道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ勘違いの裏切りラッシュに騙された。姫川の姉は父がイタズラして殺し、ひかりは姫川が殺したのかと思ってた。単純に姫川が犯罪を隠蔽して上手く立ち回る古畑的な話じゃなくて、まさか「実は全員が勘違いでした」は想像つかんわ。ただ、全員勘違いは大胆な手法にも思えたので人によってはやり過ぎ感があってしらけそう。
私は洋画や音楽には疎いので作中に出てくるアーティストや楽器用語などが分からなかったのが残念。もうちょい詳しかったら入り込めたかもしれない。
キャラは姫川に1番共感できた。周りからは特に闇を抱えてるようには見えない普通の人なのに、心の奥底に家族に対して闇がある点が私と似てる。
姫川ほどでは無 -
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Posted by ブクログ
2010年第23回山本周五郎賞
そして2010年直木賞候補作
その後2011年「月と蟹」で直木賞
連作短編6編
作品紹介では連作群像劇としている
それぞれ犯罪に関わっていく者達だから群像劇でも良いのかな
道尾さんの作品には、子供の中の秘めやか憎悪を描いているものがあり、少年達の純真無垢だけでない心情を読むのは好きだ
第一章 隠れ鬼
認知症となった母を苦しめていた父親の自殺
息子が封印していた事件の真相
第ニ章 虫送り
毎夜両親不在の時間に川辺に虫取りに行く兄妹
許せなかったホームレスへの復讐とその真相
第三章 冬の蝶
貧困の少女が隠していた母の男の所為
少年は守りきれない
第四章 春の蝶