道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[こんな人におすすめ]
*SNSの一言大喜利やおもしろつぶやきが好きな人/謎解きが好きな人
写真に添えられているのは、ごく短い文章。形式だけを見ると、一般的なSNSの投稿と大きな違いはないように思えます。けれど、小説家が紡ぐ一言は、写真に写る対象にリアリティを与え、背景や過去、そこに至るまでの物語を浮かび上がらせます。一枚の写真から得られる情報量と物語の奥行きは、SNSの投稿とは桁違いです。
一読してゾッとする話から、数日後に意図に気づいて怖さが再燃する話まであるので、謎解きや考察が好きな人も楽しめるかもしれません。
[こんな人は次の機会に]
*過去に道尾秀介さんの本を読んで眠れなくなった人
「普段は読まないけど、写真が多いなら大丈夫かも」と思っている方には引き返すことをおすすめします。文章が少ないからか小説より刺激は少ないですが、いつも通り緊張します。というかシンプルに怖い。 -
Posted by ブクログ
自分が宙を舞う一匹の白い蝶になり、人間の光と翳その両方を俯瞰しながら登場人物の人生の一幕を観察することができる本作。前半は辛く重苦しいシーンが多いですが、後半は優しい光に導かれるかのように主人公が希望を持って前に進む心温かいシーンが多く、人生辛いことが多くともそれだけで埋め尽くされてる訳ではないことを知らせてくれました。
六つの短編が円環の如く繋がりあっている連作短編集で、道尾秀介さんの作品は毎回真新しいギミックが作中に盛り込まれているので読んでいて驚きと新鮮さがあって大好きです。
よく考えると人間何十億も存在しているので、自分の知らないところで蝶にしか見えない光の円環のような関係が存在するのかもしれません。その関係が光なのか翳なのかはわかりませんが…
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Posted by ブクログ
ネタバレ3.5くらい。
面白くなりそう、面白くなりそう、がちょこちょこ続いたけど期待は超えなかったなあという感じ。
雷とキノコと祭りのミステリー。
ミスリードの嵐。
に、よる違和感いろいろ。
幸人に2本線を足して南人にしたのかと思ったら
雪に2本線を足して雷。Qサマって感じのクイズ。お父さんよく咄嗟にこんなこと思いつくな。
お父さんかと思ったらお姉ちゃんキノコ投入。
お姉ちゃん記憶なくしてないふり30年間するの強すぎ。そしてまた一気に記憶蘇って人殺しまくるの波瀾万丈すぎ。
おばあちゃん「死んじまっていいって言ってた」
しんじまっていい→しんでもいい→しなくてもよい
まさかの「死んでいい」ではなく「(手をさすったりなんだりを)しなくてもよい」
アンジャッシュのコントかよ。というようなすれちがい解釈・・・。
そもそも、南人が英に対して「死んでも良い」という感情を持つのは突拍子もなさすぎるし、読者を惑わしたかったんだと思うけど、余計な、いらんおばあちゃん情報だった。
篠林がアザミのこと知ってるからな、、と言ったのはお姉ちゃんが解毒剤として入れたアザミ。夕見が落としたアザミではない。ここも結構時系列のアンジャッシュなんだけど、アンジャッシュしすぎて↓
父(南人)が現れると思ったら若い男(幸人)が現れたもんで、それに対して「子供に話したのか」って言うのはおかしい。「親父から聞いたのか」だよね、自然にするなら。
あとは各々が村に行ったり埼玉に行ったり。埼玉にいるかと思ったら村に行ったり。
お母さんが殺される流れ、キノコ混入の流れ、雷に打たれてからの話などなどなんっっかいも同じ話が出てきた。
「ここで一回整理してみよう!」みたいな時間だったのかも知れないけど、話が進まない・くどいなーと思ってた。
思ったよりたくさん人が死んだ。