢見て意気揚々とロンドンへやってきた彼女は、旅行中のイタリア系アメリカ人、リカルドと衝撃的な恋におちる。だが彼に婚約者がいるとわかったとき、恋ははかなく散った。彼女が予期せぬ妊娠に気づいたのは、彼が去ったあとだった……。それから10年、一児の母、そして会計士になった彼女は新しい顧客である大物弁護士と対面し、卒倒しそうになった。忘れもしない貴族的な顔つきに、アメリカ人らしい話し方。まさか息子の存在を知って、奪いにやってきたの? -
わさお
2011年3月5日(土)全国ロードショー!日本一愛されるブサかわ犬「わさお」の小説今や全国区の人気を誇る「わさお」。一目見ただけで思わず頬が緩んでしまう「わさお」が、ついにスクリーンデビュー!その待望の主演映画の小説版です!「わさお」が現在の飼い主さんと出会う前に、捨て犬だったという過去をもとに創られた物語。人と距離を置くようになった「わさお」が優しい笑顔の人々と出会い、再び人を信じられるようになることで奇跡的な幸せへたどりつく…大切な誰かの存在に気づくことが、かけがえのない人生をより愛おしくするという力強いメッセージを持つ作品です。また、映画とはひと味違い、わさおの目線で物語が語られるのも、小説版ならでは。映画を観る前、観た後どちらでも楽しめます! -
御曹司とデートする方法
「君をつれて帰るよ、いくらになる?」ヴァネッサの小さなペットショップに、高級スーツに身を包んだハンサムな男性がやって来た。金魚に囁きかける声はどこまでも甘く、振り返り見せた笑顔はまるで太陽。魅力的な彼にひと目で恋に落ちた彼女だが、改めて知った彼の素性は誰もが知る一族経営の会社の御曹司だという。しがないペットショップ店員の私に手が届く相手じゃない――そう思い1度は気持ちを抑えたヴァネッサだが、突然彼のほうからキスを仕掛けられ…!? -
億万長者マダムの秘伝レッスン お金持ちと結婚する方法
実家である高級寿司店を訪れる億万長者マダムに小学2年生のときから、「お金持ちと結婚するにはどうしたらいいのか」「愛とお金を両立して心から満たされる人生を送るにはどうしたらいいのか」を聞き続けた芦澤多美。そのさまざまなテクニックを初めて公開したのが本書です。テクニックを実戦することにより得た幸せな結婚。そして本当の愛、お金、パートナーとの心から満たされる日々、知的好奇心を満たす女の人生・・・、さまざまなエピソードが語られます。お金持ちと結婚できる人、出来ない人は何が違うのか? 容姿? 学歴? 実家の資産? いずれも関係ないのです。人より秀でるものはなくとも、0からできる「お金持ちと結婚する方法」をあなたに伝授します。 -
愛したのは別の顔
FBIの同僚でもあり、恋人でもあるウィットが、ある日突然姿を消した・・・。ウィットの子を宿したカーリーは必死で彼を探すが、何の手がかりも得られないまま1年半の月日が過ぎていった・・・。ある日、ついに失踪したウィットの居場所をつかんだカーリー。「もうすぐ本物のだディに会えるわ・・・!」幼い娘と共にその地を訪れたカーリーの目の前に現れたのは、紛れもなくかつての恋人・・・! だが、再会した彼はすべての記憶を失っていた。「思い出して!私はあなたの恋人なのよ・・・!!」 -
偽りの結婚指輪
「ハナ、僕と結婚して欲しい」愛するイーサンからのプロポーズはこの世で一番嬉しい言葉のはずだった・・・。それが契約結婚でなければ。1年半前、妻を亡くしたイーサンにナニー(子守り)としてケンプ家に雇われたハナ。イーサンが彼女に求めたのは「子供達の母親」だった。「妻として愛されたい」そう思っても、彼は亡き妻を忘れていない・・・。ハナの切ない片思いが通じる日はいつ!? -
尼僧院から来た花嫁
13世紀末のイングランド。ベルブライの領主ニコラスは怒りにたぎっていた。長年の宿敵ヘクサム男爵が、あろうことか妹の夫に討ち取られてしまったのだ。 そんなある日、国王から命令が下った。“男爵の唯一の肉親で姪のジリアンと結婚せよ”と。宿敵の血を引く者の存在に復讐に燃えるニコラスは胸を躍らせるのだったが・・・!? -
TWIN HEART
明るくて活発な瑞穂と、おとなしくて女の子らしい雅葉は、外見はソックリ、でも性格は正反対の双子姉妹。瑞穂はつきあう男のコがいつも雅葉を好きになってしまうため、本気の恋ができずにいた。しかし、稚葉の想い人・幼馴染みの笙への恋心に気づいてしまい…。恋愛と姉妹愛との狭間で揺れ動く“TWIN HEART”、その恋の行方は!?大人気、雪村理子の切ないラブストーリー。 -
愛したら異邦人
怖いもの知らずのフリージャーナリスト・ピッパはアラブの小国・シャリバイに単身取材に出かけた。そこがいまだにハーレムの残る絶対王政の国だと聞いて真実を確かめたくなったのだ。だが、ピッパは到着早々スパイと間違われてしまう。捕らえられた彼女を解放した国王・ミコラはなんと取材に協力する代わりに愛人のふりをしろと命じてきた!!やむを得ず「協力」する間にミコラに惹かれていくピッパはそうとは知らず宮廷の陰謀に巻き込まれていき―!? -
そんなあなたをIしてる
私のカレは最近売れっ子になってきたホスト。ホストの「愛してる」は営業、常套句だって同僚OLは言うけど…。お客さんとキスしたり、誕生日の約束を破られたり…ものわかりのいい女を演じてきたけど、もう限界!表題作「そんなあなたをIしてる」ほか、不倫愛・略奪愛など禁断の愛をテーマに読み応えたっぷりの感動・夏生ワールドが堪能できる、読みきり作品集! -
競り落とした恋人
アレックスはセクシーなドレスをまとい、男を買い付けるオークション会場にいた。というのも彼女を「不感症」と罵った“別れた夫”を見返すため。 会場に入ると、舞台ではたくましく魅力的なトラビスが競りにかけられていた。互いの目が合った瞬間、二人の身体には激しい欲望の火が灯り・・・。 -
秘書のとまどい
★よりによって私が彼の秘書に……?運命って、なんて意地悪なの。★秘書のエリンは、小さな村での代わり映えのしない毎日に退屈し、都会に出て変化に満ちた生活を経験したいと願っていた。ある日、幸運にもその夢がかなうことになる。ロンドンに住む親友に仕事を手伝ってほしいと頼まれたのだ。胸躍る都会での暮らしを始めて一カ月たったころ、エリンの前に親友の知人としてジョシュア・ソールズベリーが現れる。ロンドン中の女性の憧れの的という、非の打ち所のない男性だ。ジョシュから食事に誘われ、エリンの心はときめいた。だが、ほどなく彼女は二人の思わぬ因縁を知って自分に言い聞かせた。ジョシュと関わり合ってはいけない。どうしても! -
青ざめた月
ナターシャは、結婚を目前に控えたいとこのエマから、ある晩のパーティにエマのドレスを着て出席してほしい、これには深いわけがあってどうしても、と懇願された。胸と背中が大きくあいた黒のミニドレスは挑発的で慎み深いナターシャにとって、いたたまれないほどのものだった。実際パーティでは、男性の執拗な視線がどこまでもついてきた。ルーク・テンプルコームもそんな男たちの一人――彼はナターシャが経験豊かで遊び好きの女性と思いこんで、月明かりの下、逃げる彼女を熱い口づけで追いつめた。 -
風の追憶
撮影でメキシコを訪れたトップモデルのアンドリアは危険なほど熱いまなざしに出会った。視線の主は、謎の男・レース。燃えるように激しくからまり合った視線に、アンドリアの胸は波打ち、レースもまた、心をわしづかみにされたような衝撃を感じていた。最初は反発し合った2人だがある時溺れかけたアンドリアを助けたのはレースだった。アンドリアは彼のたくましい腕の中で甘く切ないうずきを感じ始める。2人の間に燃え上がった情熱は灼熱の太陽のような愛へと変化して――!! -
義務と結婚
幼稚園教師として働くナタリーの家に、ある夜、十代の頃から恋い焦がれてきたピアスが不意に現れた。ピアスは、母が使用人として働いていた名家の御曹司で、どこかの美しい令嬢と婚約したばかりだ。彼がどうしてここに? しかも、なぜひどく憔悴しているの?問いただすと、ピアスは婚約を破棄されたのだと打ち明け、ナタリーは慰めたい一心で彼を家に泊め、愛を交わしてしまう。ただ一度の、忘れられない思い出で終わるはずだった――一カ月後、妊娠という現実が襲いかかってくるまでは。 -
愛と怖れ
フリーランスの個人秘書であるダナの新しい雇主は、世界的映画スターとして活躍した大女優セラフィーナ・ネリ。引退後はローマ郊外の丘のヴィラでひっそりと暮らしている。ヴィラに住むのはセラフィーナが若くして産んだ息子アドーネと、彼女が絶大な信頼を置くイタリア人のボディガードだけ。そのリックという男を紹介された瞬間、ダナはおののいた。昨日、コロッセオの前で衝撃的に出会った、あの魅力的な人!同じホテルに泊まっていたのが縁で話がはずみ、今朝の朝食を共にする約束をしたが、現れなかったのだ……。 -
遠距離結婚
ロンドンの広告会社で働くアレッサンドラの夫は、誰もが知る大企業社長・キャメロン・コールダー。初めて会ったとき、圧倒的なカリスマ性で、誰もが自分にひれ伏して当然とばかりふるまう彼を、アレッサンドラは冷たくあしらった。するとキャメロンは、思いどおりにならない「クールな女」に結婚を申し込んできたのだ! でも、アレッサンドラは知らなかった。この結婚が果てしない苦しみの日々になろうとは…。 -
アナザー・パートナー
卒業旅行のためにレコード店でアルバイト中の藤子。店長代理の雅巳とは、お互い一目惚れで付き合い始めたばかり。そんなある日、店にゲイバー勤めの美少年・環がやって来た。雅巳を巡る藤子と環の恋のバトル、その行方は? 表題作「アナザー・パートナー」ほか、制服シリーズとして好評を博した3編、さらにデビュー作「クレイジー・ラブ必勝法」も収録した、森園みるくのエナジー溢れる作品集!! -
花嫁の誓い
旅行でオランダを訪れていた看護婦のカロラインは、道に迷った末に事故で負傷し、近くの大きな屋敷へ運ばれた。幸い、屋敷の主人はラディンクという医師だった。ところが、使用人たちは手厚く看護してくれたものの、ラディンク自身はカロラインに対してひどくそっけない。やがて回復した彼女は、ラディンクに複雑な感情を抱きつつもイギリスに帰った。その数日後、突然、ラディンクがカロラインの働く病院に現れる。驚くカロラインに、彼は追い討ちをかけるように言った。「僕と結婚してくれないか」 -
見せかけの結婚
両親を亡くしたクレアは、貧しくも懸命に幼い妹を育てていた。ある日、様子を見に来た伯母から厳しい現実を突きつけられる。裕福な家へ養子に出すほうが妹のためだと忠言されたのだ。最愛の妹を手放すなんて……。激しく動揺したクレアは、ふと伯母の忘れ物に気づき後を追った拍子に車に轢かれてしまう。だが偶然にも、伯母の知人らしき男性アンドレアスに助けられ、けがが治るまで妹と一緒に彼の邸で暮らすよう提案される。クレアは戸惑いつつも妹のためにその申し出を受けることにした。まさか彼が“見せかけ”の妻子を必要としているとも知らずに。 -
幾千の好きと嫌いを繰り返し~身代わり花嫁の恋~
「俺と一緒に暮らしてほしい」――十五歳の時、母をモデルにデザインされたウェディングドレスを着てステージモデルを務めた縁で、若くして世界で成功を収めているデザイナーの弦馬に引き取られ、育てられた和依。次第に彼への恋心を自覚していくものの、弦馬が酔っぱらって仕掛けてくる抱擁もキスも、本当は亡くなった母に向けられるべきものと知っている和依は気持ちを抑えてきた。しかし、二十歳の誕生日についに一線を越えかけるという出来事が起こり…。 -
帝都に秘めた華の咲く
借金の形に芳町遊郭へ売られる前夜。最後の思い出にと、忍は幼なじみの俵谷信二と初めての夜を過ごした。――それから五年、男狂いの花魁として浮き名を流す忍は、陸軍少尉となった信二と再会。ずっと探していたと告げられ、幾多の男たちに抱かれ汚れた身体を恥じつつも、恋する男の愛撫に忍の心は甘く疼く。「おまえは誰でもいいんだな」感じやすい淫らな身体をなじられ、手荒く抱かれるが、信二への想いは募るばかり。けれど、信二の上官・二宮から身請けの話が持ち上がって――。 -
愛の言葉は花言葉
新宿界隈を取り仕切るヤクザの若頭・桔梗。鋭い双眸に大人の色香を漂わせ、己の美貌と大輪の花に添えた花言葉で落とした女は数知れず。そんな節操なしに、ある誤解から無理やり身体を奪われてしまった花屋のバイト・桃原大輔。桔梗のズレまくった常識に面食らうも、持ち前の正義感から大輔は彼の更生を試みるが…。百戦錬磨のヤクザ相手に教職志望の大学生が挑む、教育的ラブ指導。 -
ビューティー&ゴースト
銀縁眼鏡に鋭利な美貌、趣味は怪談。そんな入社五年目の佐藤清司は、人当たりがよく完璧に仕事もこなす新人・坂木康太が大嫌い。坂木の唯一の弱点が”おばけ”だと知った清司は、無理やり怪談を話しまくり、前後不覚になるほど怯える彼の様子に、感じたことのない胸の高鳴りを覚える。だが、怖さのあまりパニックに陥った坂木にキスで口を塞がれて…。 -
日本型サラリーマンは復活する NHKブックスセレクション
緩慢なデフレにより衰退に向かうサラリーマン社会。今、日本型雇用システムの構造改革が叫ばれている。しかし終身雇用・年功序列・企業内組合という三種の神器は、本当に悪なのか。成果主義の導入や雇用の流動化は、本当に必要なのか。サラリーマン社会の実相を歴史的に検証し、日本経済再生の処方箋を探る、気鋭による注目の論考。 -
江戸の遊び方~若旦那に学ぶ現代人の知恵~
江戸人は、遊び心の豊かな人たちだった。「江戸っ子」の旺盛な遊び心が、江戸歌舞伎や寄席、さまざまな見世物を盛んにし、花見や月見、雪見、川遊び、花火、廓遊び、あるいは浮世絵、川柳、洒落本など、幅広い江戸文化の華を絢爛と咲かせた。遊びのルーツは江戸にある。江戸の遊び心と創造性に学ぶ、精神の解放と明日への活力が養える本。 -
花嫁はプリンセス
ティファニーは少女のころからずっと父親の牧場の共同経営者であるキングに夢中だった。だが、三十代半ばになった今でも彼には家庭を築く気などなく、ティファニーはまったく相手にされていなかった。焦ったティファニーは自宅で開かれた誕生日パーティで、思いきりセクシーなドレスを着てキングを誘惑した。今日で二十一歳、何もためらう必要はない。ところがキングは彼女に熱いキスを浴びせたあと、冷酷に告げた。「ぼくはバージンと遊ぶつもりはないし、結婚する気もない」 -
甘き夜の代償
ウィローは、過保護な兄たちに囲まれて、デートすることすらままならない日々を送っていた。息抜きに訪ねたタルサ滞在のある夜、彼女はドレスとハイヒールに身を包み、夢のような甘い夜を初対面の男性タイラーと過ごした。数カ月後、吐き気とだるさをこらえながら店に出た彼女は、目の前にいる客を見て呆然とした。タイラー!私を探しに来てくれたの?だがそんな期待は瞬時に砕け散った。彼はまったくウィローを覚えていなかったのだ。★ヒロイン、ウィローがコルトン家にまつわる重要な書類を発見。★ -
麗しきレッスン
二十一歳になったら両親の遺産を相続し、修道女学校から出られる。カタリーナはその日を待ち焦がれていた。ところが両親はとんでもない遺言をのこしていた。後見人の選んだ相手と二カ月以内に結婚しなければ、遺産相続も、女学校から出ることもできないというのだ!誕生日当日、後見人のジェイク・ラミレスがやってきた。ハンサムなジェイクを前に、男性に不慣れなカタリーナは気圧されつつも、なんとか彼を説得し遺言を無効にさせようとする。その努力は裏目に出てしまい、逃亡を警戒されたカタリーナは、ネクタイで縛りつけられ、ジェイクと同じベッドで眠る羽目になった。 -
情熱だけの関係
結婚披露宴で、アラナは夫リースの友人とダンスを踊っていた。すると驚いたことに、リースが嫉妬に満ちた視線を向けてきた。変ね、彼が嫉妬なんてするはずがないのに。結婚紹介所〈求む、妻〉を通じて愛情抜きの結婚をしたアラナは、リースにとって、飾り物の妻でしかなかった。二人が喜びとするのは、ベッドのなかでの行為だけ。だがその夜交わした愛は、今までとは何かが違っていた。もしかしたら、私たちの関係が変化し始めているの?それを確かめることはできなかった。翌日、アラナは交通事故に遭い、夫の記憶を失ってしまったからだ。 -
彼が結婚する理由
「木曜のプレミア試写会には、ぼくがエスコートしよう」突然のニックからの申し出に、テスは動揺した。彼とは仕事上の関係に徹するようにしてきたのに、なぜ?しかもニックは、公然とテスと腕を組んで赤絨毯を歩くために、いまの女性関係まで整理すると言うのだ。戸惑うテスの脳裏にある考えがよぎり、彼女は凍りついた。まさかニックは、知ってしまったの?わたしが子どもを産んだことを。たった一夜の情事でできた、彼の子どもを……。 -
夫に片思い
フローリストのホリーは、銀行の最高経営責任者であるリチャードと交際を始めた。平凡なだけの女になぜ興味があるのか疑問に思いつつも、彼の目に宿る情熱に賭けてみることにした。それでも、自分は本気の相手ではないと心のどこかで感じていた。リチャードは亡き妻を愛し続けていると聞いたこともあるし……。悪い予感は的中した。ある日、彼と訪れたパーティで、リチャードの友人の妻が教えてくれたのだ。彼は、結婚紹介所に登録して妻を探していると。やっぱりわたしは、遊び相手にすぎなかったの?★形だけの妻が欲しい三人のリッチな男性が、理想の花嫁を探しに結婚紹介所に登録します。さて、どんな出会いが待っているのでしょうか。★ -
惑いの結婚指輪
リリーは、親友レイチェルに強引に誘われ、週末のダブルデートに出かけた。そこでリリーを待っていたのは、思いがけない人物だった。サンチャゴ・モライス――二度と会うことはないと思っていた男性。話によれば、サンチャゴはレイチェルの恋人の友人だという。なんて残酷な偶然だろう。リリーは自身の運命を呪った。サンチャゴと出会ったのは一年前のスペイン。愛し合った幸せな日々は、ひどい誤解が原因で砕け散った。激怒に燃える彼の瞳は今も忘れられない。そのとき、サンチャゴの不可解な視線に気づき、リリーは思った。まさか彼は、私が来ることを知っていたの? -
砂塵に舞う花嫁
砂漠の国ズーランの、とある屋外市場の店先で、カトリーナは一人の男性に目を奪われた。瞳は黄金色に輝き、砂漠に生きる者の力強さが全身に漂っている。彼は追われる身らしく、武装した兵士が現れると突然カトリーナに近づき、恋人のふりをさせて場を切り抜けようとした。そして抗う彼女の唇を強引に奪い、兵士たちが撤退するや去っていった。解放されて安堵するべきだ。なのに、なぜ胸が締めつけられるの?相手は危険な人。そもそも、もう会うこともない通りすがりの人なのよ。思いがけない胸のざわめきを抑えようと、彼女はそう自分に言い聞かせた。後日、まさか彼に人質として捕らえられることになるとは思いもせず。★ペニー・ジョーダンの新作。今回のヒーローは、魅惑的なシーク。ある事情から彼はヒロインに身分を明かせないのですが、それが恋を複雑にしていき……。夏にぴったりの情熱的な一作です。★ -
砂と太陽の国で
「二十四時間以内に帰国し、我が国の実力者と結婚しろ!」父からの脅しにも似た厳命に、ケイラは茫然とした。祖国バラカは、女性の権利などないに等しい国。戻りたくない。しかも、会ったこともない男性と結婚するためだなんて……。途方に暮れるケイラの前に、思わぬナイトが現れた。シーク・カーレン・ヌリ。ケイラの初恋の相手だ。「僕なら君を助けることができる」ケイラはその言葉を信じていいものかどうか戸惑ったが、父の回し者に襲われ、ついに彼に助けを請うた。それが新たな苦難の始まりとも思わずに。 -
買われた純潔
ネルは病院のベッドで目を覚ました。自動車事故を起こし、救急車で運ばれた記憶がおぼろげながらある。ベッド脇で夫のアレクサンドロスが見下ろしていた。急な知らせを受けて、久しぶりにロンドンに戻ったのだろう。二人は結婚して一年たつが、ネルは未だに無垢なままだった。アレクサンドロスが父の苦境を救ってくれたのと引き換えに嫁いだにすぎないから。それに夫には愛人がいる。こんな生活に耐えられず逃げだしたところを、事故に遭ったのだ。うわべだけの気遣いを見せる夫にネルは憤った。「あなたなんて大嫌い!」彼女はわっと泣きだした。 -
氷の令嬢
ある晩餐会で、そのまなざしを感じたとたん、ポーシャの運命は狂い始めた。まなざしの主は、ディエゴ・サエス。やり手の実業家で、次々に女性をものにするプレイボーイだ。晩餐会の夜以来、ディエゴは執拗にポーシャにアプローチをかけてくる。まるで狩りを楽しんでいるかのように。お金さえあれば、女性はみんな思いのままになると思っているのね。ついに業を煮やしたポーシャは、冷たい口調でディエゴに言い放った。「私があなたのような人と関係を持つと思うの?」その瞬間、彼の表情が一変し、ポーシャの背筋に戦慄が走った。 -
ボスは意地悪
仕事で参加した地元企業の交流会議で、シェリーはボスのレイフとチームを組むことになった。レイフは今でこそ女性社員の憧れの的だが、シェリーは彼の正体をよく知っていた。幼いころから彼にばかにされ、意地悪をされ続けてきたからだ。案の定、シェリーと一緒に働くと知り、レイフは反感をむきだしにした態度を見せた。先行きを憂えていた矢先、企画の一環として、なぜかシェリーがレイフの上司として指揮を執ることになった。これまでの借りを返す願ってもないチャンスだわ!シェリーの胸は躍った。 -
キスまでの距離
会社員のテイはロンドンの瀟洒なアパートに女友達と住んでいた。友達が出ていき、ルームメイト募集の告知を貼りだした直後にやって来たのは不機嫌で無口な背の高い男性、マグナスだった。異性は断るつもりだったけれど、応募者は結局彼ひとり。仕方なく共同生活を始めたが、マグナスは画家だと言うわりには仕立てのいいスーツを着ているし、一度も作品を見せてくれない。そしてテイのデートに冷ややかな態度で口をはさんでくる。「昨日はクームズ社の御曹司、今日はフレイザー社の若手社長か」ちがうわ、いつもの私はこうじゃない。あなたが私を動揺させるから!★イマージュの大人気作家、ジェシカ・スティールが純真なヒロインを生き生きと描きます。テイは楽しいけれどときめきのないデート相手と、無愛想なのに魅力的なルームメイトの狭間で戸惑います。そんななか家庭の問題が浮上して……。最後まで目が離せません!★ -
仮面の花嫁
セバスチャン・フィオルキスと結婚しろですって?アリージアは冷酷な祖父の言葉に、耳を疑った。私の父はフィオルキス一族のせいで亡くなったというのに、その跡取りの男性の妻になるなんて、とんでもない話だ。億万長者のセバスチャンと結婚しさえすれば、病気の母に手術を受けさせることができるのは確かだが……。葛藤の末、アリージアは覚悟を決めた。これは完全な政略結婚よ。夫婦になるといっても、名前だけのこと。しかし、二人の結婚が実現すると、セバスチャンは言った。「君は僕のものだ。そのすばらしい体の隅々まで」★2003年に日本語版デビューし、ハーレクイン・イマージュで活躍中のサラ・モーガン。今月はギリシア人男性をヒーローに据えた結婚物語をお届けします。★ -
初恋を抱きしめて
幼なじみのハリーが、一年ぶりに故郷に帰ってきた。彼と顔を合わせるなり、エマはいつもどおり、抱えあげられてくるくる振り回された――久々に会った小さな妹みたいに。いまや大富豪になったというのに、彼は昔とちっとも変わらない。少年のような瞳も、くしゃくしゃの髪も、私との接し方も。歓迎の笑みを浮かべながら、エマは決意を固めた。長いあいだ、彼への思いは胸に秘めてきたけれど、そろそろ私が大人の女性だってことをわからせなくちゃ。長すぎた初恋を実らせるときがきたのよ!★大都会メルボルンを舞台に、せつない初恋を描いた物語。ロマンチックな展開に胸がきゅんとします。★ -
真夏のマーメイド
アンナは小さな村の診療所に勤めている。人手が足りず、目がまわるような忙しさだ。そこへ、幼なじみのサムがロンドンから戻ってきた。彼は今ではテレビ番組に出演する有名な医師になっている。仕事を手伝ってもらえるのはありがたいけれど、サムがそばにいると、どうしても落ち着かない。ほかの人にはやさしいのに、わたしにだけは冷たいし、癇に障ることばかりするから。今も、サムは番組のために診療所を撮影すると言い出した。彼と一緒にカメラの前でほほえむなんて、冗談じゃないわ!★幼なじみとはいえ、まるで違う世界に住んでいる二人。衝突ばかりしていても、認めたくないときめきを感じて……。破竹の勢いでファンを増やしつづけているサラ・モーガン、得意のドクターものです。★ -
ボスとの約束
ルーは完璧な秘書だった。常に冷静で、仕事が速く、決してミスを犯さない。でも、ひとたび家に帰れば、生活に追われて悩むただの女性だ。一方、プレイボーイと名高いボスのパトリックは、社会的な地位のために妻を必要としていた。浮気も許してくれる、都合のいい妻を。それを知ったルーは、二人の悩みを解消する名案を思いついた。ボスに私と結婚してもらうのはどう?私なら完璧な妻になれる。しかもいっさい愛情抜きで。★「天使たちの休日」で、RITA賞の栄冠に輝いたジェシカ・ハート。さすが実力派、本作も練りあげられたストーリー展開で、みなさまの期待を裏切りません。★ -
公爵のプロポーズ
ジョアンナは遺跡調査のため、古い宮殿を訪れた。ここは元婚約者、グスターヴォの領地だ。何年も前、親の決めた結婚相手に、彼女はひと目で恋をした。だが式の直前、グスターヴォはほかの女性に夢中になった。彼の幸せだけを願って、ジョアンナはそっと身を引いたのだった。あのとき私の世界は音をたてて崩れ落ちたけれど、彼が今も輝いているなら、それでいい……。しかし再会したグスターヴォは、ひどく悩んでいるように見えた。ジョアンナは再び願った。彼の力になりたい、と。★RITA賞を二度も受賞しているルーシー・ゴードン。練りあげられた珠玉の物語で、熱い注目を集めています。本作では、ひたむきな女性の心を打ち砕いてしまったイタリア人公爵の葛藤を描きます。★ -
禁じられた口づけ
上司のマーカスの前で、キットはずっと“地味でお堅い秘書”を演じてきた。本当は、やぼったい眼鏡をはずし、ひっつめた髪を下ろして、ありのままの姿を知ってほしいけれど、そんなことをすれば彼への恋心まで見透かされてしまう。それに私には、ほかにも秘密がある……。ところがある日、キットのジレンマを吹き飛ばす出来事が起こった。マーカスが突然こう言ったのだ。「今度の週末は、君と一緒に過ごすことにしたよ」★大人気キャロル・モーティマーがオフィスの恋を描きます。さすが大御所、思いがけない展開は最後まで目が離せません。★ -
花嫁の孤独
あのホイットが、ついに身を固めることにしたんだわ。独身生活を謳歌していた、テキサス一のプレイボーイが。そう悟って、イーディは激しく胸が痛んだ。彼は身近にいる平凡な女には目もくれなかったけれど、私はホイットをずっと愛し続けてきた。この思いを永遠に封じ込めなくてはならないなんて。ところが、ホイットは思いもよらない言葉を口にした。「僕が結婚したい女性は君なんだよ」イーディの心は天まで舞い上がった――すぐさま無残に打ち砕かれ、絶望の淵に沈むとも知らずに。★揺れ動く乙女心を緻密に描いた物語で、熱い注目を集めているスーザン・フォックス。今回もヒロインのときめきと悲しみが最後まで読み手を引きつけます。2004年7月刊「花嫁の契約」(I~1689)、2005年9月刊「花嫁のためらい」(I~1772)の関連作です。★ -
ボスは独身主義
若き経営者にしてシカゴ財界の有力者ディーン・ローガン。それが、秘書ジョディが五年もの間仕えてきた人物だ。仕事中の彼は厳格で笑顔ひとつ見せたことがない。そのくせ、私生活では群がる美女たちと短い交際を繰り返し、しばしばジョディに後始末を押しつけている。わたしのことなんて便利な機械としか思っていないんだわ。彼女はなかばあきらめの境地に達していた。ところが、そんな彼に異変が起きた。目下の恋人にふられたのだ。呆然とする上司を見かねてバカンスをとるよう勧めたところ、ディーンは急に目を輝かせ、彼女にハワイへの同行を命じた。★シルエット・シリーズを代表する人気作家アネット・ブロードリックが登場。★ -
裏切られたプリンセス
エマンド国王女のジェーンは慈善パーティに出席し、ボビー・キャラハンにひと目で惹かれた。彼女は衝動的な思いに驚きながらも彼を追いかけた。陰から見つめているのをボビーに気づかれてうろたえるが、逆に彼に誘惑され、そのままベッドをともにしてしまう。十日後、別のパーティで二人は偶然再会し、ジェーンがうれしさに舞いあがったのもつかの間、ボビーは彼女の兄が誰かを知るや、冷酷な人間に豹変した。いったい何が起きたの?ジェーンはただ戸惑うしかなかった。★砂漠のプリンセスが恋に落ちた相手は兄の敵で……。家族と恋の間で心を引き裂かれながらも気丈にふるまうヒロインの姿が切ない物語です。★ -
狼とシンデレラ
雑貨店を経営するホリーが空輸の商品を待っていると、小型飛行機が目の前で墜落した。彼女は懸命にパイロットの男性、ガイを救出する。奇跡的に軽傷ですんだが、ホリーは彼を自宅で療養させることにした。助けたからには責任を持つべきだからと自分に言い聞かせ、いまだ誰も入れたことのない寝室にガイを寝かせた。だが数日をともに過ごすうち、ホリーは彼に強く惹かれていく。そんな彼女の思いを知ってか知らずか、ガイが言った。「ホリー、今夜は寝室で寝たらいいよ」★昨年、“ロマンス界のオスカー賞”と目されるRITA賞を獲得したバーバラ・マコーリィの筆が冴え渡ります!★ -
悲しき愛人
ケイトは亡き父の精米所の新しいオーナーを見て、色を失った。彼女を厳しく見据える魅力的な大人の男性――かつて彼女が愛し、自ら残酷な別れを強いた元恋人のチェイス。十七の少女にはどうすることもできない事情だったとはいえ、罪悪感がいっきに押し寄せる。だが今や、ケイトの住まいすら彼のものになってしまった。自分が追い払われるのはしかたないが、敷地内に住むシングルマザーの親友だけは置いてほしい。そう必死に懇願するケイトに、チェイスは言った。「そのためには、代償を払えよ。僕はきみがほしい」★リンダ・コンラッドが描くフランス系億万長者の物語も本作が最後です。断腸の思いで下した過去の決断にふたたび苦しむヒロイン。涙を誘う珠玉のロマンスです。★ -
強引な結婚
吹雪の中、レスリーはとある家に避難する。そこでは、体に傷を負った男性ジェイソンが療養していた。彼は予期せぬ訪問者を迷惑がり、無礼な言葉を次々に吐いた。男性的な容姿には惹かれるけど、頭にくる人だわ!だが、彼女はほかの場所へ行くこともできず、やむなく空いているベッドを借りることにする。翌日になってさまざまな話をして過ごすうちに、ジェイソンは心を開き始め、レスリーは純粋に喜んだ。その晩、彼に同じベッドで寝ようと誘われ、胸のときめきを覚えた彼女は、思わずイエスと答えていた。★テキサスの名門クレンショー家の四兄弟の物語をお届けします。ただ一人独身の末弟ジェイソンが純真なヒロインと繰り広げるロマンスと冒険をお楽しみください。★ -
ボスへの想い
バイオレットは弁護士事務所で秘書として働いている。一年前からボスのブレイクに密かに恋をしていたが、ある日、ささいな発言で彼を怒らせてしまう。ブレイクは私生活に口出しされる覚えはないと息巻いたうえ、彼女が太り気味だということを暗に指摘した。バイオレットはボスの態度に傷つき、つらい気持ちや彼への想いを同僚にもらした。するとその会話をブレイク本人に聞かれていたことが発覚する。あまりの恥ずかしさに耐えきれず、意を決した彼女は辞表を手にボスのオフィスへ向かった。★今月はあの大人気ミニシリーズ『テキサスの恋』の最新刊をお贈りします!★ -
さまよえるシンデレラ
エマは生まれてすぐに捨てられ、里親の家を転々としてきた。そのためか人との関係が長く続かず、いつも孤独だった。ある日、彼女が働く店にフリンという名の男性が現れて、彼女は実は大富豪フォーチュン家の相続人だと告げられる。なかば強引に事実を受け入れさせられ、違和感を覚えつつもエマは富豪一族の一員となった。親戚の集うパーティが開かれることになり、今までしたこともない口紅を引いてドレスに身を包んだ。しかし広い屋敷で道に迷い、情けなさに落ち込んでいると、聞き覚えのある低い声がした。「君をさがしていたんだ」すると目の前に、官能的な笑みを浮かべたフリンが立っていた。★『富豪一族:知られざる相続人』は、一年ぶりに登場のアイリーン・ウィルクスが執筆。大作家リンダ・ハワードに~私が読みたいと思うことを書いてくれる人~と言わしめた注目の作家です!★ -
異国の薔薇
ヒーラは砂漠の王国の豪商の娘。厳格な父親の支配のもと、自由を奪われて生きてきた。父親にとっては美しい娘も商売の道具の一つにすぎない。ヒーラは結婚相手までも父親によって決められ、交際の期間もないまま、結婚式の日を迎えることになった。愛をささやかれることも、夢を語り合うこともなく。バルコニーから月明かりの庭にいる彼を見たことがあっただけ。花婿はアメリカ人ビジネスマン、マーク・ボルドー。彼の鋭い目の光に、ヒーラはなぜか熱いおののきを覚えていた。★人気急上昇中のナリーニ・シンの新作をお届けします。本作には作家からの特別メッセージがついています。お見逃しなく!★ -
熱き暗闇
ルーシーは二年間ボスのピーターに憧れてきたが、彼はいっこうに気づく様子もなく、いつも美女たちを連れ歩いている。あきらめかけていたある日、パーティに同行してくれとピーターに頼まれ、彼女の心は躍った。もしかして二人の関係が変わるのかもしれない……。とびきりおしゃれをして出かけたルーシーの願いは、思いもよらない形でかなえられた。停電したエレベーターに二人きりで閉じこめられたのだ。ルーシーは勇気を出して、彼に口づけをした。★二月に日本デビューしたハイディ・ベッツ。彼女の作品は今後も順次お送りしていきます。★ -
再会のクリスマスから
闘いもせずにあきらめたりしない。七年間の結婚生活と子供たちを守らなければ。夫からの突然の離別宣言をそのまま受け入れるわけにはいかないと、ロウィーナは夫の浮気相手に会いに、勤務先に出かけた。ところが会社に着くなり、最も会いたくない人物に出会ってしまった。夫の会社の社長、そして十一年前にロウィーナを捨てた男、キアだ。キアとロウィーナの兄は一緒に車に乗っていて事故にあい、兄は亡くなり、キアは重傷を負って、手術のためにアメリカに渡った。それきり連絡はとだえ、去年のクリスマスに再会したときには、世界がひっくりかえるのではないかというほどショックを受けた。それ以来、できるだけ彼から離れて暮らしてきたというのに……。近づいたらうっかり秘密を口にしてしまうかもしれない。三人の子供のうち一人は夫の子ではなく、実はキアの子だということを。 -
真実は心の中に
この人だわ。サマンサは魅惑的な男性を見て直感した。彼なら、わたしが求める熱い経験を与えてくれるはず。父の借金を返すために幸せな未来をあきらめ、金持ちだが愛してもいない男と婚約した彼女は、残された時間に一生分の楽しみをつめこもうと考えた。そう、この先味わうことのない、ときめきや情熱や刺激を。そして、ふらりと入ったアリゾナのバーで彼にでくわしたのだ。「ぼくはマックだ。きみの名前は?」セクシーな笑顔を向けられ、サマンサの胸は期待と不安に揺れた。 -
初恋が実るとき
キャサリンは決死の覚悟で家を売り、義兄の部屋へ転がりこんだ。幼いころから彼に恋い焦がれ、今も思いはふくらむ一方だけど、いつまでたってもルーカスは、私を女性として見てくれない。彼を振り向かせるには、このくらい思いきった行動に出なければ。もうこれ以上、“妹”なんて呼ばせないわ――絶対に!かたやルーカスは、繰り返し自分に言い聞かせていた。血縁がないとはいえ、キャサリンは“妹”として慈しむべき相手。彼女がどれほど魅力的でも、一つ屋根の下で暮らしていても、あやうい感情は隠し通さなければならないんだ――絶対に! -
仮面の女
仮装パーティーの会場で、カーリーはいたたまれない思いだった。こんなハーレム風のエロチックな衣装を着せられるなんて!仮面をつけてはいても、恥ずかしくてたまらない。そっと抜けだすと、プレイボーイのタイラーが追いかけてきた。いつもは私になんか見向きもしないくせに……。これがあの“冴えないカーリー”だとは気づいていないんだわ。タイラーは強引に迫ってくる。「君が欲しい。今すぐに」情熱的な言葉に舞いあがり、信じられないことにカーリーは、そのまま彼と愛し合ってしまう。そして翌日――。 -
涙にぬれた口づけ
秘書学校を出たばかりのケイシーは就職の面接に出向いた。大富豪キャリスター家が、秘書を探していると聞いたのだ。キャリスター家の当主ギルは、ゴージャスな雰囲気を持つ男性でしばしば雑誌の表紙も飾っているらしい。モデルのような美女たちがそんな言葉をささやき合うなか、ケイシーは面接を待つ列に加わった。だが面接室に入り、机の向こうに座る男性を見て、彼女は凍りついた。端整で男らしい顔に、嘲るような冷笑を浮かべてこちらを見ている。場違いな雰囲気の私のことを、心のなかでせせら笑っているのね。うわの空で面接を終えたケイシーの耳に、侮辱の言葉が届いた。「秘書に女性としての魅力はいらないから、君に決めたよ」 -
南国の花嫁
深い眠りから覚め、カレンは目を開けた。そこはロンドンの自宅ではなく、太陽の光あふれる見知らぬ部屋だった。手を握られていることに気づき視線を上げると、ハンサムな浅黒い肌の男性がこちらを見つめている。「やっと戻ってきたね」男性が言った。どういう意味? それに、この人はいったい誰なの?カレンがその質問をぶつけると、彼は一瞬言葉を失ってから言った。「僕は君の夫だ」カレンは凍りつき、目を見開いた。■“記憶喪失の物語”――突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語です。 -
忘れない夏
ジェンナの部屋を、親友のスージーが泣きながら訪ねてきた。兄サイモンが決めた相手と、無理やり結婚させられそうだという。束の間でも兄の目から逃れ、好きな男性と休暇を過ごしたい――そう訴える親友のため、ジェンナは口裏をあわせることにした。サイモンが電話してきたら、スージーはここにいると答える、と。ティーンエイジャーの夏、ジェンナはサイモンに夢中だったが、年上のガールフレンドを見せつけられて、憧れはたちまち冷めた。わたしたちをいつまでも子供扱いする鼻持ちならない男を、この機会にうまくだまして、ささやかな仕返しをしてやるわ! -
よみがえる情熱
テキサス州ヴィクトリアは、アマンダが愛してやまない故郷だ。久しぶりにその小さな町に降り立ち、彼女は過去に思いを馳せた。上流階級の令嬢として何不自由なく育った幸せな少女時代。隣家に住むジェイスに手ひどく振られた16歳の誕生日……。その後、一家は悪質な詐欺に遭い、すべてを失ったのだった。町を去る日のジェイスの冷酷な仕打ちを思うと、今も胸が痛む。いつか私が彼の呪縛から逃れられる日はくるのだろうか?沈んだ気分で顔を上げると、銀色に光る瞳が彼女を凝視していた。ジェイス! アマンダは凍りつき、なすすべもなく彼を見返した。 -
愛だけが見えなくて
パリで人気モデルとして活躍するアレクサンドラは、妊娠したのに気づいて愕然とした。相手のギリシア人富豪ディミトリとは、一年前からつきあっている。結婚はしていなくても、彼に知らせなくては。ところが一カ月ぶりに会ったディミトリは、ほかの女性と結婚すると言い、いきなり別れを切りだした。「妊娠したの。あなたの子供よ」思わず打ち明けたアレクサンドラに、彼は冷酷に言い放った。おなかの子供は僕の子であるはずがない。きみはほかの男と寝ていただろう、と。 -
冷酷な口づけ
父の死後すぐに義母が家を売りに出していると知り、リビーは隣人のジョーダンに相談した。彼は、何かと力になってくれ、途方に暮れるリビーを支えた。そんな彼の優しさに、以前から抱く憧れはつのるばかりだ。ある日唇を求められてリビーは思った。もしかしてこの恋はかなうかもしれない……。だが、淡い期待はすぐにしぼんだ。ジョーダンは洗練された令嬢とつき合い始めたのだ。 -
情熱の報い
アンジェリーナは十六歳で未婚の母となり、一人で息子を育ててきた。息子の父親はジェイク・ウィンターズ。現在アンジェリーナが運営するワイナリーで、以前働いていた青年だ。危険な魅力にあふれる不良少年だったジェイクに、アンジェリーナはひと目で心を奪われてバージンを捧げた。だがすぐに周囲に仲を引き裂かれ、ジェイクには息子の存在さえ知らせていなかった。ある日偶然ジェイクがワイナリーを訪れ、二人は十五年ぶりに再会する。今や敏腕弁護士となった彼に胸をときめかせつつも、アンジェリーナはどうしても過去の傷を忘れることができなかった。そんな彼女に、ジェイクは二人だけで夜を過ごそうと提案した。 -
異国の王子さま
★あの夏、わたしたちは激しい恋に落ちた。南フランスのまばゆい太陽の下で。★父の死後、タビーは住む場所さえ定まらない生活を送っていたが、ある日、思いがけない幸運がフランスから舞い込んだ。休暇旅行中に知り合った老婦人からコテージの遺贈を受けたのだ。彼女がブルターニュへの移住を決意した矢先、かつての恋人クリスチャンが訪ねてきた。「ぼくの大伯母がきみに遺贈したコテージを買い戻したい」航空会社を経営する彼とは、四年前の夏に出会い、気まずく別れた。タビーはショックを受けたが決意は揺るがなかった。私たち親子にはフランスに移り住む権利がある。息子のジェイクは、クリスチャンの血を引いているのだから……。 -
きみに捧げるラブレター
たった十六歳だったケリー・オブライエンは初恋の人ジャクソンのささやいた愛の言葉をすべて信じた。パーティの夜、兄の親友でまばゆいばかりにハンサムな彼は、ケリーを大人の女性としてエスコートしてくれた。彼に抱かれてのダンス、そして誰もいない真夜中の浜辺へ……。“毎日デートしよう。君が十八歳になったら必ずプロポーズする”しかし約束が果たされる日は来なかった。あの夜以来、ジャクソンは二度と姿を見せなかったのだ。ところが今、七年の時を経て彼はケリーの前に現れた。「ディナーを一緒にどう?」何事もなかったかのように誘う彼をケリーは怒りと憎しみをこめて見すえた。★“初恋の物語”――今まで知らなかった喜び、そして痛み。愛に目覚めたばかりのヒロインが紡ぐ、ナイーブな初恋の物語。 -
熱い手ほどき
過保護な二人の兄たちが目を光らせているせいで、アニーは25歳を過ぎても男性と深くつき合ったことがない。そんな彼女が幼いころから思い続けてきたのは、長兄の親友ガイ。だが、家族同然に育ったガイは彼女を子供扱いしてばかりいる。アニーは思いきって、男性を誘惑する方法を友人に尋ねた。偶然その会話を耳にしたガイは、その標的が自分だとも知らず、むやみに男を挑発するなんてとんでもないと説教を始めた。それならいい考えがあるわ。アニーは迷わず口にした。「だったら、あなたが誘惑の仕方を教えてくれる?」 -
愛の物語の結末は?
イタリア人の恋人にプロポーズされ、ドナは幸せだった。トニは子供っぽくて少し頼りないが、私を愛してくれている。孤児だったドナの憧れ――家族を持つ夢がもうすぐかなう……。ところが彼の実家を訪れると、冷たい歓迎がドナを待っていた。傲慢そうなトニの兄リナルドが、手切れ金を提示してきたのだ。家業を継ぐ彼には、ドナが裕福な一族を狙う女に見えるらしい。憤って拒否したが、リナルドが次に放った言葉にドナは驚愕した。「トニはいつか君を忘れるが、僕たちはお互いを忘れられない」なんという人!結婚を阻止するために、私を誘惑する気なの? -
大晦日のシンデレラ
シンデレラのお話は好きじゃないし、王子様も望んでいない。それでも今年最後の夜を、ニコルは精いっぱい楽しもうと決めた。富豪の名士ばかりが集まる、社交クラブの大晦日パーティ。裕福な夫を見つけなさいと親戚夫妻が失業中の彼女を誘ったのだ。まもなく年が明けるころ、ニコルは一人の男性を紹介された。アンドルー・コルトン・タイラー三世。大企業の社長だという。見るからに洗練された彼は、社交辞令かニコルをダンスに誘う。やがてカウントダウンが始まった。3、2、1……歓声があがる。新年おめでとう――その言葉が、アンドルーの唇にかき消された。
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