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  • モーニング 2024年23号 [2024年5月9日発売]
    NEW
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    ◎『落合博満のオレ流転生』は巻頭カラー付きで登場! 自分を救ってくれた村人たちに報いるため、王国からの刺客に、ちょうどいい感じの棒を持って立ち向かうオチ……。 『ドラマな恋は基本から』は巻中カラー付きで登場! 「恋愛トレーニング」も順調なキラキラタワマン生活から子供部屋おじさんに逆戻りの危機! ◎『定額制夫の「こづかい万歳」~月額2万千円の金欠ライフ~』は表紙で登場! 夜勤のトラック運転手がハマる「お役所メシ」の魅力に迫るーー!! ※作品ラインナップは、紙の「モーニング」に準拠しておりますが、一部、異なる場合があります。
  • きのう何食べた?(1)
    4.5
    鮭とごぼうの炊き込みごはん、いわしの梅煮、たけのことがんもとこんにゃくの煮物、栗ごはん、トマトとツナのぶっかけそうめん、鶏肉のオーブン焼き、ナスとトマトと豚肉のピリ辛中華風煮込み、いちごジャムetc.……
  • 文藝春秋2024年6月号
    NEW
    -
    ◎森喜朗 元首相 「裏金問題」真相を語る 240分 「私が裏金作りを始めたと言っているのは誰だ」 聞き手・森功 ・岸田首相から電話の事情聴取で尋ねられたこと ・「全責任を取って仲間を救ってやれ」と塩谷座長を説得した ・下村元文科相が「二千万円」持参して私に土下座した理由 【緊急座談会】 ◎「カイロ大卒」小池百合子都知事の真贋 田崎史郎 奥谷禮子 澤章 【総力特集 がんの新世紀】 ◎がん先進治療ここまで来た! 森省歩 ◎患者2万人の本当の悩み 大久保淳一(「5years」代表) 【大反響 第3弾】 ◎コロナワクチン後遺症とがん「がん超過死亡率が上昇している」 福島雅典(京都大学名誉教授) ◎アンチエイジングはSFではない 河合香織 ◎認知症介護6つのヒント 奥野修司 ◎2つのディストピア 米中に呑み込まれるな 岩井克人 ◎短期集中連載5 駐中国大使、かく戦えり 垂秀夫 「台湾有事」中国の本当の狙い  ◎トランプは独裁者のカモになる ジョン・ボルトン ◎投資家必読! 円安が続かない理由 岩本さゆみ ◎中国不動産バブルのキズは深い 柯隆×高口康太 安田峰俊 ◎メジャーリーグと賭博コネクション 芝山幹郎 ◎国民的スターSMAPの明日 鈴木おさむ ◎91歳、今が一番楽しんでる 渡辺貞夫 ◎『青い壺』50万部突破 有吉佐和子のおもちゃ箱 原田ひ香 平松洋子 ◎日本の顔 辻惟雄インタビュー 「若冲と70年安保」 【連載】 ◎新連載 地図を持たない旅人2 大栗博司 ◎お笑い社長繁盛記5 太田光代 ◎ムーンサルトは寝て待て11 内館牧子 ◎記者は天国に行けない29 清武英利 ◎有働由美子対談65 草なぎ剛(俳優) ◎小説 病葉草紙 最終回 京極夏彦

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  • 大奥 1巻
    完結
    4.5
    全19巻737~759円 (税込)
    男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。男女の立場が逆転した世界に生まれた貧乏旗本の水野は、大奥へ奉公することを決意する。女性の将軍に仕える美男三千人が集められた女人禁制の場所・大奥で巻き起こる事件とは…!?
  • 環と周
    完結
    4.7
    家族、恋、友情……さまざまな関係性で綴られる“好きのかたち”。 ――現代編 中学生の一人娘が同級生の女の子とキスをしているのを目撃して動揺する妻。実は夫にも、かつて同級生の男の子を好きになったことがあった。 ――明治時代編 大切な“お友達”になった女学生の環と周。周の縁談が決まり二人は離れ離れに……。 ――70年代編 病気で余命わずかと知った環は、同じアパートに住む少年と出会い交流が始まる。 ――戦後編 復員兵の周は元上官の環と再会し、闇市で一緒に店を始めるが、環には秘密があった。 ――江戸時代編 周の夫を斬った相手は、幼馴染みの環だった。仇討ちのため再会したことから、二人の運命が変わり始める。
  • 西洋骨董洋菓子店 1巻
    完結
    4.5
    全4巻550円 (税込)
    住宅街で、深夜にひっそりと営業する洋菓子店『アンティーク』。そこで働く無精ひげのオーナー・橘(たちばな)と天才パティシエの小野(おの)にはある過去があった。それは、高校時代、告白してきた小野を橘がこっぴどく振ったということ。しかも『魔性のゲイ』に成長した小野に再び迫られて…?  『アンティーク』を舞台に巻き起こる人間模様を鮮やかに切り取った、よしながふみの珠玉のレシピが、雑誌掲載時のカラー原稿を完全再現し、電子版全4巻で登場!
  • 藤原道長 「御堂関白記」 (上) 全現代語訳
    5.0
    1~3巻1,485~1,540円 (税込)
    平安時代最大の権力者・藤原道長が、絶頂期に記した日記を読む! 『御堂関白記』は、平安時代中期いわゆる摂関政治の最盛期を築いた藤原道長の日記である。 長徳元(995)年、30歳で関白に准じる職・内覧に任じられたときから始まり、豪放磊落な筆致と独自の文体で描かれる宮廷政治と日常生活の様子が記されている。 平安貴族が活動した世界とはどのようなものだったのか。 自筆本・古写本・新写本などからの初めての現代語訳。
  • 藤原行成「権記」全現代語訳 全三冊合本版
    -
    一条天皇・藤原道長の側近として多忙極まる日常的政務 能吏による平安宮廷詳細日記である『権記』は、平安中期、九条流藤原氏の嫡流で三蹟の一人と称される藤原行成の日記である。平安最盛期の宮廷での政治的動きや儀式次第、行事の実態などが詳細に綴られている。日々の宮廷の政治・儀式・秘事が記され、貴族の多忙な日常と平安の政治体制が見える第一級史料、初の現代語訳。
  • 小右記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    3.8
    平安時代の公家で、故実に通じ「賢人右府」と称賛された藤原実資。彼の日記『小右記』は、藤原道長が詠んだとされる「此の世をば我世とぞ思ふ望月の欠けたる事も無しと思へば」が載ることでも著名である。63年にわたり書き続けられた現存5463条の膨大な記事のなかから、男性貴族によって宮廷で執り行なわれた政務や儀式など、初心者にも面白い内容を精選。原文・訓読文・現代語訳を収録した、研究の第一人者による決定版。
  • 皇子たちの悲劇 皇位継承の日本古代史
    3.3
    『古事記』『日本書紀』をはじめ、日本古代の歴史書には、天皇として「即位できなかった皇子」の記事が多数残されている。これらの皇子たちの多くには、残念では済まされない苛烈な未来が待っていた。彼らは、なぜ即位することができなかったのか。記紀の伝承時代から、律令制成立期、律令制下、さらには平安時代の摂関期から院政期にかけて、敗者となった皇子たちの政治的背景を探求し、日本古代国家の本質に背面から迫る。
  • 大奥【公式ビジュアルファンブック 大奥-没日後録-付き特装版】 19巻
    完結
    4.9
    16年に亘る超傑作がついに完結!!安寧と言われた江戸時代にも終幕が。江戸城明け渡しのその時、大奥では何が!?そして、江戸城を追われた大奥面々のその後は!?よしながふみ渾身のメッセージが込められた熱き一冊です!特装版小冊子はオールカラー!雑誌掲載イラストがほぼ網羅されたイラスト集を中心に、堺雅人氏、磯田道史氏とよしながふみの対談や、超豪華作家陣による寄稿など盛りだくさんの112Pです!※別に配信している「大奥」19巻【通常版】と本編が重複しておりますのでご注意ください。
  • フラワー・オブ・ライフ 1巻
    完結
    4.3
    白血病治療のため、1年1ヶ月遅れで高1になった春太郎。オカマにしか見えない教師や優しいぽっちゃり少年などのバラエティ豊かな人々に囲まれ、どこにでもあるようでどこにもない学園生活が始まる!
  • こどもの体温/彼は花園で夢を見る
    完結
    4.4
    現代の日本と中世の異国。遠く離れた二つの舞台で「家族」をテーマに描いた、よしながふみの傑作短編集。待望の配信開始!!
  • きのう何食べた?(20) 特装版
    4.6
    累計発行部数840万部超! 記念すべき第20巻の節目に、作者・よしながふみも超待望の「何食べに出てきたこれまでのメニューを全て網羅し、食材ごとに何巻の何話に載っているかを把握できる逆引き事典」を付録にしました。連載当初から変わらず『きのう何食べた?』が大切にしているメインコンテンツが料理です。ストーリー内に毎話出てくるメニューやレシピは、その時のエピソードと密接に関わっており、この便利な小冊子で逆引きすることで、それぞれの物語も紐解かれていきます。そして作者の思い入れの深い料理を3品撮り下ろし。これから料理を始めよう、という人も作る気になる!料理写真やシロさん&ケンジのイラストをふんだんに使った永久保存版です。 ・収録予定内容 きょう何作る?食材別逆引き索引、撮り下ろしレシピ【豚バラ、キャベツ、ニラのもつ鍋風(10巻#79より)、シロさんちふうシフォンケーキ(11巻#88より)、ドライカレー(16巻#124より)】、歳月を重ねる二人のとっておきカラーイラスト集、何食べに出てくる料理「基本のき」、シロさん的エプロンメモ、and more……
  • 小学館版 学習まんが人物館 藤原道長
    -
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 『源氏物語』の黒幕は藤原道長だった!? 学校の教科書に必ず登場する藤原道長は、平安貴族の代表的な人物として知られています。 この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる事も 無しと思へば (訳:この世を私の世のように思う。満月が欠けることもないと思うので) 道長の権力の大きさを満月にたとえたこの和歌を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実はこの和歌、道長自身の日記には記録がなく、道長のライバルの手によって書き留められたものなのです。この和歌によって、道長にはしばしば「強欲な権力者」としてのイメージがつきまといますが、はたしてそれは史実なのでしょうか? また、2024年の大河ドラマ『光る君へ』で描かれる紫式部との関係も注目です。貧しい学者の娘にすぎなかった紫式部は、一体なぜ『源氏物語』を執筆できたのでしょうか?(当時、紙はとても貴重で高級品でした) そして主人公の光源氏のモデルは、一体だれなのか――? この本では、1000年にわたって誤解されてきた藤原道長の真実の姿が、まんがで楽しく学べます。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 紫式部と藤原道長
    4.1
    『源氏物語』がなければ道長の栄華もなかった!  無官で貧しい学者の娘が、なぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか? 後宮で、道長が紫式部に期待したこととは?  古記録で読み解く、平安時代のリアル ・紫式部は早くに生母と死別、父は後妻のもとに通う日々 ・道長の権力獲得に欠かせなかった姉・詮子 ・道長最大の政敵が失脚した「長徳の変」 ・紫式部と夫宣孝の「痴話喧嘩」 ・一条天皇は『源氏物語』の愛読者 ・華やかな定子サロンと地味な彰子サロン ・「御物怪が……」彰子出産の記録『紫式部日記』 ・三条天皇と道長の確執 ・彰子と実資の間を取り次ぐ紫式部 ・「この世をば……」が詠まれたとき 24年大河ドラマ「光る君へ」時代考証担当の第一人者が描く、平安宮廷の世界と、交差した二人の生涯!
  • 環と周【単話】 1
    完結
    4.2
    全6巻11~176円 (税込)
    娘が友人の女生徒とキスしているのを見てしまった母・環は夫に相談。娘と同じように、自分も中3の頃、男の子に恋していたことを思い出した父は――。さまざまな形で私たちの間に存在する、“好き”を繊細に描き出すオムニバス連作、第1巻。
  • 日本の醜さについて 都市とエゴイズム
    3.8
    個人主義で自己主張の強い欧米人とくらべ、日本人は集団主義的で協調性があり、「和をもって貴し」とする民族だと言われてきた。しかし、ひとたび街に目をむければ、それはまちがいだと気づく。利権まみれで雑多な東京。くいだおれ太郎やかに道楽など人形だらけで幼稚な大阪。“千年の都”と称されながらスクラップ・アンド・ビルドをくりかえす京都。ローマと東京、ヴェネツィアと大阪、フィレンツェと京都――街並をくらべるかぎり、近代化に成功し、本物の自由を勝ちとったのは欧米ではなく日本なのだ。都市景観と歴史が物語る、真の日本人の精神とは?
  • 愛がなくても喰ってゆけます。
    完結
    4.3
    全1巻968円 (税込)
    こんなに食べてすいません……!! 美味しい料理に群がるちょっとヘンテコな愛すべき面々の食欲全開ライフを描いた、よしながふみの初グルメ・ショートショート。「エロティクスF」連載当初から「夜中に読むと空腹が刺激されて危険…」と話題を読んだ人気シリーズ全13話に加え、描きおろし2話収録、よしながふみオススメの東京うまい店ガイド&MAPつきの豪華版。 この本片手に紹介されたお店をたずねるもよし、読んでも見ても楽しい1冊です。
  • 平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像
    4.6
    「驕れる道長」は虚像? 歴史の主役としては光の当たらない平安貴族。 だが、武士が台頭し不安定化する世情にあって、彼らは国のために周到に立ち回り、腐心しながら朝廷を支えていた。 NHK大河ドラマ「光る君へ」の時代考証も務める著者が、知られざる平安貴族の実像を、 藤原道長『御堂関白記』、藤原行成『権記』、藤原実資『小右記』という三つの古記録から複合的に明らかにする。
  • 1限めはやる気の民法
    完結
    4.6
    法学部三年の田宮が、純粋な学問への興味から選んだゼミは超楽勝ゼミで知られる通称・龍三研究会(たつさぶゼミ)! 田宮以外は、付属高校出身のお気楽な金持ち連中ばかりの中で、ひと際ケーハクそうな代議士の息子・藤堂に、ほのかな友情を抱き始める田宮。一方、藤堂は田宮に自分と同じゲイの匂いを感じているのだが…。良家の子女が集う名門大学を舞台に繰り広げられる、一風変わったキャンパス・ラブ・ストーリー「1限めはやる気の民法」がついに文庫で登場!(この作品はボーイズラブ作品となります。)
  • ジェラールとジャック
    完結
    4.5
    フランス革命前夜のパリを舞台に、没落貴族の少年ジャックと、三文小説家の平民ジェラールの「一度目は街娼、二度目は息子、三度目は恋人」の如き愛の変遷を描く、大河歴史ロマン。(この作品はボーイズラブ作品となります。)
  • ソルフェージュ
    完結
    4.5
    ソルフェージュとは音楽家の基礎教育。読譜・聴音…付け焼刃では効かない、本物への険しい道を目指す少年・吾妻と、彼の登場で教師として目覚める青年・久我山。表題シリーズ5章+読み切り4本を収録。(この作品はボーイズラブ作品となります。)
  • 執事の分際
    完結
    4.7
    革命期フランスの動乱の中、名門貴族に仕える切れ者執事・クロードと、贅沢に慣れきった美しい主人・アントワーヌの甘く密やかな恋愛劇。身分違いの、それ故に熱く切ない二人のロマンスを完全収録。(この作品はボーイズラブ作品となります。)
  • 日本に古代はあったのか
    3.8
    中世は鎌倉幕府から、近世は江戸幕府から始まっている。新しい時代がいつも関東から始まるのはなぜか? 教科書で習う「時代区分」に疑問をもち、関東中心史観に陥っている私たちの歴史観に鋭く切り込む。
  • 現代語訳 神皇正統記
    -
    天皇の皇位継承の順位をめぐって朝廷と武家が二派に分かれてた「南北朝の動乱」のさなか、北畠親房が、南朝の正統性を主張するために著した歴史書。本邦初の現代語訳
  • 愛すべき娘たち
    完結
    4.5
    「女」という不思議な存在のさまざまな愛のカタチを、静かに深く鮮やかに描いた珠玉の連作集。オトコには解らない、故に愛しい女達の人間模様5篇。
  • 全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯
    4.3
    1巻999円 (税込)
    世に名将・名参謀と呼ばれる人物は数多いが、名補佐役はきわめて少ない――。激動の戦国時代、尾張の貧しい農民の出でありながら、野心家の兄・秀吉を天下人たらしめ、自らも“大和大納言”と呼ばれるまでにのぼりつめた男・豊臣秀長。この人なしに、秀吉は天下人になれなかったと言われる。本書は、卓越した実務能力と抜群の調整力、非凡な統治能力で、脆弱な豊臣家の体制を支え続けた、日本史上屈指のナンバー2と呼ばれる男の生涯を丹念に描く歴史巨編。昭和の大ベストセラーを全一冊にまとめた決定版。
  • 愛とは夜に気付くもの
    完結
    4.0
    革命期の18世紀フランス。わがままで美しい貴族のアントワーヌと辛口だけれど忠実な執事のクロードは、身分を越えて密やかに愛し合う──。よしながふみ伝説の名作が登場!!
  • 愛の空間 男と女はどこで結ばれてきたのか
    3.0
    終戦直後「皇居前広場」という言葉が性交を連想させるほど野外性交は一般的だった。しかし、待合・ソバ屋・円宿などの施設が生まれ屋内で愛し合うようになった。日本の性愛空間の歴史を辿る建築史の決定版。
  • 明智光秀と細川ガラシャ ──戦国を生きた父娘の虚像と実像
    3.3
    謎の武将・明智光秀と悲劇のヒロイン細川ガラシャ。戦国時代を生きた父娘は、どのような人物だったのか。光秀が織田信長を裏切った本能寺の変の背景には、何があったのか。キリスト教を学び改宗した娘は、石田三成率いる西軍の人質になることを拒絶して死に追い込まれた「気高い美女」とされるが、本当の彼女はどのような才覚、性格、容貌の持ち主だったのか。明智家の状況、当時の布教の様子、イエズス会の置かれた立場や日本戦略、近代化の過程で変容したイメージなど幅広い観点から、彼らの実像を浮かび上がらせる。
  • 新しい象徴の時代へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) <座談会> これからの象徴天皇制を考える 原武史×君塚直隆×河西秀哉×佐藤 信 <研究者が決定者になって見えたもの> 有識者会議への批判に応える 御厨貴 〈元宮内庁長官が語る〉 象徴の姿を誠実に追い求めた陛下 国民の苦しみ悲しみとともに 羽毛田信吾 <バジョット・昭和天皇・福沢『帝室論』> 岐路に立つ象徴天皇制 筒井清忠 <秘匿された江戸時代、姿を現す明治の世> 御簾の奥から出た天皇イメージ 井上章一
  • あっぱれ歴史人物事典
    -
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の歴史を動かした“すごい”偉人たち。そんな彼らがドヤ顔で語る“あっぱれ”にスポットをあて、ゆるいイラストとともにゆるく紹介。成功のコツからちょっと変わった性格まで、読むほどに愛すべき人物に見えてくるから不思議。笑えてタメになる人物事典。
  • 安倍政治が遺したもの
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●「趣味は安倍晋三」 支えた22年間 私にとってあこがれだった 菅 義偉/聞き手:川嶋三恵子 ●自民党最大派閥の長老の確信 あうんの呼吸で「3期目」に備え 森 喜朗/聞き手:望月公一 ●保守の矛盾を体現した政治家 佐伯啓思 ●原敬暗殺との対比から見えるもの 対立のデモクラシーから対話の民主主義へ 清水唯一朗 ●「宰相安倍晋三論」 吉田ドクトリンに代わる新外交路線を築く 細谷雄一 ●道半ばのアベノミクス その経緯と未来 飯田泰之 ●「生涯の秘書官」が見た安倍総理 滋政治理念と勝負勘 ドゴールに匹敵する存在だった 北村 滋
  • イケズな東京 150年の良い遺産、ダメな遺産
    4.3
    コロナ禍で東京一極集中の是正が言われるが、事はそう単純ではない、と井上氏。私たちの東京への愛憎は複雑で、長尺の歴史から捉える必要がある。そう、京都から東京に天皇が移り住んだ時代から……。『京都ぎらい』の井上氏に対するのは、丹下健三の孫弟子に当たる建築家・青木氏。二度の東京五輪と大阪万博を中心に、古今東西の都市開発の功罪と、そのレガシーについて論じ合う。博覧強記の二人の話は、天皇、GHQ、ナチスといった歴史の縦軸から、北京、パリ、ローマ、ロンドン、コペンハーゲンといった地理的な横軸までを駆け回る。また黒川紀章らの建築家論や、ゴジラ、寅さん、小津映画等の話題もまじえ、「愛される建築とは何か?」「日本と西洋、どちらが自由なのか?」という文化論を掘り下げる。
  • 維新の正体
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕大阪どまりか、全国進出か 問われる政策・組織・党の顔 待鳥聡史×善教将大 ●政党は経営する時代 巨大与党と戦う武器はベンチャー精神 藤田文武 ●維新の組織風土と候補者集めの実情 松本 創 ●大阪のおばちゃんが惨敗した理由 谷口真由美 ●戦後日本政治の中の第三極政党 山本健太郎 ●新党成立と多党化を促す 政党助成という制度 濱本真輔 ●「お笑い」と維新の会に共通するもの 「コストカット」が生んだ大阪の政治風土 井上章一 ●与党のキーパーソンが語る 自民党の強み、野党との向き合い方 森山 𥙿
  • 伊勢神宮と日本美
    3.0
    節ひとつない檜材で20年ごとに建て替えられてきた伊勢神宮。その清浄で質素で力強い姿は、日本人の魂の原風景である。伊勢神宮こそが、「日本古来」の建築の原型であるとの主張がなされてきた。明治以降、国家神道となったことにより、その言説はますます強くなった。現代でさえ、古代住居の復元時に伊勢神宮にその形を求めることもある。江戸から現代に書かれた資料を徹底的に読みとき、神宮の本当の姿を解明する。(講談社学術文庫)
  • 1限めはやる気の民法(1)
    完結
    4.0
    良家の子女が集う名門・帝能大学で、田宮は藤堂と出会った。現役司法試験合格を目指す田宮と、付属高出身でちゃらい男の見本みたいな藤堂。正反対の二人だが、ちょっと奇妙な友人関係が結ばれ…。よしなが流キャンパス・ラブ!
  • 海の向こうでニッポンは
    4.0
    意外とわからない世界から見た日本観。海外に渡った日本文化が誤解も含めどう変容したか、言葉、宗教、アニメ等多様なテーマで描く。
  • 駅名で読む江戸・東京
    4.0
    1巻850円 (税込)
    本書は、東京都内のJR、私鉄、地下鉄の駅名を取り上げ、その由来や地域に関わる事件、物語を文献・史料に基づき丹念に拾い集めている。駅名一つ一つは、まさに、地域の歴史を映す鏡である。江戸時代以前は「亀無」という地名だった「亀有」。幕府御用の警備隊が、駅名として残った「御徒町」。ビールの名が駅名となった「恵比寿」。明治・大正期の文人、徳冨蘆花にちなんだ「芦花公園」。明治天皇行幸の地であった「聖蹟桜ヶ丘」。さらに、戦後まもなく、渋谷駅にはロープウェイが走っていた話……。日ごろ通い慣れた駅の意外な歴史が見えてくる。執筆にあたっては、俗説と歴史的事実を区別するため、できる限り出典や史料を明記している。今日、「平成の大合併」政策のもと、地図から消える地名が多くなった。しかし、地名を消すことは歴史を消すことなのだ。安易な市町村名改名を支持できない、と著者は説く。江戸東京400年を振り返る、ユニークな地名考の本である。

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  • 江戸のお勘定
    3.0
    1巻980円 (税込)
    【物価から見える江戸っ子暮らし】 「それって、いくらだい?」 かつての時代劇や時代小説と異なり、現在は商人や料理人など市井に暮らす様々な職業の人が主人公のものが多く見られるようになった。こういった江戸時代を舞台にするストーリーを目や耳にしたさい、江戸っ子たちは何にいくらお金をかけて暮らしていたのだろうかと思ったことはないだろうか。 「長屋の家賃」「寺子屋の学費」といった生活費から「屋台のそば」「居酒屋の飲み代」のような食費に「芝居の入場料」「吉原通い」の娯楽費……。また、一日に三食食べることや、相撲、歌舞伎といった現代でも人気の興行は、この時代に始まっていた。メイド喫茶の先祖というべきものまで登場し、江戸っ子に大人気だった。 本書を読めば、前知識のあるなしにかかわらず、現代とは違った江戸時代の金銭感覚について大いに学べ、楽しむことができる。 江戸っ子たちは、何にいくらかけていたか。 現代の貨幣価値で換算すると、江戸の暮らしがもっと身近に感じられる。江戸の物価を知るのにうってつけの一冊となろう。 〈本書の内容〉 序 章 江戸時代のお金 第一章 江戸のお値段【生活篇】 家賃/水道代/湯屋/髪結/飛脚/駕籠/按摩/歯磨き粉・房楊枝/おしろい・紅/着物/売薬/寺子屋 ほか 第二章 江戸のお勘定【食事篇】 米/そば/すし/ウナギ/てんぷら/カツオ/マグロ/豆腐・納豆/獣肉/居酒屋/酒/枝豆/卵/冷や水/焼き芋/団子/ところてん/甘酒/料理切手 ほか  第三章 江戸のお勘定【娯楽篇】 居合抜き/見世物小屋/芝居/寄席/相撲/瓦版/浮世絵/貸本屋/富札/朝顔・万年青/虫売り/花魁遊び/岡場所遊び ほか 第四章 江戸のお勘定【意外篇】 就活/商売の株/武士の身分/不倫の対価/牢屋の小遣い/元祖会いに行けるアイドル/伊勢神宮での祈祷/排泄物 ほか 第五章 江戸のお勘定【再生篇】 質屋の利息/献残屋/古着屋/古紙回収/古傘買い/鋳掛・焼継ぎ/雪駄・下駄直し ほか 〈本書の特長〉 時代劇や時代小説、古典落語などに出てくる江戸時代のモノの値段。「長屋の家賃」「銭湯の入浴代」「初ガツオの売り値」「吉原で遊ぶお金」にはいくらかかったのか。かけ蕎麦一杯の値段をもとに、現代の円に換算。江戸っ子たちの財布の中を知れば、ドラマや小説がもっと楽しくなる。 〈監修者プロフィール〉 大石学(おおいし・まなぶ) 1953年、東京生まれ。東京学芸大学名誉教授。1982年、筑波大学大学院博士課程単位取得退学。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授。2009年、時代考証学会を設立、現在同会会長。NHK大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』『西郷どん』の時代考証を担当している。おもな著書に『新しい江戸時代が見えてくる』『時代劇の見方・楽しみ方』『大岡忠相』(以上、吉川弘文館)、『徳川吉宗』(山川出版社)、『地形でわかる東海道五十三次』(朝日新聞出版)、『カラー版&重ね地図 地形と地理でわかる大江戸の謎』 (宝島社新書)、『一冊でわかる戦国時代』『一冊でわかる幕末』(以上、河出書房新社)などがある。最近刊は『今に息づく江戸時代』(吉川弘文館)。

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  • 江戸の外交戦略
    値引きあり
    -
    江戸幕府は、中世以降の中国の冊封体制から離れ「四つの口」(松前、対馬、薩摩、長崎)を中心に独自の国家外交を展開していた。「鎖国」という外交戦略がもたらした江戸の社会の実態を明らかにする。
  • NHK出版 歴史ドラマがさらに面白くなる本 幕末 列藩&人物名鑑
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 討幕派・佐幕派・幕府…さまざまな立場で、激動の時代を生きてきた人々。幕末に活躍した列藩それぞれの、特徴あるお国柄をわかりやすく紹介。また、西郷隆盛をはじめとする有名な藩士たちの来歴や、その後の動向も詳しく解説する。大河ドラマや歴史番組観賞時に、そばに置いておきたい幕末ガイドブック。
  • 近江から日本史を読み直す
    3.0
    本州の中央に位置し、古来、東西の日本をつなぐ要衝だったこの地は、政治・経済・文化にとどまらず、日本史の舞台として重要な意味を持っている。比叡山を頂点とする日本仏教の胎動と展開、信長・秀吉の天下統一への道、バイタリティにあふれる近江商人の活躍、世界に目を向けた近江人気質――。時代を動かすエネルギーを秘めた近江から日本の歴史を描き出す異色の通史。
  • 大江戸意外なはなし366日事典
    -
    江戸の人間模様の表と裏が手にとるようにわかる事典!――天下人の秘話、大奥の内情、武士や町人をめぐる粋なはなし、はたまた泣き笑いのはなし、カネやオンナにまつわる仰天ばなし、などなど。一日一話、江戸に学び、江戸に遊び、江戸の魅力を満喫する本。
  • 大阪的 「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた
    3.7
    大阪と聞いて何を思いうかべるだろうか? 芸人顔負けのおばちゃん、アンチ巨人の熱狂的阪神ファン、“金もうけとど根性”の商売人……しかしそれらは東京のメディアが誇張し、大阪側も話を盛ってひろがった、つくられた大阪的イメージだ。「おもろいおばはん」の登場は予算のない在阪テレビ局が素人出演番組を安く量産した結果だし、阪神戦のテレビ中継がまだない一九六〇年代、甲子園球場は対巨人戦以外ガラガラだった。ドケチな印象はテレビドラマが植えつけたもので、「がめつい」は本来、大阪言葉ではなかった。多面的な視点から、紋切型の大阪像をくつがえす。
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀
    4.0
    天下を治めるのは、型破りな行動を引き起こす「破棄と気迫」か? それとも、感情を抑え、礼式を尊び、格式を重んじる「品位」か? 歴史上の謀反事件として最も名高い「本能寺の変」に題材をとったこの小説は、個々の事件における信長と光秀両者の内面を浮き彫りにし、主従の心の葛藤を鮮やかに描き出した。なぜ、忠臣は天才的主君を討ったのか。初の独白形式で迫る歴史巨編!
  • 関西人の正体(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 カニやフグだけが関西ではない! 「風俗発祥の地・大阪」はぬれぎぬ! 関西弁でも抽象的思考はできる! 江戸こそ本当の食いだおれの街! 関西人だってナットウは食べる! 日本が低迷期に入る21世紀こそ関西文化圏が再び浮上する! ステレオタイプな関西論の数々を茶化し打ち壊す、京都出身で阪神タイガースを愛してやまない著者による独創的で楽しい関西論。関西を見る眼が変わること間違いなしの、新発見と知的興奮に満ちた一冊!
  • 官僚の没落
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 官僚の没落 ◆国家公務員制度担当大臣インタビュー お役所を良くするのも政治の仕事 人材・やりがい・多様性▼河野太郎 ◆データで見るエリート学生の進路事情▼本誌編集部 ◆安倍元首相退陣後も漂い続ける「首相の意向」 官邸官僚が生み出した「無責任体制」▼牧原 出 ◆敗戦で経済官僚たちは変わったのか 今もさまよう統制の亡霊▼中村宗悦 ◆〔対談〕江戸の役人、令和の官吏 「現代の大岡越前」は現れるのか▼大石 学×北村 亘 ◆米英独仏との比較から浮かび上がるもの 家臣型・無定量・人事一任の日本型は持続可能か▼嶋田博子 ◆〔対談〕元キャリア官僚から見る破綻と回復への道筋 霞が関再生は国会改革から始まる▼小川淳也×千正康裕 ======
  • 関ヶ原の戦い
    -
    1~2巻1,425円 (税込)
    日本の歴史を変えた戦いをテーマとした学習まんがシリーズ。「関ヶ原の戦い」を描くこの巻では、徳川家康、石田三成をはじめとする諸将の動き、両軍の戦略、戦術などをわかりやすく学ぶことができる。巻末には豊富なビジュアルをそろえた資料ページも付属。
  • 学研まんがNEW日本の伝記 15 渋沢栄一 誠意とそろばんで戦った近代化の父
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    幕末の動乱の時代を生き抜き、フランスで近代国家の先進性と繁栄を知った渋沢栄一。明治維新後、数多くの企業の設立に関わり「近代日本経済の父」と呼ばれ、教育に尽力し、国際協調と平和を願い続けた生涯を描く。※電子版には巻末の資料ページは収録しておりません※
  • 学研まんがNEW日本の伝記 1 織田信長 天下統一をめざした武将
    3.0
    1~6巻1,017~1,018円 (税込)
    [書籍版巻末資料は電子版では未掲載です]天下統一をめざした尾張の戦国武将・織田信長の一生を描いたオールカラーの学習まんが。
  • 国の成り立ち ~旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代~
    -
    ※電子版には、DVDは付属しておりません。まんがで歴史の大きな流れをつかみ、深く理解することができる歴史学習まんが。狩猟・採取の生活から、稲作を中心とした暮らしになり、小さなムラがクニへ。やがて全国的な統一政権であるヤマト王権が誕生するまでを描く。
  • 危機を活かす
    3.5
    政治・経済・日本式経営・家計の危機に対処! ――日本は、いまや政治、経済、日本式経営、家計の4つの危機に陥っている。新時代の新しい創業に向かって、どのように対処したらよいのか……。まず第1に、国民の一人ひとりが、気質を変えなければならない。未来の不安よりも現在の豊かさを、変化を恐れるよりも可能性を喜ぶ気質こそ、危機を活かす条件である。
  • 京女の嘘
    3.5
    ベストセラー『京都ぎらい』の著者待望の新刊を電子化! 京美人にまつわる様々なエピソードを紹介しながら、日本人の美人観にまで考察をめぐらせた一冊。――「かんにん」の一言が男を舞い上がらせる/史上初の美人コンテストは平安時代に開催された/世界三大美人の小野小町よりも、義経の母・常盤御前のほうが美人度は高い?/かぐや姫はほんとうに美人だったのか?/「性格美人」の源流は明治時代の衛生思想にあり/京美人には秋田美人の気迫、新潟美人の悲哀が感じられない/かつて女子大が姥捨て山だった頃/なぜ日本人はうなじと脚首に色気を感じられるのか?/ミス・ユニバースの美の基準はどこにある?――独創的だが必ず説得させられる新論の数々。世に名高い美人フェミニストの方すら、井上先生に研究協力をみずから申し出たという。ちょっと口にするのがはばかられるような、美人にまつわる“不都合な真実”についても、やわらかな物言いでさらりと語る。
  • 狂気と王権
    3.0
    元女官長の不敬事件、虎ノ門事件、田中正造直訴事件、あるいは明治憲法制定史、昭和天皇「独白録」の弁明など、近代天皇制をめぐる事件に「精神鑑定のポリティクス」という補助線を引くと、いったい何が見えてくるか。「反・皇室分子=狂人」というレッテル貼り。そして、「狂気の捏造」が君主に向けられる恐れはなかったのか? 独自の視点で読み解くスリリングな近代日本史。(講談社学術文庫)
  • 京都ぎらい
    3.7
    あこがれを集める歴史の都・京都! そんな古都を「きらい」と明言するのは、京都育ちで、ずっと京都に住んでいる著者だ。千年積もった洛中人の毒や、坊さんと舞子さんとのコラボレーションなど、「こんなん書いてええのんか?」という衝撃の新京都論。
  • 京都ぎらい 官能篇
    3.5
    あの古都は、まだとんでもない知られざる歴史を秘めている。京都が千年「みやこ」であり続けた秘密は「京おんな」。その惑わす力で権力者をからめとってきた朝廷。人生をくるわせるほどの女性を生む魔性の舞台装置としての京都。日本史の見方が一変する一冊!
  • 京都、パリ――この美しくもイケズな街
    3.0
    【内容紹介】 26万部『京都ぎらい』の井上章一氏、フランス文学界の重鎮である鹿島茂氏が、知られざる京都とパリの「表と裏の顔」を語り尽くす。 知っているようで知らなかった「京都とパリ」の秘密がわかる。 【著者紹介】 鹿島 茂(かしま・しげる) フランス文学者。明治大学教授。専門は19世紀フランス文学。1949年、横浜市生まれ。1973年東京大学仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在明治大学国際日本学部教授。『職業別パリ風俗』(白水社)で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。新刊に『悪の箴言 耳をふさぎたくなる270の言葉』(祥伝社)、『明治の革新者~ロマン的魂と商業~』(ベストセラーズ)、『カサノヴァ 人類史上最高にモテた男の物語』(キノブックス)などがある。 井上章一(いのうえ・しょういち) 1955年、京都府生まれ。京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手ののち現在、国際日本文化研究センター教授。専門の建築史・意匠論のほか、日本文化や関西文化論、美人論など、研究範囲は多岐にわたる。1986年『つくられた桂離宮神話』(弘文堂、講談社学術文庫)でサントリー学芸賞、1999年『南蛮幻想』(文藝春秋)で芸術選奨文部大臣賞、2016年『京都ぎらい』(朝日新書)で新書大賞を受賞。その他、『美人論』『関西人の正体』(朝日文庫)、『京都ぎらい 官能篇』(朝日新書)など著書多数。 【目次抜粋】 まえがき 第1章 京都人とパリジャンの気質 第2章 京都の花街、パリのキャバレーや娼館 第3章 京女、パリジェンヌの美人力 第4章 京都とパリの魅力、都市史 第5章 京都とパリの食事情 注釈 あとがき
  • 京都まみれ
    3.0
    京都と東京はどちらが格上か。首都東京の圧勝だろうと著者は本書を書きだした。ところが……各地に残る不可解な地名から「とらや」の羊羹まで、数々の物的証拠が千年の古都のあなどりがたさを告げる。ほこらしげな京都人たちに、もう一太刀、あびせておかねば。
  • 近代日本外交史 幕末の開国から太平洋戦争まで
    5.0
    1853年にペリーが来航し、日本は開国へと向かう。明治維新後、条約改正や日清・日露戦争、第一次世界大戦を経て、世界の大国となった。だが1930年代以降、満州事変、日中戦争、太平洋戦争に突入し、悲惨な敗戦に終わる。日本は世界とどう関わってきたのか。破局の道を回避する術はなかったのか。国際秩序との関係を軸に、幕末の開国から太平洋戦争まで、日本外交の歩みをたどる。近年の研究をふまえた最新の通史。
  • 近代日本の官僚 維新官僚から学歴エリートへ
    4.5
    明治維新後、新政府の急務は近代国家を支える官僚の確保・育成だった。当初は旧幕臣、藩閥出身者が集められたが、高等教育の確立後、全国の有能な人材が集まり、官僚は「立身出世」の一つの到達点となる。本書は、官僚の誕生から学歴エリートたちが次官に上り詰める時代まで、官僚の人材・役割・実態を明らかにする。激動の近代日本のなか、官僚たちの活躍・苦悩と制度の変遷を追うことによって、日本の統治内部を描き出す。
  • 公家源氏―王権を支えた名族
    4.2
    源氏と聞いてイメージするのは頼朝や義経に代表される武士だろう。だが古代から近世にかけ、源朝臣の姓を賜わった天皇の子孫たちが貴族として活躍する。光源氏のモデルとされる源融、安和の変で失脚した源高明、即位前に源定省と名乗った宇多天皇など、家系は二十一流に及ぶ。久我家、岩倉家、千種家、大原家など中世や幕末維新期に活躍した末裔も数多い。藤原氏とともに王権を支え続けた名族の全貌。
  • 現代語 抄訳で楽しむ 東海道中膝栗毛と続膝栗毛
    -
    1巻2,640円 (税込)
    江戸時代随一の大ベストセラー、東海道中膝栗毛と続膝栗毛の現代語・抄訳版。江戸から京都、善光寺までを網羅。各宿場の解説つき。監修は映画「大奥」「るろうに剣心」シリーズの時代考証でも知られる大石学氏。
  • 現代日本外交史 冷戦後の模索、首相たちの決断
    4.4
    米ソ冷戦が終わり、日本は経済大国として平和を謳歌すると思われた。だが、1991年の湾岸戦争で状況は一変する。「非自民」の細川政権を皮切りに連立政権の時代に入った日本を、北朝鮮核危機、テロとの戦い、中国台頭による緊張の高まりといった安全保障問題が揺さぶる。さらに経済危機、歴史認識、沖縄米軍基地、北方領土など、冷戦後の25年は危機の連続だった。16政権の苦闘をたどり、日本外交の課題に迫る。
  • 元禄時代と赤穂事件
    -
    1巻1,320円 (税込)
    多くの人々が喝采をおくった赤穂浪士に、幕府はなぜ厳罰でのぞんだのか? 元禄時代を日本史上はじめて「平和」「文明化」が達成された時代と捉え、元禄時代をめぐる新たな時代像を探る。
  • 恋するせつない歴史人物事典
    4.0
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の歴史を動かした“すごい”偉人たち。そんな彼らが経験した“せつない恋”にスポットをあてて紹介。歴史上で見せる顔とは違う恋する彼らの素顔を知れば知るほど、魅力的に見えてくるから不思議。トキめいて、クスリと笑えて、じつはタメになる人物事典。
  • 国際協力の戦後史
    4.0
    日本の援助戦略を描いたキーパーソンによる証言 いま明かされる驚愕の秘話 荒木氏は長年の取材を通じて外務省や大蔵省、そして国際協力に関心を持つ政治家に広くネットワークを築き、ときには自らが水面下でアクターとして動いた。官僚であれば定期的な異動はつきものであり、国際協力分野に特化した政治家というのも想定しづらい。その黎明期から現在に至るまで、援助プロジェクトの現場、そして援助政策やその方向性を形づくる霞が関、永田町の内奥をともに知り尽くす荒木氏は、日本の国際協力の戦後史について、実に稀有な証言者と言うべきであろう(中略)。国際協力は日本と国際社会を結び付ける大切な紐帯であり、「平和国家」を標榜してきた日本は、とりわけそれを大事にしてきた。起伏に富む戦後日本の国際協力の歩みを内在的に理解し、今後の展望と構想を実り豊かなものとする上で、本書における聞き取りが資するところは小さくないと思うのである。(本書「はじめに」より)
  • 古代史から読み解く「日本」のかたち
    -
    日本という国号が定まり、天皇という称号が成立した七~八世紀。今に続くこの国の原型が出来上がった。古代史を専門とする歴史学者と、古代を舞台にした作品を数多く発表してきたマンガ家が語り尽くす。古代を知ることは、現代を知ること。浮かび上がったのは、日本が現代も抱える問題点だった。
  • 最強! 日本の歴史人物100人のひみつ
    -
    1巻1,222円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学生の興味が強いテーマを、よりわかりやすく・より楽しく見られるように情報を精選して紹介する「SG100」シリーズ。第5弾は日本の歴史人物。古代から明治時代にかけて100人を厳選。人物像がわかるエピソードと大迫力のイラストのビジュアル百科。
  • 西郷隆盛
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 薩摩藩を主導し、江戸幕府を倒した幕末維新最大の英雄・西郷隆盛の生涯を、子ども時代から西南戦争で倒れるまでオールカラー漫画で描く。
  • 堺屋太一が見た 戦後七〇年 七色の日本
    -
    1巻1,699円 (税込)
    大阪万博の総合プロデュース、「団塊の世代」の命名、『油断!』など未来予測小説の執筆、経済企画庁長官、内閣官房参与──。官僚から売れっ子作家になった著者が、常に時代の中心にいた人生を激白。戦後日本のウラオモテが明らかになる。
  • 堺屋太一の見方
    3.3
    一九七五年、現役通産官僚が描いた近未来小説『油断!』で華々しく作家デビューをした堺屋太一。その後、『団塊の世代』『知価革命』『組織の盛衰』『先見後顧』などの未来小説や評論等を通じ、次々と時代や歴史を独特の視点から、政治、経済、経営、組織、日本人の特性を鋭く見つめ、発信してきた。特に『知価革命』は、工業社会が終焉を迎え、知恵に価値を見出す時代が来ることを予見し、大ベストセラーになった。本書では、著者の作品群のなかから、「これぞ堺屋太一の見方」という箇所を抜粋、著者にとっての初めての箴言集である。「インフレは経済問題だが、デフレは社会問題だ」「組織人は組織の利益を社会の利益と錯覚する」「知価の価格は主観的な気分と判断によって変動する」「統計の数字で実感を否定すべきではない」「大きな政府は強い官僚を、小さな政府は弱い官僚を生む」など、発表から時を経ても、指摘の鋭さに錆は見えない。時代を見る指針となる一冊。
  • 坂の町・江戸東京を歩く
    3.0
    1巻950円 (税込)
    東京の町を歩くと、意外にも坂が多いことに気づく。赤坂、神楽坂、道玄坂などの名所をはじめ、鉄砲坂、紀尾井坂、昌平坂など江戸情緒を感じさせる坂名を随所に見かける。さらに、芋洗坂、魚籃坂(ぎょらんざか)、伊皿子坂(いさらござか)、妻恋坂、霊南坂など個性的な坂名の由来も気になるだろう。本書では、江戸東京の坂をめぐり歩き、史料を丹念に調べ、地域の歴史的エピソードを綴る。江戸の坂は、武士が生活する「山の手」と、町人が生活する「下町」を結ぶルート、すなわち、武家屋敷への物質の輸送路であった。だからこそ、坂名は人々の暮らしと密接に関わっていたのだ。武士に由来する坂名には、御薬園坂、紀尾井坂、三宅坂などがある。町人に由来する坂名には、団子坂、紺屋坂、浄瑠璃坂……。事件や怪奇伝説にまつわる坂には、暗闇坂、幽霊坂、追剥坂など、それぞれのエピソードを知れば、首都東京の新たな横顔が見えてくる。町歩きに最適の歴史ガイド。

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  • サギヌマ薬局で…
    完結
    4.0
    薬品会社に転職した和泉(いずみ)は、研修先のサギヌマ薬局で武(たけ)と出会う。スーツの似合う知的な武に和泉は一目惚れ。そんな和泉の気持ちを煽るように、武は子供用品を買いに毎日薬局に通ってくる。「もしかして俺に会いに?」不倫はヤバイと思いつつ、和泉は惹かれる想いを止められない。ところが突然、和泉の元恋人がヨリを戻したいと現れて…!? アダルト・ピュアロマン。 ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
  • 三人の二代目 上 上杉、毛利と宇喜多
    3.0
    闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。
  • 三人の二代目 上杉、毛利と宇喜多 上下巻合本版
    -
    闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。
  • しくじり歴史人物事典
    -
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の歴史を動かした“すごい”偉人たち。そんな彼らの思わずツッコミたくなる“しくじり”にスポットをあて、ゆるいイラストとともにゆるく紹介。読めば読むほど、愛すべき人物に見えてくるから不思議です。笑えてじつはタメになる人物事典。
  • 仕事でも、仕事じゃなくても
    4.2
    全編語り下ろし、漫画家よしながふみ初のインタビュー本! 20時間超のインタビューを通して語られる、『大奥』『何食べ』へと至る幼少期からの歩みと一貫した仕事への思い、日々の生活での気づき、家族という集団に向けるまなざし、これからの展望、そして愛してやまない漫画について…… 2020年末に完結した『大奥』が第42回日本SF大賞に輝くなど国内外で高く評価され、現在も連載中の『きのう何食べた?』では、ドラマ化・映画化の追い風を受け新たなファンを獲得し続けている漫画家よしながふみが、自身の歩みや自作の制作背景、愛してやまない漫画について語り尽くします。 本書は20時間超におよぶインタビューによって構成されており、『大奥』や『きのう何食べた?』はもちろん、商業デビュー作の『月とサンダル』、初めてBL誌以外で連載された『こどもの体温』、「月9」ドラマの原作となった『西洋骨董洋菓子店』、さまざまな女性たちを描いた『愛すべき娘たち』など単行本化された全作品について、よしながが自身の仕事観を交えながら語っています。さらに、幼少期の思い出、小学校、中学校時代に影響を受けた漫画、高校で所属していた漫研でのエピソード、大学時代の同人活動のことなど、プロデビュー前の話もたっぷりと収録。また『大奥』が完結したあとの、これからの展望も述べられています。 インタビューはBLに造詣が深く、これまでに何度もよしながへの取材経験のあるライターの山本文子が担当。山本のキレがありつつも慈愛に満ちたサポートによってオリジナルの思考や姿勢が照らし出され、よしながふみを堪能できる 1冊となっています。 カバー装画はよしながふみ描き下ろしです!
  • 渋沢栄一 近代日本経済の父とよばれた起業家
    NEW
    -
    全1巻1,320円 (税込)
    新しく一万円札の顔となる渋沢栄一。「近代日本経済の父」と呼ばれる彼は、一体どんな人物だったのかを、まんがでわかりやすく紹介する。幕末に生まれ、フランスへと渡った彼が目指したこととは!? 巻末の資料ページも充実。
  • シリーズ江戸学 知っておきたい江戸の常識 事件と人物
    値引きあり
    -
    関ヶ原の戦いは豊臣方同士の合戦だった? 「身分」にがんじがらめの武家社会でもヘッドハンティングがあった? 遠山金四郎は刺青をしていたのか? 「大岡裁き」は、つくり話? あっと驚く江戸の真実満載の1冊!
  • シリーズ江戸学 江戸のうんちく 社会と生活
    -
    江戸の治安は万全で交番もあった? 江戸時代は大酒飲みが多かった? 参勤交代は大名たちの見栄の張り合い! 流行の立役者は歌舞伎役者! リサイクル都市江戸ってホント? 目からウロコの江戸社会の真実。
  • シリーズ江戸学 江戸の教養 遊びと学び
    5.0
    日本が驚異的な速度で近代化を達成した背景には、江戸時代に蓄積された教養があった――。識字率は本当に高かったのか? 外国語はどう学ばれていたのか? よく遊び、学んだ江戸人の知性を一挙公開!
  • 新規の世界・転機の日本 「新戦後」90年代を読む
    -
    著者は、ソビエト連邦と東欧諸国の「社会主義文化」崩壊は、戦後からすでに始まっていたことを大胆に指摘した上で、その崩壊を導いた「脱近代工業社会化」の波は、東側だけではなく、90年代の全世界を飲み込む一大潮流になりつつあるのだということを、政治・経済・文化の知識を縦横に駆使して明らかにしている。本書は、そうした新規の世界体制のなかで、日本が自由主義経済国として、取るべき道は何かを示唆している注目の書である。
  • 新説戦乱の日本史
    4.2
    古代から近代まで、日本史はさまざまな争乱・合戦によって彩られてきた。時代の画期となったさまざまな争乱・合戦について取り上げる。 歴史研究は、日進月歩の深化をみせ、かつての「常識」が疑われ、更新されてきている。 本書では、こうした新たな研究の成果を、「教科書には出てこない新説」として紹介したい。紹介をしてくれるのは、まさにその研究の当事者である研究者。その「生」の声を通じて、歴史学の最前線の雰囲気が感じ取れる。
  • 新選組
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝記まんがシリーズに、大人気の剣豪集団・新選組が登場。幕末の世を高き志に忠実に生きた熱き男たちの姿を描く。電子版には巻末資料は掲載しておりません。
  • 新選組 「最後の武士」の実像
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    嘉永六年(一八五三)のペリー来航から明治二年(一八六九)の箱館五稜郭陥落までの幕末維新期、さまざまな国家構想が錯綜する中で政争や戦乱が展開された。こうした時代に生まれ、滅んだ新選組とは、どのような集団で、いかなる歴史的位置を占めていたのか。近藤勇らが幕末の京都で活躍できた政治的基盤や、近代性・合理性といった組織として先駆的性格に着目しつつ、各種史料を丹念に検証する新選組全史。
  • ジェラールとジャック(1)
    完結
    4.3
    借金の形に男娼館に売られた誇り高き貴族の少年ジャック。「初めての客」となったのは銀髪隻眼の男・ジェラールだった。偶然、ジェラールの屋敷で働くことになったジャックは、自分の手で何かを為す喜びと様々な知識をジェラールから得て、強く美しく成長していく――。革命期の激動のフランスを舞台に展開される不朽のドラマティックロマン!
  • 次代思考の座標軸
    -
    国際化が叫ばれて久しいが、日本が真の国際社会の仲間入りができていないのはなぜか。それは、国際的視野の欠如に気づかず、世界に対し、日本人にしか通用しない常識を基に見解を示すからである。このままでは、日本の孤立はさらに深まるであろう。本書は、オピニオンリーダー・堺屋太一が税制、軍備、国家運営などを鋭い目で分析し、21世紀を展望する新しい視点を提示した注目の書である。
  • 時代末(上)
    4.0
    平成ニッポンの閉塞状況を打破せよ!! いまだ引きずり続ける「昭和」のシステムを変革せずして未来なし! 21世紀への内申書――平成ニッポンの閉塞状況の理由とはなにか? 答えはいまだ清算されえぬ「昭和」というシステムにある。20世紀のこの国の大部分を占めた時代を無視した未来はない! 無謀な戦争と奇跡の復興を経て、東アジアの一角に巨大な近代工業社会を現出させたメカニズムと功罪を、鋭くかつ明快に論じた渾身の力作。<上下巻>
  • 常識が変わる!? 日本史の大論争
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中公新書『日本史の論点』の執筆者が異分野の専門家と徹底討論。 【古代】 「都と“田舎”の相克から、この国のかたちを問う」 井上章一(国際日本文化研究センター教授)×倉本一宏(国際日本文化研究センター教授) 【中世】 「戦国期の『高度成長』と『外国人受け入れ』に学べ」 堺屋太一(作家)×今谷明(帝京大学特任教授) 【近世】 「江戸は封建時代か初期近代か」 よしながふみ(漫画家)×大石学(東京学芸大学教授) 【近代】 「連続か断絶か? 明治維新という大転換」 佐々木雄一(首都大学東京助教)×清水唯一朗(慶應義塾大学教授) 【現代】 山崎拓・元自民党副総裁に聞く「動乱期に求められる総理の器」 聞き手・宮城大蔵(上智大学教授)
  • 世界史に学ぶ経済
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    リーマン・ショック後、日米欧の果敢な金融緩和や財政出動によって、世界経済は壊滅的な状況になるのを回避しました。しかし今後、金融緩和の縮小段階に入っていくなかで、各国の経済や市場に大きな影響を及ぼすことが予想されます。ただし、何が起きるのか、それがどれぐらいのマグニチュードで起きるのかは、誰にも正確な予測はできません。  同様に、中国の台頭で世界の覇権構造はどう変わるのか、動力革命・インターネット革命に続くイノベーションは何か----といったことは、誰もが最も知りたいところでありますが、予測も困難です。ただし、現在の世界は、過去の歴史の積み重ねでつくられています。世界経済のさまざまな歴史を知ることは、今の時代を読み解くカギになるでしょう。  本書は、「中国は経済発展を持続できるか」とか「シェール革命で何が変わる」など、現代人がいま気になっていることを、過去の類似の事象などと比較して考えてみました。社会制度や科学技術も異なる時代の事象との安易な比較は慎むべきとしても、思わぬ示唆が得られるはずです。  本書の主な内容は以下のとおりです。 Part1 歴史で今を読み解く 疑問1 米国の金融政策はなぜ市場を乱す? 疑問2 中国の「影の銀行」は破綻する? 疑問3 アルゼンチン危機はなぜ頻発? 疑問4 貿易自由化はなぜ始まった? 疑問5 シェール革命で何が変わる? 疑問6 中国は成長を持続できるか? 疑問7 日銀が異次元緩和をしたのはなぜ? 疑問8 ITは仕事を奪うか? 疑問9 超インフレ時の株価は? 評論1 現代中国史 毛沢東とトウ小平の改革は常に「政治優先」だった 評論2 成長の壁に直面する先進国「戦争経済の先」を古典に学ぶ Part2 これが世界史を変えた 砂糖と紅茶 「イギリス風朝食」成立の裏面史 気候変動 飢饉をもたらした小氷期 麻薬 植民地経営の資金源 新幹線 世界の交通史を変えたスピード、収益、運行方式 ファッション スーツの原型は下級貴族の日常着 人口と地政学 ユーラシア覇権巡る攻防 歴史を左右した人口動態 オリンピック 冬季開催に反対した北欧 エロスと交易 長崎貿易を支えた遊女のコスプレ 大作を読む1 E・H・カーの『歴史とは何か』 大作を読む2ウィリアム・H・マクニールの『世界史』 Part3第一次世界大戦から100年 1総力戦が結びつけた「デモクラシー」と「ナショナリズム」 2政治指導者たちの誤算を描く『八月の砲声』 3人口爆発、経済成長、軍拡 強大化で孤立したドイツ
  • 世界史のミカタ
    3.8
    これまでにない世界史――。その突破口は、中央アジアに蟠踞した遊牧民への視座である。いわく「西のローマ帝国、東の漢帝国を崩壊させる決定的な原動力になったのは、遊牧民たちの動き」であり、「中世には、どちらでも擬似古代国家が再建された」。この見方は、教科書はもちろん、大きな地域史とも言える東洋史、西洋史にはできない。以下、古代から現代までを通観。立ち現われたのは、まったく新しい「世界史のミカタ」である。これこそ、複雑な現代世界を読み解く武器となる。碩学で知られる、両著者自身が知的興奮を味わった、白熱対談へようこそ!
  • 戦後アジア秩序の模索と日本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 戦後アジアにおいて日本とは何であったのか?―アジアへの関与が「経済進出」として語られることの多いなか、冷戦や革命、脱植民地化といった国際政治の潮流に占める日本の位置づけを探る本書は、1950年代から60年代中盤のインドネシアをめぐる攻防にその答えの鍵を見出す。巨大な国家規模と豊富な資源に加え、地政学的観点からも海域アジアの「要」であるインドネシア。そのインドネシアが、急進的ナショナリズムを掲げたスカルノ時代からスハルト体制下の開発の時代へと大きく転換した軌跡は、戦後アジアの政治潮流と国家建設模索のひとつの典型であった。ベトナム戦争へと収斂していくアメリカの冷戦政策、東南アジアにおけるイギリス帝国の解体、中国の急進化、そしてナショナリズムや革命から開発の時代へというアジアを覆った巨大な変容のなかで、日本は何を目指し、どのように振舞ったのか、各国の思惑と駆け引きが渦巻く多国間関係史を立体的に描き出す。海によって分断されているように見えて、実は何よりも海でつながれた「海のアジア」。本書は、従来の東アジア国際政治史では解明されることのなかった、いわば「海のアジア」の戦後史なのである。 【目次】 序──戦後アジアにおける日本とは何だったのか 第一章 インドネシア賠償をめぐる国際政治 一 「アジア復帰」の模索 二 インドネシア賠償交渉経緯 三 インドネシア内戦とアメリカの介  四 賠償交渉の妥結──両国の思惑 五 米英の対応 六 欧米とアジアの間で 第二章 マレーシア紛争仲介工作(一)──日本の関与の端緒 一 アジア関与の深化 二 マレーシア紛争 三 インドネシアの国内事情 四 紛争の本格化 五 池田首相の和平工作 六 和平工作の行方 第三章 マレーシア紛争仲介工作(二)──アメリカとの連携 一 ロバート・ケネディの仲介工作 二 イギリスのいらだち 三 日米の説得 四 ベトナム情勢とアメリカの強硬化 第四章 マレーシア紛争仲介工作(三)──中国との「綱引き」 一 インドネシアの国連脱退 二 川島正次郎の仲介工作 三 中国との「綱引き」 四 シンガポールの分離独立とイギリスの方向転換 第五章 九・三〇事件とスカルノ体制の崩壊 一 九・三〇事件 二重のクーデター 二 日本の対応 三 スカルノか、スハルトか 四 米英の対応 五 大量殺戮の進行 第六章 開発体制の構築と日本 一 積極的関与の検討 二 経済危機の到来と権力闘争の決着 三 イギリス主導策の模索とマレーシア紛争の終結 四 インドネシア債権国会議と開発体制の構築 終章 戦後アジアの変容と日本──冷戦・革命・脱植民地化・開発 注 あとがき 宮城 大蔵 1968年生まれ。政治学者。上智大学総合グローバル学部教授。1立教大学法学部卒業、一橋大学大学院法学研究科公法・国際関係専攻修士課程修了、同大学院法学研究科国際関係専攻博士後期課程修了。一橋大学博士(法学)。専門は、アジア国際政治史。 著書に、『バンドン会議と日本のアジア復帰』『戦後アジア秩序の模索と日本』『「海洋国家」日本の戦後史』『現代日本外交史』『橋本龍太郎外交回顧録』(五百旗頭真共編)『戦後アジアの形成と日本 歴史のなかの日本政治5』(北岡伸一監修。編著)戦後日本のアジア外交』(編著)『普天間・辺野古歪められた二〇年』(渡辺豪共著)などがある。
  • 戦国期の室町幕府
    4.0
    土一揆の勃発、足軽・町衆の台頭―― 戦乱の京都、民衆たちは歴史の表舞台に登場した 民衆が歴史の表舞台に登場し、日本文化の伝統が形成された戦国時代の京都。その実像とはどのようなものか。本書は山門と五山の争い、幕府財政、警察制度、徳政一揆等を素材に政治経済都市としての中世末期の京都を概観、応仁の乱後の自治都市成立までを精緻な論証に基づいて活写する。中世史研究に一石を投じ高い評価を得た幻の名著、待望の電子化。
  • 戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで
    3.7
    今日の近隣諸国との関係は、近現代史を追うだけではわからない!好太王碑が語る対高句麗戦惨敗の衝撃。史上最大の敗戦「白村江」。壬申の乱と北東アジア情勢。藤原仲麻呂独裁政権の新羅征討計画。藤原道長ら平安貴族を襲った「刀伊の入寇」――。話題作『蘇我氏』の著者が帝国日本の源流を探り、日本人の「異国」観がつくられていく過程を辿る、日本古代史の決定版!
  • 千日の変革 日本が変わる 社会が変わる
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    新しい「知価社会」の時代をよりよく生きるためには、国も企業も個人も英知と勇気をもって、この“変革”に参加せねばならない。今、我々に不可欠なのは、最適工業社会を築いた過去の成功体験に学ぶラーニングではなく、それを超越したアンラーニングなのだ。それができなければ、どのような改革も成功しはしないに違いない。世界を、そして日本自身の社会を襲う“大変革”のただ中で、日本の取るべき方策を大胆に提示した話題の書。
  • 戦乱と民衆
    3.8
    白村江の戦い、応仁の乱、大坂の陣、禁門の変――。民衆は戦乱をいかに生き延びたのか? 戦乱は「下克上」のチャンスだった!? 民衆の被害に国家は関心を持っていたのか? 『京都ぎらい』の井上章一氏も交え、日本史研究の風雲児たちが描く、英雄中心の歴史とは異なる、民衆を主語とした日本史!
  • 蘇我氏-古代豪族の興亡
    3.7
    蝦夷・入鹿父子は六四五年の乙巳の変で討たれたが、蘇我氏は滅亡せず、以後も国家権力の中枢に位置した――。稲目を始祖とした馬子、蝦夷、入鹿の四代はいかに頭角を現し、大臣として国制改革を推し進めたのか。大化改新後、氏上となった倉麻呂系は壬申の乱へとつづく激変の時代をどう生き延びたのか。六世紀初頭の成立から天皇家を凌駕する権勢を誇った時代、さらに平安末期までを描き、旧来の蘇我氏イメージを一新する。
  • 組織の盛衰 決定版
    5.0
    なぜ日本的組織は硬直化するのか? 変革を阻むものの正体は? 日本史における巨大組織の盛衰から組織の「死に至る病」を検証し、未来への処方箋を提示する。作家・経済評論家にして経済企画庁長官を務めた著者の二十年以上にわたる組織論研究の集大成。著者解説「今こそ、読んで欲しい作品」を収録した決定版。 〈目次〉 はじめに 第1章  巨大組織の生成から崩壊まで――三つのケース・スタディー (1)豊臣家――人事圧力シンドロームと成功体験の失敗 (2)帝国陸海軍――共同体化で滅亡した機能組織 (3)日本石炭産業――「環境への過剰適応」で消滅した巨大産業 第2章 組織とは何か (1)組織の要素 (2)「良い組織」とは (3)組織の目的 (4)共同体と機能体 (5)強い機能組織を作った織田信長――もう一つのケース・スタディー 第3章 組織管理の機能と適材 (1)人間学と組織論 (2)トップの役割 (3)現場指揮者と参謀 (4)得難い補佐役 (5)後継者 第4章 組織の「死に至る病」 (1)機能体の共同体化 (2)環境への過剰適応 (3)成功体験への埋没 (4)組織体質の点検 (5)組織気質の点検 第5章 社会が変わる、組織が変わる (1)知価革命と組織変化 (2)情報技術の変化 (3)高齢化社会と人事圧力シンドローム 第6章 これからの組織――変革への五つのキーワード (1)経営環境の大変化 (2)三比主義からの脱却 (3)「価格-利益=コスト」の発想 (4)「利益質」の提言 (5)ヒューマンウェア(対人技術)の確立 (6)経営の理念=あなたの会社の理想像は 著者解説 今こそ、読んで欲しい作品 (1)日本経済の曲がり角に著した自慢の著作 (2)二〇二〇年のあとこそ重大

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