道尾秀介のレビュー一覧

  • 骸の爪

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    シリーズ二作目。

    ホラーの要素を取り入れた謎の提示と、仏像工房という舞台の特殊性による、怪奇色を強めた雰囲気の作り方がとても巧いと思います。

    終盤の畳み掛けるような伏線回収も素晴らしく、その鮮やかさにはただただ脱帽です。

    ミステリとしての見事な収束と、物語としてのやるせなさと悲しさが、印象に残る一冊でした。

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    2025年08月24日
  • きこえる

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    本当に聞こえる(笑)
    要所要所に出てくるQRコードを読み取ると物語に関わる音声が聞けるという斬新な仕組み。
    すごく面白いとは思うけど、私はちょっと面倒くさかったかな(笑)
    でもストーリーはどれもトリッキーで楽しめた。さすが道尾秀介さん。
    個人的には「セミ」が1番好きだったかな。セミがいい子すぎて癒された。

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    2025年08月23日
  • わたしの名店

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    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

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    2025年08月22日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    カラスの親指と連続で読みました。
    今回もたくさん騙されました。
    面白い本教えてと言われたらカラスとカエルを紹介することが増えそう、、

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    2025年08月22日
  • 水の柩

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    現実の辛さをどう消化するかのヒントをくれた本です。
    大きな展開はないですが、一人一人の心情の描写が美しく、心に迫るものがあります。日常への膿んだ気持ち、いじめと家庭環境から生じる苦しさ、希望にすがってつき続けた嘘。
    水の柩、というタイトルの秀逸さが最後によくわかります。そして、沈んでいた村が姿を見せたことで生じる心の変化。
    私にも苦しさを埋める柩が欲しいと思いました。でも、柩を目的とする限り、登場人物たちのような強さは手に入れられないのでしょうね。
    じっくりと読める本でした。

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    2025年08月22日
  • きこえる

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    夜中に読んだからか、余計に怖かった
    読み物としては☆4つ
    ただ、音声担当の人が総じて大根過ぎて、こっちも力入れて欲しかったなぁというガッカリポイントで☆マイナス1
    ちゃんとした俳優・女優・声優さんに頼めなかったのかな?
    あまりにももったいない
    他の方のレビューを見ると「最後のは反則。動画ありきじゃん」という声をちらほら見かける
    確かにあれはちょい反則かもしれないけど、あれ頑張れば音声だけでも〇〇さん実は生きてた演出できたと思う
    そこもちょい残念ポイント
    だけど「セミ」だけはマジでよかった
    セミくんが愛すべきキャラクター過ぎるわ

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    2025年08月21日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    世の中にすでに存在する写真に文を添えることで、まったく新しい物語が産まれた……。


    写真と連動したショートストーリー。写真から新しい物語を生成するという、道尾秀介さんの新感覚小説です。
    小説と言うか、50篇収録された話のほとんどか1ページくらいで、コンセプト的にストーリーごとに写真が1〜3枚くらい挟まるので、あっという間に読み終わります。気分的にはほぼ絵本。内容は少々ブラックですが。

    ああ、とすぐ納得できる話もあれば、いまいち腑に落ちないもの、理解には都市伝説などの事前知識が必要そうなものなども。
    読んだあとで考察サイトなんかを見て一緒に考えたりするのが楽しそうです。

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    2025年08月19日
  • きこえる

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    好みの問題だけど、音声は要らなかった。
    文章で想像して楽しみたい
    それに、音声長いし、棒読みで聴く気が失せるのと、何言ってるのか聞き取れなくてストレス溜まった。
    そのせいで理解できない話もあって、モヤモヤ

    文章のみなら楽しめた
    (それだと???で終わるけど)
    特にセミが良かった

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    2025年08月18日
  • 水の柩

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    あらすじを読んでミステリーだと思ったら違った、残念
    ただ情景描写がとても美しいので映画化したら綺麗なものが出来上がりそう

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    2025年08月15日
  • きこえる

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    音声と小説を融合させた体験型ミステリ。
    作中に二次元コードが登場し、それまでの概念が覆される驚きがあった。
    5話の短編集で気に入ったのは【聞こえる】と【死者の耳】。
    1話というのもあって音を聞いてゾゾゾっとした。
    最終話である死者の耳はいくつもの謎がある中で、警察では結局事件解決には至らなかったが、最後の音で真相が分かってうわー、そっちかー!となる。
    ただ、音だけでなく映像も関係してるが(笑)
    残念ながら3話の【セミ】は読み終わっても??な状態で、考察サイトを読んでようやく理解した。
    音を聞く時に小さい声が入っていて、そっちに意識が集中してしまい、根本的内容を見落として、いや聞き落としていた。

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    2025年08月15日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    写真をどう解釈するのか、タイトルと文章で想像させる物語。
    自分の中で消化できずにモヤモヤするものもあったけど、その意味が分かった時の驚きが半端ない!
    特に手羽先の意味が分かった時は、なるほど!と言う気持ちと、恐怖を感じた。
    いまだに意味が分からないものもあるけれど、何回も読み返してみようと思わせる作品。

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    2025年08月12日
  • きこえる

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    システムが斬新っ!
    おもしろかったんですが...
    話が難しいのがあって...汗
    理解できなかったところがあったりでした...。

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    2025年08月10日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    前作を読んだのも大分昔なので比較が難しいが、著者の初期作品に見られるような巧妙な叙述トリックとかを期待していた分ちょっと期待外れ感は否めないかな。ストーリー構成はしっかりしてて読み易くはあった。

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    2025年08月10日
  • カササギたちの四季

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    力抜いて観るゆるいドラマのようで楽しい
    必ずしも真実が欲しいのではない。明らかにしないことで助かる奴もいる

    パッパが帰ってくるとええなあ

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    2025年08月10日
  • わたしの名店

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    著名人の心に残る数々のお店や、極上の一品の物語。どれも美味しそうで行ってみたいけれど、場所が伏せてあったり、行けそうにない場所だったりで、まぁたぶん行くことはないだろうけれども、やっぱり食べてみたい!そう思わせてくれる本だ。

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    2025年08月06日
  • ソロモンの犬

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    ネタバレ

    星3.5くらいの評価が妥当だと思ったが、3.5は登録できないので、星3にした。青春小説としては悪くはない。ただ、そこに不倫を絡めてしまうと物語を構成するためのギミックに感じられて、もったいないと思った。(不倫というか親子愛という感じではあるが。)まあ、青春小説に男女の衝撃的な事実はつきものではあるけど。ラストはスッキリとした読み味で◯。
    タイトルはあまり本書のキーワードではなく、無理矢理付けたようにも感じた。
    なんとなく伊坂幸太郎の砂漠を彷彿とさせたかな。

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    2025年08月03日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    スルスル読めた。
    この出来事がなければ自分は産まれてこなかったさらーーというのは、自分が生まれてきたことを肯定できる人の考えって感じがした。
    いろんな人の嘘がきっかけになったり、作用しあってたりしたことの繋がりが種明かしされるのは面白かったけど、一部その嘘はついちゃダメじゃない?保身過ぎない?と思う部分があった。
    内面描写の量の話なのか、私が保身をひどくネガティブに捉える性格だからなのかはわからない。

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    2025年07月27日
  • いけないII

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    連作短編集いけない
    の続編

    面白かったっちゃ面白かったんですが…
    前作の終わりが「あれ」なんですよね
    だから2はこれじゃ駄目じゃないですか?
    こんな街…ってなる
    全然違う舞台でやってくれたほうが僕は良かった
    前作と楽しませ方も変わっており別に写真なくても真相がわかります、答え合わせ的立ち位置に変化
    読み物としては前作よりけっこう落ちるかなぁ

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    2025年07月27日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    がまくら市という架空の都市を舞台にしたミステリーアンソロジー。
    道尾秀介さんの作品は『いけない』収録作で既読だったので、なんとなく他の作品が追随しているように見えてしまう。
    好みの作品と、ちょっと読み進めづらい作品があった。
    自分的ベストは福田栄一さんの『大黒天』。初めての作家さんだったけど、かなり引き込まれる文章で面白かった。

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    2025年07月25日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    カラスの親指の続編。
    前作のどんでん返しとハラハラ感は上回らなかった印象。
    キョウを加えたメンバーで新たな欺しが繰り広げられる。
    ミスリードが多くあり、良い意味で予想は裏切られるし、最終的に色々なものが解決するので爽快感はあり。

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    2025年07月24日