道尾秀介のレビュー一覧

  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    道尾作品やはり読みやすいし自分は好きです!
    ただただ犯人が誰なんだろと読んでいくと言うより、各登場人物がどんな人なんだろうと考えながら読むと最後に道尾ワールドにどっぷりと浸る事ができているかと思います。
    そして、身体や能力を他人と比較して、自分が劣っているとか劣等感を感じていた事がなんだかそれでも良いのかなぁと思えるようになる作品でした。

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    2023年01月11日
  • 鏡の花

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    光媒の花と同じように、それぞれの短編
    がパラレル的な繋がりを持つ構成。
    同じキャラクターが、違う形で現れたり
    と混乱気味だったが、ラストを読むこと
    で、この本の主張が分かったような気が
    した。
    花シリーズでは、光媒の方が読みやすい
    と感じた。

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    2023年01月11日
  • サーモン・キャッチャー the Novel

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    過去の失敗や後悔、そのトラウマなどにより、謂わば「人生の時計の針が止まったまま」の癖の強い登場人物が集結し、ドタバタ劇を経て、彼らの人生が前に動き出してゆく。
    生きていると心のうちでとぐろを巻くような辛さ、嫌な感じ、閉塞感といったようなものがあるが、結構重たいものを抱えていた登場人物たちの人生が動き出すところを見て、自分の心にあるそういった感情がほんの少しときほぐれてゆくような…。なによりも、単純に読んでいて面白いコメディ小説でした。

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    2023年01月08日
  • サーモン・キャッチャー the Novel

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    面白かった!!
    バラバラだった登場人物たちがどんどん繋がっていって、バタバタのコメディなのに、ちゃんと心に刺さってくる。

    道尾秀介作品はこれで3作目だが、この作品は伊坂幸太郎作品の展開を感じさせた。だからすごく好き。
    登場人物がみんな魅力的。
    わっちゃわっちゃな展開から、結局みんながハッピーになるエンドに収まっていく高揚感。
    現実はいろいろと悲しいこととか多いから、読んでいる物語がハッピーエンドになるのはすごく嬉しくなる。
    ホラーやミステリーではない、道尾秀介の違う面を楽しめた。

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    2023年01月07日
  • 光

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    道尾秀介を初めて読んだ。「光」を手に取ったが、手始めとして、そして元旦に読む本として相応しい作品だったかなと思う。題名のごとく「光」がモチーフで、光の向こうにおぼろげに見えるノスタルジックに描かれる少年時代。しかし、本文の「私」と、ゴシック体で書かれた「私」にちょっと戸惑いを覚えた。

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    2023年01月01日
  • サーモン・キャッチャー the Novel

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    何冊目の道尾秀介か‥
    今年に入って色々読んでいるけど最近また好きです!
    今作も登場人物が多彩でそれぞれの人物が少しずつ繋がっていき最後には‥!
    みたいな展開大好きです!楽しんで読んでください♪

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    2022年12月21日
  • 本格王2022

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    ミステリ―が読みたーいってなったものの「最近の作家さん知らんな…」となって書店で彷徨っていたところ発見した本。6名の作品が読める贅沢な一冊でした。道尾秀介さんの作品以外読んだことなかったので新たに作家さんを知ることが出来て良かった。浅倉秋成さんが好きでした!

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    2022年12月18日
  • 貘の檻

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    「道尾秀介」の長篇ミステリ作品『貘の檻』を読みました。

    『笑うハーレキン』に続き「道尾秀介」作品です。

    -----story-------------
    この悪夢から、抜け出せるか――。
    「道尾秀介」史上最強&最驚の長編ミステリー!

    1年前に離婚した「大槇(おおまき)辰男」は、息子「俊也(しゅんや)」との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた「曾木美禰子(そぎみねこ)」を駅で見かける。
    32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ――。
    だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。
    「辰男」は「俊也」を連れてO村を訪れることを決意。
    しかしその夜、最初の悪夢が……。
    薬物、写真、地下水路。

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    2022年12月17日
  • 笑うハーレキン

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    「道尾秀介」の長篇作品『笑うハーレキン』を読みました。

    「道尾秀介」作品は、昨年3月に読んだ『ノエル―a story of stories―』以来なので、約1年振りですね。

    -----story-------------
    あいつはいつも、ここにいる。

    経営していた会社も家族も失った家具職人の「東口」。
    川辺の空き地で仲間と暮らす彼の悩みは、アイツにつきまとわれていることだった。
    そこへ転がり込んできた謎の女「奈々恵」。
    川底に沈む遺体と、奇妙な家具の修理依頼。
    迫りくる危険とアイツから、逃れることができるのか?
    「道尾秀介」が贈る、たくらみとエールに満ちた傑作長篇。

    これはミステリーな

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    2022年12月17日
  • 花と流れ星

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    未読のシリーズものの連作短編集でしたが、登場人物三人の距離感が心地良かったです。謎がどれも穏やかでその裏にひめられたものが優しくて良かったです。短編それぞれのタイトルも魅力的でした。前作も読んでいたら、それぞれの抱える複雑な心情を感じられてもっと良かったんでしょうね。そのうちに是非手に取りたいと思います。

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    2022年11月23日
  • 花と流れ星

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    「背の眼」から続く真備シリーズの短編集。作者の初期のシリーズものといえばこれ。道尾秀介というホラー作家が登場するミステリでもあって、法月綸太郎さんや辻村深月さん等と同じように作者が登場する。ホラーより自分の心の揺れ動きに焦点があてられた作品で、機微が感じられてとても良かった。

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    2022年10月25日
  • ノエル―a story of stories―

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    「道尾秀介」の長篇作品『ノエル―a story of stories―』を読みました。

    2月の始めに読んだ『鬼の跫音』以来、12冊連続で「道尾秀介」作品です、、、

    書棚にあった「道尾秀介」作品の在庫も、本作品が最後の一冊… 寂しいですが、暫しの間はガマンですね。

    -----story-------------
    現実に立ち竦み、自分だけの〈物語〉を紡ぐ三人の男女。
    極上の技が輝く長編ミステリー。

    孤独と暴力に耐える日々のなか、級友の弥生から絵本作りに誘われた中学生の「圭介」。
    妹の誕生に複雑な思いを抱きつつ、主人公と会話するように童話の続きを書き始める小学生の「莉子」。
    妻に先立たれ、生

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    2022年10月20日
  • 花と流れ星

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    「道尾秀介」の連作短篇集『花と流れ星』を読みました。

    2月の始めに読んだ『鬼の跫音』以来、11冊連続で「道尾秀介」作品です、、、

    こんなに同じ作家の作品を読むのは初めてですね… 多分。

    -----story-------------
    死んだ妻に会いたくて、「霊現象探求所」を構えている「真備」。
    その助手の「凛」。
    「凛」にほのかな思いを寄せる、売れない作家「道尾」。
    三人のもとに、傷ついた心を持った人たちが訪れる。
    友人の両親を殺した犯人を見つけたい少年。
    自分のせいで孫を亡くした老人…。
    彼らには誰にも打ち明けられない秘密があった―。
    人生の光と影を集めた、心騒ぐ五篇。
    -------

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    2022年10月20日
  • 光

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    「道尾秀介」の長編小説(連作短篇かな…)『光』を読みました。

    今月の始めに読んだ『鬼の跫音』以来、10冊連続で「道尾秀介」作品です、、、

    今月は「道尾秀介」特集月間ですね… でも、1作ごとに作風が異なり、作品が進化し続けているので飽きずに読めるんですよね。

    -----story-------------
    あのころ、わたしたちは包まれていた。
    まぶしくて、涙が出る――。

    都会から少し離れた山間の町。
    小学四年生の「利一」は、仲間たちとともに、わくわくするような謎や、逃げ出したくなる恐怖、わすれがたい奇跡を体験する。
    さらなる進境を示す、「道尾秀介」、充実の最新作!

    「利一」が小学生だっ

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    2022年10月19日
  • 水の柩

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    「道尾秀介」の長篇作品『水の柩』を読みました。

    『鬼の跫音』、『龍神の雨』、『球体の蛇』、『光媒の花』、『月の恋人―Moon Lovers』、『月と蟹』、『カササギたちの四季』に続き「道尾秀介」作品です。

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    いま最も眩しい作家が描く、成長と再生の物語。

    タイムカプセルに託した未来と、水没した村が封印した過去。
    時計の針を動かす、彼女の「嘘」。

    平凡な毎日を憂う「逸夫」は文化祭をきっかけに同級生の「敦子」と言葉を交わすようになる。
    タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。
    同じ頃、「逸夫」は祖母が五十年前にダ

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    2022年10月19日
  • カササギたちの四季

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    「道尾秀介」の連作ミステリー作品『カササギたちの四季』を読みました。

    『鬼の跫音』、『龍神の雨』、『球体の蛇』、『光媒の花』、『月の恋人―Moon Lovers』、『月と蟹』に続き「道尾秀介」作品です。

    -----story-------------
    開店して2年。
    店員は2人。
    「リサイクルショップ・カササギ」は、赤字経営を2年継続中の、ちいさな店だ。
    店長の「華沙々木」は、謎めいた事件があると、商売そっちのけで首を突っ込みたがるし、副店長の「日暮」は、売り物にならないようなガラクタを高く買い取らされてばかり。
    でも、しょっちゅう入り浸っている中学生の「菜美」は、居心地がいいのか、なかな

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    2022年10月19日
  • 球体の蛇

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    「道尾秀介」の長篇作品『球体の蛇』を読みました。

    『鬼の跫音』、『龍神の雨』に続き「道尾秀介」作品です。

    -----story-------------
    あの頃、幼なじみの死の秘密を抱えた17歳の私は、ある女性に夢中だった……。
    狡い嘘、幼い偽善、決して取り返すことのできないあやまち。
    矛盾と葛藤を抱えて生きる人間の悔恨と痛みを描く、人生の真実の物語。

    1992年秋。
    17歳だった私「友彦」は両親の離婚により、隣の「橋塚家」に居候していた。
    主人の「乙太郎さん」と娘の「ナオ」。
    奥さんと姉娘「サヨ」は7年前、キャンプ場の火事が原因で亡くなっていた。
    どこか冷たくて強い「サヨ」に私は小さい

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    2022年10月19日
  • 貘の檻

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    ネタバレ

    文庫本で600頁超、読み応えのあるミステリー。
    各所に挟まれる夢の表現は些か読みにくく好みではなかった。
    ミステリーとしては、道尾さんらしい叙述トリックと、各人物の僅かなすれ違いが招くミスリードは相変わらずで、楽しめた。

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    2022年10月02日
  • ラットマン

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    道尾秀介さんの本で初めて読んだ作品。バンドが好きなのでサクサク読めたし、意外な結末で面白かった。他の作品も読んでみたいと思った。
    ところで、どうやって真相が分かったの?読んだ方ぜひ教えてください(^人^)

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    2022年10月08日
  • 球体の蛇

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    幼なじみの死の秘密を抱えた17歳の「私」はある女性に出会い惹かれる。その時言えなかった些細な真実が誰かを傷つけるなんて考えもせずに…。
    狭い世界でのたうち回る蛇のように、互いの嘘で傷つき傷つけあってしまう。最後の展開が救いだったのかはちょっと考えてしまうな。
    終始釈然としない主人公に苛立ちながら、妙に人間臭さも感じてしまった。

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    2022年09月27日