須藤古都離のレビュー一覧
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ホラー小説とは程遠いストーリー。最初は少し読みづらかったのですが、読めば読むほど面白くなってきました。
他作品「ゴリラ裁判」も唯一無二の世界観でしたが、こちらもなかなか個性的。
読みながら細部の描写まですごく緻密に練られているのを感じました。
何だかもうカオスとしか言いようのない展開で、この先どう落ち着くのか心配になるくらい。物語をどこか遠くから眺めているような気分で、すべてが滑稽に思えてきました。
笑っちゃうぐらいトンデモな展開で、コメディ映画を見ているみたい。
怒涛の展開で途中からページをめくる手が止まりませんでした!
ちょっとした爽やかさもあり、ニヤリとなるラストはお見事。
映画「 -
Posted by ブクログ
『アメリカ版・カメラを止めるな!』
1960年代のアメリカ・ネバダ州の田舎町を舞台にした作品。低予算でゾンビ映画を作るストーリーはどこかで聞いたような設定。映画撮影班やギャングたちの思惑がピタゴラスイッチのように作用し合い、思いもよらない壮大な群像劇を繰り広げる作品である。
登場人物それぞれが自分の目的を果たすために突っ走る。「いや、そうはならんだろ」とツッコミたくなる謎ムーブもあり、デビュー作の「ゴリラ裁判の日」に比べると粗さも感じるが、そこはアメリカン。日曜の夜にロードショーで古いアメリカ映画の吹替版を見たかのような懐かしさを覚える。
前半の群像劇は個々の物語でかなり風呂敷を広げるた -
Posted by ブクログ
ネタバレ書き出しが『だから捨ててと言ったのに』から始まる短編集。様々な作家さんがこの一言からそれぞれの物語を紡ぐので、本当にいろんなジャンルの話が読めるのが面白い。
個人的に印象に残っているのは多崎礼さんの『海に還る』、摩耶雄嵩さんの『探偵ですから』かな。短いからこそ、その世界にスッと入り込めてわかりやすい話が好み。『海に還る』は人魚の話で多崎さんの作品らしいファンタジーな世界観が8ページにまとまっていて良かった。『探偵ですから』はとにかくわかりやすい作品で読みやすかった。短い話なのに、物語の登場人物の心情もわかりやすかったし、飼ってる犬がしゃべりだすとか少し怖い感じもするけど、主人公が助かって良か -
Posted by ブクログ
ネタバレ読書備忘録793号。
★★★。
ネタバレですが結論から言いますよ~。
「人類補完計画」です。笑
現実社会からの延長としてのファンタジー小説です。
現実からの延長で語られるので、例によってウザいZZIは技術的裏付けが無いことに若干のイライラが。笑
ファンタジーはファンタジーらしく大陸の形とか、変な生き物とか、変な歴とか!振り切って欲しい!
中国の辺鄙な村。
新しいモノ好きな徐春洋は村の人々の便利屋。家電のWiFiコントロールなどをササッと作ってしまう何でも屋。
そんな村のWiFiネットワークが何者かにハッキングされた?ハッキングされたネットワークからは「助けてくれ!警察に連絡してくれ!」と