道尾秀介のレビュー一覧

  • カササギたちの四季

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    道尾秀介さんといえば初期はホラー、そして少年がよく出てくる作品が目立ち、その後は本作や『カラスの親指』『透明カメレオン』『スタフ』なんかのちょっと残念な大人が活躍する話が多くなってきた印象だ。その後『いけない』などの意欲作もあり、多岐に渡るがまたホラーミステリ読みたいな。

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    2022年10月27日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    「道尾秀介」の長篇作品『月の恋人―Moon Lovers』を読みました。

    『鬼の跫音』、『龍神の雨』、『球体の蛇』、『光媒の花』に続き「道尾秀介」作品です。

    -----story-------------
    フジテレビ系月9ドラマとコラボ。
    若きカリスマ経営者、つまずきながら生きる元派遣OL。
    恋の行く手にはいくつもの謎がある。

    不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨て、ひとり旅に出た「弥生」は、滞在先の上海で「葉月蓮介」と出会う。
    「蓮」は、高級家具を扱う「レゴリス」の若き経営者として注目される存在だった。
    一方、この街に住む「シュウメイ」は、美貌を買われ、「レゴリス」のCMモデルに選ばれるも

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    2022年10月19日
  • 水の柩

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    子供も大人も色々あるけれど
    話を聞いてくれて
    力になってくれる
    そーいう信頼出来る人が
    いるのといないとでは
    違うんだろうと思います

    青春…
    いじめ、家族、老い
    少し重かったかな…

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    2022年10月04日
  • 球体の蛇

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    真実なんてどうでも良くて、登場人物それぞれが思い悩みながらベストな答えを考えて生きている。結局それがうまく絡み合わなくて、それぞれが苦しい思いをしてしまう。息苦しさを感じる作品でした。

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    2022年10月01日
  • 球体の蛇

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    道尾秀介さんはどんでん返しミステリのイメージが強かったのですが、本作は一味違った作品でした。
    序盤の、先が気になる展開は好きでした。
    しかし、2章、3章と進むにつれてだんだん重たくなっていくのが辛かったです。とはいえさすが道尾さん、ずっと先が気になる展開が続くので、だれることなく読み進めることができました。
    元気がある時に読むことをオススメします!笑

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    2022年09月30日
  • 風神の手

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    次々と明かされていく、色んな事実の絡み合い的な物語。よく考えられてるな、構想の緻密さとそれを書き切る素晴らしさがあるんだけど、そもそも盛り上がりにかけてしまった感じがあるので、少し残念

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    2022年09月19日
  • 花と流れ星

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    道尾秀介の短編ミステリー小説。
    短編なのでサクっと読みやすい。

    真備シリーズとしては、3作目と知らず
    この作品から読んだが問題なく楽しめた。

    ホラー要素は少なくジャンルとしては、
    ヒューマンミステリー小説。

    真備・凛・道尾の3人のキャラが立っていて、
    1話完結なのでドラマ化できそうな内容。

    頭の中で勝手にキャスティングするのも面白い。

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    2022年09月03日
  • 球体の蛇

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    道尾秀介さんは定期的に読ませていただいていて、この時期の作品は暗くて哀しい物語が多い印象。もともと子どもの男の子をよく登場させるなと感じていましたが今回は少しだけ等身が上がっての17歳。嘘がテーマのようですが読後感は悪くなかった。

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    2022年08月26日
  • スタフ staph

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    可もなく不可もなく、って感じかな。かるぅいノリなので、色々と小説的なひっくり返しがあったところで、「へぇー」ぐらいの感じ。インパクトには欠けた。印象に残らない系の作品。

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    2022年08月18日
  • 本格王2022

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    ネタバレ

    【収録作品】道尾秀介「眠らない刑事と犬」/大山誠一郎「カラマーゾフの毒」/芦沢央「アイランドキッチン」/方丈貴恵「影を喰うもの」/浅倉秋成「糸の人を探して」/森川智喜「フーダニット・リセプション」

    「眠らない刑事と犬」『N』所収。ペット探偵に犯行現場からいなくなった犬探しを依頼する刑事。母親の気持ちがよくわかる。

    「カラマーゾフの毒」 悪役俳優鹿養大介の安楽椅子探偵もの。『カラマーゾフの兄弟』に出てくるような一族で発生した毒殺事件。家政婦が見ている前で、どうやって犯人は被害者に毒を盛ったのか。解説によると、シリーズが完結したので、来年単行本になるそうだ。

    「アイランドキッチン」 引退後家

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    2022年08月16日
  • 水の柩

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    忘れることと、乗り越えること。
    どう違うのかな。

    過去を見ること、未来を見ること。
    後者のほうが、より人間的に成長するイメージ。

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    2022年08月08日
  • 風神の手

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    ある町の歴史を俯瞰的に見たような感じのする本でした。一つ一つの話がだんだん繋がるのは非常に面白かったです。最後はしんみりさせて頂きました

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    2022年08月05日
  • 風神の手

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    カラスの親指か、カエルの小指の解説でこの小説を賞賛していたので、読んでみた。確かに、一度認識した事実が、読み進める中でその意味を変えていくというところはあったものの、ミステリ要素というか、毒というか、事件というか、もっと刺激が欲しかった。
    日常の人生の挫折や転機も、違う角度から見たり、新たな情報を合わせて見ると、全く違う色合いを見せるのかもしれないと思わせてくれた。

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    2022年08月04日
  • ノエル―a story of stories―

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    物語の力に導かれる主人公たちの3編とエピローグから成る連作長編。それぞれ驚くラストが用意されていながら、エピローグで全てが優しく繋がる構成が見事。童話を挟みつつ人の暗部を描いていて不穏な空気が流れることもあるが、基本的に素敵なオチがついていた。「お話の世界に逃げ込むといういみじゃないんだ。物語の中で、いろんなものを見て、優しさとか強さとか、いろんなものを知って、それからまた帰ってくるんだよ。」というセリフが象徴的。

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    2022年06月02日
  • カササギたちの四季

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    店長の華沙々木と日暮は、売れないリサイクルショップをしている。
    訳あって店に入り浸っている中学生の菜美。
    そんな3人が揃うと起こる事件。
    華沙々木は探偵に憧れており、常に推理をしたがるが、これがまたちんぷんかんぷんである。
    ただ、菜美は華沙々木のことを慕っているので、その推理をちんぷんかんぷんで終わらせるわけにもいかない。
    そこで、日暮は華沙々木の推理通りに事が進むように四苦八苦する。
    ただ、それで華沙々木はどんどん推理を展開させるのだが…
    奇妙なトリオがまぁ、面白いといえば面白いかな。

    2022.5.14

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    2022年05月14日
  • 水の柩

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    ネタバレ

    級友のいじめによる自殺志願やいくの過去など、目をそらしたくなるような状況の中で、周りの言葉などもあり新しい1日目を始める。

    途中はずっともどかしさなど感じつつも、最後はスッキリと終われて良かった

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    2022年05月08日
  • 球体の蛇

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    今まで読んでいた道尾秀介さんのどんでん返し要素と少し違っていたけど、変わらず読みやすく話に入って行きやすくて好きだった!
    ひとりの。みんなの、人生の哀しみ

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    2022年05月08日
  • カササギたちの四季

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    全体的にのんびりしつつ、かつ現実にはありえない感が満載でありつつ、ミステリとしての構成や伏線はしっかりしている、という感じ。よくわからないけど。そして、米澤穂信さんの解説を読むと、なるほど、と納得。

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    2022年05月04日
  • 光

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    ★3.6 2022.04.23

    みんなが小学生だった、あの頃の話。
    ちょっとしたことが冒険で、友だちのためという大義があったあの頃。

    さすがに小学生としては冒険の度が過ぎているのはフィクションなので良しとして、あの頃の、甘くて苦い思い出に浸れる物語だった。


    ↓↓↓内容↓↓↓
    利一が小学生だった頃、仲間といれば毎日が冒険だった。真っ赤に染まった川の謎と、湖の人魚伝説。偽化石づくりの大作戦と、洞窟に潜む殺意との対決。心に芽生えた小さな恋は、誰にも言えなかった。懐かしいあの頃の記憶は、心からあふれ出し、大切な人に受け渡される―。子どもがもつ特別な時間と空間を描き出し、記憶と夢を揺さぶる、切

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    2022年04月23日
  • カササギたちの四季

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    ネタバレ

    ホッとするミステリー。
    帯に「誰も死なない、幸せな気持ちになる道尾ミステリー」と書いてあったが、まったくその通り。

    ミステリー作品の主人公は、目の前の謎について真実を推理する。この作品の主人公もそうだ。ただ、この作品の主人公は更に、「相棒がどんな間違った推理をするか」をも推理し、それが表向きの真実になるように先回りする。その点で、謎解きの面白さが2倍になり、かつコミカルな要素が追加されるという、見事なプロットである。

    ホームズにおけるワトソン、名探偵コナンにおける毛利小五郎、古畑任三郎における西村雅彦。それを思い切りコミカルでハートウォーミングに振り切った作品。

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    2022年04月06日