【感想・ネタバレ】きこえるのレビュー

あらすじ

あなたの「耳が」推理する。「音」が導く真相に驚愕する。
読者を1ページ目から未知の世界へ連れて行く。

謎が「きこえて」くる。
衝撃が、あなたの耳に直接届く。
物語×音声。小説を立体的に体感する、まったく新しい「謎解き」の新体験型エンタメ、誕生!

突然死んでしまったシンガーソングライターが残した「デモテープ」。
家庭に問題を抱える少女の家の「生活音」。
何十年ぶりに再開した二人の男の「秘密の会話」。
夫婦仲に悩む女性が親友に託した「最後の証拠」。
古い納屋から見つかったレコーダーに残されていた「カセットテープ」。

私たちの生活に欠かせない「音」。
すべての謎を解く鍵は、ここにある。

※本作は、音声と小説を融合させた誰も経験したことのない「体験型ミステリ」です。小説を読み進めると、作中の様々なタイミングで「二次元コード」が登場します。そのコードを読み取り、音声を再生してください。それはあなたを新しい世界に連れて行ってくれる「音」です※

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Posted by ブクログ

ネタバレ

道尾秀介さんの作品は、大好きなので、読み漁っている感じなのですが、前に読んだ「I」と同様に、新感覚のエンターテイメント小説であり、非常に面白かったです。

1話目の「聞こえる」は、最後に、殺された夕紀乃の父親を装った男が荷物を回収しに来ますが、その男こそが、犯人であったことに、寒気を感じました。

2話目が、個人的に1番怖く、叙述トリックのような形で紡がれていた感じでした。音を聴くことによって、自分は今まで何を読まされていたのだろうと思わされぐらい、ミスリードが巧みでした。講演者と主人公の境遇が、全然違ったことに、戦慄を覚えました。

3話目は、唯一のハートウォーミングであったような終わり方でした。最初、読んだときは不思議な終わり方でしたが、理解すると、セミが勘違いしてしまい、主人公に自分の命を授けようとしていたところが、印象的でした。セミは、主人公のことを思う人物像が浮かびあがってきました。結果的に、セミは勘違いをしていただけで、親には見捨てられていなくて、良かったです。

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

謎解きは苦手だし、ミステリも推理しながら読むことはなく探偵役の言うことを鵜呑みにしているけど、『いけない』で初めて謎を解く楽しさを味わえて、本作でも同様だった。頑張ればわかる難易度になっていてありがたい!この難易度の謎解きなら何度もやりたい!

2話目はイヤフォンで聴くことによって、寺門の位置(入口側・左側)から脅迫するセリフが聞こえ、最初に想定していた立場と逆だ!と気づけた。立体音響的に聞こえたけど合ってるかな?冒頭でイヤフォン・ヘッドフォンの使用を推奨していたのはこのためか!と思った。

ただ1話目が腑に落ちない。真相はわかったけど、犯人何者なの?とか、なんで音楽聴いてる時に話しかけてきたの?など疑問がある。

3話目も玄関から音声って聞こえる?と思ったけど、玄関の近くの部屋ならまあ聞こえるか……
これだけはハッピーエンドでホッとした。

腑に落ちない点もあるけど、読書体験としてはとてもおもしろかったので高評価つけました。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった……!!小説の中に音っていう情報が加わることでこんなに想像が広がるんだって感動とゾクゾクした。全ての話が最後に音声を聞いて真相がわかるというもの。特に好きなのは『セミ』。すごく感動して、セミも富岡も愛おしくなった。
ゾクっとしたのは『ハリガネムシ』と『死者の耳』。
ハリガネムシは最後の音声で突きつけられる真実、まるで私に言われてるかのようで鳥肌がたった。
そして死者の声。これ音声聞きながら映像にも注目…。そういうことか…!!って一気に脳汁出ました。

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

⭐︎3.7
QRコードを読み取り音声を聴くと、真相が分かるという新感覚ミステリー。どんでん返しモノの短編集だけど、音声を聴いてすぐに怖っ!!となるものもあれば、どういうこと?となるものもあった。
音声の怖さを知った。(最後の「死者の耳」は映像もありきだったけど)

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2025年09月21日

匿名

ネタバレ

にんげん玉

私が他の方の意見を見て思った事です。
みなさんが「にんげん玉」というタイトルはどういう意味なのかと言っているのを拝見しました。
私の考察にはなるのですが、途中で100円玉の話が出てきました。そこで主人公が100円玉の表裏がどちらかを知らなかったとありました。私は最後の音声を聞いた後にこの部分がパッと頭に思いつき、どちらがどっちの「先生」かがミスリードされているということと似ていると気づきました。なので、「にんげん玉」というのは100円玉になぞらえられた2人の「先生」のことで、タイトルの文字が反転させられているのも表裏という伏線のように感じました。


初めてのコメントで拙くなっており伝わりづらいと思いますが、これが私の見解です。

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2023年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

音声がホラーみがあって怖かった。両耳イヤホンするとその世界にいるみたいで恐怖だったから片耳にしたり。
1話目は、うまく聞き取れなくて答えが分からず、ネタバレサイトを見た。何回か聞いたけど聞き取れなかったな( ; ; )
セミがお話として一番好きかな!
最後の話、映像が怖すぎた。音声に集中してたけど、えっなんか視界が動いてる、と思って映像も見たら、、

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オーディブルで真相がわかる挑戦的なミステリー短編集。

「聞こえる」
「にんげん玉」
「セミ」
「ハリガネムシ」
「死者の耳」
の五編収録。

自分は文章の内容が声で聴くと逆転する「にんげん玉」が一番良かったと思います。
王道的なのは「死者の耳」かな。
他のはミステリーというよりもホラーっぽい感じでした。

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2026年05月23日

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