ラットマン

ラットマン

550円 (税込)

2pt

結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮(ひめかわりょう)は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。本当の仲間とは、家族とは、愛とは――。いまもっとも旬な直木賞作家・道尾秀介が思いを込めた「傑作」。

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ラットマン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ラットマンというタイトルからどんでん返しするんだろうなとは思っていたが想像以上にすごかった。会話や行動が始めに読んでた時と印象が変わっていって、まさかの展開も良かった。

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    青春の終わりと過去の記憶。恋愛、音楽が入り雑じったミステリー。正統派の犯人当てをするようなミステリーではないが、ミスリードをよんだ先にさらにミスリードがあり、完全に作者の術中にはまりました。そして、それが最後の繋がりにもなるところは見事です。楽しめました。

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    なんか、いいミステリ読んだなーよりもいい小説読んだなーってなった。ミステリーやどんでん返し系の本としても素晴らしいのはさることながら、単純に物語としても良い気がする。伏線を上手く張り巡らせて、綺麗に回収したりする小説も好きだが、そういったものは割と主人公やその他の登場人物を深掘りするパートが薄くなり

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    アマチュアロックバンドのメンバーが繰り出す謎。
    狭い空間で起こっていることなのに、ハラハラドキドキ感がある。
    サスペンスなのに、最後あたたかい気持ちになったのも面白かった。

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった
    作中でも説明があるがラットマンは同じ絵でも横に書いてある絵を見たことにより違った絵に見える騙し絵のこと
    みんなラットマンを見ていたのだ

    登場人物がそれぞれ違うラットマンを見ているのだが不思議と話が繋がる
    ひかりが死んだ事件の結末を知った時なるほどやられるた!
    っと思ったがエピロー

    0
    2024年09月27日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    割と初期段階で犯人や殺人の隠蔽工作の種明かしがあったのでこのまま終わるとは思わなかったけど、終盤にかけてのどんでん返しで、えっ!と声が出た。予想だにしない展開だった。伏線が丁寧に回収されていて、トリックの説明も分かりやすく情景を思い浮かべやすく、読みやすかった。
    特にすごいと感じたのが

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    題名になっている『ラットマン』とは、思い込みにより同じ絵なのに人によって別のものに見えるという錯視を利用した有名な騙し絵のこと。

    高校時代に結成し活動を続けるアマチュアバンド“Sundowner”、ライブに向けスタジオで練習中に事件が起きる。事故か?作為によるものか?
    バンドのギタリストである主人

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    バンド仲間との青春物語かと思いきや、想像を超える重苦しい展開に引き込まれ、一気読みしてしまった。どんでん返しに次ぐどんでん返しにまんまと騙され、予測はことごとく裏切られる。単なる「反転」や「トリック」では到底語れない、怒涛の物語。

    「ラットマン」とは、見る角度によって印象が変わる絵。その構造が物語

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    ラストで二転三転あってもう目眩がしそうでした。
    ミステリー小説を読む方は私も含めてみんな予想しながら読むと思うんですけど、この本に関しては何一つ予想が当たりませんでした。
    良い作品だったと思います。

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    なんの前情報もなく、ただタイトルに興味を惹かれて読んでみたら、思わぬ良ミステリーに出会えた。

    プロローグで「お、これはホラーなんか?」と思わせておいて、
    本編に入ると急に爽やかバンドマン物語が始まり、
    徐々に不穏な雰囲気になり、
    案の定、人が死に…
    っていう流れ。

    終盤の畳み掛けるようなどんでん

    0
    2025年05月12日

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