道尾秀介のレビュー一覧

  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    独特な設定と何回も裏切られる展開が面白かった。
    妹の正体に関しては蜘蛛を食べた時点で何となく予想できたけど、殺人に見せかけるという展開までは予想できなかった。
    あまりにも触れたことのないタイプのどんでん返しすぎて、評価が難しい…

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    2026年04月30日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    『カラスの親指』の10年後を描いた続編。
    詐欺師から足を洗い実演販売士となったタケが、仲間を再集結してもう一度だけ詐欺をする、クライム小説。

    テツの仲間のやひろ、貫太郎、やひろと貫太郎の子供テツの存在が、犯罪行為多数のこの作品の息抜き部分になって軽快に読むことができた。

    タケさんが元詐欺師なのに人を疑わなさ過ぎて、このキャラクターだからこそ成り立つストーリーという気もする・・・
    とはいえ、タケさんは騙すより騙される側でいて欲しいと思う。

    どんでん返しというより、作中で引っかりを感じたことの真実が小分けに明かされる感じで、あまりミステリーっぽさはなかった。

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    2026年04月28日
  • N

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    ネタバレ

    一番印象に残ったのは、「読み方で物語が変わる」という体験そのものだった。

    普通の小説は順番通りに読めば同じ印象になるけれど、この作品はどこから読むかで登場人物への感情が変わる。最初は嫌な人物だと思っていた人が、別の話を読むと一気に見方が変わるのが面白かった。

    また、どの話も派手な展開というより、人の後悔やすれ違いなど静かなテーマが多く、読んだあとにじわっと考えさせられる。
    「人を一面だけで判断する怖さ」が強く伝わってきた。

    このときは、おすすめの読む順番に従って読んだけど、いつかはランダムに自分で読んでみたいと思う

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    2026年04月28日
  • I

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    ネタバレ

    おそらく生存ルートで読めたと思うんだけど、どちらの話も重くて、結局大切な人達は死んでるので、すっきりはしなかった。
    主人公2人が死ぬルートの叙述トリックがあまり理解できなくて、解説ブログを読んでやっと分かった。ゲオスミンの最後の人が誰かがポイントだった。
    わざと分かりにくい表現にしていて、すぐに理解ができなくててこずったけど、本の仕掛けとしてはとても面白かった。もっと明るい話だといいなー

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    2026年04月27日
  • 向日葵の咲かない夏

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    好みが分かれる作品。怖さと気持ち悪さが根底にあるが、ラストに向かうにつれジェットコースターのように展開していくさまは圧巻。

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    2026年04月27日
  • I

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    ネタバレ

    読み終えてまず感じたのは、「読む順番を変えても成立する」という独自の仕組みが、作品そのものの中心に据えられているという点だった。
    一般的な小説では、作者が意図した一本の流れを読者が辿る。
    しかしその前提を崩し、どの順番で読んでも物語が成立するように設計されている。
    そのため、読み方によって結末が変わるという体験が生まれ、確かに他の作品にはない新鮮さがあった。

    特に、赤い傘や出生不明者を利用した叙述トリックは巧妙で、読み順によって“死ぬ人数が変わる”という仕掛けは見事だった。
    構造そのものが物語の意味を変えるという点では、最大の魅力と言える。
    こうした仕掛けは、読者に「自分の読み方が物語を形作

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    2026年04月27日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    闇金に追われながら、逆に金を奪おうをする話ですが、最後の最後にいい意味で裏切られます。
    このような展開は想像していなかったのですが、スッキリと読み終えることが出来る物語でした。

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    2026年04月27日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    元詐欺師と中学生が母親を追い詰めた男に復讐する話し。実演販売の練習やテレビ番組の出演、追い詰められた母親の背景など、さまざまな展開がある。前作同様、欺きや伏線などを探りながら読んでしまう作品。

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    2026年04月26日
  • I

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    ネタバレ

    最初はゲオスミン→ペトリコール。
    死んでしまう人がいるんだけどこれ助かるルート??

    ペトリコール→ゲオスミン
    ?????

    時系列に注意して図を描きながら再読。
    あー!そうだったのか!
    赤い傘と小峰夕歌がポイントかー!

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    2026年04月26日
  • I

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    二つの章の読む順番で結末が変わる話。私はゲオスミン→ペトリコールやってんけど、なるほど逆ならこう構成や読み方が変わるんやともう一方の読み方にも興味が湧く。良く練られてるな凄いとどの目線的な感想が芽生える。いつか綺麗さっぱり忘れてしまったら、逆順で読んでみたいな。

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    2026年04月24日
  • スケルトン・キー

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    サイコパスの自覚がある主人公が自分の仇にあい、すべてを壊していく話。
    ずるい仕掛けだけどちゃんと騙された。どんだけサイコパス出てくるんだと思ったけど…。

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    2026年04月23日
  • N

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    何通りもの読み方が出来る!と聞いて、楽しみに読みました。
    オムニバス的な短編集のような‥それでいてどこか繋がりのある物語。
    次はどこを読もうかな?と本を上にしたり下にしたりしながら、楽しく読むことが出来ました。
    内容的には、まぁまぁといったところでしたが、この発想が素晴らしいですね。

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    2026年04月22日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ


    青春ミステリーなのかと思ったら、完全にホラー。
    序盤は展開が面白くなっていきそうだったのに、Sくんが蜘蛛として現れたあたりからあれ…これはファンタジーなのか?でも読み進めると、シリアルキラーすぎて全然ファンタジーでもない。とにかく登場人物がサイコパスすぎて誰1人共感できなくて、途中からはこれはこういう世界観なんだと冷めた目で読み進めた。
    みんなが嘘ばかりで結局真実は何だったんだろう?とこちらが迷子になる。
    どちらかというの苦手な分野だし、最後までもやもやの残る展開なのに、なんやかんやで気になって最後まで読まされてしまったから不思議な魅力があったのかも。

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    2026年04月23日
  • 向日葵の咲かない夏

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    読み終えた瞬間、足元が崩れるような感覚に襲われた。少年の瑞々しい語りの中に、じわじわと毒が混じり込んでいく。死者が転生するという奇妙な設定すら、物語の「歪み」の中では必然として機能し、読者の常識を麻痺させる。
    驚愕の真相を経て突きつけられるのは、あまりに孤独で残酷な風景だ。日常という薄皮を一枚めくれば、そこにはひまわりの黄色さえもどす黒く見えるほどの闇が広がっている。ミステリーの枠を超えた、人間の業を煮詰めたような衝撃作だった。

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    2026年04月22日
  • I

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    仕掛けが興味深く、内容も読みやすくてずんずん進んだ
    が、死者がたくさん出る結末に…
    逆の読み方をしても、死者の数は一緒だけどね

    ベースに無戸籍の問題が漂っていて、
    なんだか救いのない感じが残った

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    2026年04月21日
  • I

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    道尾秀介 NとI
    何これ? どうやって読むん?
    「N」は6つの章から成る一つの小説。各章は交互に天地逆さまに印刷されており、読者はどの順番で読んでも構わないし読む順によって違う物語になるという。
    一方、「I」は2つの章で構成。どちらを先に読むかで登場人物の生死が変わるとのこと。「何それ?そんなことある?」。ならばと生き残りそうな方を予想して読み始める。が、そうはならなかった。逆だったか…と思ってもう一度一つ目を流し読み。確かに。大筋は変わらないけど、後から読むと大事な鍵をあっさりスルーしていたことに気づく。①→②→① とか ②→①→② みたいに1.5回読むとすっきりする。
    感想としては N<I

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    2026年04月19日
  • 向日葵の咲かない夏

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    S君の時間を追っていく話だと思っていたら、色んな視点から色んな疑問が湧いてきて、飽きることなく読み進めることができた。途中で、「え?何が起きた?」と今まで想像していた関係図が崩れ去る場面があり、ヒヤッとし、ゾクッとした不思議な不可解な空気が漂い始める。俗に言う叙述トリックというものだったと終盤に入り、気づくことになった。読者への罠だったこともあり、名前の印象から印象づけていたものがひっくり返り、これがどんでん返しだったのかなと思った。ただとてもスリリングと言えるものではなく、ジワッと「あーなるほど?」となるような程度だった。腑に落ちるようなスカッと感はないものの、この作品ならではの空気感が楽し

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    2026年04月19日
  • 向日葵の咲かない夏

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    これ、ミステリージャンルに入るか。ひたすら不可解で変だった。読後感は不思議さに圧倒され清々しかった。ある意味叙述トリックかな。エッと驚くことがチラホラで全く退屈しないのでお勧め。いつか再読したくなる一冊。

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    2026年04月18日
  • I

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    ネタバレ

    バッドエンドで終わった時の読後感の悪さがしんどいから、まだ読んでないN読む時はどっちがハッピーエンドか聞いちゃおうかと思った。
    そのくらいバッドエンド。

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    2026年04月18日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    小さい頃に読んだことがあったけど内容はほとんど覚えていなかったため再読
    S君の死の真相をミチオ.妹のミカ.S君の幼い子供3人で追求する様子は冒険の様でワクワクしたけど、夢オチに近いような最後の展開は好きじゃなかった
    夢オチではないけど、全ての違和感はミチオの妄想でした!って感じでうーん...

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    2026年04月17日