道尾秀介のレビュー一覧

  • 光

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    道尾さんもっと面白いイメージだったけど、これは文章が回りくどくてあまり好きじゃなかった。
    隠されていたトリック?も、そこまで「あぁぁー!」となるものでもなかったな

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    2021年04月03日
  • 風神の手

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    自分は今、あと片手ほどで還暦を迎える人間なのだが、高校生になりたての15歳の時、とあるアルバイトを始めなければ現在22歳となった我が家の長男は間違いなく産まれていない。

    別段、その職場で知り合った女性と18年間愛を育んだ末に息子が産まれた訳ではないし、愚息の母親はそのバイトと一切関わりなく、更に彼女と知り合った時、私はもう28歳だった。

    どこがどうなって、と言えば遡る事は可能だと思うが、かなり煩雑なルートを辿る筈である。

    『風吹けば桶屋が…』と言うけれど、
    世の中にはそういった運行がきっとあるのだろう。

    ただ、以前にも綴ったと思うけれど、その運行が人の人生全てを決定する訳では無いとも思

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    2021年03月16日
  • 骸の爪

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    最近話題の道尾秀介作品。「背の眼」の続編に当たる物語。

    作家・道尾は、取材の為に滋賀県山中にある仏像の工房「瑞祥房」を訪れた。
    夜、彼は笑う観音像や血を流す仏像、そして気味の悪い声を聞く。
    その事を仏師に尋ねると、それまで丁寧に対応してくれていた仏師や庭師に「帰れ」と言われてしまう。
    しかし、彼の撮った写真にはやはり仏像が頭から血を流す姿が写っており、気味の悪さが抜けない道尾は、
    彼の友人であり「霊現象探求家」である真備と、その助手である北見凛に相談を持ちかける。
    そして3人はで瑞祥房の謎を探るべく、再びその地を訪ねるが。。。

    前作よりも不気味さは抑え気味だが、相変わらずの伏線と回収の上手

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    2021年03月14日
  • 水の柩

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    東野⇒伊坂⇒道尾の無限ループ?

    老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。
    同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。
    文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。
    「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。
    だが、少女には秘めた決意があった。逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。。。

    だんだんと道尾作品に求めているものと実際の作品が違ってきているのかもしれない。
    デビュー当初(?)、道尾秀介の小説はとにかくミスディレ

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    2021年03月14日
  • 水の柩

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    5,6年程前、初めて読んだ道尾作品。

    この本を読んでから、お弁当を包む布は
    裏が外側にくるように、開いた時に布の
    表を見ながら、食べられる包みかたにと
    私も変えました。逸夫の祖母は、孫のお弁当箱をいつもそんな包み方にしていたのです。

    旅館の女将を引退した祖母。子供時代には、つらい過去があった。そして・・・・
    子供時代を過ごした村は・・・・ダムの底に
    沈んだ。村の貧乏な家の娘という身分を隠し偽り、旅館の女中として働いた。
    そんな祖母は、主人に見初められる・・・・
    結婚するからにはと、祖母は貧乏な
    家の出の娘だと打ちあける。主人は、
    そのことを秘密にしていてくれる。
    幸せな人生を送るわけだが、

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    2021年03月14日
  • スタフ staph

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    道尾秀介の作品を読んだのは本作品で7冊目です。ドタバタ感の臨場感は道尾ワールド全開といった感じで相変わらず面白く読めました。しかし本作品を読む2冊前に、同じような誘拐モノを読んでいたので、内容的には少し物足りなかった感じが残ってしまいました。こちらを先に読むか、もしくはもうちょっと間を空けて読んでれば星4つでした。

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    2021年03月07日
  • 花と流れ星

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    道尾作品としては大人しいと言うか毒々しさが感じられなかった。
    どの作品も温かさを感じる。
    この手のシリーズ物は京極作品にもあるがそれに比べるとやはりインパクトに欠ける。
    とっつきやすさはこちらか。
    道尾作品は全体的に文章が綺麗なので(だから直木賞取れるのか)内容に関わらず読み易い。
    他のシリーズも読みたくなった作品。

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    2021年02月27日
  • 鏡の花

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    最初パラレルやifモノとは思わなかったから、読み間違えたのかページを戻したりもしたけれど、終わってみればとても不思議な魅力を持った作品だと感じた。
    この感情は、切なさだと思う。

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    2021年02月17日
  • 笑うハーレキン

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    全てを失ったホームレス家具職人。希望・再生を願うも常に付きまとう謎の道化師。サスペンス付ヒューマンドラマの位置づけ。常に人間は弱く、道化師の仮面をかぶっている。それを脱ぎ捨て素顔になったとき、素直な自分に出会えるのかな。

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    2020年11月12日
  • 笑うハーレキン

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    ミステリ+人間讃歌的なお話。
    何もかも失った男が、過去と決別をして再生に向かうまでのお話…。
    ちょっと途中読み続けるのに疲れるかなというところがあり、という感じです。

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    2020年10月24日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    面白かったけど、展開は読めてしまったなという印象。ただ、社長は中国語堪能になるほど中国ビジネスに力を入れているような序盤だったのに、後半以降は日本だけになっているようで設定が活かしきれていないかなと思った。弥生が子供っぽいし、派遣レベルの仕事している子が、社長の苦悩とか心情を理解出来るわけないので吊り合ってないとは思う。

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    2020年10月15日
  • スタフ staph

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    パプアニューギニアに海外赴任中の姉の息子を預かり、借金をしながらギリギリの生活を送る、移動デリで経営をするバツイチアラサーの主人公夏都。
    ある日、突然、中学生アイドルとそのオタク親衛隊に拉致される。
    しかしながら、それは人違いの拉致であり、あれよあれよと芸能界の暗部に巻き込まれてゆく。

    誰しもとは言わないが、意識してか無意識か、関わる集団ごとに顔を作ってしまうことはある。キャラを作ることで、自分を守るように。自己に自信のない者には多いのかもしれない。
    身に付けた強みはどうしてある日、弱点になってしまうのか。自分の人生を守る武器だったものを他人を傷つける凶器として使ってしまうのか。いつから

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    2020年10月05日
  • 満月の泥枕

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    道尾ファンだが「カササギ…」以降の“人情もの”はあまりハマらない。本作も設定や展開が強引過ぎて没入できずちょっと残念。じゃりン子チエ風少女で、叔父を支える汐子に癒されたので☆一つオマケ。道尾作品はダークなミステリーの方がいい。

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    2020年10月06日
  • 満月の泥枕

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    今まで感じていた道尾作品の「陰」のイメージと比べて、今回はかなり「陽」で面白かった。酔っぱらいのダメ親父が殺人事件を目撃して、追われるか自分で推理を始めるか、な展開かと思ったら、まるで違った。展開が早くて一気読み。汐子かわいい。

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    2020年09月20日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    純粋な登場人物で構成させれるラブストーリー。描写も丁寧で、場面がコロコロ切り替わるので臨場感がある。ただ少しネタバレするかもしれないが展開が読めてしまい、中盤からもう、仮説検証するために読んでいた。

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    2020年09月13日
  • 満月の泥枕

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    一気読みできる小説。痛快エンターテイメントといった感じでしょうか。
    主人公フミオさんは、時間を巻き戻したいほどの過去の辛い出来事を背負いながら、ちょっと世の中投げちゃってる毎日を送っているけれど、ある出来事に巻き込まれながら希望を取り戻していきます。背中をひと押ししてくれたのは…、姪っ子のしー坊。口は悪いけれど、可愛いな〜とほっこりしちゃいました。

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    2020年09月12日
  • スタフ staph

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    物語と
    伝えたいことが
    はっきり
    しないとも思えるが

    逆に
    そこに
    深みがあるのかもしれないと

    考えさせられる作品だった

    作者は
    女性の感覚を持っているようにも
    思えた

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    2020年09月04日
  • 笑うハーレキン

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    疫病神や謎の女や集団、周りの死等のミステリーはあるものの、ホームレスの半年間の出来事が淡々と進み、盛り上がりもイマイチ。

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    2020年09月03日
  • 満月の泥枕

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    久しぶりの道尾さん。
    道尾さんの作品の中では、「向日葵の咲かない夏」「月と蟹」のような重め報われない系が好きなのですが、本作は「カラスの親指」「笑うハーレキン」のようなドタバタ軽め切ない系です(勝手に名付けています)。
    エンタメ性が強く、一冊のなかでいくつも山場があり楽しく読めました!主人公に「幸せになっていい」と言える汐子ちゃんがいい子すぎる。終わり方がよかった。

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    2020年08月22日
  • 満月の泥枕

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    クライマックスが2度ある感じでした。

    小説読んだのは実に1年以上振りだったんだけど、面白くて読みやすくて、最後まで一気に読めてしまった感じです!

    どうなるのか先が読めない展開、スリルもあり、切なさもある。

    終わり方もまたいいですね、
    本編とは関係ないような、あるような、不思議な感じもしますし、
    この後、この人達はどの様な人生を歩んでいく事になるのだろうか?
    そこは、こうあって欲しいと言う思いを抱いたまま終わるって感じでしょうか。

    ドキドキハラハラと最後は切なさを感じる小説でありました!

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    2020年08月15日