道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの感想は読まないでください。自戒用です。本書のトリックの内容に触れます。ネット上に公開しないことを冒頭で触れております。ただ、本当によく分からない人は見てもいいんじゃないかなと思っています。
そのせいで、この本の面白さが分からないままになることの方が、私は問題だと思います。
ゲオスミンからぺトリコールを読むと
夕歌(姉)はタガマ妻に殺され、その日に姉を赤い傘を取って探すことになる。
このせいで、野宮は赤い傘を発見しないため、劇団員を殺しにいかない。
(野宮の娘が死んだ理由の傘は、何にも関係がない)
ぺトリコールの主人公と、多くの人(劇団員)が救われる。
最後の火事は、夕歌家の火事
ぺトリコールからゲオスミンを読むと
夕歌(姉)はもっと昔に死んでいて、その時、姉を探しに行った妹は赤い傘を取って探す。このことが原因で野宮の娘がいじめで死ぬことになる。
結果として、タガマ妻の手によって、夕歌(妹)は殺されてしまう。
赤い傘は置かれたまま、劇団員殺しは実行されてしまう。
ぺトリコールの主人公夕歌(妹)と、劇団員が死ぬことになる。
最後の火事は、劇団員殺しの火事
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!!怖かった!!すぐに読んじゃった~
主人公のミチオくんがかなり歪んでるからこそ、この叙述トリック(?)文章による仕掛けが成り立つんだなと思う。
人って分からないし怖いわ。子供の生育環境がいかに人格形成に影響を与えるか、って考えてしまう。
岩村先生、キモすぎるしいつか必ず裁かれて欲しいけど殺人に何も関与してなかったのは驚いた。絶対何かしら関わってるだろ!って思っちゃった!でも本当に暴かれて欲しい。
最初から3歳がこんなにスラスラと喋れるはずがないとは思っていたから、ミチオくんは自分の無意識と会話しているんだろうなと思ってた。ミカちゃんにも自分が言って欲しいことを言わせてるし、Sにも真相から目を背けるためのことを言わせてるんだろうなと。トコお婆さんとかスミダさんのことは全く予想してなかったから驚き!おもしろい!こわい! -
Posted by ブクログ
ネタバレこれはまた凄い小説を読んでしまった。YouTubeで「絶対に読んで欲しい作品」として紹介されていたので、なんとなく書店で買ってみたところが大当たり。しかもほとんど前知識がない状態で読めたので感動もひとしお。
しかし好き嫌いが分かれる作品だとは思う。私はS君が蜘蛛に生まれ変わるところもすんなり受け入れられたので、本当のところはどうなのか、というミステリー的な展開を純粋に楽しむ事ができた。冒頭の「ラテックスのつくり物のようにすべすべした、あのお腹」「あの綺麗な丸い眼」という表現から、ミカは爬虫類ではないかと考えていたが、まあ当たりという事にしておこう。お母さんがやたら可愛がってお化粧してあげたりしているミカは何なのか、という疑問に対する答えは、ちょっと普通すぎた気がするが。
実際の自分を受け入れられずに、都合よく作った物語の中を生きている、というのは自分も感じていた事だけれど、こんなに面白く上手に表現出来るなんて凄い!と素直に感動した夜でありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本当に面白かった。
ミカの思考と口調があまりにも大人びていて3歳の発言とは到底思えないので、亡くなっているんだろうなとは思っていた。ただ、それを受け入れられない母親のことを思いミチオも妹を存在しているかのように振舞っているんだなと思っていたけれど、ミチオが誰よりも狂っていたとは…(登場人物全員狂気を感じるけど群を抜いてミチオがやばい)
どんでん返しが1回で終わらなかったのも面白かった。色んな人の視点で物語が進んでいくので、語り手の主観が入り、辻褄が合わない部分が出てくるところで一気に話に引き込まれたし、登場人物たちの言動に完全に騙されてしまったのが悔しいし痛快だった。
道尾秀介大好きになりました。 -
Posted by ブクログ
全部で6章、720通りのパターンというふれこみで自分も自由に話を選択して1パターンで通して読んでみた。
あれ?何か気持ちよくすんなりハマって終わったぞ。自分が最後に選んだのは、消えない硝子〜の話。花を眺めつつ綺麗に終わった。
でもこの後に、笑わない少女〜の話を入れていたらどよ~んとして同じく罪悪感を持って終わったのか。
花を眺めるパターンが多い気はしたけど印象はだいぶ変わるよね。この後再読は多分しないけど色んな終わり方のイメージはしてみるけど、途方もないな。ただの群像劇ではなく、おっしゃる通り実験的な作風で楽しめた。
I、はどんなんなんだろう。
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Posted by ブクログ
ネタバレめっちゃ面白かったぁ!いけないⅠは個人的な読解力不足?で写真見ても理解できないのが多かったけど、今回はあらかた理解できた!
1つ目が章ごとに実は大槻と桃花で時系列が違うっていう結構ハードル高いミスリードでヒント見てやっと理解。それ以外はしっかりストーリー追えてれば解説なくてもいけた。
小澤家も千木家も真も、ある意味かわいそうでどれもイヤミス。
最後の章で各章の結末もしっかり回収してるからスッキリ読めた。
一通り読み終わって思ったけど、「箕氷」の昔の呼び名、「身凍り」って書いてあったけど、ストーリー的には「身代わり」では…なんなら「箕氷市」なら「身代わり 死」なのでは…
最後の最後でブルブルしてしまった…