道尾秀介のレビュー一覧

  • 鬼の跫音

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    ケモノ、冬の鬼
    箱詰めの文字、よいぎつね、鈴虫
    悪意の顔
    の順で好き

    全編どんでん返しや叙述トリックが仕掛けられていて飽きない。
    考察しがいのある締め方が多いので読み終えて、モヤモヤした気持ちが残るものの自分で考えたり、考察サイト読んだり楽しめる作品だった。

    2025.0520.15

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    2025年05月22日
  • 鬼の跫音

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    Sや虫、カラスがずっと出てくるから続き物かと思いきや全く別の短編。
    道尾さんのNを読んだ後だから、勝手に1冊の中で関連性があるのかと期待してしまっていた(;_;)

    割と読み手に委ねられる系が多い印象?現実味がなく、ファンタジックな設定に人間のリアルなグロテスクさが混ざっていて、全体的に薄気味悪い

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    2025年05月18日
  • きこえる

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    本当にこの作者はコンテンツ化が巧み。今回も新しい読書体験を体感できた。最終話の仕掛けは若干反則に感じたりもして(そもそも話がそれほど面白くもなく…)、辟易しましたが、第二話や第四話は「音声ならでは」を活かした仕掛けで特に楽しめました。もっと作ってほしい。

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    2025年05月18日
  • スケルトン・キー

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    サイコパスサスペンスミステリー
    サイコパス一人称による、感情が薄いと言われるサイコパスの深層心理

    作中の「金の鍵」は、グリム童話の最後のお話

    児童養護施設で育った錠也
    養父母の元で育った双子の鍵也
    同じ養護施設で育った母親の違う順平
    三人の兄弟の三つ巴サイコパス
    解説は新書「サイコパス」著者脳科学者の中野信子さん
    彼らは恐怖や苦痛を感じない
    猟奇的事件を引き起こす人がサイコパスであるという事ではない
    大胆な行動ができ、無駄なことをしないから
    政治家や社長等にも多いらしい

    とはいえ、三人の兄弟は入り乱れ入れ替わり
    道尾さんに委ねて混乱し続けます

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    2025年05月16日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    道尾さんもなんとなく読み積んで9冊目
    タイトルになった「方眼の猿」の逸話が作中に登場するのですが、これも創作ということで良いのかしら?これが、なかなか良いのです。この逸話が意味するところのジェンダーとかマイノリティを
    先がけた作品かも。

    盗聴専門の探偵が産業スパイ中に一人の女性と知り合い、殺人事件に巻き込まれていくミステリなのだけど、事件とは別のところで小粋に騙される感じ。

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    2025年05月15日
  • ラットマン

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    ネタバレ

    道尾秀介さんの本は初めて読みました。

    お名前は以前から存じ上げていましたが、どういうわけか手に取ることもなかった次第。

    Wikipediaで見ますと、道尾氏は私と同じ1975年生まれ(因みに五月生まれも私と同じ)。2004年に『背の眼』でデビュー。以降、サスペンス調ミステリーでヒットを連発。

    本作『ラットマン』は2008年発表、「このミステリーがすごい!」等で高く評価される。

    ・・・
    もうこれは同世代であるという産物の賜物ではありますが、「時代が同じだなあ」「合うなあ」という感想。

    私も中学・高校からバンドをはじめ、マックでバイトした金で神保町やらフリーマーケットやらで中古のギターを

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    2025年05月12日
  • ソロモンの犬

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    【走ったワケは……】

    甘酸っぱい青春と、ほろ苦い事件の要素が
    いい比率で組み立てられてるなぁと。

    そして道尾作品ならではの、どんでん返しも
    しっかりと決められ「やられたッ」の一言。

    装丁のわんちゃんオービーもかわいいけど
    中に出てくるオービーも動きや仕草が
    想像できてほっこりします。

    事件と青春、そして人の明暗の感情が
    黄金比率で配合されている作品。

    ライトに読めてグッと世界に入っていけるので
    どんな人でも読みやすいかなと思います。ぜひ!

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    2025年05月10日
  • わたしの名店

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    週刊誌かなにかの書評で知り、読んでみた。
    おもに作家を中心とした飲食店に関する数ページのコラム集だが、馴染みの店に通う方、逆に馴染みの店が苦手な方がいて、その点が非常に興味深かった。

    お店のチョイスの理由の伝え方の参考になるかもしれない。個人的には、メーヤウしか行ったことがなかった。

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    2025年05月09日
  • 満月の泥枕

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    登場人物みんな個性があってめちゃくちゃ良かった☆
    物語通してずっと温かい空気感とユーモアが流れています。
    とりあえずみんなしあわせになっても良いし、なって欲しいと感じました!

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    2025年05月05日
  • スケルトン・キー

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    サイコパス
    サイコパスとは、精神医学的には「反社会性パーソナリティ障害」に分類されるパーソナリティ障害です。

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    2025年05月04日
  • 光媒の花

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    ネタバレ

    【隠れ鬼】★★★★☆
     中学男子と30歳の甘酸っぱい恋物語。結局最後まで「あの人」の名前を知れなかったのが切ない。
     女の雰囲気が幽霊っぽくて、そっち系の話になるのかと思ったら違った。思春期の男の子に手出してモヤモヤさせて、再会したら冷たくするのは酷いでしょ。愛人の息子にイタズラするとか何考えてるか謎だった。
     母親の認知描写は読んでて辛い。弁当のバランを食うシーンは、もし自分の母が将来こうなったら...と想像したら悲しくなる。

    【虫送り】★★★★☆
     かくれんぼで隠れてる間にみんなに帰られて残される陰鬱なスタート。まさか前作に登場したパッと出のキャラが主人公になるとは思わなんだ。妹も虐めら

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    2025年05月02日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    短編連作と思いきや、最後に収斂されていく物語。
    「風が吹けば桶屋が儲かる」や「バタフライ効果」とか言ったものを連想します。
    最後伏線がすべて回収されてスッキリ。
    ちょっとした嘘が人生を変える
    嘘がテーマの物語です。

    ■心中花
    歩実は母親の奈津実とともに、奈津実の撮影のため、遺影専門の写真館を訪れます。そこで見つけた一枚の写真。
    そこから、奈津実の過去が語られます。
    西取川で行われる鮎の火振り漁。
    そこで知り合った崎村という男性。
    当時、西取川で起きた奈津実の父親の会社の事件。
    また、崎村の父親の事件。
    そして、火振り漁の最終日に起きた大きな悲劇。
    しかし、その真相は...

    ■口笛鳥
    ひょん

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    2025年04月19日
  • わたしの名店

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    色々な人の、美味しい話。

    行きつけのお店であったり、発掘したお店であったり。
    やはり、というべきか、いけない場所にある店ばかり。
    旅行に行った時など、いつか行ってみたりものです。

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    2025年04月19日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺たちは否応なしに、その渦中に巻き込まれていった。謎、そして……。ソウルと技巧が絶妙なハーモニーを奏でる長編ミステリ。
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    最初は犬の耳や犬の目をもっていると思った。
    最後にいろいろと明かされるんだけど、時間をかけて読んでるからどんな伏線があったかいまいち思い出せなくてすごく損してると思う。

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    2025年04月17日
  • ラットマン

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    ネタバレ

    この作者のことだからドンデン返しがあるか?と思っていたのに、かなり終盤まで騙された(主人公が殺したと思っていたし、姉も父親に虐待&殺されたと思っていた)。

    先が気になって一気読みできる本だったのは良かったが、やはり自分がドンデン返しに慣れてきているのかあまり読後の爽快感はなかった。本のせいではなく読む側の自分の問題だなと思う。ミステリーを読んでワクワクしたいなぁ

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    2025年04月14日
  • カササギたちの四季

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    道尾秀介の優しい嘘をテーマにしたミステリー。
    『カラスの親指』の寄りの
    ほっこりとした読後感を楽しめる。

    相棒の推理を正解に導くために
    裏で暗躍するというのは新しい設定だった。

    もっと凝られた裏設定があるかと思ったが
    意外とさっぱり終わった。

    軽く読むには良い感じ。

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    2025年04月14日
  • 透明カメレオン

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    最後で明らかになる真実にジンとくる一冊。

    ミステリー小説好きのわたしは、申し訳ないことに中盤までは緩やかな内容に感じ、ちょっと物足りなさを感じてしまったが、読後は明日も仕事頑張ろうと思えた一冊。

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    2025年04月08日
  • ラットマン

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    十分に楽しめる。

    ラストに騙されると分かっていて、結果、騙された。

    読んでいる間、ずっと、何とも言えない不快感があるが、読後感はそれ程悪くない。

    流石、道尾秀介。
    星は3.7くらいで。

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    2025年04月07日
  • 鬼の跫音

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     様々な『S』という人物が出てくる、ホラーミステリー短編集です。

     どのお話も一話完結で、別の人物だけれど『S』というキーマンが登場します。
     淡々と紡がれる物語の中には、静かな狂気がひんやりと流れています。それがどのようなきっかけで、どのような衝動で、もしくは計画的な何かで、あふれだして通常であれば越えないだろう一線を越えてしまう。主人公だったり、その周りだったりが抱く狂気や、悪意や、悲しみや、愛情になんとも言い難い静かな恐ろしさを感じます。
     日常の中に潜む人の感情について考えさせられる話です。

     ホラーとして読むにはオカルト的な部分はありません。が、『人』が怖いという意味では、十二分

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    2025年04月03日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    2020年。若い作家との対談集in京都。
    「詠坂雄二」未読。メンドくさそうな性格w
    「宮内悠介」未読。
    「初野晴」読んだことある。
    「一肇」未読。
    「葉真中顕」未読。
    「前川裕」未読。
    「白井智之」大好き。
    「織守きょうや」最近名前知った。
    「道尾秀介」もう大御所だったのね。未読。
    「辻村深月」トリはそうだよね。
    後輩を育てたい、という気持ちが伝わってくる。さくっと読めるし、作家の人となりもなんとなく伝わり、対談集よいね。

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    2025年04月05日