道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まことさんのレビューを読んで、いてもたってもいられなくなり、直ぐに購入してしまいました! (๑˃̵ᴗ˂̵)و
本作は2つの章から成る物語です。
読む順番は自由ですが、その選択により、結末は大きく変わります。
どちらかの順番で読むと、2人の主人公を含め、多くの人が命を失います。
別の順番で読むと、彼ら(彼女たち)は生き残ります。
殺すか、救うか。
あなたの選択が、人の生死を決定します。
後戻りはできません。
素晴らしい謳い文句(∩ˊᵕˋ∩)・*
もちろん!私は殺す方を取りに行きましたよ♪
絶対殺すっ!!
いっぱい死ぬのはどっち!?(๑•ૅㅁ•๑)
散々悩んで、こっちだ!!!と決め -
Posted by ブクログ
壮絶な過去に縛られて真っ当な生活を送れない者たちのひょんなことから始まった共同生活。皆が辛い過去を持っているからこそ、暮らし始めて徐々に気さくに会話できるようになってからの日常での些細な会話に胸打たれました!
一人一人の過去を読んでる時は総じて読み進めるのが辛くなりますが、皆が報われて前を向いて再スタートする姿を最後に読んだ時、本当にこの一冊を読んで良かったと心の底から感じました。
正直残り100ページくらいでこの物語の結末を綺麗に完結させられるのか疑心暗鬼になってましたが、読んでいて気になった違和感や全く気づかなかった矛盾点が綺麗に回収され、想像だにしない真実の前に言葉を失いました。まさに -
Posted by ブクログ
ネタバレ二つの中編小説を読む順番を変えて読むとストーリーが大きく変わるという小説。
私は本をさかさまにして読むのが面倒だったので、後半の『ゲオスミン』から読みました。
『ゲオスミン』
形成外科医の田釜雪夫56歳は野宮という三十年以上刑事をやって今、ホームレスになってしまった男と知り合います。
野宮は娘の明日美を去年、風邪薬の摂取過多で亡くしていました。
田釜もまた中学生の一人娘を自殺により亡くしていました。
田釜は娘を死に追いやった者たちを殺したいと思い野宮にとある相談を持ちかけますが…。
『ペトリコール』
高校一年生の小峰夕歌は両親を殺された有名な惨殺事件の生き残りでした。
とあるきっかけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ事件の犯人が二転三転する物語に、どんでん返しがあると分かっていてもやはり驚いた。全ての疑問、残された謎がしっかりと回収されきる快さを感じた。エピローグも、良い方向に物語が進んでいきそうな明るさがあって爽やかな終わり方となっていた。姉の事故とひかりの事件を重ね、父と自分、母と桂、姉とひかりを重ねて、過去と現在に繋がりを持たせながら登場人物の内面を描いて進んでいく構成が見事だった。
やはり、道尾秀介の書く作品は単なるどんでん返しミステリでは済ませられないと思う。「方舟」や「十角館の殺人」、「葉桜の季節に君を想うということ」など、素晴らしいどんでん返しがあるミステリを読んできたが、本作を読んで改め