道尾秀介のレビュー一覧

  • 満月の泥枕

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    ミステリーとしてはどうなのかとも思うが,日常の延長のような中で嘘や勘違いや思い込みがごった混ぜになって,しっかりしすぎた小学生の子供たちのリードで祭りから祭りへ駆け抜ける.前半のコンゲーム的な焼きメレンゲドラゴンボールを投げる辺りがとても面白かった.

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    2018年01月16日
  • 満月の泥枕

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    子どもを亡くした男がふたり。傷のなめ合いのようであったり、同志と感じる描写にはひきこまれる。
    自分が幸せになってはいけないと律するあたりはじんときた。

    全体像が見えてくるまでに時間がかかったのと、他にも魅力的な人物がいっぱい登場してくるのに細かくスポッとを当てられなかったのがとても残念。

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    2018年01月13日
  • 満月の泥枕

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    夜中に泥酔した男が見た「事件」は本物だったのか…。

    複雑な過去により自堕落な生活を送る男と面倒を見ることになった姪。二人の生活は夏のその事件をきっかけに思いがけない面倒事へと巻き込まれていく…、重く断ち切れない過去を深奥に秘めた人物ばかりながらも、表面的にはそんな人たちが大人数でどたばた知略を巡らせたり巻き込まれたり巻き込んだりの物語が展開します。

    ミステリ風味より、人情味のほうが強く、人物たちのそれぞれの同じ場所での違う想いを受け取ると複雑な味わいがあります。哀しくもおかしくて、やりきれないこともあるけれど、それでも前に進みたい。その前に進むための力をお互いが補完しあっているのが、良いよ

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    2017年12月29日
  • 満月の泥枕

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    道尾さんらしく、物憂げなキャラクターたちが優しさでつながるストーリーで、トリックや伏線も巧みです。ただ、途中少し間延びしている印象がありました。

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    2017年12月20日
  • 花と流れ星

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    3人のその後が気になっていたので。
    さらっと読めて、面白かった。
    このシリーズでもっと描いて欲しいなぁ。

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    2017年12月10日
  • 満月の泥枕

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    いつもと違いあまり入り込めず、読むのに割と時間がかかってしまいました。
    暗がりや暗闇が多いから見えてこないのでしょうか?
    それとも、それまで読んだ設定を何度か崩さないといけない場面があるからでしょうか?
    思わせといてそうじゃないの連続でしたしたが、とりあえず読み終わりました。

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    2017年12月06日
  • ノエル―a story of stories―

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    2017年、46冊目は、今年もお世話になりましたの、道尾秀介。

    『光の箱』『暗がりの子供』『物語の夕暮れ』3つの中編とエピローグの連作構成。そして、3つの中編には、童話的物語内物語が存在します。

    タイトル的にも、クリスマス前のこの時期には、ピッタリの一冊。

    ミステリーのフォーマットで描かれたハート・ウォーミングもの。ただし、イジメ、ハンディキャップを持った児童、孤独、疎外感……、といった、道尾的読む者に負荷をかける要素も多分にあります。

    『光媒の花』『水の柩』『笑うハーレキン』辺りが好きな方向き。真備シリーズ、『シャドウ』好きには微妙。『向日葵の咲かない夏』『鬼の跫音』を期待すると……

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    2017年12月04日
  • カササギたちの四季

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    道尾秀介
    好きな作家のひとりである。
    「カラスの親指」「竜神の雨」から見ると、本格的と言えるものではないのかもしれないが、
    それぞれ、「四季」に分かれた、各4編が繋がっているだが
    それぞれの四季に沿った話となっている。
    本篇の中心人物である「華沙々木」「日暮」そして「菜美」。
    「華沙々木」の推理を裏付けるために日暮がおり、その間違った推理を尊敬する「菜美」をがっかりさせまいと働く「日暮」の健闘ぶりを感じる。

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    2017年11月25日
  • 鏡の花

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    第1章から第6章からなる短編なのか
    第1章で死んでしまった子供が第2章では生きていたりと
    頭の整理が付かずに読んでいると、こんがらがっちゃう。
    いまいちだったな

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    2017年11月25日
  • 花と流れ星

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    読み終わりました。
    短編5作品からなっています。
    道尾氏の探偵は「真備」「道尾」「北見」は3人。
    ホラーサスペンスではなくミステリー作品です。
    でも・・・
    「カラスの親指」ほどではなかった。

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    2017年11月25日
  • カササギたちの四季

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    リサイクルショップを共同経営する私立探偵気取りをしたい男と、持ち前の推理力を隠して水面下で探偵気取り男を誘導する男。探偵気取り男に心酔する女子中学生3人を中心に据えた最近流行の誰も死なない連作ミステリーです。

    器用な道尾秀介なので、無難にまとめていますが割とこのジャンルも最近多くなっていて、「まほろ多田便利軒」に比べるといろいろ弱い感じは有ります。おそらくシリーズ化になる気がしますがもう少し登場人物の掘り下げが必要と思います。

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    2017年11月13日
  • 鏡の花

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    夏読書の一冊(もう11月です)。
    夏の文庫フェアでランダムに選んだ本で、作家やジャンルの新規開拓になればと思って読みました。現代日本のエンターテイメントはあまり読まないので全然知らん作家やったけど、この人ミステリーの人なんやね。こないだテレビに出とったー!これはミステリーではなかったけども。

    話は、同じパターンの短編が続いて途中で飽きた。それで時間がかかった。それでも最後どうつながるんやろうか、と期待しながら読んだけどたいしたことはなかった。すまん。メッセージ性は強いし分かりやすい部類なんだろうか。でもせっかくこういう舞台を用意したんなら、そういう部分は抜きにして違う部分を読みたかった。鏡な

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    2017年11月01日
  • カササギたちの四季

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    決してファンというわけではないのに読んでしまう道尾秀介。キムタク主演の月9ドラマのために書き下ろされた『月の恋人』に唖然呆然となった以外は結構好きです。実はなんたらでしたみたいなオチの作品も、笑ってしまうほど斬新で、嫌いじゃない。と思ったら、本作は、えっこれ道尾さん?とビックリ。

    リサイクルショップの店長・華沙々木(かささぎ)、その友人で従業員の日暮(ひぐらし)、店に入り浸る中学生・菜美が関わる、日常の謎よりはちょっぴり犯罪色もある事件を四季それぞれに。

    珍しく、明るく軽い。いつもの道尾さんを期待していると拍子抜けするかもしれない、普通にいい話。

    そんななか、よくこんな比喩を思いつくなぁ

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    2017年10月05日
  • 鏡の花

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    初読(1冊挫折したのがあるが)の作家さん。
    うーん、こういう書き方があるのか…。登場人物は同じで6つの短編。しかし、設定が微妙に違っていて、各章誰かが亡き人の扱い。所謂パラレルワールドを描いていて、6つの作品は独立している。鏡の向こう側とこちら側の世界。同じように見えて何かが違う、というような。全体のカラーが統一されていてどれを読んでも物哀しいテイスト。これらを1冊の本に纏めてしまうと辛いものがあるかな。1冊勢いで読んでしまうと後に残るのは気だるいような倦怠感。文章は美しいのだが。

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    2017年09月02日
  • 鏡の花

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    ネタバレ

    パラレルストーリーというのでしょうか
    各章に登場する人物が主人公に変わるだけでなく、誰かしら亡くなっている設定。
    亡くなっていることにより目線が変わり、生きていたらこんな生活なんだなぁと。
    全体的に薄暗く、裏寂しい空気が漂います。

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    2017年08月26日
  • 鏡の花

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    ネタバレ

    2017/7/20
    人に薦められた本。
    なんと言うかまあ、命あることに感謝!と思えばよいのでしょうか?
    異論はないけどそう思え!思え!って言われてるようでしんどい。
    パラレルワールドでいろんな人の生と死を見せられるのはしんどい。
    しんどかった。

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    2017年07月23日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    「がまくら市」という架空の市で起こる数々の事件(「不可能犯罪」と呼ばれる)を、5人の作家が描いたアンソロジー。そしてそれは少しずつ繋がっている、というところが面白い。
    やはり、伊坂さんの章が特に面白かったな。最後までまんまと罠にはまってしまった。
    福田栄一さんの「大黒天」の物語の運びもよかったな。これもどんでん返しあり。
    大山誠一郎さんの「不可能犯罪係自身の事件」も展開がテンポ良く、引き込まれた。
    こういう物語の構成、好きです。

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    2017年07月11日
  • 水の柩

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    ほぼすべて読んでいる道尾秀介作品ですが、『月の恋人』でズッコケてからご無沙汰していました。これはツボにハマるほどではないものの、やっぱりこの人うまいなぁと思わせる作品です。

    ダムのある町。老舗温泉旅館の息子・逸夫が平々凡々な毎日に憂えていた折り、敦子が引っ越してくる。小さなこの町では、小学校から全員が同じ中学校へ上がるが、逸夫とおとなしい敦子は話したことがないまま。中学で文化祭の買い物係を一緒に担当することになったのをきっかけに言葉を交わすように。すると、小学校の卒業時に埋めたタイムカプセルの中の手紙を書き替えたい、ついてはタイムカプセルを掘り起こすのを手伝ってほしいと、逸夫は敦子から頼まれ

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    2017年05月10日
  • 水の柩

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    “普通”の日常に不満がある主人公と、“普通”の日常を願う同級生。
    タイムカプセルに入れた手紙を書き換えるため、夜の学校に忍び込む。
    嘘で未来は変えられるのか。


    自営業の問題、自分の将来、家族の嘘、同級生の嘘…中学生が抱えるには大きすぎるものばかりだなぁと。

    気づいてほしい思いと気づかれたくない思い。
    大人でも難しい。

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    2017年08月24日
  • 花と流れ星

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    すんなり読めるミステリー短編集。とは言え登場人物は共通のため長編的な読み方もできる。あえて多くを語らない、すべての種明かしをせずに考える余地を少し残す書き方が良いと思った。

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    2017年02月05日