道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ確かにこれは賛否が分かれる。私はあまり好きではなかったけど面白い部分もあった。
主人公が小学生なのは新鮮で良かったし、じめっとした気持ち悪さや不快感もある。Sくんの入った瓶の中に女郎蜘蛛を入れるシーンは怖かった。なんの躊躇いもなくSくんを潰したシーンは軽いトラウマ。
Sくんの書いた作文もまた気持ち悪いなあ。
ただやっぱり生まれ変わりとか蜘蛛が喋り出すっていうのは良くも悪くも衝撃というか、そういう感じかってなってしまった。そういうファンタジーテイストが好きな人は好きかも。
二人の刑事と父親以外みんな狂ってるし、結局は主人公の妄想だったのかな?
物語は二転三転するしどんでん返しのような展開もあったけど少し無理があるかなとは思った。
主人公の家庭環境最悪すぎて前半読むのきつかった。そりゃこんな家庭環境なら虫も喋り出すわ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2つの物語で構成され、どちらから読んでも物語が成立する一冊。前作『N』でこの仕掛けの気持ちよさを味わっていたので、今作もぜひ読みたいと手に取った。
読み終えての率直な感想は、少し物足りなさが残った、というもの。今回は2つの物語という構成のため、前作ほど物語が交差していく爽快感やミステリーとしての驚きは得られなかった。
もう1点、ネタバレになるが、姉の性格が最後まで読み切れず、なぜそのような行動を取るのか納得のいかない部分が多かった。読後感があまり気持ちよくない。たとえ悪事を働いた人物であっても、その行動に筋が通っているかどうかがわかりやすく描かれていることが、個人的には好みだ。単に自分が読み切れていないだけなのかもしれないが、前作の読後感が良かっただけに、比較するとやや残念だった。