道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「光の箱」は, ストーリー・セラーで読んでいたので再読。
むしろ, ストーリー・セラーでこの作家にハマり, この本を手に取ったわけで。
どのストーリーもすごく心をぎゅっと締め付けられるのだけど, 昔どこかで感じた人に触れた温もりとか, 家族という存在自体の温かみを再認識できるお話で好き。
そして, 最後の最後には, 独立した3つのストーリーが1つの物語を紡ぎ出す。
この流れもまた素敵。
個人的には, 真子ちゃんと莉子ちゃんのお話が心にぐっきた。
私には兄弟も姉妹もいないから, 莉子ちゃんの気持ちは残念ながら分からないのだけど, これから家族を守っていく身として, 上の子はこういうことにも -
Posted by ブクログ
道尾秀介作品らしい、もの悲しい雰囲気が漂いつつも最後には心温まる物語だった。
なんのために生きるのか、生きている間になにを遺せるのかという問いは、誰しも一度は考えたことがあるだろう。しかし、なにかを遺したと自覚できるほど、誰かに影響を与えるということは難しい。例え影響を与えていたとしても、与えられた側から伝えられなければそのことに気づけないからだ。
そんな中で、本作では絵本を中心に描かれている。物語を作ることを勧める人、絵本を作る人、絵本を読む人、それぞれが影響を与え、与えられている。映画でも小説でも漫画でも、例え作者が意図していなかったとしても、物語とはただ面白いだけのものではなく、人生を大