須藤古都離のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「新しい法律ができた」
の一文から始まる25個のショート・ショート。
25人の作家たちが各々の世界を作り出していく。ほっこりするものやかなり作り込まれたトリックを忍ばせているもの、思わず肝が冷えるものなど、"新しい法律"というテーマをどう使うかが如実に表される。新しい読書体験だった。
「Touch law if you can」 名倉編
途中まですごく楽しい話だと思っていた。
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
最後の最後にタイトルを読むと本当に肝が冷える。あまり他人事とは言えないのだ。
「もう、ディストピア」大沼紀子
何故人を殺してはいけないか。その問いに、殺人が許容されて -
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Posted by ブクログ
本当にメフィスト賞なのかと思ってしまうほど読みやすく、広く受け入れられそうな物語だった
ゴリラという人間に近しい被写体を主役に据えることで、現実の人権や法、違いを上手く伝えている
人間同士だって完全には無理
ウホッ、これがデビュー作とはなんとも頼もしい御方と思った ウホッホッホッ
他作も後々読もうと思い調べたウホッ
須藤古都離、男性だったウホッホッホッ
ウホウホ!ワイルドな人だったウホッホッホッ
こんなに繊細なウホホイ!物語を!ワイルドな!男性が!ウホウホウホウホ
ウホーーーッ(ドコドコドコドコドコドコ)
面白かったんで興奮してしまいました
結末が綺麗でとても素敵でした
本当に面白かっ -
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Posted by ブクログ
書評家界隈では評価が高いようだ。確かに、人権という難しいテーマをエンタメとして成立させているのは見事だと思う。主人公であるゴリラのキャラクターは可笑しいし、人間の脇役たちもみな個性的でいい味を出している。
ただ、このタイトルからリーガルサスペンス風な展開を期待した自分にとっては肩透かしな印象のほうが強く、実際に裁判の醍醐味を味わえるのはラスト100ページぐらいなので、それまで延々と事件に関係ない前説を聞かされているようであまり盛り上がれなかった。
結末は予想通りだが、強硬派の主張をひっくり返すだけの説得力を持つような斬新な意見にはあまり感じられなかったのも残念。 -