道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった~
前作からのキャラも登場して、日常の会話劇も楽しい
■叙述トリック
寺田美知子が死んでいると明言されていないのは気がついたので恐らく生きているだろうと思っていたし、前作のトリック同様関わっている人間が仕込みなんだろうとは思っていた。
さすがにキョウの思惑や瀬谷ワタル父親説までは辿り着かなかった…
逆に津賀和が仕込みだと思った
依頼料が安すぎるのにカラスであるタケが疑わないのはどうなんだ?簡単に騙され過ぎ
前作に比べてインパクトは劣るがとてもよいストーリーだと思う
■自殺
本人の意思だから被害にカウントされない、というのはあまりにも理不尽
詐欺にあって泣き寝入りしたり人生が壊 -
Posted by ブクログ
ネタバレ二篇の関連する小説を読む順序で、話が大違いになる。
…とりあえず、普通の順番で読んでみたけど、ハテナ?って感じ。普通に話としては成り立ってるけど、逆順で読めば何か変わるの?って言う。
日を置いて、今度は逆順で読んでみようかな。
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ペトリ→ゲオ
主人公の少女は昔は小峰結。実の父親がDVで逃げて内縁の父と暮らす。夕歌という姉がいた。結は出生届を出さずに戸籍がない子なので学校にも行けなかったが、姉が引きこもって不登校になり、姉が失踪した日に実の父親が来て父と母を殺した所に居合わせて灯油ぶっかけて全部焼く。そして姉になりきる。親無しなので施設に入るが、優しいガラス作家のお婆さんに養子縁 -
Posted by ブクログ
ネタバレ当然だがミステリとして筋が通っていたし、どんでん返しにも驚いたが、他のどんでん返し系の作品(方舟、十戒、十角館、シャドウなど)に比べて驚きは少なかった。そして、世界観がとても独特だった。殺された人間が生まれ変わり、生まれ変わったs君と共に事件解決していくという流れが珍しかった。解説にも書かれていたが、現実ではあり得ないことが起こる、独特な世界観のミステリは好き嫌いが分かれると思う。そして個人的には、嫌い〜好きが1〜10とすると、3.5くらい。やはりミステリは現実で起こりうる内容で解決しているほうが納得いく。受け付けないわけではないが、シャドウのような現実味のある話の方が個人的には好きだ。最後の