道尾秀介のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    そのお店が好きなんだなぁと伝わる内容だったと思うけど、時間がたって、覚えているのは朝井リョウだけ…。

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    2024年10月27日
  • 透明カメレオン

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    登場人物たちが賑やかで愉快なメンバーだなと思って読んでいたけど、最後にそれはある一面に過ぎないことが分かってちょっと納得した。
    ついたらいけない嘘もあるけど、つかなきゃやってられない嘘もある。
    他人につく嘘もあれば自分につく嘘もある。
    少なからず身に覚えがあるよなぁ。。
    なかなか人間くさい話で面白かった。

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    2024年10月25日
  • スケルトン・キー

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    サイコパス大集合。
    途中感じた違和感はそういうこと…!
    ただ、大どんでん返ししているであろう場面で状況を理解しきれなかった自分の読解力の低さよ!

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    2024年10月24日
  • 満月の泥枕

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    面白くなくはない。
    すごい良い話。
    でも熱い展開もあんまりない。
    うーん面白かったけどおすすめするほどではない。
    先は読めないけど、伏線の伏線感がすごい大きい。

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    2024年10月23日
  • 月と蟹

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    登場人物に狂気を感じてしまったけど、それは自分自身の境遇が幸せだから理解できないだけで、彼等にしたら当然の感情の動きなのかもしれないと思わせる力があった。数ある道尾作品の中では、どちらかといえばあまりハマらない方だった。

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    2024年10月17日
  • 光媒の花

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    2010年第23回山本周五郎賞
    そして2010年直木賞候補作
    その後2011年「月と蟹」で直木賞

    連作短編6編
    作品紹介では連作群像劇としている
    それぞれ犯罪に関わっていく者達だから群像劇でも良いのかな

    道尾さんの作品には、子供の中の秘めやか憎悪を描いているものがあり、少年達の純真無垢だけでない心情を読むのは好きだ

    第一章 隠れ鬼
    認知症となった母を苦しめていた父親の自殺
    息子が封印していた事件の真相
    第ニ章 虫送り
    毎夜両親不在の時間に川辺に虫取りに行く兄妹
    許せなかったホームレスへの復讐とその真相
    第三章 冬の蝶
    貧困の少女が隠していた母の男の所為
    少年は守りきれない
    第四章 春の蝶

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    2024年10月05日
  • 透明カメレオン

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    未来のためにつく幸せな嘘って時には必要。
     
    ミステリー要素はあまり濃くないけど
    もう未来を生きる気力がなくなったり、
    あぁもう嫌だ。って思った人にオススメしたい。
     
    人は弱くても、良い。

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    2024年09月15日
  • スケルトン・キー

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    意味がわかるともう1回読みたくなります。
    母におすすめしたら、読んでる途中でトリックに気づいたみたいですが、私は気づけませんでした笑
    道尾秀介さん自身がサイコパスじゃないとここまで書き表せないじゃないか?と感じてしまいました。
    クライマックスの戦闘シーンはまるでドラマのようでした。

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    2024年08月27日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    写真で一言ミステリー
    2〜30分もあれば読み終わる、けど分からない話がたくさんある
    ただ読むことと内容を理解することは違う
    読者の力も試される一冊

    表紙の写真は白黒でおどろおどろしく見えるのに、中身の写真はカラーで一見全くこわくない
    色彩って大事だなと思った

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    2024年08月14日
  • 鬼の跫音

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    ミステリー、ちょっとホラー、不思議系の内容を散りばめた短編集となっている。
    どれも読みやすく、純粋に楽しめる。
    道尾秀介さんの作品は、
    カラスの親指
    がスタートだったので、全然雰囲気が違って、そういう意味でも面白かったです。

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    2024年08月07日
  • 透明カメレオン

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    最後はぐんぐん読めたんだけどそれまでが長かった…。ずっとコミカルな感じで、だから最後が際立つんでしょうけど。
    でも、おもしろかったです。

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    2024年08月06日
  • 球体の蛇

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    人は誰しも、言えないことや歪みを抱えて生きている。この作品はそういうことを再認識させてくれた。後味が悪い小説

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    2024年08月04日
  • 月と蟹

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    ど田舎の小学5年生の、子供から大人への過渡期に感じる葛藤や、複雑な家庭環境への思いを表現した作品。小学5年生ってこんな深い思考するっけ?と思ってしまった部分はある。中学2年ぐらいのイメージ。だが、子供ならではの悩み、例えばいじめなど、に加えて、子供でもこれくらいの思考力で持って物事に向き合うことは確かにできるのかもという思いもある。子供の本当の思考力と、大人が子供に対して想定している思考力との間のギャップは少なからずあるのではないか。そして、子供はそのギャップを薄々感じ取っているのではないだろうか?

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    2024年08月03日
  • 水の柩

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    ネタバレ

    道尾秀介先生の作品といえばどんでん返しミステリーという認識が自分の中であったがこの作品はミステリーとかではない。

    読み終わって初めてタイトルの意味が理解できた。
    ダムに自分と模した人形をを埋葬することで過去の自分と決別することができた。

    旅館の跡取り息子の"普通の"少年 逸夫
    旅館のおばあちゃん いく
    いじられてる少女 敦子

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    2024年07月31日
  • ソロモンの犬

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    独特な友情、歪な関係の恋人、変人教師。
    現実ではあり得ない出逢い。それもあり全てを共感できませんでしたが、読みやすかったです。
    道尾さんの書く文章と、人物の関係が独特な印象を感じました!

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    2024年07月21日
  • 龍神の雨

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    救い用の無いとまでは言わないが、閉塞感のある状況設定である。それがゆえに暗い雰囲気で物語は進んでいく。
    物語の最後で一組の兄弟には少し明るさが差してくる。
    一方の兄弟は、「そうなるよな、、」とあまり良くない結末を推測をして物語は終わる。
    自分はあまり解説や後書きは読まない方だが、終わり方にモヤモヤした感じがあったので、何か答えを見出せないかと思い今回は解説を読んでみた。
    答えは解説にあった。この解説は必読だと思う。

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    2024年07月19日
  • 鏡の花

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    いくつものありえたパラレルな世界線
    何か足りないような不安と願いで苦しくもめくるページ。
    もしもあの時…が重なれば満ち足りる?
    なにかがある世界では別のなにかは喪われ・・・

    私たちの今の「大切なもの」。
    異なる世界線では価値が変わってしまうのなら寂しい。

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    2024年07月16日
  • わたしの名店

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    28人の著名人が紹介する大好きなお店。食べ歩きが趣味の人にピッタリの本でした。餃子が美味しそう。食べたいっ

    美味しい物を食べる時ってほんとに幸せ。外で食べると、意外な食材の組み合わせとか、味付けとか参考になる事がいっぱい。帰ってから、新メニューに挑戦するのもいいな。

    私のお気に入りの和食屋さんは、マスターが骨折してしばらくお休みだったけど、今週から再開。今が旬の鱧食べたいなぁ。年に一度のお楽しみ。スーパーの湯引きは細かな骨が気になり残念な時があるけど、こちらは骨切りが上手い。生肝を胡麻油と塩で。揚げたらサク、ふわ。煮ものとの優しい味わい。しゃぶしゃぶは、さっとくぐらせ、はながひらいたら食べ

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    2024年07月12日
  • 月と蟹

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    子供の残虐さと繊細さ、弱さと強さがバランスよく描かれていると思う。
    弱いものを痛めつけることで、相手を思い通りにできる優越感や自己優位性を得て、ストレスを発散させる。死んだヤドカリを神として崇め奉ることは、神を創造した全能感や、大きなものから護られ赦される追体験。いずれも、現実を生き延びる為。
    3人それぞれの家庭内のシンドさのぼやかし方と、山の上でのヤドカリ炙りのしつこいくらい詳細な描写のコントラストの、子ども目線での描かれ方は絶妙。
    子供は、大人がおもってるより、何でもよく見てよく聞いてよく想像してカンをはたらかせて、物事を解釈するスピードは速い。一見短絡的にみえるけど、そこにいたる背景は想

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    2024年07月06日
  • 笑うハーレキン

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    希望を失いホームレスとして暮らす家具職人
    不意に押しかけてきた弟子志望や周囲のホームレスと共にどうストーリーが展開していくのかと思った
    ミステリよりヒューマン寄りの作品

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    2024年07月05日