道尾秀介のレビュー一覧

  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    ネタバレ

    手のひらの上で転がされていた、と分かった時に前向きな気持ちになれた主人公はすごいと思った。
    私は人に自分の気持ちを弄ばれるのは嫌だ。それが前向きな決断をするためでも、自分の人生は自分が決めたと思いたい。もしかしたらそうじゃないのかもしれないけど。だからこそ最後バレないで欲しかった。全部説明するんじゃなくて、匂わすくらいで終わって欲しかった。

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    2025年10月26日
  • N

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    720通りだっけ?の話の組み合わせがあるって言われると疑問が残る。
    どこからどの順番で読んでも印象は違えど事実は同じやね。流石にそりゃそうか。
    しかしどの話も短編なのにすごく引き込まれる。
    普通に本をクルクルするのも含めて面白かった!

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    2025年10月15日
  • きこえる

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    5つの短編ミステリーで、各章にQRコードがあり、読み取ると物語に関連する音声が聞けるという体験小説。
    解説サイトに頼ったけど、好きな章は部屋で死んでた夫を発見した妻がすぐ飛び降り死亡し、刑事が真相を追う「死者の耳」が面白かったかな。

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    2025年10月14日
  • スケルトン・キー

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    ネタバレ

    サイコパスの男の子の一人称で進んでいく話。途中途中、章番号が鏡文字になっている箇所がありそこでは生き別れた兄弟が登場し、人殺し等を担当する。道尾さんにしてはあまり奥行きがわからないというか、面白いが、ふーん、という内容でした

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    2025年10月13日
  • 月と蟹

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    小学高学年頃の人間は、嘘もつくし、隠し事もする。自身ですら己の行動原理がわからず、感情の言語化もできず、世界が狭くて仕方ない。そんな中なのに親は否応なしに刺激してくる。そういう返しの付いた釣り針をみんなが心の奥深くにもっていたよな。

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    2025年10月11日
  • きこえる

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    第1話『聞こえる』がまったくわからなくて、考察ブログを読んで納得。私の読解力がこの小説に追いついていないことを理解した上で最後まで読んだ。それでも面白のがまた不思議。個人的には第2話『にんげん玉』、第4話『ハリガネムシ』が好き。

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    2025年10月11日
  • わたしの名店

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    【三浦しをん、西加奈子、中江有里、美村里江、宇垣美里、清水由美、山田ルイ53世、塩谷舞、稲垣えみ子、道尾秀介、ジェーン・スー、岡崎琢磨、バービー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、佐藤雫、清水ミチコ、あさのますみ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、久住昌之、川内有緒、澤村伊智、朱野帰子、最相葉月、藤岡陽子、森見登美彦】
    という顔ぶれの方々が、それぞれ"自身が名店だと思うお店"を紹介している一冊。その店はもちろん実在する店。(現在、閉店してる可能性はある)

    いやー、なんか人が好きなお店っていいやんね。好きって必ずしも「ここのこれが絶品!」っていうだけじゃなくって、別に特別美味しくなくても好

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    2025年10月09日
  • 雷神(新潮文庫)

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    ネタバレ

     娘(夕見)の育てて花の鉢がベランダから落下し、車に当たりそれが原因で妻(悦子)が死亡...というショッキング展開で引き込まれた。自分の娘のせいで妻が死んだなんて、夫(幸人)からしたら相当なショックだろうな。

     幸人が落ち込む中、脅迫電話が来てからは一気にスリリングな展開になり目が離せない。「娘がしたことを知っている。バラされたくなきゃ金払え」と脅された時の幸人の緊迫感が伝わってくる。状況的に誰も知るのはほぼ不可能なはずなのに、強気で金を要求してくる謎の男にはヒヤヒヤ。男の正体が気になりページをめくる手も止まらない。

     幸人が男から逃れるため故郷を訪れる中盤以降は、幸人、夕見、幸人の姉(ア

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    2025年10月08日
  • シャドウ

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    さすが道尾秀介さん、しっかりと伏線回収、どんでん返しのある作品でした。

    精神科医が4人出てくるということで、精神科医が出てくる系のミステリーでよく使われるトリックが使われると身構えていました。しかし、そんな私を嘲笑うかのように、ひっかけてきました。

    怪しいと思っていた人物が犯人ではなく、全く予想だにしていなかった人物が犯人。
    そして、終盤はなかなか胸糞の悪いオチでした。
    私も含め、みんな様々な仮面を被っていて、その下の素顔はわからない。
    容易く信じてはいけないと思ってしまいました。

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    2025年10月06日
  • N

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    消えない硝子の星
    落ちない魔球と鳥
    飛べない雄蜂の嘘
    眠らない刑事と犬
    笑わない少女の死
    名のない毒液と花の順で読みました。
    次はどんな順で読もうか?

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    2025年10月04日
  • スケルトン・キー

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    ネタバレ

    サイコパスの施設育ち主人公。
    恐怖を感じないので施設を出て学生だが、バイトで週刊誌記者のパシリをしてバイクで浮気現場に行くなど。

    不意に施設での友達の父親が自分の母親を殺したと知って、自分の失われた人生を奪われた感覚になり殺したくなる。実は双子で双子の兄が殺す。警察に疑われて、初恋の相手の所にも行くがそれも兄が殺してしまう。

    その友達に拉致されるも、間違えて兄が拉致されるが兄が友達を殺して、兄弟同士で殺し合いみたいなことをして、最後は兄が行方不明になっておしまい。

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    2025年10月04日
  • わたしの名店

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    気がついた、私はごはんにまつわるエッセイがとっても好きだ!お腹も心も満たしてくれるエッセイはきっと薬よりも体にいい。

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    2025年10月02日
  • シャドウ

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    謎や違和感が多いけど、最後まで読むとちゃんと繋がって、モヤモヤが晴れていった
    お父さぁああん!!!ってなった。

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    2025年10月01日
  • いけない

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    帯の謳い文句などから、それまでのストーリーが逆転するような大きい「仕掛け」を想像していたけれど、どちらかと言うと本文を読みながら推測したことの補足に近いような情報だった。純粋な筋としてはそれなりに面白かった。

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    2025年10月01日
  • スケルトン・キー

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    児童養護施設で育った少年の話。主人公は同じ施設の子からサイコパスだと言われたことがある。
    施設を出た後、自分の真実を知りながら、事件に巻き込まれていきます。
    そんなに長くなく、疾走感のある展開なので、サクッと読めました。

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    2025年09月30日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    最後のオチでちょっと冷めてしまった感がある(構成というかオチありきのストーリーな感じがして、そこまでするか?と思ってしまった)が、それまでの緊張感は楽しめた。

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    2025年09月29日
  • いけないII

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    前作よりより深い考察が必要になった本作。
    要はよくあるミスリードを誘って最後にネタバラシ、なんだけど、解説ではなく写真1枚で終わらすという手法は斬新でおもろい。
    やけど、もっとこううまくできただろう(もちろん自分では思いつかんけど)という感はあるかな。
    写真見た瞬間脳みそ殴られる、までは至らんかった。

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    2025年09月27日
  • スケルトン・キー

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    帯にサイコパスの文字があったので、あまり好きな話ではなさそうだなという印象。
    やはりサイコパスの一人称で、物語は進む。
    途中からの登場人物で、今までの話の伏線が回収されていく。ラスト、真実が警察にも理解してもらえたのか希望がもてる描き方だが、重要人物の行方がわからないのがモヤモヤ。やはり暴力描写は好きになれない。

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    2025年09月27日
  • スケルトン・キー

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    双子が出てくるまでは楽しく読めてたけど、双子が出てきてからどっちが喋ってるのかよくわからなくなった。特に最後のバトルシーンはどっちがどっちか頭の中でイメージが湧かなかった。

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    2025年09月27日
  • N

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    ネタバレ

    事前情報が持ち上げすぎて拍子抜けした部分はあったけど面白かった。
    確かに読む順番で印象が変わる物語だった。
    犬が出てくる話が好きだな。ちょっと温かくなる。

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    2025年10月10日