道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこういうギミック系を前面に押し出して売り出す作品を遠目から冷笑し、敬遠していたのだが、いざ読んでみるととんでもない。同じような冷笑してる人にもかなりおすすめです。読む順番で結末が変わるなんてどうせ解釈的な差異であって大したもんじゃないだろうと疑っていたのですが、表紙詐欺ではありませんでした。ギミックを成り立たせるためにとある登場人物の言動が極めて不自然という弱点はありますが、それを差し引いても、とにかく読ませる力があり、ちゃんと伏線を記憶させてくれる良い作品です。
【以下未読の方はスルー推奨】
自分はバッドエンドの順番で読んでしまったのですが、これは明確に読者の意思でキャラクターを殺して -
Posted by ブクログ
ストーリー性が強い小説は苦手で始まりから
4分の1読んでるあたりで読むペースが遅くてなかなかなか進まなかったけど
小学生の行動力に終始ハラハラドキドキ…
息が詰まるシーン沢山あって
中盤から最後までは2日で一気読みしてしまった。
道尾秀介作品はまだそんなに読んでいないけど
とても読みやすいほうだと思った。
けれど動物の残虐なシーンが多く、う〜となることも多いし、終始暗い世界で読み終わったあとの考えさせられる部分に関して賛否は分かれるのはそりゃ当然だと思った。
ふわってさせてることも多いから全ての伏線を回収してる訳では無い為モヤモヤするのもあるかも。
けどラストにかけてのシーンでは自分はと -
Posted by ブクログ
ネタバレ雨が引き起こす不幸の連鎖により全体的に暗く悲しいストーリー展開で救いのない話かと思いきや、散りばめられたニュースの描写や神話のモチーフから幸せな結末を願わずにはいられないオチに収束する、物語の余白に唸らされたお話でした。途中にいろんな違和感が出てきますが、鬼の正体はさすがに読みきれず見事に騙されました...(笑)
辰也と圭介と対照的に蓮と楓は闇に堕ちていくような終わり方だったので、いくつかのニュースの通り「雨のせい」ですべて洗い流されていたらいいな、と切に願います。
今回は単行本で読みましたが、小説版の解説が面白かったと評判なのでぜひ探して読みたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレペトリコール、ゲオスミンという二つの物語があり、読む順番で結末が変わるという。
◎ゲオスミン
休職中の医者・田釜と、ホームレスの元刑事・野宮は娘を自殺で亡くしている。自殺のには当然きっかけがあり、それが長年二人を苦しめている。
◎ペトリコール
女子高生の夕歌はガラス職人の律子と暮らしている。夕歌は一家殺害事件の生き残り。もう一人、拓人もガラス職人見習いとして律子にお世話になっている。
この二人、実は出生届を出されておらず無戸籍である。そのため生きづらい人生となっている。
この二つがうまいこと絡み合い、結末へ。
以下ネタバレ(覚書)
田釜の娘・翠を自殺へ追い込んだと思われ -
Posted by ブクログ
ネタバレ私はバッドエンドを選んでしまいました。ラストシーンがもうめちゃくちゃ怖かったです
半分読んで「あーこれはバッドエンドだな」と思ったんですけど
それにしても後半の話の暗くて重いこと…
休職中の田釜先生と無職の野宮刑事の会話も
もう辛くて辛くて読むのが辛くて
でもページを捲る手は止まらなくて
お姉ちゃん、なんであんな事を…
自分が不幸だとずっと思っていて、みんなにも不幸になって欲しかったのかな…
生存ルートで読み直しても、バッドエンドの影響が大きすぎて「???これでどうして生存ルート?」と頭の中がぐちゃぐちゃに
時系列にまとめても
わざとわかりづらく書いてあるし
他の方の解説を読んでやっと納