道尾秀介のレビュー一覧

  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    物語のトリックはかなり工夫されていて、「そういうことだったのか」と驚かされる作品だった。伏線の回収も見事で、ミステリーとしての完成度は高いと感じた。

    ただ、私には全体的にあまり好みではない作品だった。

    一番引っかかったのは、物語の題材である。スリや詐欺、ヤクザなど、犯罪の世界を中心に話が進んでいくため、読んでいてあまり気持ちよく入り込めなかった。

    また、主人公も、妻を亡くした後に幼い娘を残してギャンブルにのめり込み、知人の借金まで背負ってしまう。人間の弱さを描いているのだろうし、現実にはあり得る話なのかもしれない。しかし、私は小説には現実だけでなく、読後に前向きな気持ちになれる要素も求め

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    2026年07月27日
  • N

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    ずっと気になっていた"本をひっくり返しながら読む、読み方が自由な短編集"。

    短編集なだけあって1つ1つのお話が独立しているものの、同時にストーリーの中で登場人物の関わり合いが垣間見えるのが伏線回収のようで面白かったです。

    私は目次通り、
    『名のない毒液と花』
    『笑わない少女の死』
    『落ちない魔球と鳥』
    『飛べない雄蜂の嘘』
    『眠らない刑事と犬』
    『消えない硝子の星』の順で読みましたが、読む順番によっては背景情報の有無があるので受け取る感情が異なるだろうなと思いました。

    個人的にストーリーの中では『消えない硝子の星』が1番好きでした。(基本的にいずれもネガティブ/シリア

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    2026年07月26日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    2026.07.25

    見事に騙されたが、あまり釈然とはしなかった。
    なんだろう、、驚きに欠けたというか、真相を知ってもなおそこまでのギャップがなかったかも。

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    2026年07月25日
  • I

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    一度読んだだけでは読む順で結論が変わるというのがまったく理解できなかった
    この著者は随分前に読んだ作品が気持ち悪すぎて敬遠していたが、本作でもややその香りがしてやはり合わなかった

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    2026年07月25日
  • 笑うハーレキン

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    最初はとてもかわいそうで、この疫病神がついてるからこんなことに…なんて思っていました。

    人間そう簡単に変われないけど、ここまで全て失うと変わるしかないなって。

    でもホームレスになっても、楽しい仲間が居て多少食べるものがあって自由に過ごせていて、みんな幸せそうに見えていました。それはきっと仮面をかぶっていただけなんだろうけど。

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    2026年07月25日
  • いけない

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    ネタバレ

    どんどん謎が解けていくシーンは面白かった。トリックはちょっと腑に落ちないところもあったけど。最後どうなったかわからない感じで終わるのでちょっとモヤモヤ!

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    2026年07月23日
  • 花と流れ星 [新装版]

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    長編に比べると満足感は少ないかなぁ。
    ポンポンと読めるのは短編の良い所。
    事件らしい事件から、日常のミステリーまで収録されてます。

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    2026年07月20日
  • 背の眼(下)[新装版]

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    ネタバレ

    憑依現象みたいに全てが理屈立てて説明されるんかと思いきや亮平の霊が見えるのはそういうもんって感じでどっちつかずな印象〜

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    2026年07月16日
  • 骸の爪[新装版]

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    読みやすく、続きも気になり、二転三転するのも面白い。が、笑う千手観音と血を流す仏像という謎に対する真相が…うーん…。個人的には背の目の方が良かった。

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    2026年07月13日
  • N

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    読む順番で印象が変わると噂の道尾秀介さんの『N』ですが、たしかに読む順番が変わると感動にもホラーにもなりますね(^_^;)

    6章で構成される本作は、どの章から読んでも構わないと言うのですが、読み終えた章の中で出てきた登場人物の過去や未来を別の章で知ることがあり、初めに読んだ時は嫌な第一印象であったのに、別の章を読むと、なんて良い人だ(泣)と思わせることも。

    ただ、なんかモヤモヤが残る所がありますね。時系列順に読もうとした時に、それぞれの登場人物の現在はどうなっているのか?と考察したくなっちゃいます(^_^;)

    あと、この作品の醍醐味である『本を逆さまにして読む』は面白いスタイルなんですが

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    2026年07月12日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    道尾秀介さんの『フォトミステリー』を読んだ。いけないシリーズが好きなので本作も楽しめた。こうした大喜利系は書き手のアイディアとか感性の幅がモロに出るから尻込みしてしまいそうなところ、果敢に挑戦される道尾さんがカッコイイ。真意不明な作品もあったので、時間を置いて再読しようと思う。

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    2026年07月12日
  • 水の柩

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    ネタバレ

    ミステリーといえばミステリー?どちらかと言うと青春小説とか純文学のよう
    微妙な距離の現在と未来を行ったり来たりするので、ちょっとわかりにくい
    田舎の閉鎖的な息苦しさはそれほど感じられないけど、何かが起こりそうな緊張感がある
    あと、いじめのシーンは読むのつらい、、、いつだって大人の身勝手に振り回される子供たちが不憫でならない
    最終的に主人公の発想を経て、各々が自らの力で未来を切り開いてハッピーに向かうエンドだったので、そこは希望が見出せてよかった

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    2026年07月10日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    全然気づかなかった。伏線はあったけど貫太郎の様子がおかしいことの種明かしはいつなのか気にしてしまって。

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    2026年07月07日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日
  • いけない

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    二度読み必至!って書いて売ってる本は多いけど、これは本当に二度読みしないと内容分からないくらい二度読み必至だった

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    2026年07月01日
  • わたしの名店

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    28名の著者によるエッセイ。もう一度行きたいと思わせてくれる一皿の数々。一編ずつにお店の情報とイラストが添えられている。この本をガイドに名店巡りをしてみたくなった。

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    2026年07月01日
  • スケルトン・キー

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    ネタバレ

    いろいろなタイプの作品を執筆する著者だけれど、私が読んだ中ではわりとダークな方に入る。
    タネが明かされるまでの間に、やや違和感を覚えながら読んでいたけれど、そのタネがはっきりすることでああなるほどとスッキリする。かと思いきや、タネがタネだけにそれでも混乱しそうになるのは間違いない。

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    2026年06月28日
  • いけない

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    章ごとに異なる事件が描かれ、各章の最後に添えられた一枚の写真によって、それまでの解釈を見直したり、新たな視点で物語を読み返したくなったりする、他にはない構成が印象的だった。

    最終章では、それまでの出来事が一つにつながっていく展開を期待していたが、すべてが明確に解決するわけではなく、どこかすっきりしない読後感が残った。ただ、それは作品の意図でもあり、自分自身が読むのに時間をかけ過ぎて細かな伏線や人物関係を十分に追い切れなかったことも影響しているのかもしれない。

    一度読み終えただけでは理解しきれず、写真を見返しながら再読すると新たな発見がありそうな作品だった。

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    2026年06月27日
  • 光媒の花

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    道尾秀介さんの作品を読むのも、これで15冊目。
    そろそろ展開が読めてくる頃ではないかと思いきや、今回もわたしの自慢の推理力が発揮される事はなく、予想外の物語が繰り広げられました(^^;;

    『光媒の花』という題名から綺麗そうなイメージが湧きそうですが、自分勝手な大人たちが登場するため、読んでいるとなかなかモヤモヤしたり不快感を感じるかもしれません。
    ですが、その中でも真っ直ぐに生きようとする子どもたちや若者の姿が印象的でした。

    全6章からなる短編集ですが、それぞれのお話には繋がりがあり、また主人公も異なります。
    わたしは中でも『春の蝶』が一番好きでした。
    仙台銘菓の「萩の月」が登場したのでま

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    2026年06月26日
  • シャドウ

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    結末が気になって一気に読んでしまったけど、なんか、なんとも言えない読後感だった。
    引き込まれる魅力はあったけど、、うーん、

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    2026年06月24日