須藤古都離のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
IT企業社長の摩訶不思議な体験、近未来の人類がどんな絆と愛情に包まれるのか… #無限の月
■きっと読みたくなるレビュー
IT企業社長、藤浪の不思議体験。様々な人物視点で次々と物語が展開するエンタメ小説です。これ以上の情報は面白さを阻害しちゃうので、あとは実際に読んでいただくほうがベター。
〇魔訶不思議な世界観
ハイテク装置から古代芸術、そしてその時代を生きる人間。物語の後半まで、何が起こっているのかよくわからない。しかし描かれているのは基本部分は、人々の日常生活と一般的な感情なんですよね。読む進めるにしたがって、どんどん未知なる世界に入り込んでしまうような感覚でした。
〇惹きつけて止まな -
Posted by ブクログ
『無限の月とは言い得て妙』
日本の新鋭ITベンチャー企業が開発したウェアラブルデバイス。商品化には失敗したはずだったが、試作品の暴走によって引き起こされる不可思議な現象の数々。そして遠く離れた中国の田舎町で起こった怪事件とも徐々にリンクしていく…。日中の国境を超えて繰り広げる、読み応え抜群の近未来SF小説だ。
著者の前作「ゴリラ裁判の日」では人語を操るゴリラが描かれていたが、実話をモチーフにしたフィクション作品ということもあり、どこまでが現実の話なのかロマンを感じながら読み進めた。今作もそのワクワク感は健在。メタバースのようなVR技術が発展してきた昨今では、現実世界でも実際に起こり得そうな -
Posted by ブクログ
「新しい法律ができた」
の一文から始まる25個のショート・ショート。
25人の作家たちが各々の世界を作り出していく。ほっこりするものやかなり作り込まれたトリックを忍ばせているもの、思わず肝が冷えるものなど、"新しい法律"というテーマをどう使うかが如実に表される。新しい読書体験だった。
「Touch law if you can」 名倉編
途中まですごく楽しい話だと思っていた。
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
最後の最後にタイトルを読むと本当に肝が冷える。あまり他人事とは言えないのだ。
「もう、ディストピア」大沼紀子
何故人を殺してはいけないか。その問いに、殺人が許容されて -
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Posted by ブクログ
本当にメフィスト賞なのかと思ってしまうほど読みやすく、広く受け入れられそうな物語だった
ゴリラという人間に近しい被写体を主役に据えることで、現実の人権や法、違いを上手く伝えている
人間同士だって完全には無理
ウホッ、これがデビュー作とはなんとも頼もしい御方と思った ウホッホッホッ
他作も後々読もうと思い調べたウホッ
須藤古都離、男性だったウホッホッホッ
ウホウホ!ワイルドな人だったウホッホッホッ
こんなに繊細なウホホイ!物語を!ワイルドな!男性が!ウホウホウホウホ
ウホーーーッ(ドコドコドコドコドコドコ)
面白かったんで興奮してしまいました
結末が綺麗でとても素敵でした
本当に面白かっ -