道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ気付けばめっちゃ真剣に推理して、何度も何度も前のページに戻り、ポイントになるところに付箋を貼ったり、かなり頑張りました。
普段ミステリーでもあまり推理せず、物語の空気とか違和感とか人物の気持ちを味わいながら読むタイプなのではじめての体験でした。
第一章は誰が死んだのか、なぜか手書きのゆかり荘の字がこれはゆかり荘って書いてなくないか?!と思ってしまい、そこでかなり時間を費やしてしまったけど何とか誰か分かりました。
第二章は写真なしでも推理できました!
第三章は写真を見て、そういうことー!となりゾワッとしました。
何だかんだ読み終わって、推理に集中していたけど悲しい話だなと思いました、、
写真も怖いですね、、
なんとか最終章で手紙が白紙で良かったと、子どもたちは元気で良かったと思えたけど、、
楽しかったけど時間もかかり疲れました、、たまには良いですね。
いけない2もあるけど元気な時に読みたいと思います。
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Posted by ブクログ
志野川温泉地、
12歳、小学6年吉川逸夫、あだ名堀内、20年後の自分へ、板長絹田さんや、笑子さん、12歳、小学6年木内敦子(アツコ)、妹史(フミ)、20年後いじめた人達全員の名前、与田智樹が好きな森崎美香、逸夫の家は、旅館川根屋、母珠子(タマコ)、父の良平、弟多々郎、祖母のいく、従業員笑子、送迎運転手の戸川、文化祭責任者である根室と腰巾着である井田、担任教師の溝口、飯島は今年十九になる板場の新人、社会科の教師新塚、数学教師の真壁
去年の秋──あの雨の日。自らの命を絶つためダムに向かった敦子を追いかけて、逸夫はこのバスに乗り込んだ。
しかし、殺されるのは厭だ。クラスメイトたちに殺されるのだけは絶対に厭だ。それが、いまこうして原稿用紙に手紙を綴っている理由だった。「二十年後の自分へ」。──小学校の卒業記念でタイムカプセルに入れたものと、取り替えるための手紙。
「父親のせいで、おふくろが村を出てったのか? 父親ってのはなんだ、俺の祖父さんのことか?」
《あたしがやったことを、今日まで何十年も、ダムが水ん中に閉じ込めといてくれたんだ。ふんとにねえ……ありがたいことだよ》
バスの最後尾のシートに、三人は並んで座っていた。窓際にいく、その隣に敦子、そして逸夫。
旅行バッグに詰め込まれた人形たちは、それぞれ違った恰好をしている。一体はいくの古い和服、一体は敦子のセーラー服、一体は逸夫の服を着ている。
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タイムカプセルに託した未来と、水没した村が封印した過去。時計の針を動かす、彼女の「嘘」。平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。