道尾秀介のレビュー一覧

  • I

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この感想は読まないでください。自戒用です。本書のトリックの内容に触れます。ネット上に公開しないことを冒頭で触れております。ただ、本当によく分からない人は見てもいいんじゃないかなと思っています。
    そのせいで、この本の面白さが分からないままになることの方が、私は問題だと思います。



    ゲオスミンからぺトリコールを読むと
    夕歌(姉)はタガマ妻に殺され、その日に姉を赤い傘を取って探すことになる。
    このせいで、野宮は赤い傘を発見しないため、劇団員を殺しにいかない。
    (野宮の娘が死んだ理由の傘は、何にも関係がない)
    ぺトリコールの主人公と、多くの人(劇団員)が救われる。
    最後の火事は、夕歌家の火事

    ぺトリコールからゲオスミンを読むと
    夕歌(姉)はもっと昔に死んでいて、その時、姉を探しに行った妹は赤い傘を取って探す。このことが原因で野宮の娘がいじめで死ぬことになる。
    結果として、タガマ妻の手によって、夕歌(妹)は殺されてしまう。
    赤い傘は置かれたまま、劇団員殺しは実行されてしまう。
    ぺトリコールの主人公夕歌(妹)と、劇団員が死ぬことになる。
    最後の火事は、劇団員殺しの火事

    0
    2026年10月07日
  • 向日葵の咲かない夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!!怖かった!!すぐに読んじゃった~
    主人公のミチオくんがかなり歪んでるからこそ、この叙述トリック(?)文章による仕掛けが成り立つんだなと思う。
    人って分からないし怖いわ。子供の生育環境がいかに人格形成に影響を与えるか、って考えてしまう。

    岩村先生、キモすぎるしいつか必ず裁かれて欲しいけど殺人に何も関与してなかったのは驚いた。絶対何かしら関わってるだろ!って思っちゃった!でも本当に暴かれて欲しい。
    最初から3歳がこんなにスラスラと喋れるはずがないとは思っていたから、ミチオくんは自分の無意識と会話しているんだろうなと思ってた。ミカちゃんにも自分が言って欲しいことを言わせてるし、Sにも真相から目を背けるためのことを言わせてるんだろうなと。トコお婆さんとかスミダさんのことは全く予想してなかったから驚き!おもしろい!こわい!

    0
    2026年10月05日
  • 向日葵の咲かない夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これはまた凄い小説を読んでしまった。YouTubeで「絶対に読んで欲しい作品」として紹介されていたので、なんとなく書店で買ってみたところが大当たり。しかもほとんど前知識がない状態で読めたので感動もひとしお。
    しかし好き嫌いが分かれる作品だとは思う。私はS君が蜘蛛に生まれ変わるところもすんなり受け入れられたので、本当のところはどうなのか、というミステリー的な展開を純粋に楽しむ事ができた。冒頭の「ラテックスのつくり物のようにすべすべした、あのお腹」「あの綺麗な丸い眼」という表現から、ミカは爬虫類ではないかと考えていたが、まあ当たりという事にしておこう。お母さんがやたら可愛がってお化粧してあげたりしているミカは何なのか、という疑問に対する答えは、ちょっと普通すぎた気がするが。
    実際の自分を受け入れられずに、都合よく作った物語の中を生きている、というのは自分も感じていた事だけれど、こんなに面白く上手に表現出来るなんて凄い!と素直に感動した夜でありました。

    0
    2026年10月04日
  • 鬼の跫音

    Posted by ブクログ

    短編集ながら、一編ごとに読後も『結局あれは何だったのか』と考えさせられる作品でした。
    明確な答えをすべて説明するのではなく、読者に解釈の余地を残す話が多く、何度か読み返したくなった。

    道尾秀介の奇才ぶりを感じる一冊で、文章も現代的なミステリーというより、どこか古典文学を思わせる絶妙な陰影と湿度があり、言語化が難しいが良質な怖さがある。
    不穏で暗いのに、単なるホラーでは終わらず、人間の心理や悪意が「怖い」物語でした。

    0
    2026年09月30日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    Posted by ブクログ

    登場人物がみんな魅力的でよかったなぁ
    「カラスの親指」というタイトルにも納得。
    きれいなマジックにひっかかったような気分。もう一回読み直そうかな。

    0
    2026年09月29日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    Posted by ブクログ

    久しぶりに最初から面白いと思えるものがたりでした。映画のように状況が目に浮かぶし、ストーリーも面白いし、伏線回収も見事です。

    映画化もされているのも納得。テツさんは小日向文世さんのイメージだけど。

    0
    2026年09月28日
  • 向日葵の咲かない夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本当に面白かった。
    ミカの思考と口調があまりにも大人びていて3歳の発言とは到底思えないので、亡くなっているんだろうなとは思っていた。ただ、それを受け入れられない母親のことを思いミチオも妹を存在しているかのように振舞っているんだなと思っていたけれど、ミチオが誰よりも狂っていたとは…(登場人物全員狂気を感じるけど群を抜いてミチオがやばい)
    どんでん返しが1回で終わらなかったのも面白かった。色んな人の視点で物語が進んでいくので、語り手の主観が入り、辻褄が合わない部分が出てくるところで一気に話に引き込まれたし、登場人物たちの言動に完全に騙されてしまったのが悔しいし痛快だった。
    道尾秀介大好きになりました。

    0
    2026年09月28日
  • きこえる

    Posted by ブクログ

    聞くことで真相が分かるという取り組みは面白い。
    音の小さいところがあるので、ヘッドホンある方が楽しめる。

    0
    2026年09月27日
  • I

    Posted by ブクログ

    ゲオスミン→ペトリコールの順で読みました。

    逆で読んだ時にどういう印象になるのか気になる。
    忘れた頃にもう一回逆で読んでみたい。

    0
    2026年09月26日
  • N

    Posted by ブクログ

    全部で6章、720通りのパターンというふれこみで自分も自由に話を選択して1パターンで通して読んでみた。
    あれ?何か気持ちよくすんなりハマって終わったぞ。自分が最後に選んだのは、消えない硝子〜の話。花を眺めつつ綺麗に終わった。
    でもこの後に、笑わない少女〜の話を入れていたらどよ~んとして同じく罪悪感を持って終わったのか。
    花を眺めるパターンが多い気はしたけど印象はだいぶ変わるよね。この後再読は多分しないけど色んな終わり方のイメージはしてみるけど、途方もないな。ただの群像劇ではなく、おっしゃる通り実験的な作風で楽しめた。
    I、はどんなんなんだろう。

    0
    2026年09月26日
  • カエルの小指 a murder of crows

    Posted by ブクログ

    うーん前作に加え今回も良かった。驚くような伏線回収やどんでん返しもさることながら、キャラクターの微細な心情や場面場面の空気感を描き出す表現に引き込まれてしまう。希望ある爽やかな読後感も良かった。

    0
    2026年09月24日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても良かった。テンポよくコミカルな文体、人情味あふれるストーリー、魅力的なキャラクターたち、そして最後に明かされる真実によって、これまでのあれやこれやが違って見えてくる見事な伏線回収。今の自分にピタッとハマる作品でした。続編も読んでみよう。

    0
    2026年09月22日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    Posted by ブクログ

    二転三転からの、まさかのどんでん返し。
    まんまと騙された。

    そして最後には、まさかこんなに感動させられるとは……。
    めちゃくちゃ面白かった。

    私評価は、限りなく満点に近い★5つ。

    なぜ今まで読んでなかったんだろう。
    まだ読んでない人には、ぜひ読んでほしい一冊。
    何も知らずに読んで、この「騙された!」をぜひ味わってほしい。

    0
    2026年09月22日
  • ソロモンの犬

    Posted by ブクログ

    初期の青春小説という位置付けらしい今作。
    男女4人の大学生が出会った事故の謎解明が主軸としてあり、犬の生態についても詳しくなれる。

    0
    2026年09月21日
  • 龍神の雨

    Posted by ブクログ

    道尾秀介さんの作品のあらすじや感想を見てこの作者さんの作品面白そう、いろんな作品を読んでみたいと気にはなってたけど、はじめて手に取ったのが「龍神の雨」でした。
    3分の2くらいまでは淡々と物語がすすんでたのに、突然予想もしてなかった方向に転がり始めておもしろくて後半は一気に読んでしまいました。
    きょうだいって素敵だなと感じさせてくれる作品でした!

    0
    2026年09月21日
  • カエルの小指 a murder of crows

    Posted by ブクログ

    『カラスの親指』の続編。

    騙し騙されの展開を楽しむ小説だと思って読んでいたけど、読み終わってみると、それ以上に人の優しさが心に残る話だった。

    どこまでが嘘で、どこからが本当なのか。
    最後まで気持ちよく騙されながら、ラストにはちゃんと温かいものが残る。

    こういう「読み終わったあとに少し人を好きになれる」ミステリーは好きだな。

    0
    2026年09月21日
  • 龍神の雨

    Posted by ブクログ

    2つの家族の子ども達が物語の中心の1冊。
    作品テーマの雨も終始どんよりとした雰囲気に繋がる要因となっている。
    この感じで大丈夫かと心配していたが、ラストの伏線回収に向かってからは先がどうなるか気になって仕方がなかった。

    0
    2026年09月19日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ん?どういうこと?と思ったら、次の文にはその答えがあるから変なモヤモヤもなくスッキリ読めてた。はずなのに、騙されてたことには気づかなかった。びっくり。最終章は、ドラマコンフィデンスマンJPの終盤でネタバラシをされてる時のような気分になった。

    0
    2026年09月18日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    Posted by ブクログ

    YouTubeで評価高かったので、読んでみました。道尾さんの大ファンになりました。読み易いのもあるが
    伏線回収や最後のどんでん返しに痺れました。続編カエル小指もおすすめです。他にも道尾作品は魅力的さラインナップ。是非読んでみてね

    0
    2026年09月17日
  • いけないII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃ面白かったぁ!いけないⅠは個人的な読解力不足?で写真見ても理解できないのが多かったけど、今回はあらかた理解できた!

    1つ目が章ごとに実は大槻と桃花で時系列が違うっていう結構ハードル高いミスリードでヒント見てやっと理解。それ以外はしっかりストーリー追えてれば解説なくてもいけた。
    小澤家も千木家も真も、ある意味かわいそうでどれもイヤミス。
    最後の章で各章の結末もしっかり回収してるからスッキリ読めた。

    一通り読み終わって思ったけど、「箕氷」の昔の呼び名、「身凍り」って書いてあったけど、ストーリー的には「身代わり」では…なんなら「箕氷市」なら「身代わり 死」なのでは…
    最後の最後でブルブルしてしまった…

    0
    2026年09月17日