道尾秀介のレビュー一覧
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匿名
ネタバレにんげん玉
私が他の方の意見を見て思った事です。
みなさんが「にんげん玉」というタイトルはどういう意味なのかと言っているのを拝見しました。
私の考察にはなるのですが、途中で100円玉の話が出てきました。そこで主人公が100円玉の表裏がどちらかを知らなかったとありました。私は最後の音声を聞いた後にこの部分がパッと頭に思いつき、どちらがどっちの「先生」かがミスリードされているということと似ていると気づきました。なので、「にんげん玉」というのは100円玉になぞらえられた2人の「先生」のことで、タイトルの文字が反転させられているのも表裏という伏線のように感じました。
初めてのコメントで拙くなっており伝わりづら -
Posted by ブクログ
ネタバレ友人Kからお下がりでもらった一冊。
読み始めの印象としては、「これまで読んできた道尾秀介の小説とはちょっと色が違う」だった。
特に前半は大きな波があるわけでなく、緩やかに時間を読んでいるような感覚。
後半(後ろ1/3くらい?)に差し掛かり、物語はぐらっと動きを見せた。
そこからのテンポ感に「これこれ!」と思わされ、一気に最後のページまで読み切った。
謎の館の謎の人間たちが一体何者なのか、思ったほど詳しく描かれることはなかったけれど、そのファジーさが物語の広がりを作り、そんな世界がこの世界のどこかにあるように感じる。
生きているのか死んでいるのかわからない登場人物達の「生きていく」姿 -
Posted by ブクログ
「ミステリー」と一括りにジャンルを分ける事があるが、それはあくまで大枠であり、小さく絞っていけば他種多様な枠組みに落とし込む事が出来る。
筆者の作品は、単純にミステリーという大枠にありながら、かなり独創的な、彼にしか思いつかない様なストーリーを読者に提示する。(いかにエンターテイメントとして読者を楽しませるか。その努力は小説だけではなく様々なチャレンジをしており、驚かされる。)
今作も簡単に言ってしまえば街でたまに見かける室内釣り堀の話が起点だ。その事を土台に、どの様な話になるのか。と序盤は全く意味不明だったが、これを「ミステリー」のジャンルまで引き上げ、こんなに面白い作品に仕上げてしまう -
Posted by ブクログ
面白かった。4.5くらいかなぁ
読書YouTuberがおすすめしていたので読んでみました。 短編集で、1章でなくなってた人物が、第2章では死ぬきっかけとなった事象を回避して生き残っ手いたならばというパラレルワールドのような世界観で各章進んていく
事前のあらすじ説明を知らずに読んでたらたぶん混乱してただろう(笑)
人は誰でもあの時こうすればよかった、そうしなきゃよかったという行動が誰しもあるかと思う、それが家族を失う行動であったら尚更である。
ある章では病気や事故等によりその人物はなくなっている話で展開されているが、次の章ではその人物がその危機を脱して生きていたならば?という話で物語が進ん