道尾秀介のレビュー一覧

  • 風神の手(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    奇跡、偶然とはどういうことか
    短編集と言うよりは連作小説の形式

    すごく綺麗な作品であり読みやすく感動できる
    青春小説のようでもあり推理小説のようでもある色々な要素が混ざりあって一体化してる
    真相を知ってしまうとちょっと哀しい雰囲気にもなってしまうがそれも含めて良いエッセンスとなっている

    ジャケット裏のあの日、風が吹かなければ、私は生まれてこなかった
    この意味は最後まで読めばわかるだろう

    0
    2024年05月22日
  • 月と蟹

    Posted by ブクログ

    こういう少年や少女が主人公の小説で、日本人が書いたものは何だか読んでいてつらくなる。何度もやめてくれ、と思いながら読み飛ばしてしまった。
    スティーブン・キングとかのは楽しめるのに。あまりに自分の子供時代と近すぎるからか。
    逆に多分小説としては秀逸なんだろう。

    0
    2024年05月19日
  • 透明カメレオン

    Posted by ブクログ

    イケボおじさんの奮闘記
    2転3転コロコロコロコロ道尾ワールド炸裂!
    でもなぁツッコミ所が多すぎて好みやないのよね、、、
    真っ暗な山の中で香水の匂いを頼りに歩く?
    親にブロック落とす?
    ドタバタと展開がカラスの親指と似てる感じ
    感動の長編?結局は騙された父親が1発殴りに悪徳業者へ行くことを娘が止めて?一緒行って?ifの常連が追っかけて、トラブルに巻き込まれ、最後なんで解放された?んで、実はみんな色々な悲しい過去があるってお話なので感動の長編ではないかな
    結局のところなんで透明カメレオンなんでしょ?小学校の時のお話があったけど

    0
    2024年05月15日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても読みやすく、早く読めた。
    登場人物が特徴的で分かりやすい。
    なぜか主人公の耳がすごくでかくて、ビロビロに伸びているイメージで読み進めたので、わかってから逆や!となった。
    秋絵さんは全くわからなかった。わかってから、実家のシーンを読み返して納得。
    冬絵さんは大体予想通り。
    後半のアクションシーンはあまり動きがイメージできなかったが、勢いだけはわかった。
    アパートの住人が魅力的。
    一気に読んだ。

    0
    2024年05月14日
  • 透明カメレオン

    Posted by ブクログ

    面白かった。面白かったけど、私には物足りなかった。贅沢かな。
    流石の伏線回収であったり、話の展開のスピーディさであった。
    ボリュームの割には勿体無かったと思う。

    0
    2024年05月08日
  • 鬼の跫音

    Posted by ブクログ

    期待を募らせれば募らせるほど、いやーな終わり方をしてくれる。ミステリーっぽさも感じててカタルシスがいつもとは別方向で新鮮だった

    0
    2024年05月07日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    作家だけでなく、俳優や芸人も書いているエッセー集。山田ルイ53世、朱野帰子が面白い。東京のお店が多かったので寂しい気持ちもあったけれど、まさかの最後にまさかの生駒頂上遊園地のお店が出てきてびっくり。(むっちゃ地元!)

    0
    2024年05月06日
  • カササギたちの四季

    Posted by ブクログ

    四季をベースに四つの事件の連作ミステリー
    軽く読める作品としては最適
    よってミステリーの質と難易度は低くされているがそれは折り込み済みか
    事件の裏にある嘘と本音を優しく解決しミステリーとして成立させていくのは面白かった
    最後に米澤先生の解説を読みなを面白く感じる事が出来て納得しました

    0
    2024年05月05日
  • 光

    Posted by ブクログ

    小学一年生の息子がいるので、これから友達と一緒にこんな風に冒険したり好奇心旺盛に遊びに行くのかなぁと想像しながら読みました。
    男の子にしかわからないような感性とかワクワク感が読み手にも伝わってきました。

    息子には沢山遊んで、仲良しの友達を作って、沢山思い出を作って、大きい夢を見て育っていって欲しいなと思いました。
    ただ危険な目には合わないように本当に気をつけて欲しいですね。

    0
    2024年05月01日
  • 貘の檻

    Posted by ブクログ

    ある人身事故をきっかけに、謎を解く為に故郷である村に戻る主人公と息子。全てはその村で起きた過去の事件と繋がっている。主人公が悩まされている悪夢がずっと気持ち悪い
    。最後まで気になって読み、そういう結末だったのかという驚きはあったけど、陰鬱な雰囲気なのでいい読後感ではなかった。

    0
    2024年04月27日
  • 鬼の跫音

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幻想のような現実のような、どれも不気味なストーリーの短編集。
    全く救いがない話とも言いきれないが、全員あちら側に言ってしまったことは間違いない。。
    全話に共通する「S」という存在がまた嫌な不安を掻き立てる。「冬の鬼」の日記を逆さまにした構成が特に好みでした。

    0
    2024年04月21日
  • カササギたちの四季

    Posted by ブクログ

    リサイクルショップを舞台にそこに来るお客様の謎を解く連作ミステリ。
    日暮さんの縁の下の力持ち感が強くて不憫と思ってたけど、最終的には良かったねと安心。

    0
    2024年04月13日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

    Posted by ブクログ

    一枚の何でもない写真から、ミステリーのはじまりを創り上げる。作者ならではの実験的作品。不思議だけど、流石だなっ!

    0
    2024年04月12日
  • スタフ staph

    Posted by ブクログ

    前半部のオチは予想外の部分もあって面白かったが、智弥の性格設定がいかにもな感じで、全体のオチに向かって自分的には話が尻つぼみになっていった感じであった。
    夏都の性格設定は個人的にはとてもすんなり入ってきたのだが、それ以外がちょっと自分に合わなかったかなあ。

    0
    2024年04月10日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

    Posted by ブクログ

    写真1枚に関するショートショート集。『いけない』のショートショート版のようなかんじ。ホラーっぽいものが多い。(え、この人死んでる?みたいな)

    0
    2024年04月08日
  • 月と蟹

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     両親の離婚、クラスに馴染めず不登校、母が出会い系で別の男を探してた、わたしの中学生時代の何もかも嫌になった時期を思い出した。
     1つ嫌なことがあると、他のことも上手くいかないって思ってどんどんネガティブ思考になって抜け出せないんだよなぁ。周りの些細な表情や言葉も敏感に感じ取っちゃって生きづらかったあの頃は...。

    「何か、粘着質の音が聞こえた。鳴海の父親の、微かな声。同じくらい微かな、純江の声。そしてふたたび静かになった。その静けさの中に、先ほどと同じような粘着質の音が、また聞こえた」(P222)

    慎一が車にて、母と鳴海の父の密会現場に潜むシーン。口付けを「粘着質の音」と表現してるの

    0
    2024年03月31日
  • 月と蟹

    Posted by ブクログ

    それぞれが暗い現状に悩まされている少年少女の慎一、春也、鳴海。彼らは理不尽を打破するために、海と山に囲まれた小さな町でヤドカリを使った神様を作り出す…!
    小学生の抱える闇を圧倒的な筆致で描いた青春小説とでも言えるだろうか。心理描写には息を呑むものがあるが、話は終始暗い雰囲気が漂う。
    道尾秀介さんはラストに伏線が次々回収される技巧派のイメージがあったので、それとは対を成すといえる。
    自分の勝手な期待でしかないのは重々承知しているが、もっとどんでん返しのような展開を期待してしまった。
    ただ、心理描写をメインにした純文学作品としては楽しめると思う。直木賞受賞作と聞いていたのだが、エンタメに全振りした

    0
    2024年03月30日
  • 風神の手(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    偶然の重なり合いが思わぬ形で少しずつたくさんの人に影響する…
    見事な伏線回収、いつも素晴らしい!ホラー要素強めの方が好み(*^ー^*)

    0
    2024年03月24日
  • 風神の手(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    なんというか、結局は色んなことがちょっとずつ関わって今になってるって言う当たり前の話だった。
    この人達はたまたま原因から結果まで分かっただけで、普通は原因か結果しか分からないし、それが原因の方なのか結果の方なのかも分からない。
    「いま、あたしたちがここにいるんだから、しょうがないよ」
    「自分たちにできることをするしかないよ」

    0
    2024年03月14日
  • 月と蟹

    Posted by ブクログ

    海辺の町で小学生の三人はヤドカリを神様に見立てた願い事遊びを始めるが……。
    大人になるにはこの運命は辛すぎる。
    大人たちの「本当の顔」に気づく時の衝撃度はそれほどではないが、一つの小説として面白い作品と言える。郷愁に吹かれる一作だ。

    0
    2024年03月12日