道尾秀介のレビュー一覧

  • 水の柩

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    ネタバレ

    道尾秀介先生の作品といえばどんでん返しミステリーという認識が自分の中であったがこの作品はミステリーとかではない。

    読み終わって初めてタイトルの意味が理解できた。
    ダムに自分と模した人形をを埋葬することで過去の自分と決別することができた。

    旅館の跡取り息子の"普通の"少年 逸夫
    旅館のおばあちゃん いく
    いじられてる少女 敦子

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    2024年07月31日
  • 龍神の雨

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    救い用の無いとまでは言わないが、閉塞感のある状況設定である。それがゆえに暗い雰囲気で物語は進んでいく。
    物語の最後で一組の兄弟には少し明るさが差してくる。
    一方の兄弟は、「そうなるよな、、」とあまり良くない結末を推測をして物語は終わる。
    自分はあまり解説や後書きは読まない方だが、終わり方にモヤモヤした感じがあったので、何か答えを見出せないかと思い今回は解説を読んでみた。
    答えは解説にあった。この解説は必読だと思う。

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    2024年07月19日
  • 鏡の花

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    いくつものありえたパラレルな世界線
    何か足りないような不安と願いで苦しくもめくるページ。
    もしもあの時…が重なれば満ち足りる?
    なにかがある世界では別のなにかは喪われ・・・

    私たちの今の「大切なもの」。
    異なる世界線では価値が変わってしまうのなら寂しい。

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    2024年07月16日
  • わたしの名店

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    28人の著名人が紹介する大好きなお店。食べ歩きが趣味の人にピッタリの本でした。餃子が美味しそう。食べたいっ

    美味しい物を食べる時ってほんとに幸せ。外で食べると、意外な食材の組み合わせとか、味付けとか参考になる事がいっぱい。帰ってから、新メニューに挑戦するのもいいな。

    私のお気に入りの和食屋さんは、マスターが骨折してしばらくお休みだったけど、今週から再開。今が旬の鱧食べたいなぁ。年に一度のお楽しみ。スーパーの湯引きは細かな骨が気になり残念な時があるけど、こちらは骨切りが上手い。生肝を胡麻油と塩で。揚げたらサク、ふわ。煮ものとの優しい味わい。しゃぶしゃぶは、さっとくぐらせ、はながひらいたら食べ

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    2024年07月12日
  • 月と蟹

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    子供の残虐さと繊細さ、弱さと強さがバランスよく描かれていると思う。
    弱いものを痛めつけることで、相手を思い通りにできる優越感や自己優位性を得て、ストレスを発散させる。死んだヤドカリを神として崇め奉ることは、神を創造した全能感や、大きなものから護られ赦される追体験。いずれも、現実を生き延びる為。
    3人それぞれの家庭内のシンドさのぼやかし方と、山の上でのヤドカリ炙りのしつこいくらい詳細な描写のコントラストの、子ども目線での描かれ方は絶妙。
    子供は、大人がおもってるより、何でもよく見てよく聞いてよく想像してカンをはたらかせて、物事を解釈するスピードは速い。一見短絡的にみえるけど、そこにいたる背景は想

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    2024年07月06日
  • 笑うハーレキン

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    希望を失いホームレスとして暮らす家具職人
    不意に押しかけてきた弟子志望や周囲のホームレスと共にどうストーリーが展開していくのかと思った
    ミステリよりヒューマン寄りの作品

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    2024年07月05日
  • 本格王2023

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    好きな作者さんばっかり。短編が故にまだ足りない、もっとこの人の書く話を読ませて!となるので販促効果は絶大。

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    2024年07月04日
  • わたしの名店

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    三浦しをんさんの文章が読みたいと思い手に取りました。
    総勢28名のエッセイ集。なのでしをんさんを満喫、とはいかなかったのだけれど。

    エピソードに触れることで行ってみたいお店もチラホラ。都内はもちろん、地方でも。

    なかでも心が動いたのは、藤岡陽子さん。
    食べ物って味だけじゃないよな、と再認識。
    味も香りも、記憶が蘇る。

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    2024年06月12日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    写真館を舞台に、人が絡み合って、過去も絡み合って、最後はこんなご縁だったの、びっくりストーリー。因果応報とは違うが、正当な生き方をしないと。あれ、小説なのに、こんな事感じてる(笑) ちょいとドキドキしながら楽しく読めました。

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    2024年06月05日
  • 光媒の花

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    ネタバレ

    6つの短編集
    ハンコ屋、橋のエピソードなど所々で繋がりがある。光ったり翳ったりしながら動いているこの世界を蝶を通して表現している。

    第1章隠れ鬼
    ハンコ屋さん、認知症の母。中学生の時の回顧、愛と憎悪は紙一重。
    第2章虫送り
    小学生の兄弟、橋のエピソード。良いホームレスと悪いホームレス。
    第3章冬の蝶
    2に出てきた良いホームレスさんの中学生の時の話。淡い青春、毒親。
    第4章春の蝶
    3に出てきた女の子が大人になってからの話。耳が聞こえなくなってしまった女の子、お爺さんの家に泥棒。
    第5章風媒花
    父をなくした家族の話。息子目線、姉の入院、母と仲直り
    第6章
    5で出てきた姉の小学生教師としての話。

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    2024年06月04日
  • 透明カメレオン

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    最後の展開にはちょっと驚きだったけど、途中の設定や展開に無理矢理感を感じてしまった。
    もっと裏切って欲しかった。。
    ミステリーというより、感動コメディ??

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    2024年06月02日
  • スケルトン・キー

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    ネタバレ

    最後、実は入れ替わってたみたいな
    どんでん返しを期待したけど爽やかに終わって
    拍子抜けだった

    内容は面白かった

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    2024年05月31日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    ──世の中にすでに存在する写真に文を添えることでまったくあたらしい物語がうまれた──道尾秀介による危険な悪戯── カバー折り返し文より

    道尾秀介VSフリー画像!なのだと思うのだけど、違うのかな?

    人畜無害に思える写真にあの道尾秀介さんが文を添えることで、写真の意味合いが最初見たときと大きく変わるショートショートミステリ。

    道尾さんの作品は『向日葵の咲かない夏』以来で実に約二十年ぶり。
    『向日葵〜』はとにかくインパクトの強い作品でオチは今でも覚えている。
    その『向日葵〜』を読んだ印象と違わず、暗くて怖くて変でイケズなお話が多かったように思う。
    意味のわからない作品もあり、わかったと思った作

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    2024年05月29日
  • 鬼の跫音

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    恐い、不気味、奇妙。
    得体の知れないものが体に纏わりついたような感覚に襲われる。
    読み終わった後もなんだかソワソワしてしまう。
    先が読めなくて結末は気になるのに、知りたいような知りたくないような何とも言えない気持ちにさせられる。
    どれも短いけどグッと引き込まれるし、なかなか癖のある作品ばかりで面白かった。

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    2024年05月27日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    奇跡、偶然とはどういうことか
    短編集と言うよりは連作小説の形式

    すごく綺麗な作品であり読みやすく感動できる
    青春小説のようでもあり推理小説のようでもある色々な要素が混ざりあって一体化してる
    真相を知ってしまうとちょっと哀しい雰囲気にもなってしまうがそれも含めて良いエッセンスとなっている

    ジャケット裏のあの日、風が吹かなければ、私は生まれてこなかった
    この意味は最後まで読めばわかるだろう

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    2024年05月22日
  • 月と蟹

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    こういう少年や少女が主人公の小説で、日本人が書いたものは何だか読んでいてつらくなる。何度もやめてくれ、と思いながら読み飛ばしてしまった。
    スティーブン・キングとかのは楽しめるのに。あまりに自分の子供時代と近すぎるからか。
    逆に多分小説としては秀逸なんだろう。

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    2024年05月19日
  • 透明カメレオン

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    イケボおじさんの奮闘記
    2転3転コロコロコロコロ道尾ワールド炸裂!
    でもなぁツッコミ所が多すぎて好みやないのよね、、、
    真っ暗な山の中で香水の匂いを頼りに歩く?
    親にブロック落とす?
    ドタバタと展開がカラスの親指と似てる感じ
    感動の長編?結局は騙された父親が1発殴りに悪徳業者へ行くことを娘が止めて?一緒行って?ifの常連が追っかけて、トラブルに巻き込まれ、最後なんで解放された?んで、実はみんな色々な悲しい過去があるってお話なので感動の長編ではないかな
    結局のところなんで透明カメレオンなんでしょ?小学校の時のお話があったけど

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    2024年05月15日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とても読みやすく、早く読めた。
    登場人物が特徴的で分かりやすい。
    なぜか主人公の耳がすごくでかくて、ビロビロに伸びているイメージで読み進めたので、わかってから逆や!となった。
    秋絵さんは全くわからなかった。わかってから、実家のシーンを読み返して納得。
    冬絵さんは大体予想通り。
    後半のアクションシーンはあまり動きがイメージできなかったが、勢いだけはわかった。
    アパートの住人が魅力的。
    一気に読んだ。

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    2024年05月14日
  • 透明カメレオン

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    面白かった。面白かったけど、私には物足りなかった。贅沢かな。
    流石の伏線回収であったり、話の展開のスピーディさであった。
    ボリュームの割には勿体無かったと思う。

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    2024年05月08日
  • 鬼の跫音

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    期待を募らせれば募らせるほど、いやーな終わり方をしてくれる。ミステリーっぽさも感じててカタルシスがいつもとは別方向で新鮮だった

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    2024年05月07日