仕事でも、仕事じゃなくても

仕事でも、仕事じゃなくても

1,799円 (税込)

8pt

全編語り下ろし、漫画家よしながふみ初のインタビュー本!

20時間超のインタビューを通して語られる、『大奥』『何食べ』へと至る幼少期からの歩みと一貫した仕事への思い、日々の生活での気づき、家族という集団に向けるまなざし、これからの展望、そして愛してやまない漫画について……

2020年末に完結した『大奥』が第42回日本SF大賞に輝くなど国内外で高く評価され、現在も連載中の『きのう何食べた?』では、ドラマ化・映画化の追い風を受け新たなファンを獲得し続けている漫画家よしながふみが、自身の歩みや自作の制作背景、愛してやまない漫画について語り尽くします。

本書は20時間超におよぶインタビューによって構成されており、『大奥』や『きのう何食べた?』はもちろん、商業デビュー作の『月とサンダル』、初めてBL誌以外で連載された『こどもの体温』、「月9」ドラマの原作となった『西洋骨董洋菓子店』、さまざまな女性たちを描いた『愛すべき娘たち』など単行本化された全作品について、よしながが自身の仕事観を交えながら語っています。さらに、幼少期の思い出、小学校、中学校時代に影響を受けた漫画、高校で所属していた漫研でのエピソード、大学時代の同人活動のことなど、プロデビュー前の話もたっぷりと収録。また『大奥』が完結したあとの、これからの展望も述べられています。

インタビューはBLに造詣が深く、これまでに何度もよしながへの取材経験のあるライターの山本文子が担当。山本のキレがありつつも慈愛に満ちたサポートによってオリジナルの思考や姿勢が照らし出され、よしながふみを堪能できる 1冊となっています。
カバー装画はよしながふみ描き下ろしです!

...続きを読む

仕事でも、仕事じゃなくても のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月21日

    一年前(?!)に買ったまま積読していてやっと読み終えた。よしなが先生は直接お会いしてもきっと魅力的な方なんだろうなと思う内容で面白かった。これからも健康第一で素敵な漫画を描き続けてほしい!

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月24日

    よしながふみの愛読者なら表紙からしてキュンキュンきてしまうこと間違いなしの丸ごと一冊よしながふみロングインタビュー。よくぞ企画してくれました。「あとがき」によれば最初は対談集が企画されていたということだが、途中でインタビュー本に変わったとのこと。編集者様、慧眼です。対談よりインタビュー本のほうが断然...続きを読む

    0
    購入済み

    匿名 2023年06月18日

    よしながふみさんのインタビュー本。
    幼少期から今までの読んできたマンガ遍歴や所々小説、アニメの話も織り交ぜ、著者の各作品の裏話やお思いも盛り沢山。
    読み応え十分な良書。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月02日

    インタビューとしてもかなりのボリュームがあって、まるで一大叙事詩を読んだ後の様な心地よい疲労感と高揚感がありました。自分はずっとよしなが氏の作品を読み続けるんだろうなと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月09日

    「あの人とここだけのおしゃべり」は過去作品のBLなどが多くて、己の不勉強が浮き彫りになりわからないことだらけで楽しめなかったのだが、これは面白い。出てくる作品みんな読みたくなる。説明臭くも言い訳臭くも言葉足らずでもなく、作者の考えていることがきちんと伝わってくる感じ。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月19日

    よしながふみのインタビュー本。生い立ちから各作品の解説まで幅広い内容を含む。
    特に、各作品についての話は、話作りをどのようにしてきたかが説明されていて面白かった。まずトップダウンで大枠を作り、その中で辻褄を合わせたり目標を満たすために、新キャラやエピソードを思いついて配置する。また、大枠を考える上で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月05日

    よしながさんの作品に対する思いや考え方、制作にあたり裏話などが知れて面白かった。
    読んだことのある作品は特にもう一度手に取りたくなります。

    また、子供の頃から読んでいる作品数が多く、幅広いジャンルを読まれていたことに驚かされました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月21日

    漫画との出会いから、漫画家となったきっかけ、デビュー作から、大奥、何食べまで背景をびっしりと語られたインタビュー本。大奥が白泉社で連載した理由など、読みごたえ十分。各作品読み返したくなりました。実際、読み返した。
    次回作の構想も話されていて、これも楽しみです。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月18日

    社会に対してとてもフラットな目をもっている方だなと思いました。
    同世代なので、流行りモノや読んでいた漫画が同じなので、当時はそんなに親しくしていなかった同級生と再会して「あなた、あの時そんなこと考えてたんだ!」みたいな懐かしさがありました

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月11日

    何故よしなが作品には「世間の目を気にする人」「それを相手に無造作に押しつける人」が多彩なグラデーションで描かれているのか、不思議に思っていた。
    作者本人はフラットで大胆な感性に見受けられるが、自分とは異なる人を拒否せず受け入れる素地を、子ども時代に多くの大人と接する中で培ったようだ。
    個人的には銀英...続きを読む

    0

仕事でも、仕事じゃなくても の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す