道尾秀介のレビュー一覧

  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    今年11月23日全国ロードショー、道尾秀介作品の初映画化。タイムリーに読むことができた。本作品が映画の原作である。ストーリーは二転三転のドタバタ喜劇の趣向あり。現代を反映した題材だからなのか感情移入もしやすい。闇金融と過去にかれらから追われることで家族が崩壊した経験を共有する人たちの戦いを描く。最後の最後までだまし合いはつづく、ラストは心地よいし、それがとても成功しているとおもう。

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    2025年11月23日
  • 光媒の花 1

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    原作はまだ読んでいないのですが、斉藤さんがすきなので買ってみました。
    やっぱり斉藤さんの絵はどこか儚くてすきです。表紙も幻想的で素敵。

    このコミカライズを見てると原作も読みたくなってきました。きっと文庫が出たら買うと思う。

    とりあえずコミカライズの続刊に期待。

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    2012年04月11日
  • シャドウ

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    ネタバレ

    2009.7
    はじめての道尾さんでした。
    騙され方が気持ちよくて 
    この人の作品を読み出すきっかけになった本でした

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    2016年05月07日
  • 満月の泥枕

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    重々しいストーリーかと思っていたけれど、想像していた何倍もポップな感じて意外だった。ドタバタと物語が進んでいくのに、ちゃんと伏線回収されていてスッキリする。

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    2025年12月14日
  • I

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    この手の本は時間をかけて読めば訳が分からなくなるので結構一気読みしてみた。

    正直、仕掛けがよくわからない。

    ご法度だと思うが、ネタバレ解説があればとても助かるし感動するかも。

    ※ 道尾作品は映像がとても暗く、雨のイメージがある。

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    2025年12月11日
  • いけない

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    俺にはレベル高かった
    深すぎ凝すぎ
    考察読んでようやく納得
    ラスト1ページはなんとなく予想ついたかも、

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    2025年12月10日
  • いけない

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    私は謎解きが苦手らしい。
    自分で推理するより作家さんの美しい文章で読みたい、という自分の好みを確認できたなで感謝です。

    特に第3章は皆さんの考察を読んでも謎の部分が多くて。

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    2025年12月10日
  • いけない

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    んー…スッキリしない。
    時間ある時にまたじっくり読みたい。

    …こっから独り言なんだけど、YouTubeのショート動画で小説紹介してる某氏がオススメしてる小説は今のところ自分にはあまりハマらない。
    なんでだろうね?動画見ると読みたい!ってなるのに。

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    2025年12月09日
  • N

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    上下は読みにくい。
    また帯が動くので取らないといけなかったり不便。

    私はテキトーに
    落ちない魔球と鳥
    飛べない雄蜂の嘘
    名のない毒液と花
    眠らない刑事と犬
    笑わない少女の死
    消えない硝子の星
    の順で読んだ。

    内容的に消えない硝子は初期に読んでいた方が良かった?
    と感じた。内容がつながっているが順番で印象変わるので考察時代の現代ではウケがいいのかも。

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    2025年12月09日
  • N

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    6つの短編で構成されているが、読む順番は自由。
    720通りの読み方があるという仕掛け。
    企画としてはとても挑戦的かつ面白いものである。

    大学の友人と共にペット探偵なるものを始めた旦那を持つ中学の理科教師。
    弱小野球部を甲子園の一歩手前まで導いた偉大なる兄を持つ弟。
    兄と違い野球はからきしな弟が出会った「死んでくれない」と喋る灰色の鳥。
    英語を全く喋れないベテラン英語教師が
    旅行先のダブリンで出会った物乞いの真似をする少女。
    酒に酔った恋人から毎夜酷い暴力を受ける女と、
    そのDV彼氏を殺しに来たと言う謎の男との奇妙な出会い。
    ダブリンにて、在宅での終末期医療に切り替えた患者の
    訪問介護を受け持

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    2025年12月09日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    気持ち悪いモヤモヤとした感情を常に抱きながら読むことになる。最後のシーン、アスファルトに伸びるのは一つの長い影、という表現から結局残っているのはミチオだけであると暗示させる。最後の会話はミチオの描く理想の家族や友人関係、会話を描いていたのかもしれない。それまでのところも現実の境界線が何かわからなくなり、なんだったんだとなる。
    そして大前提としてこれが9〜10歳の少年の脳内で起こること?とは考えてしまう。

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    2025年12月06日
  • 笑うハーレキン

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    読みやすく、サラッと読んでしまいました。楽しく読めました。
    ただ、もう少し疫病神の出番を多めにして欲しかったです。

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    2025年12月06日
  • 雷神(新潮文庫)

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    ネタバレ

    3.5くらい。
    面白かったというか、面白くなりそう、面白くなりそう、がちょこちょこ続いたけど期待は超えなかったなあという感じ。

    雷とキノコと祭りのミステリー。
    ミスリードの嵐。
    に、よる違和感いろいろ。

    幸人に2本線を足して南人にしたのかと思ったら
    雪に2本線を足して雷。Qサマって感じのクイズ。お父さんよく咄嗟にこんなこと思いつくな。
    お父さんかと思ったらお姉ちゃんキノコ投入。
    お姉ちゃん記憶なくしてないふり30年間するの強すぎ。そしてまた一気に記憶蘇って人殺しまくるの波瀾万丈すぎ。
    おばあちゃん「死んじまっていいって言ってた」
    しんじまっていい→しんでもいい→しなくてもよい
    まさかの「死

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    2025年12月05日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    気持ち悪いだとか鬱だとかは最後の驚きで吹き飛んでしまって、ずっと何を読まされていたのかと喪失感のようなものが残った。妹もどうやら虫なのではないかと疑うこともあったけど、母親の反応とかから違うと判断したし、そもそも、この虫に生まれ変わるという概念はどこまで作中で共有の概念なのかわからなくてずっとモヤモヤしていた。その謎を明かしつつのどんでん返しは想像を超えていた。みんな自分に都合のいい世界で生きているんだという内容かと思ったら実はそれすら全てミチオの都合のいい世界の中の話だったというオチ。アンフェアだとも思わないし、今までにみたことないような内容だった。

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    2025年12月04日
  • I

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    異なる二つの物語、どちらを先に読むかで結末が大きく変わる…!これ、どちらから読んだか言うだけでネタバレ?になっちゃいそうだから何も言えない!
    ただ、読み終わってから考えると、逆に読んでいたらあれはああなって、あの事はそういう事だったのか…と腑に落ちる。どちらも「人の悪意」を見てちょっと辛かった。

    読書もただ読んで物語を楽しむだけでは済まなくなってきましたね……

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    2025年12月02日
  • I

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    ネタバレ

    道尾先生の作品は大好きで、謎解きゲームも含め体験していますが、今回も読みやすく楽しかったです。

    時系列を整理して読まないと、結局結末がどうなったのか?理解するのに時間がかかりましたが、メモをしながら読み返して納得です。
    詳しくはネットには載せないよう注意がありますので、大きくは言えませんが、□に入る数字がキーポイントとなり、さらにはとった赤い傘が誰のものだったかで運命が変わるということなのかと思います。
    バッドエンドルートは連鎖的な不幸が続き救いがなく、救われるエンドは少しでも、主人公が前を向けたのかなと思うようにしたいです。

    色々なところに運命の選択肢が散りばめられているようで、たった2

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    2025年12月01日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    展開が予想できない部分では面白かった。ページ数多い割に読みやすかったです。ただ主人公だけが最後生き残るなんとも言えない展開と人の死によって生かされてる展開がなんとも言えない最後だったと思う。

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    2025年11月30日
  • 向日葵の咲かない夏

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    話自体はサクサク読めて面白いが、(色んな意味で)汚いシーンが多く見受けられたり、登場人物に嫌悪感を抱いてしまう感情が上回ってしまい、少し苦手な作風だった。。

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    2025年11月30日
  • 向日葵の咲かない夏

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    期待しすぎたせいか少しもやもや…。
    いろんな違和感を感じながら先が気になって一気に読み進めることができた。

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    2025年11月30日
  • いけない

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    各章の終わりにある1枚の写真で真実が見えてくる。
    面白い仕掛けだと思う。
    たぶんそう…だよね?でもあの件はどうなった…?と自分の推理と理解力にあまり自信のないまま次の章へと読み進み、前の章との点と点が繋がって「なるほど」と腑に落ちる。
    最後まで読むとほとんどの謎は明らかになるが、細かい疑問は残り、読み手の解釈に任される部分もあるのでその辺りは好みが分かれるところかもしれない。
    3章まではテーマも重くこちらの気分も沈みそうだったのに、4章では眩しいくらいの晴れやかな空気に一変する。が、これで良いのか?と問われると 答えは『いけない』のだと思う。
    不思議な読後感に包まれた。

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    2025年11月30日