須藤古都離のレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる。から始まる短編集。
    最後の仕事は一体何なのか。先ずはそれを念頭に置いて読み始めるので短編だけれどどれも読み応えがあった。それぞれの作家らしさも出ていた。まだ読んだ事がないけれど高田崇史さんの作品を読んでみたい。

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    2024年11月03日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    これが最後の仕事になる。
    全ての物語がこの一文から始まる短編集。この形式のは前も読んだけど、いろんな作家さんの作品が読めるのがいいね。


    気に入った作品
    『半分では足りない』呉 勝浩
    『事故をつくる男』白井 智之
    『最後の告知』真下 みこと
    『声』岸田 奈美
    『あの人は誰』麻見 和史


    気に入った作品の感想
    『半分では足りない』は仲の良くない兄弟の話。普通に読み終えたら、まさかの逆読み!!すごいよく出来ててびっくりした。

    『事故をつくる男』は高級マンションを安く手に入れるためにその物件を事故物件にするために動いていた男の話。

    『最後の告知』はとにかく読みやすい。真下さんはいつも読みやす

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    2024年10月29日
  • 無限の月

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    面白かった。
    意外な展開で驚いた。

    目次が全部月の名前になっている。

    性別も国籍も違う人の人生を意識だけでリアルに体験する。まるで読むのをやめられない面白い本を読んでいるみたいにのめり込んでいく。
    こんな説明のできない関係の人と出会ってしまったらどうするのかなと考えてしまった。

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    2024年08月21日
  • 無限の月

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    離婚間際の夫婦の話……の…はず。。
    のつもりで読んでいると、え?あれ?んんんん?
    となって、結末は予想できません!とゆーか、なんとゆーか…
    それでも、飽きる事なく読み終えました。

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    2024年07月15日
  • 無限の月

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    巻末まで気が付かなかったけど、この話フィクションだ。そのくらい自然に読みこめた。
    我に返ってしまわなければよかったのに。気がついたらちょっと。

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    2024年03月25日
  • 無限の月

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    ゴリラ裁判の日がはっとする面白さだったので読んでみた2作目。VRですらしっくりこない世代としては始めは?がいっぱいで読みにくく1人称の文体が「今誰?」となるが、冒頭や序盤に繋がるとおぉって感動。物語として楽しく読んだが、作者の思想は最終章にあり、そこはちょっと難しい…

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    2024年02月25日
  • 無限の月

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    ネタバレ

    読書備忘録793号。
    ★★★。

    ネタバレですが結論から言いますよ~。
    「人類補完計画」です。笑

    現実社会からの延長としてのファンタジー小説です。
    現実からの延長で語られるので、例によってウザいZZIは技術的裏付けが無いことに若干のイライラが。笑
    ファンタジーはファンタジーらしく大陸の形とか、変な生き物とか、変な歴とか!振り切って欲しい!

    中国の辺鄙な村。
    新しいモノ好きな徐春洋は村の人々の便利屋。家電のWiFiコントロールなどをササッと作ってしまう何でも屋。
    そんな村のWiFiネットワークが何者かにハッキングされた?ハッキングされたネットワークからは「助けてくれ!警察に連絡してくれ!」と

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    2024年01月09日
  • 無限の月

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    どういうこと?とオチが気になってあっというまに最後まで読んでしまった。
    スケール大きいのかそうでもないのかよく分からない感じ。
    木下が想像以上に活躍していて笑った。

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    2023年11月07日
  • 無限の月

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    最初は何がどうなるのかずっとわからないままで読み進めていて。このままで終わってしまったら最悪だなぁと危惧していたら、ピースがはまっていくかのように繋がりがみえてきた。木下さんもメアリーもすごく良い味だしていた。
    記憶の同期ってなんなんだろう。イマイチ理解できないままに終わってしまった。

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    2023年11月06日
  • 無限の月

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    ネタバレ

    カチューシャをつけることで誰かと同期する。という状況が今ひとつ理解できなかったし、頭の中に装置を埋め込んでシステムに干渉する技術には唖然としたが、結果的にそれが主人公たちを救うことになる。技術の進歩はすごい。
    物語は同期した女性と自分がどう人格になり、最後はDVの夫から救い出すという手に汗握る展開。面白かったけれど最後の無数の私でできたシステムというのが、やはり受け入れにくい気がする。

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    2023年10月02日
  • 無限の月

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    VRデバイス?をつけてる間に、なぜか他人の人生を経験することになり、
    徐々に人格がその他人と混じり合い、もともとの自分の意識が薄れて・・・という話。
    どこに向かっていくのかわからないストーリーに翻弄されました。
    プロローグの意味合い、エピローグでの飛躍はちょっと微妙だった気もします。

    今度は「ゴリラ裁判の日」を読んでみます。

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    2023年08月16日
  • 無限の月

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    脳科学ストーリー。
    徐春洋(シュー チュンヤン)とメアリーが会えたところで、助かった!となぜか安心感があった。
    カチューシャは、恐ろしいと思った。他人を経験するって、私は嫌だなぁ。
    カチューシャを装着。そのせいで、他人と入れ替わる?
    カチューシャを装着してたまたま2人が同時に何かが起こり同期を体験する。
    木下が優秀。
    聡美は、夫をよく理解できたと思う。私ならそんな奇想天外なことは、理解できないと思った。
    DVは許せない。
    藤浪さんの救出のやり方が下手すぎる。
    メアリーが頑張ってくれてよかった。
    ラストの同期した人数の多さに戦慄。恐ろしい。
    今までにない、不思議な話だった。

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    2023年08月15日