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「pho」の「本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「pho」の「本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ショートショートと帯には書いてるけど、短編小説が多め。僕の分類の中では。
Twitterは文字のSNSということもあり、好きだし、よく見ている。何人かの著者はフォローもしていた。
同じ時代を生き、同じ東京という町に住み、同じアプリを使いながらも、知らないことだらけ。テーマは『キラキラした東京とその裏側』かな。
特に面白かったのはリクルート出身で、いわゆるドロップアウトした男を描いた『喉元まで出かかったその言葉は』
優雅な生活と引き換えにギャラ飲みに勤しむ女性を描いた『必見!ギャラ飲みで毎月100万円簡単に稼ぐ方法』
仮面を脱いだ自分をさらけだすことが出来た『ひと夏の幻』
何者かになりたい
Posted by ブクログ
流行りのTwitter文学とはどんなものか気になって購入。最初はなんだこれ…となったけど、読み進めるうちにだんだん慣れてきた。
一冊読み終わってみて、Twitter文学とは、小説ではなく、散文詩なのだと思った。萩原朔太郎の「死なない蛸」を読んでいるような気持ちになる。
いずれの作品も、登場人物達が究極まで抽象化、客体化されていると同時に(実在する企業や大学、街さえも記号化されている)、厭世的な視点で書かれているが、これが風刺が好きなTwitterユーザーと非常に相性がいいのだろう。
Twitter文学とは''何か"を(時に自分自身を)嘲笑うために産まれたのではない