道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公を含む4人の大学生の青春とつながる、とある事故。
その事故から広がっていく運命と人間模様。
この年代の人たちからしか発せられないような滑稽さと素直さと、
そこにはやっぱりある、恋の花や芽のビタースウィートさ、
そういった生活を飲み込みながら最後まで走っていくミステリーでした。
面白かったです。
道尾さんの文体は、序盤のほうなんかはともすると、
自分の他所行きの文体に似ているかもしれない、と
思いましたが、どんどん内容が深まっていくにつれて、
その体力、知的体力も含めた持久力と、クスっと笑えてしまうセンスなどに
「やる人だなぁ」と思いました。
素人が書いたフリーの小説は、このWEB世界に -
Posted by ブクログ
月9ドラマ見てました。
ただし4話くらいまで見て、見るのやめちゃった気がします。
当時は道尾さんのこと知らなかったんですが、最近あのドラマの原作書いてたのが道尾さんだということを知り、ちょっと気になって読んでみました。
内容は、ドラマとかなり違いますね。(ドラマの内容途中までしか知らないけど)
恋愛漫画みたいなハッピーエンドの円満恋愛小説って感じでした。
個人的には結構好きです。
さくさく読めました。
あとがきにも書いてあったけど、2つの違ったストーリーが楽しめるっていうのもおもしろいですね。
私は道尾さんの小説はまだそんなに読んでないんですが、それでもこれはあまり道尾さんっぽくない小説だ -
大切な存在を近くで発見できる
子供時代、それがこの世のすべてだった。そんなことを懐かしく思い出させてくれる物語です。ちょっと切ない異性との関係、絶望的な大人との関係。その時は何が起こっているのか、ちゃんと理解できていなかったはずなのに、分かったつもりでいた。同級生の変化、自分の変化、町の変化、3人で決めた不思議な儀式。。。読み終わったとき、とても切なくなって、小学校の卒業アルバムを開きたくなった。この作品は直木賞を受賞している。しかし、決して娯楽作品ではない!
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Posted by 読むコレ
今まで読むのを取っておいた道尾作品。
ミステリフロンティアからの作品だし期待度は
自然と高い。
その期待に充分な内容でした。結構扱いが
難しい内容にも関わらず重くなる事なく
上手く着地させてくれます。倫理的にはどうか...と
思いますが個人的にはこの結果に胸を撫でおろしました。
とかく暗く、重い印象のある道尾作品ですが、今作の
意外性は好きです。
明らかに伏線と分かる仕掛けや、ミスリードを
完全に誘導させる書き方はミステリとしての体裁を
しっかりと保ちつつ...しかもクオリティ高いし。
読むのを取っておいて良かったー。
段々とミステリテイストの少ない作品が増えてい -
Posted by ブクログ
この話、ついて「いけない」(笑)
自分で謎を考えるミステリー小説。
こういうの苦手です。
東野圭吾さんの「私が彼を殺した」とか「どちらかが彼女を殺した」など同様、読者が謎を解く必要があります。
苦手なんです。
そんなに真剣に読まないので(笑)
4編からなる短編連作となっています。
各章の終わりに「写真」が入っていて、それを読み解く必要あります。
■弓投げの崖を見てはいけない
自殺の名所で起きた事件
そこでの復讐劇
■その話を聞かせてはいけない
少年が目撃した者はいったい何?
■絵の謎に気づいてはいけない
新興宗教の女性幹部の死の真相
それを追う刑事
■街の平和を信じてはいけない
事件 -
Posted by ブクログ
そう来たか。試みとして面白い。
確かにどの章から読んでもいいし、読む順番で読み手の持つ情報量が変わってくる。しかし1本のストーリーとして成立している。
自分は割と王道なストーリーを引いたかもしれない。最後に女刑事の話が来て、これまでの話で分からなかった点が最後に明かされた。これ逆順に読んでたら印象変わるなぁ。
ただし、この構成なので明らかにわかるように通常の物語のようなオチは期待しない方がいい。読者が最後にどこを読むか分からないからだ。
全体を読んだ後に6つのストーリーを思い出してみる。そしてそれぞれの繋がりをしみじみと感じるようなそんな1冊。
ところでこれ電子版だとどう読むのだろう?ページ