新選組 「最後の武士」の実像

新選組 「最後の武士」の実像

1,012円 (税込)

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3.5

嘉永六年(一八五三)のペリー来航から明治二年(一八六九)の箱館五稜郭陥落までの幕末維新期、さまざまな国家構想が錯綜する中で政争や戦乱が展開された。こうした時代に生まれ、滅んだ新選組とは、どのような集団で、いかなる歴史的位置を占めていたのか。近藤勇らが幕末の京都で活躍できた政治的基盤や、近代性・合理性といった組織として先駆的性格に着目しつつ、各種史料を丹念に検証する新選組全史。

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新選組 「最後の武士」の実像 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年02月02日

    「新撰組」から見た幕末維新を知りたくて購読。
    近藤勇、土方歳三ほか隊員の成り立ちから規律を重んじた
    隊の運営から争い、考えたの相違まで細かく解説され、幕末の激動期の息吹を感じる事が出来ました。

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    Posted by ブクログ 2013年01月21日

    中公新書らしい無難というか堅実なまとめられ具合に安心感を持つ本でした。英雄的に煽ることなく浪士組から函館戦争までの軌跡が淡々と紹介されています。そこに物足りなさを感じる人もいるでしょうが、初めて新選組に触れる人はもちろん、一通り関連書籍を手にした人がおさらいする時にもちょうど良い内容だと思います。特...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    そこそこ幕末について知っていると楽しめますが初めての人にはちょっと難しい内容だと思います。考証に考証を重ねて、詳しく書いてくれているので面白いです。

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    Posted by ブクログ 2015年01月03日

    おなじみ新撰組について、いろいろな史料を検討し新撰組の実像を探る書。
    個人的には新撰組の全体像を復習したい、と考え購入したが、目論見どおり復習ができる本であったと思う。
    この本の特徴は、この本が発売された当時、最先端であった研究結果も網羅されていることであるかと思う。別の会社の新書で同名のものがある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年04月15日

    小論文を書くときに参考にさせてもらった。理解しやすいし、内容も深くて良かった。
    新選組について簡単な知識を持ってる人がもう少し詳しく知りたいときにおすすめ。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    2004年NHK大河ドラマ「新選組!」の時代考証を行った大石学氏の著作。
    「新選組は時代に取り残された剣士集団なのか?」について追求されている新選組通史である。
    ページをめくると「近藤勇」「土方歳三」の写真。第1章に進むと…なんと新選組そのものの歴史ではなく、なんと新選組の故郷「多摩」について。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    この『新選組』の本には他に載っていない内容が少し入っていたりします。例えば、暗殺された佐久間象山の妾の子供が新選組に入隊していたとか・・・。ただし、学術書的な本なので途中でヘコたれてしまうかもしれませんね。でも、いろんな文献を参照してきているのでいろんな説が考えられとてもおもしろい本でした。
    ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年01月26日

    あとがきを読んで初めて、大河ドラマ「新選組!」の時代考証を担当された方の著作だと知りました。
    道理で。なんか納得でした。
    さまざまな資料を参照しかつ出展を明記。異論も極力取り上げて書かれており、
    入門書としては非常に分かりやすくて良いのではないでしょうか。
    自分としてはこの本で新しく得た知識って言う...続きを読む

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