道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本作は、6篇の短編、そのどれもがミステリーでもホラーでもある独特の世界観をもっています。
また、なぜかシンプルに犯罪を追っていくストーリーなだけなのに、ミステリーとしての要素があるから、これがまた不思議なんです。
どの短編も、殺人や詐欺などの「犯罪」がでてきてそれに至った理由や背景、感情がリアルに描写されています。
そして、読み進めれば進めるほど「オレでもそうするな…」と他人事ではいられなくなります。
決して犯罪は犯してはいけないけれど、そうしないければならなくなった理由というのは案外、身近に転がっていているものなんです。
それが意味するのは、あなたもその可能性を有しているということ -
Posted by ブクログ
久しぶりに、夜更かししてまで読み続けてしまいました!
不穏な空気をまとった人がちらほら…でも、人前ではそうでもなくて…
面白くて夢中になって読んでいる割には、なんかピンと掴めない感じ。
でもそれって人間だからしょうがないよなー、この人はこの性格!この気持ち!この感情!ってはっきり決められるものでもないよなーと、納得しながら、
このぼんやり感も含めて楽しむことができました。
心理学、精神科医、そういうの結構好きです。
人の気持ちって説明できないからこそ、少しでも近づいてはっきりさせたくなります。
でも、最後は少し無理矢理感。
なので⭐︎4
あと、話の中で共感した部分
子供が父親の支えに -
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Posted by ブクログ
ネタバレ以前食を題材にした小説を読んだが、本当にあるのか調べたりしたので
本作は有難い。
それこそ温泉、とか喫茶店、とか細かくジャンル分けしても作家さんそれぞれのオススメがあるはずなので
シリーズ化しないかなぁ。。
雰囲気や、ピンポイントの品物目当て、また何を食べても美味しくて通う、と色々なエピソード。
また個人店の儚さと切なさも。。
三浦しをん 京王線千歳鳥山 『Ho 100%drunker』 ベルギービール煮込み
→たかぎなおこ氏のバクダン納豆といい、京王線沿いには魅力的なお店が。。
西加奈子 渋谷 『虎子食堂』スパイス系
→渋谷も新宿も駅近ですますので、開拓したい。。
中江有里 三軒茶 -
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった作品。
文庫化をきっかけに。
6章で構成される物語。それぞれの章の冒頭部分を読み、読みたいと思った章を選び、読む。物語の組み合わせは720通り。前代未聞の体験型小説。
私は
「笑わない少女の死」
「名のない毒液と花」
「眠らない刑事と犬」
「飛べない雄蜂の嘘」
「落ちない魔球と鳥」
「消えない硝子の星」
の順番で読んだ。読み進めるうちに新たな発見があったり、驚いたり…最後までとても楽しく読めた。
いい順番で読めたのではないかと思う✌︎
同じ順番で読んだ人がいないか探してみたい…!!
章の中では「落ちない魔球と鳥」が一番好きだった。
読む順番によって、読後の余韻と見えてくる世界