道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何を手に取っても気分が乗らずに、挫折?併読?な本を増やしてばっかりだったここ1ヶ月で(異常に暑かった5月のせいですよ)頭ひとつ分くらい進んだ本。
勝手に読みにくいと思い込んでた道尾秀介さん。
全くそんな事はなく、むしろ読みやすかったです。
序盤は暗くしんどいけれど、なんとなく感じる軽やかさとユーモア。
借金、詐欺、取立てと、ハードな内容だったけど、終盤は、ああ〜そうだったのか、と思わぬ方向へ。
何となく違和感あったの、気のせいじゃなかった!とちょっと嬉しくなりました。
カラスの親指って何⁉︎と思ってたけれど、わかって納得。良いタイトルだな〜。
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Posted by ブクログ
ドタバタコメディミステリーで小学生でも読める。
道尾秀介にしては、おどろおどろした所がなく、
爽やかで切なく温かい作品。
4歳の娘を亡くした主人公二美男は、
兄の賢い娘汐子を引き取る。
酒浸りの日々を乗り越え、
汐子と愉快なアパートの住民と祭りの日、
みんなの協力を得て、事件を起こす、
汐子の同級生のために起こしたこの事件が、
みんなを巻き込んで、あらぬ方向へ向かう。
人の心理を上手く捉え、日々の葛藤や、
普通に暮らす人々の善意の温かさが感じられ、
何となくほんわか温まる本でした。
道尾秀介らしくないと言おうか?
ダークさを抑えたコメディミステリー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ闇金業者からの借金で人生を狂わされた男・武沢竹夫は、入川鉄巳と詐欺を生業として暮らしている。ある日、ひょんなことから彼らの家に河合やひろ、まひろ姉妹とその彼氏・石屋貫太郎が転がり込む。第140回直木賞候補作。
小話のクオリティが高い。
私は、春のお堀端を走るタクシーの中でタケさんとテツさんが話していた鴨とカモ、鷺とサギのかかった話や家族が一緒にいる重要性を実際に五指を用いて説く話が特に気に入った。こういう本筋でないところでウィットに富んだ雑談をさせられるのってセンスだよなあと感心しきり。こういう余分な贅肉の部分こそが、物語の旨味であり滋味である。
ラストはどうだろう。
私は、盗聴器バスター