道尾秀介のレビュー一覧

  • ラットマン

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    ネタバレ

    ラストのどんでん返しの連続からのハッピーエンドにびっくりした。でもやっぱ男女関係のどろどろしたのは苦手。

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    2025年09月05日
  • 水の柩

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    カラスの親指の後に道尾作品を読んだから、推理系かと思ったらちがった。
    一番印象に残ってのは逸夫が全部嫌になって哀しくなってしまったシーン。
    そこからの自分の行動で変われるようにしてきたこと。
    人生やったモン勝ちってのは、ふんとにそうなのかもしれない

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    2025年09月01日
  • ラットマン

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    アマチュアバンドの練習後に、かつてのバンドメンバーであり、主人公の交際相手でもある女性の死体が見つかった。表面的には事故のように思えるが、彼女への複雑な思いを抱えていた者もおり...

    地味な設定、絞り込まれた登場人物、過去のトラウマ、二転三転する展開、そして意外な結末など、以前に読んだ「シャドウ」と共通する要素が多いのだが、倫理的にあまり読みたくない要素も共通しており、これはちょっときつい。
    世評高い「向日葵の咲かない夏」もすでに買っているのだが、読むのが今から不安。

    余談だが「虫がすだいて鳴く」なんていう表現はこの作品で初めて知った。

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    2025年08月31日
  • 月と蟹

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    海辺に引っ越してきた小学生の慎一と、似た境遇の春也は、学校に居場所がないもの同士で仲良くなり毎日のように海辺で遊んでいた。あるとき山の中に手頃な窪みを見つけ、そこに潮溜まりをつくり、海辺で捕まえた生き物を飼おうと画策する。その中で捕まえたヤドカリを神様「ヤドカミ様」と称して燃やすと願いが叶う、という遊びを実行した。その後、同級生の女の子・鳴海の参加や家族の変化があり、2人の周囲を取り巻く環境が変わっていく…というストーリー。

    海辺の風景描写が鮮やかで、潮の香りが感じられるようだった。生き物の描写もかなりわかりやすい。
    登場人物は小学生が多いものの、大人から見たかわいらしい子どもという感じでは

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    2025年08月30日
  • ソロモンの犬

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    ネタバレ

    最後の最後のどんでん返しは道尾さんらしくさすがだなあと思いました。

    けど他にあまり印象がなくて、ほかの著書に比べると淡々と物語が進んでいく印象でした。
    描かれているのが事件の前日から数日後までであまり回想とかもなったからかな。

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    2025年08月28日
  • わたしの名店

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    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

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    2025年08月22日
  • 水の柩

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    現実の辛さをどう消化するかのヒントをくれた本です。
    大きな展開はないですが、一人一人の心情の描写が美しく、心に迫るものがあります。日常への膿んだ気持ち、いじめと家庭環境から生じる苦しさ、希望にすがってつき続けた嘘。
    水の柩、というタイトルの秀逸さが最後によくわかります。そして、沈んでいた村が姿を見せたことで生じる心の変化。
    私にも苦しさを埋める柩が欲しいと思いました。でも、柩を目的とする限り、登場人物たちのような強さは手に入れられないのでしょうね。
    じっくりと読める本でした。

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    2025年08月22日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    世の中にすでに存在する写真に文を添えることで、まったく新しい物語が産まれた……。


    写真と連動したショートストーリー。写真から新しい物語を生成するという、道尾秀介さんの新感覚小説です。
    小説と言うか、50篇収録された話のほとんどか1ページくらいで、コンセプト的にストーリーごとに写真が1〜3枚くらい挟まるので、あっという間に読み終わります。気分的にはほぼ絵本。内容は少々ブラックですが。

    ああ、とすぐ納得できる話もあれば、いまいち腑に落ちないもの、理解には都市伝説などの事前知識が必要そうなものなども。
    読んだあとで考察サイトなんかを見て一緒に考えたりするのが楽しそうです。

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    2025年08月19日
  • 水の柩

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    あらすじを読んでミステリーだと思ったら違った、残念
    ただ情景描写がとても美しいので映画化したら綺麗なものが出来上がりそう

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    2025年08月15日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    写真をどう解釈するのか、タイトルと文章で想像させる物語。
    自分の中で消化できずにモヤモヤするものもあったけど、その意味が分かった時の驚きが半端ない!
    特に手羽先の意味が分かった時は、なるほど!と言う気持ちと、恐怖を感じた。
    いまだに意味が分からないものもあるけれど、何回も読み返してみようと思わせる作品。

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    2025年08月12日
  • カササギたちの四季

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    力抜いて観るゆるいドラマのようで楽しい
    必ずしも真実が欲しいのではない。明らかにしないことで助かる奴もいる

    パッパが帰ってくるとええなあ

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    2025年08月10日
  • わたしの名店

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    著名人の心に残る数々のお店や、極上の一品の物語。どれも美味しそうで行ってみたいけれど、場所が伏せてあったり、行けそうにない場所だったりで、まぁたぶん行くことはないだろうけれども、やっぱり食べてみたい!そう思わせてくれる本だ。

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    2025年08月06日
  • ソロモンの犬

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    ネタバレ

    星3.5くらいの評価が妥当だと思ったが、3.5は登録できないので、星3にした。青春小説としては悪くはない。ただ、そこに不倫を絡めてしまうと物語を構成するためのギミックに感じられて、もったいないと思った。(不倫というか親子愛という感じではあるが。)まあ、青春小説に男女の衝撃的な事実はつきものではあるけど。ラストはスッキリとした読み味で◯。
    タイトルはあまり本書のキーワードではなく、無理矢理付けたようにも感じた。
    なんとなく伊坂幸太郎の砂漠を彷彿とさせたかな。

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    2025年08月03日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    スルスル読めた。
    この出来事がなければ自分は産まれてこなかったさらーーというのは、自分が生まれてきたことを肯定できる人の考えって感じがした。
    いろんな人の嘘がきっかけになったり、作用しあってたりしたことの繋がりが種明かしされるのは面白かったけど、一部その嘘はついちゃダメじゃない?保身過ぎない?と思う部分があった。
    内面描写の量の話なのか、私が保身をひどくネガティブに捉える性格だからなのかはわからない。

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    2025年07月27日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    がまくら市という架空の都市を舞台にしたミステリーアンソロジー。
    道尾秀介さんの作品は『いけない』収録作で既読だったので、なんとなく他の作品が追随しているように見えてしまう。
    好みの作品と、ちょっと読み進めづらい作品があった。
    自分的ベストは福田栄一さんの『大黒天』。初めての作家さんだったけど、かなり引き込まれる文章で面白かった。

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    2025年07月25日
  • ソロモンの犬

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    ある夏の日、幼い友達・陽介が犬(オービー)に引きずられトラックの前へ飛び出し亡くなってしまった。
    その事件現場にたまたま居合わせた秋内、京也、ひろ子、智佳の4人。
    主人公の秋内は、なぜオービーが突然道路に飛び出したのか。
    これは事件なのか、事故なのか....
    秋内は動物生態学の教授・間宮に相談し、事件の真相に迫る。

    最後の最後に話の意味が分かり、読み終わってスッキリとする話でした。
    描写がわかりやすく、想像することも容易い作品で、作品の中にグッと引き込まれる感じがする1冊でした。

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    2025年07月23日
  • ノエル―a story of stories―

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    3つの異なる物語が思わぬ形で繋がっていて1つの物語になっている。
    結末にもうひとひねりほしかった。
    道尾秀介の絵本、あれば読んでみたい。

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    2025年07月22日
  • 雷神(新潮文庫)

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    神シリーズ3作目。話のつながりは無いのでこれから読んでも構わない。
    前作は風で今回は雷。しかも直接的!(雷が人に落ちる)
    道尾作品特有の登場人物達のすれ違い、ボタンのかけ違えで全体像が視えない展開。
    1ページでなるほどと膝を打つ解決は見事!
    結局、神とは…と考えさせられる。

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    2025年07月20日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    登場人物の色々な嘘が複雑に絡みあい思いもよらぬ方向へ…
    序盤の展開はゆっくりで3章から展開が早くなる。
    謎が魅力的ではないという難点はあるが、多視点による群像劇は重厚な人間ドラマを紡ぎ出す。爽やかな余韻を感じるラストも良し!

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    2025年07月19日
  • 龍神の雨

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    2組の兄弟の物語が思わぬ形で交差する。
    終始暗い雰囲気な反面、作品としてはすごく読みやすい。
    さすがのどんでん返しも、道尾秀介だけに最後の最後でもう一捻りがあるのではと期待してしまった自分もいた。

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    2025年07月13日