道尾秀介のレビュー一覧

  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    軽い気持ちで眺めるように読んだ。
    道尾さんはとにかく色んな試みをしていて、面白い構成の作品が沢山!
    今作は、短い文章と一枚の写真、という構成でした。
    いくら考えても意味がわからないものから、もしやこれって…と恐ろしい想像をしてしまうものまでありました。
    サクッと楽しい体験ができました。

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    2025年09月07日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    既存の写真1枚以上にタイトルや文章をつけたり、写真の順番などで物語がわかるというタイプのショートショートで何気ない写真から思わぬ物語を読み解くミステリー。
    boketeのミステリー版という感じがしました。
    それぞれ短いお話ですが、50話ある中で繋がりのあるものがあったり、昔話や怪談など元ネタのあるものがあったり、ホラーっぽかったり、SFっぽかったり、教訓っぽかったりと方向性もバラエティ豊かで、あっという間に読み終わりました。
    読み終わった後は解釈合ってるのか不安ですごく答え合わせがしたくなりました。

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    2025年09月05日
  • ラットマン

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    ネタバレ

    ラストのどんでん返しの連続からのハッピーエンドにびっくりした。でもやっぱ男女関係のどろどろしたのは苦手。

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    2025年09月05日
  • 向日葵の咲かない夏

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    今の季節にもってこいだと思い読んだ。だが、夏のイメージを根本的に覆すような、不穏で異質な空気が全編に漂っている。どこを切り抜いても明るい話はなかった。主人公の視点から描かれるゆがんだ世界は、読んでいるうちにじわじわと不快感が募っていく感覚。多くの人が夏を楽しい思い出や、輝かしい瞬間と結びつけているからこそ、より衝撃的に心に刺さる世界観だった。誰もが心の中に抱えているだろう自分本位な部分や、残酷な一面を、改めて突き刺すような作品。この作品を心から否定できないのは、どこかで自分もそっち側の人間なのだろうと思う。性格が悪くなった気持ち笑 でもそれは私自身が、美しくも酷くも人間という本質を理解している

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    2026年05月16日
  • 水の柩

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    カラスの親指の後に道尾作品を読んだから、推理系かと思ったらちがった。
    一番印象に残ってのは逸夫が全部嫌になって哀しくなってしまったシーン。
    そこからの自分の行動で変われるようにしてきたこと。
    人生やったモン勝ちってのは、ふんとにそうなのかもしれない

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    2025年09月01日
  • ラットマン

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    アマチュアバンドの練習後に、かつてのバンドメンバーであり、主人公の交際相手でもある女性の死体が見つかった。表面的には事故のように思えるが、彼女への複雑な思いを抱えていた者もおり...

    地味な設定、絞り込まれた登場人物、過去のトラウマ、二転三転する展開、そして意外な結末など、以前に読んだ「シャドウ」と共通する要素が多いのだが、倫理的にあまり読みたくない要素も共通しており、これはちょっときつい。
    世評高い「向日葵の咲かない夏」もすでに買っているのだが、読むのが今から不安。

    余談だが「虫がすだいて鳴く」なんていう表現はこの作品で初めて知った。

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    2025年08月31日
  • 月と蟹

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    海辺に引っ越してきた小学生の慎一と、似た境遇の春也は、学校に居場所がないもの同士で仲良くなり毎日のように海辺で遊んでいた。あるとき山の中に手頃な窪みを見つけ、そこに潮溜まりをつくり、海辺で捕まえた生き物を飼おうと画策する。その中で捕まえたヤドカリを神様「ヤドカミ様」と称して燃やすと願いが叶う、という遊びを実行した。その後、同級生の女の子・鳴海の参加や家族の変化があり、2人の周囲を取り巻く環境が変わっていく…というストーリー。

    海辺の風景描写が鮮やかで、潮の香りが感じられるようだった。生き物の描写もかなりわかりやすい。
    登場人物は小学生が多いものの、大人から見たかわいらしい子どもという感じでは

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    2025年08月30日
  • ソロモンの犬

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    ネタバレ

    最後の最後のどんでん返しは道尾さんらしくさすがだなあと思いました。

    けど他にあまり印象がなくて、ほかの著書に比べると淡々と物語が進んでいく印象でした。
    描かれているのが事件の前日から数日後までであまり回想とかもなったからかな。

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    2025年08月28日
  • きこえる

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    本当に聞こえる(笑)
    要所要所に出てくるQRコードを読み取ると物語に関わる音声が聞けるという斬新な仕組み。
    すごく面白いとは思うけど、私はちょっと面倒くさかったかな(笑)
    でもストーリーはどれもトリッキーで楽しめた。さすが道尾秀介さん。
    個人的には「セミ」が1番好きだったかな。セミがいい子すぎて癒された。

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    2025年08月23日
  • わたしの名店

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    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

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    2025年08月22日
  • 水の柩

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    現実の辛さをどう消化するかのヒントをくれた本です。
    大きな展開はないですが、一人一人の心情の描写が美しく、心に迫るものがあります。日常への膿んだ気持ち、いじめと家庭環境から生じる苦しさ、希望にすがってつき続けた嘘。
    水の柩、というタイトルの秀逸さが最後によくわかります。そして、沈んでいた村が姿を見せたことで生じる心の変化。
    私にも苦しさを埋める柩が欲しいと思いました。でも、柩を目的とする限り、登場人物たちのような強さは手に入れられないのでしょうね。
    じっくりと読める本でした。

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    2025年08月22日
  • きこえる

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    夜中に読んだからか、余計に怖かった
    読み物としては☆4つ
    ただ、音声担当の人が総じて大根過ぎて、こっちも力入れて欲しかったなぁというガッカリポイントで☆マイナス1
    ちゃんとした俳優・女優・声優さんに頼めなかったのかな?
    あまりにももったいない
    他の方のレビューを見ると「最後のは反則。動画ありきじゃん」という声をちらほら見かける
    確かにあれはちょい反則かもしれないけど、あれ頑張れば音声だけでも〇〇さん実は生きてた演出できたと思う
    そこもちょい残念ポイント
    だけど「セミ」だけはマジでよかった
    セミくんが愛すべきキャラクター過ぎるわ

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    2025年08月21日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    世の中にすでに存在する写真に文を添えることで、まったく新しい物語が産まれた……。


    写真と連動したショートストーリー。写真から新しい物語を生成するという、道尾秀介さんの新感覚小説です。
    小説と言うか、50篇収録された話のほとんどか1ページくらいで、コンセプト的にストーリーごとに写真が1〜3枚くらい挟まるので、あっという間に読み終わります。気分的にはほぼ絵本。内容は少々ブラックですが。

    ああ、とすぐ納得できる話もあれば、いまいち腑に落ちないもの、理解には都市伝説などの事前知識が必要そうなものなども。
    読んだあとで考察サイトなんかを見て一緒に考えたりするのが楽しそうです。

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    2025年08月19日
  • きこえる

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    好みの問題だけど、音声は要らなかった。
    文章で想像して楽しみたい
    それに、音声長いし、棒読みで聴く気が失せるのと、何言ってるのか聞き取れなくてストレス溜まった。
    そのせいで理解できない話もあって、モヤモヤ

    文章のみなら楽しめた
    (それだと???で終わるけど)
    特にセミが良かった

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    2025年08月18日
  • 水の柩

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    あらすじを読んでミステリーだと思ったら違った、残念
    ただ情景描写がとても美しいので映画化したら綺麗なものが出来上がりそう

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    2025年08月15日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    写真をどう解釈するのか、タイトルと文章で想像させる物語。
    自分の中で消化できずにモヤモヤするものもあったけど、その意味が分かった時の驚きが半端ない!
    特に手羽先の意味が分かった時は、なるほど!と言う気持ちと、恐怖を感じた。
    いまだに意味が分からないものもあるけれど、何回も読み返してみようと思わせる作品。

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    2025年08月12日
  • カササギたちの四季

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    力抜いて観るゆるいドラマのようで楽しい
    必ずしも真実が欲しいのではない。明らかにしないことで助かる奴もいる

    パッパが帰ってくるとええなあ

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    2025年08月10日
  • わたしの名店

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    著名人の心に残る数々のお店や、極上の一品の物語。どれも美味しそうで行ってみたいけれど、場所が伏せてあったり、行けそうにない場所だったりで、まぁたぶん行くことはないだろうけれども、やっぱり食べてみたい!そう思わせてくれる本だ。

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    2025年08月06日
  • ソロモンの犬

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    ネタバレ

    星3.5くらいの評価が妥当だと思ったが、3.5は登録できないので、星3にした。青春小説としては悪くはない。ただ、そこに不倫を絡めてしまうと物語を構成するためのギミックに感じられて、もったいないと思った。(不倫というか親子愛という感じではあるが。)まあ、青春小説に男女の衝撃的な事実はつきものではあるけど。ラストはスッキリとした読み味で◯。
    タイトルはあまり本書のキーワードではなく、無理矢理付けたようにも感じた。
    なんとなく伊坂幸太郎の砂漠を彷彿とさせたかな。

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    2025年08月03日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    スルスル読めた。
    この出来事がなければ自分は産まれてこなかったさらーーというのは、自分が生まれてきたことを肯定できる人の考えって感じがした。
    いろんな人の嘘がきっかけになったり、作用しあってたりしたことの繋がりが種明かしされるのは面白かったけど、一部その嘘はついちゃダメじゃない?保身過ぎない?と思う部分があった。
    内面描写の量の話なのか、私が保身をひどくネガティブに捉える性格だからなのかはわからない。

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    2025年07月27日