【感想・ネタバレ】きこえるのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白かった!音声で謎を解くのは新感覚だった。でも、結局1話以外、よく分からずネットで解説を調べた。そしたらなるほどと思いさらに面白かった。
道尾秀介さんは常識を覆すような本をたくさん出しているので他も読みたいです。

0
2024年03月20日

Posted by ブクログ

 新しいスタイルの小説。『いけない』の音バージョン。
4作中、最後の『死者の耳』だけピタっときて、筋を読むことができた。そして、この作品だけ動画もあり、確信することができた。分かると実に嬉しいし楽しい。
 『いけない』も『きこえる』も、問題を出されているようで、慎重に読み進めたが、それでも分からず、知人と議論した。読書に積極的に参加させるところが、面白く新鮮だった。

0
2024年03月20日

Posted by ブクログ

QRコードの聴覚情報も使ってミステリーを読む…なんて、あんまり気を衒ったことしないで普通の道尾さんが好きなのにな…と期待せず読んだのに、結局これも好きでした。さすがです。特に第3話の「セミ」が好き。道尾さんて怖い作品のイメージが強いけど、こういう優しいお話こそ彼の真骨頂だと私は思ってます。再読したいです。

0
2024年03月14日

Posted by ブクログ

最初から最後までずっとおもしろいって言ってた
もういろんなひとが感想で言ってるけど音声付きっていうのを上手く利用しすぎてて。道尾秀介すごすぎる

0
2024年03月09日

Posted by ブクログ

読書を日常的にするようになったきっかけの作品。
小説でありながらも「音」と組み合わせるという斬新な発想。
「音」は話により最初に聴くものや、途中で聴くもの、最後に聴くものとあり、それぞれ聴いた直後は「不信感」だったり、「驚き」だったりしてとても楽しく読めた。
「にんげん玉」という話が1番好きでした。

0
2024年03月05日

Posted by ブクログ

文句なし★5です!!!
伏線たくさん張ってあるのに、結局聞くまでわからない!!悔しいwwでもそこが良い!!!

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

おもしろかった!
音声をあとでまとめて聴いたので
もやもやしてた結末がわかってすっきりした気がする
(ほんとは都度きいたほうがいいと思う)

音声だけかと思ってたけど違う仕掛けもあって
よくできてたな
 
セミかわいくてすき

0
2024年05月10日

Posted by ブクログ

【読む】と【聴く】のギャップから物語の真相が見えてくる、新感覚のミステリ。『にんげん玉』『セミ』『ハリガネムシ』はこのギミックが上手く活かされていて面白かった。一方で『聞こえる』『死者の耳』はアンフェアに感じられる点があって個人的には今ひとつ。

0
2024年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「いけない」と同じようなシリーズ、ただしこちらは音がポイント。
QRコードを読み込みYoutubeで再生。これがちょい面倒。もう少しお手軽だといいのに。
考察サイトを読んだりの答え合わせも含めて、楽しい一冊です。

<聞こえる>
いまいち消化不良。犯人は一体何者で目的も動機もさっぱり分からず。

にんげん玉>
音声を聞き始めたとき「うわ~、へたくそな声優さんだなぁ・・・もっと年寄りらしく演技できないのか?予算不足?」なんて考えながら聞いていたら、二人目が話し始めた所で、目(耳だけど)から鱗。すっごい納得。
最初タイトルの意味が分からず、2回目読んで100円玉の裏表にかけていることに気が付いてスッキリ。

<セミ>
好きな人が多いみたいだけど、ワタシはあんまり好きじゃないかな

<ハリガネムシ>
突然の大音量はびっくりするよ~心臓に悪いよ~

<死者の耳>
話を読んだだけではよく分からず。
死者が聞いていた音声ってことなんだね。

0
2024年05月02日

Posted by ブクログ

短編小説とQRコードからのYoutubeとの連携はホント新しい試みだが、結末が自分にはよく分からず(自分の推理力が低いのだろうが、結論を音で推理させる手法ってどう?)★3つだったが、最終話の「死者の耳」は、これまで全く動かなかったYoutube画像が最後に動いた動画となり犯人を描いたのはちょっと意外で、その分を★加えて★4つ。

0
2024年04月15日

Posted by ブクログ

文章と音声(最後は映像も)を活用したミステリー短編集。文章を読んで音声を聴くと、謎が解けたり、ぞわぞわしたりと文字以上の楽しさがある。道尾氏の作品で写真と組み合わせた「いけない」というものがあるが、それと似た感覚を味わえる。ただし、謎を解決する正解に自信を持てないものもあり、最後は解説サイトでの確認となった。まあ、これも含めて、他に読んだ人の解釈を読みながら盛り上がるのもこの作品の味わい方かもしれない。音声や映像を作成するのは大変だろうけど、続編も期待したい。そして、映像と組み合わせた作品も出てくるのかなというのも、期待したい。

0
2024年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

音声と読書。道尾秀介らしく手が込んでてよく出来てる。音声と思わせといてラストの音声はしっかりらしさがでててドキッとした。題名の「きこえる」もあえてって感じ。

0
2024年04月01日

Posted by ブクログ

物語の中に挿入されたQRコードを読み取り、表示されたYouTubeページの音声を聴くことで、本文を読むだけでは辿り着けない真相に気がつくことができるという仕掛け。
中でも「にんげん玉」は真相を知ってから再読する人多いだろうなぁ。作者の技が光る逸品。

0
2024年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冒頭と終盤、もしくは終盤だけにQRコードがあって、それも全部聞かないと話の全容が分からない。体験型ミステリーが最近増えてくれているので、読みながら人物像をイメージしながら想像を膨らませる以外でも楽しいのに、更にエンターテインメントが増えてわくわくしながら読んだ。

だけど読者にもある程度の推理力とかが必要で、「答えはわかったけどどうしてこうなったのか?」に到達できない人もいるかもしれない。
でも「意味がわかると怖い話」程ではないし、細かい描写のお陰で拾えるから、よく読めばなんとなく・・・ってなるから、同じ話2回3回読んでも味がある。
シンプルに怖ってなったのが「きこえる」。歌好き。

一番好きな話は「セミ」。
セミーーー!!お前親友な、一生親友な!
セミーーー!!

文字のトリックですっかり騙された「にんげん玉」。

あぁ、成程ってなった「ハリガネムシ」

「死者の耳」は、音声だけに集中したらいけない。目を瞑って聞かずに、その静止画もちゃんと見ておかないと手がかりを見逃す。

結論:この本楽しい。

0
2024年03月12日

Posted by ブクログ

小説×音声という新感覚のミステリ作品。
QRコードが出現する度に何が聞こえるのかドキドキしながら聞いた。
さらにただ音声を聞くだけで完全に理解できるというわけではなく、そこからある程度推理する必要があるため、より「体験型ミステリ」としての醍醐味を味わえる。

0
2024年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

音声を使っての読書体験は初めてだったので面白かった。『いけない』のように全て少しずつ繋がっている短編小説かと思ったら、全て独立した短編集だった。最初の疑問も最後に晴れるのかと期待して読んだら何も明らかにならないまま終わってしまった。表題作「きこえる」は、犯人が一体誰なのか分からなかった。葬式で受付をしていた親族?だとすると、語り手と連絡が着くまでどこにいるか分からないと遺族が言っていたのになぜ家を知っているのか疑問だし、嘘をついてまで荷物を持ちさろうとした理由も分からなかった。長野時代の中年男性?なのだろうか。ここをもう少し掘り下げてほしかった。もしかしたら自分が見落としているだけで答えがあるのかなあ。
「にんげん玉」は一番音声トリックが活きた話だったように思う。一瞬にしてすべてひっくり返された。“先生“のミスリードも優秀だった。
「セミ」は唯一心が温かくなる話。お馬鹿なセミちん可愛い。子供の澄んだ悪意が刺さる場面がある分セミの純粋さが沁みる。
「ハリガネムシ」30のおっさんに盗聴器渡されて怖かっただろうけどそれを逆手にとって父親殺しに加担させたの強い。塾で寄生虫の話を田浦としていた時点で確信あっただろうし、田浦に車の値段を聞かれていることから駐車場などで講師の車を確認できただろうから、それが何日も近所に停まっている(しかもアダプタ渡してきた後から)ことから分かっていたんだね。架空の人物だけど幸あれ。
「死者の耳」音声トリックなのにそれアリ?と思った。自分を自殺に見せかけて遺産ぶんどろうとした妻を殺し、録音の通りに自殺を図り、自分の絵のポーズ通りに死ぬことにより財産も取られなくて済むし、有名な画家の息子の自殺それも作品とおなじポーズで死ぬことによって死後にやっと注目されるのではないかと、自分の死を持って初めて父親を超えられるのではないかと思ったのではないかな。あと音声の美歩が最後畳み掛けるところがゾワッとしました。

0
2024年03月10日

Posted by ブクログ

真相は音声を聴くまでわからない。
短編集でどれも面白かったけど、結末はなんとなく想像出来て、こうなったら嫌だなぁとという疑惑が確信に変わる。「セミ」が思い描いていた結末よりも良い方に裏切られたのでホッとした。
最終話「死者の耳」だけは音声だけはわからない、ちょっとズルい展開。
想像力が逞しかったら、音声なしでも謎解きは出来るかも。
第二弾、楽しみにしてます!

0
2024年03月09日

Posted by ブクログ

新しいスタイルの小説。一話目は謎が残る音声。他は聴かなくても大丈夫かも。でも最終話の最後のQRだけはきこえる、だけじゃなくて見える、ので必ず確認するように!

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分は学生なのでもう少し歳をとって考え方広げんと無理なやつだ、、と思ったが、これだけ新鮮な「聞く」ミステリーと言うのもあって考え方が難しいのも許容できるかなと思った。
きちんと全てを読み終わったあと、分からなかった「にんげん玉」、「セミ」、「ハリガネムシ」をネタバレサイトで読んだ所きちんと腑に落ちる少し怖めのオチで楽しかった。分からなくてもネタバレサイトでその分の納得感を味わえたので自分事ではあるがそれもまた楽しい読書の仕方かなとも思った。
一方完全に分かった最後の「死者の耳」、音声(?)を聞いた後の「自分、分かっちゃったぞ、、」感が凄く、興奮しまくりでした

0
2024年03月01日

Posted by ブクログ

QRコードを読み取り音声を聞くことで物語が進むという全く新しい読書感覚を味わいました。
文章のみではイメージしにくい部分を音によりカバーし、主視点と同じ情報を持った上で物語に没入できる感覚もまた新鮮で楽しい時間でした。計五話の短編集でそれぞれの物語の後にはQRコードがあり、物語の真を突くものとなるのですが中には解釈がこれで良いのか不安になるものもありました。しかし、読み手によって解釈が少々異なるというのも本来の読書の面白さでもあるのかなと感じています。
様々な感覚野を刺激され何度も音声を聞いたり文章を読み直したりしてしまうほどです。とても新しい読書体験でした。まだ読まれていない方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

0
2024年02月26日

匿名

ネタバレ

にんげん玉

私が他の方の意見を見て思った事です。
みなさんが「にんげん玉」というタイトルはどういう意味なのかと言っているのを拝見しました。
私の考察にはなるのですが、途中で100円玉の話が出てきました。そこで主人公が100円玉の表裏がどちらかを知らなかったとありました。私は最後の音声を聞いた後にこの部分がパッと頭に思いつき、どちらがどっちの「先生」かがミスリードされているということと似ていると気づきました。なので、「にんげん玉」というのは100円玉になぞらえられた2人の「先生」のことで、タイトルの文字が反転させられているのも表裏という伏線のように感じました。


初めてのコメントで拙くなっており伝わりづらいと思いますが、これが私の見解です。

0
2023年12月05日

Posted by ブクログ

いけないシリーズが好きなので、やはりこういう謎解きみたいな小説おもしろい。
YouTubeを見てる最中は、何が起きるのだろうとすごく怖くなってドキドキするのがたまらない。
最後の章は卑怯だという人もいるけど、これはこれでありかな。

私はにんげん玉が見事に欺かれて嵌ってしまい、唸らされた。
道尾さんはいろんなことに挑戦してくれるから面白い。

いけないシリーズも含めたら、いけない1がダントツに面白かったけど、この本も及第点あり、満足でした。

0
2024年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本文中に提示される音声を聞くことで真相が分かる、『いけない』に続く新たな試み満載の短編集。『にんげん玉』と『ハリガネムシ』がこの試みを十分に活かしてて良かったな。逆に表題作は不明点が多すぎたかな。犯人が実家前にいた人なら親戚か顔見知りってこと?東京まで追いかけてきて殺したってこと?なんであなたには預けられないになるのか?荷物持ってってどうすんだ?顔を知られているので荷物より主人公どうにかした方がいいのでは?とかいろいろ気になってしまったわ…

0
2024年04月30日

Posted by ブクログ

目で読むだけじゃなくて音として耳で聞いて謎解きってゆうのが新感覚すぎて面白かった。
でも1話の聞こえると5話の死者の声以外謎解きが難しすぎて読んだ後はてなが頭の上にめっちゃ浮かんでた。結局は他の読者の人達の解説読まないとわからなかったからもっと他のミステリー小説読んで鍛えなきゃあかんなって切実に思った笑
5話すべてが全く違うテイストのお話だから飽きずに読めるしミステリー脳を鍛えるのにいいと思った。

0
2024年04月21日

Posted by ブクログ

どんな音声が流れてくるのか分からないから、それにビビりすぎて中々読み進められなかった、、笑
そして音声聞いたあとも、よく考えないと真相が分からないものもあり、私には難易度高めだったかも。
ただミステリエンタメとして超面白くてジャンルとしては大好きなので、今後も同じような作品を出してもらえるならチャレンジしたい!!!
私のほうも脳みそ鍛えておきます。

0
2024年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文章表現を音声にしたという着想・アイデアが斬新でよいのだが、音声が聴きづらくてストレスが貯まってしまうのが残念><
挿入歌?は道尾先生作詞作曲のようだが、レベルが高い。演歌はカラオケで歌ってみたい気分になるくらい往年のヒット曲と錯覚させるほどのリアリティ。

0
2024年03月29日

Posted by ブクログ

答えのQRコードを聴いてスッキリとなるのを期待したけど、、、。聴く→よく分からないので考察サイトを見る→やっぱりスッキリせずって感じでだった。そういえば、「いけない」の時もそうだったなぁ。でも、最初の話の時、夜に読み始めて、音を聴いたらめっちゃ怖くて、怖い夢を見た。試みとしては面白いと思う。

0
2024年03月23日

Posted by ブクログ

結構積置きしてた作品。

読み始めると一気読み。

作者独特の意味深な文章が推理欲をくすぐる。

内容自体がしっかりしてるので単にどんでん返し作品とは違う。

『聞こえる』
これは文章だけだと解らなかった。
少し強引か。
『にんげん玉』
これは読んでて大体解った。
音源で納得。
『セミ』
これもちょっと強引。
『ハリガネムシ』
これは読んで代替解った。
最後にボリュームアップした声で超納得!
『死者の耳』
これも少し強引か。

まだ気づいてない箇所がある気がする。

結果結構面白かったし、作者の才能に感銘した。

0
2024年03月14日

Posted by ブクログ

⭐️3.8

小説の前後にURLがあり、音声を聴いてから物語を読んだり読んだ後に音声を聴くという、新しいミステリー体験でした。

音声を聴いて完結するので、家でイヤホンを使用して聴くのがオススメです。

(スマホのスピーカーだったり、イヤホン使用でも電車の中で聴くと聞き取り難かったです)

自分の中での推測や頭の中で描いていたイメージが、音声によって覆されるのが面白かったです。

ちなみにですが、音声だけでは完結しない物語もあるので、音声を聴くときに映し出される画面も聴きながら見ておいた方が良いです。

0
2024年03月11日

Posted by ブクログ

最後はずるくないですか?
新たな試みだと思いますし、おもしろいといえばおもしろかったのですが、いちいちyoutubeに接続するのも面倒だし本はやはり読んで楽しむものであってほしいです。

0
2024年03月03日

Posted by ブクログ

小説とそのヒントを音声でYoutubeにリンクさせるのは面白いし実験的で評価できるがハリガネムシは無くても分かるし、そこがミステリアスに終わった方が作品として面白いと思った。
セミ、にんげん玉、ハリガネムシ、死者の耳、聞こえるの順で好きかな~

0
2024年03月03日

「小説」ランキング