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あこがれを集める歴史の都・京都! そんな古都を「きらい」と明言するのは、京都育ちで、ずっと京都に住んでいる著者だ。千年積もった洛中人の毒や、坊さんと舞子さんとのコラボレーションなど、「こんなん書いてええのんか?」という衝撃の新京都論。
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Posted by ブクログ
京都に移住したものとして、確かに何となく京都市の中でも住む場所によって地元の人から受ける扱いは違うのだろうなと思っていた。 寺が室町時代にはホテル代わりに使われていたこと、精進料理も大名をもてなすために進化したものという話は非常に興味深かった。 キャバクラに坊さんが入っていく姿を一度見てみたい。
面白い❗
改めて、自身が住まう京都を、様々な角度から書き記された書物。 新鮮な内容だった。 「京都好き」の人々にお勧めする。
なんといっても井上節がこの本の魅力。 もちろん言葉選びが秀逸。 辞書を片手に読むことになったが、つまりは、言葉の奥行きがあり、とても興味深かった。 そして京都に行くとこの本を思い出す。あまり歴史に興味をもってこなかった私に、この通り、この街、この寺、この建物‥改めて歴史背景を知りたいなと感じさせて...続きを読むくれた。
京都の方々のコアな部分を拝見させて頂いた一冊です。県民比較のテレビ番組等の影響で、コアな京都人(The京都人)のなんとなくのイメージはありましたが、本書の内容はそのイメージを固定化させる感じでしょうか。独特の人当たりもなんとなく理解できたように思いますが、観光レベルではわかりませんね。
京都ぎらい/井上章一/朝日新書/2015年/110円 嵯峨出身宇治生活者の著者が書く、洛中京都人への恨みつらみ。結局狭い範囲で攻撃し合っていて部外者から見ると同じ穴のムジナで面白い。芸妓文化は京都のなまくら坊主が、税金を取られない拝観料で維持している話も良かった。 1986年に京都市が古都税と...続きを読むして、寺院から税金を取ろうとして、寺院側が反対し、銀閣寺は10ヶ月もストライキで拝観停止を行ったらしい。結局市側が折れて取り下げて今に至る。泥臭くて生々しくて良いわ。 後半1/3くらいの歴史にまつわる箇所は日本史を勉強し直してから再読したい。 今後も京都讃美ではない面白い本を読んでいきたい。 #読書 #読書好き #古本 #京都本 #京都 #洛外 #新書好き
タイトルの時点で「勝ち!」
2021年2月読了。 これはもう、このタイトルを付けた時点で勝ちですよww、京都好きの者にとっては。 京都の「いけず」は有名ですが、ここまで内幕を暴露(?)した本は少ないのではないですかね。 「洛中か洛外か」による差別の話等は、流石地元民ならではのお話で、あの〇沢先生までそんな「いけず...続きを読む」を言っていたとは…ww。 決して糾弾している訳ではなく、かといって過剰に褒めている訳でもなく、このバランス感で書かれた「京都本」は、本当に希少価値が有るものだと思います。 万人が、笑いながら京都の細かい部分について学ぶことの出来る良書だと思います。実際ヒットしましたもんね、この本は。 お陰で私は井上先生のファンに成りました。 ただ惜しむらくは、コレの続編とか書いたことw。出版社がいけない事は重々分かってますが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですよ、井上先生。
#笑える #深い #タメになる
明治以降は自分の側の慰霊していない。自分たちが滅ぼした方の祟りを鎮める考えがない。 お寺は武将の旅館的役割があって尚更庭園が発達したのではなど、なるほど、と思った
京都に行った時に書店に平積みされてるのを見て、京都の人が京都が嫌いという本を読むとは、これいかに?と思いながら手にとらなかった。その後だいぶ経ってから、NHKの「その時歴史が動いた」を録画したのを観ていた。ゲストに著者が来ていたのだけれど、やはり著作は何となくスルーしていた。(専門家の呉座センセイと...続きを読むは違う事を何か言っていたような印象←よく覚えてないっす) しかし何となく手に取ったら、想像していたのとは違っていて、嵯峨という「洛外」に生まれた者が「洛内」に住む者からどういう言われ方をしていたかというルサンチマンから始まる。(嵯峨や宇治出身なので、京都出身だと言うと、そこは京都やないやないか、と言われるとはビックリ) 基本的には文献を徹底的に分析したようなものではなく、直感で何となく思ったことを書いている。(驚くのは、研究者がそういうこと言うのかということ) それが悪いということでは全くない。教授とかそういうセンセイは、確たる根拠がないとモノを言わない(ような気がするので) 坊さんが袈裟着た状態で芸妓と料理屋にいても違和感がないのが京都だったり、寺が京都においてどういう位置付けだったりとかが、まるで「京都の爺ちゃんが蘊蓄を色々教えてくれる本」だった。
正直に京都のあるあるが書いてあって、滋賀で暮らしていたこともあり、興味深く読めた。 なかなか、ここまでざっくばらんに書いてあるものも珍しいと思う。
ネタとして読むには丁度いい読みやすさと面白さ。 著者のなかなかひねくれてる感じが親近感持てる。 最後、「上七軒」のルビ問題の結果を読者に確認させるラストも面白い。引き分けのような結果に笑った。
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