道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中学生の逸夫と敦子。
逸夫の家は旅館を経営してて、女将を引退した祖母いくの過去には、嘘と罪が。
敦子は母子家庭で、まだ小さな妹がいる。
そして、学校では過酷ないじめにあっていたが、逸夫はそれに気付かずにいた。
ふたりは文化祭をきっかけに交流をもち、夜の小学校に忍び込んで、タイムカプセルを開け……。
いくと敦子、それぞれの嘘。
蓑虫。べっちゃんぐるま。たづちゃん。ダム湖。
生きてくうえで、辛い何かを、忘れるのか、乗り越えるのか。
呆けて、忘れてしまったようにみえたいくが、なお自分の罪の思いから開放されていなくて、涙して謝る姿が胸に痛い。
人の罪は、誰かに赦されないとならないのかもしれな -
Posted by ブクログ
ネタバレ連作短編集風だが、3つの物語が最終章で重なる長編小説だと思う。
最初の章でいきなりどんでん返しをくらい、その逆転が心地良かったので次はと期待するがそれほどどんでん返しがある訳ではない。
まったく別々の3つの物語が1つのところを収束というか、つながりがあったという物語。
童話がいろいろ出てくるのだが、その童話が面白く本当に絵本で読んでみたいと思えるほどのクオリティー。
とにかく一番面白かったのが、全体を通してではなく、
最初の一遍目。
分かれたカップルが再開し誤解を解く話で、まったく別人と彼女が結婚し、元彼は事故で亡くなってしまった様な描き方をされていて、それがどんでん返しとなるのでビック