須藤古都離のレビュー一覧

  • ゴリラ裁判の日

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    ゴリラが裁判?!というタイトルと満場一致のメフィスト賞受賞作ということで、本作品に出会いました

    読後の余韻はよく、ゴリラを例に人間についてしっかりと考えさせられる作品です
    京極先生のおっしゃるとおり、ゴリラへの無礼を認識すると同時にゴリラに謝らないといけない気分に陥りました><

    ゴリラと一緒に人間(?)が沼に入るシーンは印象的、
    その時に自然とつぶやいた感想は、ずっと心に残るものでした
    人間が靴と靴下を脱いで、海に入った瞬間のあの高揚感と似ているなと共感できます!

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    2026年02月26日
  • ゴリラ裁判の日

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    ちょっとふざけたようなタイトルが目立つ以外 ほぼ知らない状態で購入。面白かった。と言いながら人間の定義に関わる「哲学的」議論にも踏み込んでいて奥が深い。

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    2026年02月24日
  • ゴリラ裁判の日

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    タイトルに惹かれて読みました。

    内容は、手話が話せるゴリラのローズが、夫を亡くす裁判から始まります。

    初めは、誰がゴリラで誰が人間?と混乱しましたが読み進めていくと分かるようになり面白さにハマっていきました。

    最近では、鳥は言葉を話すという本が流行したりゴリラも実は言葉を話せるのではと思いたくなるものでした。

    また、話のなかで人間とは何か?ゴリラとは何か?言葉とは何か?日常生活のなかでも考えさせられるシーンもあり大変満足しました。

    映画とかでやってくれたらいいなぁ。

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    2026年02月23日
  • それはそれはよく燃えた

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    たくさんの作家さんの作品が一度に楽しめる1冊
    最初の1行は全員一緒なのに、ゾッとしたり、考えさせられたり、驚いたり、意外な結末だったり…次は何が燃えてしまうんだろうと気になるし、短編集なのでサクサク読めた

    私が好きなのは『黄金の森の神様』『燃えろ恋ごころ』『怪物どもの棲家』『レヴナント』『人形供養』

    『忌物を燃やす』は鳥肌たったなぁ…

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    2026年02月21日
  • ゴリラ裁判の日

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    ネタバレ

    ゴリラが裁判?!そんなタイトルに惹かれて買ったこの一冊。
    ゴリラに手話を教えることで、言語を操ることが可能になるという。確かに昔ココという手話が使えるゴリラがいたなぁとしみじみ思い返した。ココは死について理解していたらしく、それを考えるとゴリラが裁判を起こすというのは不思議なことではないし、ゴリラを人間というカテゴリーの中に入れることもまたアリだなぁと。まぁ、人間も動物もそれぞれ住み心地が良くなるようなそんな共存社会が実消したらいいね。難しいだろうけど…

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    2026年02月05日
  • ゴリラ裁判の日

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    ネタバレ

    タイトルに引かれて購入しました。
    最初は思った内容と違いあまり気乗りせず読んでいましたが主人公のローズにどんどん感情移入してしまい後半は時間を忘れて読んでしまうほどでした。人間とは?人権・平等とは?もテーマではありますが、特別ゆえの苦しさの描写も心に突き刺さりました。面白い作品でした。

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    2026年02月03日
  • ゴリラ裁判の日

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    最初の項を読んで、本編に入ってから なぜか悲しくて泣きそうになる感情を抱えながら読み切った。
    なぜこんなに切ない気持ちになるのか自分でもよく分からなかった。
    無意識に可哀想。と上から目線で読んでいたのだろうか。無意識に人間のほうが優ってる。という感情が働いたのか。

    人間しかしない行動が『涙を流すこと』だと思ってた。悲しみ、喜び、怒りなどの複雑な感情に反応して、目から涙を流すのは人間だけがすることだと思ってた。
    そもそも人間かゴリラかではなく みんな動物だよね。裁判は屁理屈っぽいこともあったけど 大半は納得。考えさせられる本だった


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    2026年01月14日
  • ゴリラ裁判の日

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    面白かった。読みやすくサクサク読める。
    読み終わったあと、ゴリラに会いたくなった。
    ローズのことを思うと切なくなる。
    彼女の幸せを願う。

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    2026年01月10日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    かなり面白かった
    「新しい法律ができた」と言う話を軸に
    ・AIに絡んだ近未来
    ・全く関係ない未来
    ・過去から法律ができたことにより、現代になる
    ・新しくできた法律の内容が分からない
    といった様々な進め方を楽しめた

    舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

    〜特にお気に入り〜
    矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
    潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
    大沼

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    2025年12月26日
  • ゴリラ裁判の日

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    読み始めた当初は本当にゴリラの話なんだと少しがっかり。しかし読進につれてそんな思いは吹っ飛びました。どうなっていくのか、どんな結末が正しいのかなど考え考える小説でした。面白かった。

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    2025年12月20日
  • ゾンビがいた季節

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    アメリカの小さな町、ジェスローに住む小説家のトムは新作を書けずにいた。しかしある日、町にゾンビが発生し阿鼻叫喚の地獄絵図となる。地下シェルターに命からがら逃げこんだトムは、極限状況に追い込まれたことで創作意欲を刺激され作品を書き始めるのだが、実はそれは彼の妻の策略だった。さまざまな人の思いが絡み合い、物語が予想もしない方へと転がっていくスラップスティックな群像劇。
    予備知識なしに読むほうがいいと思うので詳しいことは書けません。ジェスローの町の人々、マフィアと殺し屋、軍と警察などなどいろんな人の行動が、まさかそういう結果になってしまうだなんて! 数々の勘違いと思い違いがとんでもない惨劇へと発展し

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    2025年07月14日
  • ゾンビがいた季節

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    暴れ馬やな

    うーむ、こういう結末は大好きなので★5にしたが、粗い、粗すぎる

    勘違いが重なることで、思わぬ方向に進みまくる壮大なコントで、舞台設定といい、キャラクターといい、馬鹿馬鹿しさといい、どれも素晴らしい発想なのよ

    でもとにかく文章が粗いというか、繋ぎ方もちょっと拙い

    発想に技術が追いついてない

    なんか前作読んだときも、そんなこと書いた気がする
    でも持ってるものがとても好きな感じ
    なのでたぶん今後も追いかけると思う

    この暴れ馬のような発想力を飼いならした時、凄い作家さんに大化けするような気がするんよな〜
    めっちゃ期待してますよ!

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    2025年05月09日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • ゾンビがいた季節

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     一九六九年八月、スランプに陥っていた作家のトムが不気味な呻き声を聞き、窓の外を見ると、地獄絵図が広がっていた。見知った町の住人たちがお互いを貪りあっているのだ。地下シェルターに逃げ込んだトムは作家エージェント志望のケイティの叱咤もあり、死が迫りくる極限の状況下だからこそ作家は一心不乱に物語を語りはじめる……時を巻き戻して、なんでこんな田舎の町にゾンビが大量発生しているか、というと、実は『世界が終わる日が来たら書くかもな』と嘯いていた作家に小説を書かせるために町ぐるみで彼を騙そうとする計画が進行していたのだ……。

     ということで本作は、冗談みたいな映画づくりがやがて意外な(そしてこれこそ冗談

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    2025年04月20日
  • だから捨ててと言ったのに

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    25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
    全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
    知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
    このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
    今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。

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    2025年04月13日
  • 無限の月

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    タイトルの意味はそういうことか。感動した。
    どんどん展開が変わって惹き込まれた。
    隆と聡美の話をもっと描いてほしかった。

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    2025年03月14日
  • これが最後の仕事になる

    匿名

    購入済み

    一穂ミチ先生のファンで

    一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

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    2024年08月30日
  • 無限の月

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    アイデンティティをなくしたくないって思うのはなんでなんだろう。
    自分が誰であるかの証明なんてできなくてもいいのかもしれない

    アイデンティティの絶対性を揺るがす作品

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    2024年06月30日
  • 無限の月

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    特殊な機器を身につけることによって、男性である自分と女性である他人との意識が自分と共有される、という現象が起こる話である。
    SF的要素もあるが、性同一性障害についても考えさせられた。
    自分が男であることの違和感、女性でいられる間が本当の自分だと感じること。
    そしてアイデンティティとは?
    この作者の作品はゴリラ裁判に続き2冊目だが、主人公や舞台が日本、日本人、ましてや人間に留まらないことによって、いかに普段、自分が国や性別、そのようなものに囚われすぎているのか、を知る。
    しかし、これだけ世界中がネットで繋がる世の中になると、顔や声は必要なく、国も必要なく、ただ、そこには意識が存在するだけ、そんな

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    2023年12月19日