道尾秀介のレビュー一覧

  • N

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    面白かった。心に残る一冊になった。
    連作短編で、読む順序によって(どの情報をもった状態で別の短編を読むかによって)全く違う読書体験となる。その仕掛けも面白く、斬新で、功を奏しているのは間違いない。それに加えて、この本の魅力は、それぞれの短編が、とても素晴らしいこと。切なさや悲しみを含むストーリーだけれど絶望的ではない。そういうことだったのか!という展開は読者を楽しませる。色んな意味で印象深い本だった。

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    2026年06月13日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    完全に騙されたし、ストーリーもそれなりにスッキリ終わって良かった。
    メールのできる携帯の件はよくわからなかったけど、、
    トサカの件も安心

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    2026年06月11日
  • 向日葵の咲かない夏

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    いやー、最高
    3歳の割に饒舌だなぁくらいの軽い違和感の積み重ねからの、怒涛の伏線回収最高
    ラストのオチもとてもいい

    2026年 31冊目

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    2026年06月11日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    うぉ〜 面白かった!タイトルからは思いもしなかったストーリーだったけれど,読み終わって納得,満足.丁寧に描かれていて,細かい描写のどれもが意味があるもので..それでいて大胆で!映画化されたのも納得.そして,自作のカエルの小指も楽しみに読まなければと思った.

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    2026年06月11日
  • I

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    ゲオスミンとペトリコールの2つの物語で関係なさそうな話でも最終的につながって2つのルートがあるということを最初に言われていたからちょっと気にして読んでもあまりわからなかったからもう一度重要なところだけを読んだらわかった。次はNも読んでみたい

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    2026年06月10日
  • I

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    ネタバレせずにレビューを書くのが激ムズな作品。
    未読の方はレビュー等読まずに、先入観を排してまずはご一読いただきたい。未知の読書体験ができることは『I』が保証する。

    〈ゲオスミン〉と〈ペトリコール〉の2章からなる物語。“読む順番によって結末が大きる変わる”と冒頭で作者が大胆に宣言する。
    そんなことある?と眉に唾をつけて読み進める…

    ウワー!ホントに結末変わる!
    初読ではよくわからなかったが、読み返して時系列を整理してみたら…脳震盪。ある出来事が全く違う意味合いに変化する騙し絵的面白さ。「信頼できない語り手」を活かしたミスリード。キーアイテムをトリガーにした因果関係ずらし。些細なところまで辻

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    2026年06月11日
  • I

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    今回の仕掛けは「読む順番で結末が変わる」という。

    道尾秀介さんは、そんなこと出来る〜?をやってのける斬新さとチャレンジ精神が本当にすごい!!

    このギミックが気になり過ぎるんだけど、2つの章それぞれが物語として十分に面白い。
    私の好みは希望が感じられる『ペトリコール』だけど、『ゲオスミン』のような心の奥底に潜む難しい心理描写にも引き込まれた。

    構想に相当時間かかっただろうなぁ。
    見事にピタリと辻褄が合う完成度の高い作品だった。

    私は残念ながら「救えない方」を選んでしまった。
    けれど読後、逆に読んだら…を想像して異なるラストを味わうのも新たな発見があって面白かった。

    内容も構成も、満足度

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    2026年06月09日
  • 骸の爪[新装版]

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    ネタバレ

    面白かった!
    そしてとても悲しいお話でもあった。

    私は仏像について全然知らなかったのだなぁと実感(阿修羅像だって本物を見に行ったことがあるのに、乾漆像だとはこの本を読んで初めて知ったし)
    仏像のことをよく知っていれば、笑う千手観音のことはすぐにピンときたのだろうな。でも道尾さん、あんな真っ暗で仏像だらけの所によく一人で行けるなぁ。私ならカメラは次の日明るくなってから探しに行く。怖いから。

    最後の最後まで人が死ぬとは思わず、何とも後味の悪い話だった。

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    2026年06月07日
  • I

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    バッドエンドの方で読んでしまいましたが、読み終わったあとは時系列がよく分からずに紙に書き出しました。
    先にこちらを読んでしまい、Nが積読のままなので次はNを読みます。

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    2026年06月04日
  • 向日葵の咲かない夏

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    中学生の時に夏休みの指定文庫にされていて(まじでどういうこと?)、さらに題名に「ひまわり」とあったのでひと夏の青春的な物語だと思い読み始めたら、、、

    中学生までの読書歴といえば、夢水清志郎シリーズ・黒魔女さんが通る!・星の王子さまなど。そんなガキすぎる私にはあまりにも、あまりにも刺激が強くて本を読んでいて初めて頭が痛くなった。
    ただ、この気持ち悪さが何故か忘れられず、ある種の快感?を覚えてしまった私は、もう普通の王道な小説では満足できない体になってしまい、ここからイヤミスの世界に飛び込んでいくのであった...。

    私に新しい扉を開かせてくれた罪深い小説♡

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    2026年06月03日
  • いけない

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    私が視聴してるユーチューブチャンネル「ほんタメ」のたくみさんが、よく道尾秀介さんの作品をおすすめしているので、今回も読んでみました。道尾秀介さんの作品を読むのは、「N」と、「向日葵の咲かない夏」に続いて3作目です。

    やっぱり、Nを読んだときも感じたことですが、『新感覚』の作品を作るのがすごく得意な方なんだなと思います。

    今回に関しては、各章最後の1ページのイラストもしくは写真を見ることで、今まで読んで考えてきたことが気持ち良いくらいに裏切られます。そういった遊びみたいなものを使うミステリーって、あまり無いので楽しく読めました。特に最終章は他章に比べてイラストの表す意味がわかりやすくてストレ

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    2026年06月01日
  • 龍神の雨

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    ネタバレ

    ああ、もう本当に最高!

    途中までは、大体予想していた通りというか
    そうだよね。うんうん。
    って感じで読んでたのにさ
    あの車のシーン。
    お前かあああああああ!って思わず声出た。
    完全に騙された。
    というか気づける人いるのかこれ

    そしてこの本は、解説ありきで完成する本と言っても過言ではない。
    橋本氏の解説を読んで不明瞭だった部分となんとなく流してしまっていた部分がしっかりとハマった感じ。
    凄く好きでした!

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    2026年05月31日
  • I

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    ネタバレ

    最初に読んだ話は共に娘を自殺でなくした医者と元刑事。次に読んだ物語では、戸籍のない人が二人も登場する。その男女二人がガラス工房で働き知り合う。共に、お互いの過去を知り、共感、慰め、励ましを得る。コミュ力って大事だと思った。よく話を聞いて相手の気持ちを理解すること、起きている状況を正確に把握する事で生じ得る最悪な事態を避けられると思った。

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    2026年05月26日
  • 向日葵の咲かない夏

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    向日葵が好きなので、友達にオススメされて手に取って読んでみたが、気軽に読む本ではなかった。
    小学生の主人公目線で進んでいく物語に、何の疑問も抱かず、そのままの意味で受け取ってしまっていた自分が、意外な方向から裏切られた。
    これは絶対に映像化では表現できない、本ならではの描写の仕方で、すごくスリル満点な展開が多く、2日ほどで読み切った。
    夏になると読みたくなる。

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    2026年05月26日
  • 鬼の跫音

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    数年に一回、時間がたつとふとまた読みたくなる大好きな短編小説。
    登場人物は「S」が共通して、どれも全く異なる人物。だけど何か似た雰囲気を感じる。
    どの物語も引き込まれて、ヒトコワ好きにはおすすめです。

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    2026年05月25日
  • ラットマン

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    人は、いかに主観だけで物事を捉えているかを思い知らされる作品だった。

    作中に散りばめられた「思い込みの種」があまりに巧みである。
    その種から導き出した結論めいたものは、物語が進むにつれて、ことごとく覆されていく。

    どんでん返しの快感を存分に味わえた。

    そしてストーリー展開の面白さに加え、引き込まれるのは登場人物たちの複雑な感情の描写だ。

    特に姫川が抱え続けている深い哀しみや、母との関係性に苦しむ姿には胸が締めつけられる。

    「思い込み」は、その対象への想いが強いほど誤った方向へと勝手に歪んでいく。
    原因は愛なのか、憎しみなのか、それとも執着のような感情なのか……。

    さらにエピローグ

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    2026年05月25日
  • I

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    ペトリコール~ゲオスミンです
    違いはあまりわからなかったのですが、とにかくストーリーは面白かったです。同じ作者の『N』も読みましたが、作風がにていておもしろかったです。違いがわかるようになりたいので、また読み返したいです。

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    2026年05月24日
  • I

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    ネタバレ

    ペトリコール→ゲオスミンで。
    目に見え、感じる事が真実ではない。
    何気なくしゃべった言葉がもしかすると人を傷つけてしまう。
    日常生活にもありえる事なので、いろいろ考えさせられた。

    花びらが水溜まりに集まって浮かぶ様子にもちゃんと名前があるらしいって文章があったのに、読み進めると、花筏(はないかだ)とちゃんと知ってて『あれ?』と思ったら、そういう事だったのかと納得。

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    2026年05月24日
  • きこえる

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    ネタバレ

    道尾秀介さんの作品は、大好きなので、読み漁っている感じなのですが、前に読んだ「I」と同様に、新感覚のエンターテイメント小説であり、非常に面白かったです。

    1話目の「聞こえる」は、最後に、殺された夕紀乃の父親を装った男が荷物を回収しに来ますが、その男こそが、犯人であったことに、寒気を感じました。

    2話目が、個人的に1番怖く、叙述トリックのような形で紡がれていた感じでした。音を聴くことによって、自分は今まで何を読まされていたのだろうと思わされぐらい、ミスリードが巧みでした。講演者と主人公の境遇が、全然違ったことに、戦慄を覚えました。

    3話目は、唯一のハートウォーミングであったような終わり方で

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    2026年05月21日
  • I

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    ネタバレ

    ゲオスミン→ペトリコールの順で読みました。
    書き出しで恋愛っぽいのより不穏な方からのほうが読みやすいかなと思って選びました。

    娘さんが自死された二人の父親の話が悲しすぎてミステリーを読んでると言うのを忘れて泣きながら読んでいました。
    道尾秀介さんは情景描写もすごく丁寧で好きです。
    洞窟の中で雪夫が腕を広げて回数を数えている所、海辺へ酒を持って向かう時の砂を踏むジャリッとした感覚、ハロウィンパーティーの翠の恥ずかしそうな嬉しそうな表情、汚れたテントの中で髪を切っているところ、スマホに伸びるカーテンからの光など、それが映画を観てるような感覚と言うより、私も同じ場所で同じ空気を吸っているかのような

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    2026年05月19日