Posted by ブクログ 2009年10月04日
よしながふみの本は、毎回とても贅沢に紙面を使っている。大きくざっくりと割られたコマに、登場人物は一人。そんなページをよく見かける。けれど、そこには痛いくらい人物の心情が描ききられているから、情報量の少ないはずのページも見せ場として置くことができるのだろう。
「シノワズリ」から始まって、時代や人は流...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月10日
私のなかではおフランスBLの金字塔。
執事×おぼっちゃま。
この本からよしながさんのマンガを読むようになりました。
そしてよしながさんのマンガでいちばんすきなのもこの本。
「ジェラールとジャック」もだいすきですが、下克上がだいすきなので、こっちの方がさらにだいすき。
本編もいいけど「シノワズリ」がい...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月11日
よしながふみの作品には誰かしらホモ・ゲイが登場する率が高いんだけど、BLジャンルを読むのはこれが初めて。
相変わらず間や雰囲気が最高で、同人誌収録作も入ってるのでなかなかエロくていいです。
フランス革命という時代背景をしっかり出しながらも、アントワーヌの呑気なボンボンっぷりにかえって貴族のリアルを感...続きを読む