道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
道尾秀介の長篇ミステリ作品『サーモン・キャッチャー the Novel』を読みました。
道尾秀介の作品は、先月読んだ『カエルの小指 a murder of crows』以来ですね。
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小説で、すごい世界を見に行こう。
道尾秀介に騙される快感を堪能あれ!
釣り堀カープ・キャッチャーで消えた鯉の謎が、運命を動かしていく。
神様の通う屋内釣り堀カープ・キャッチャーの景品棚には、高得点でもらえる伝説の白い箱があった。
箱の中身を知りたいバイトの明、箱を狙う父親、店主を脅 す女性、幽霊を撮影する兄妹、謎のヒツギム人らが釣り堀に集う時、運命は動く。
一匹 -
Posted by ブクログ
ネタバレ勘違いの裏切りラッシュに騙された。姫川の姉は父がイタズラして殺し、ひかりは姫川が殺したのかと思ってた。単純に姫川が犯罪を隠蔽して上手く立ち回る古畑的な話じゃなくて、まさか「実は全員が勘違いでした」は想像つかんわ。ただ、全員勘違いは大胆な手法にも思えたので人によってはやり過ぎ感があってしらけそう。
私は洋画や音楽には疎いので作中に出てくるアーティストや楽器用語などが分からなかったのが残念。もうちょい詳しかったら入り込めたかもしれない。
キャラは姫川に1番共感できた。周りからは特に闇を抱えてるようには見えない普通の人なのに、心の奥底に家族に対して闇がある点が私と似てる。
姫川ほどでは無 -
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