道尾秀介のレビュー一覧

  • 光媒の花

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    自分が宙を舞う一匹の白い蝶になり、人間の光と翳その両方を俯瞰しながら登場人物の人生の一幕を観察することができる本作。前半は辛く重苦しいシーンが多いですが、後半は優しい光に導かれるかのように主人公が希望を持って前に進む心温かいシーンが多く、人生辛いことが多くともそれだけで埋め尽くされてる訳ではないことを知らせてくれました。

    六つの短編が円環の如く繋がりあっている連作短編集で、道尾秀介さんの作品は毎回真新しいギミックが作中に盛り込まれているので読んでいて驚きと新鮮さがあって大好きです。

    よく考えると人間何十億も存在しているので、自分の知らないところで蝶にしか見えない光の円環のような関係が存在す

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    2026年01月07日
  • 背の眼(上)[新装版]

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    読み応えあり!
    登場人物も魅力的で、読みながら愛着が持てた。
    そして謎が最後まで解けないところにヤキモキしながらも、その魅力的な登場人物達と、ちょっとした「ふふ」となるユーモアのエッセンスもあり上下とあったがすぐに読み切った。

    心霊、それともヒトコワ!?
    最後まで気の抜けないミステリーです。

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    2026年01月05日
  • 光媒の花

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    ネタバレ

    読みやすい。
    短編集だけど、それぞれの物語が繋がっていて楽しかった。子供がホームレスにイタズラされそうになったときはドキドキしたー
    子供が犠牲になる話はつらいなー

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    2026年01月02日
  • きこえる

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    ちゃんと推理が自分で出来たら面白いと思えると思う。
    私は全て解けなかったので、もやもやして星3。
    音声から謎を解けという発想はすごく良い。
    音声を聞いてる時は、怖さとドキドキがあって、楽しかった。

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    2025年12月28日
  • 月と蟹

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    ネタバレ

    息苦しいような閉塞感。焦り。自分だけが取り残されていくような感覚。何もかもが上手くいかないことに対する言葉に出来ないような苛立ち。小学生の慎一が感じている微細な心のもやもや感が、細やかな風景描写とリンクして伝わって来ました。直木賞受賞作とのことですが、純文学のような雰囲気を感じました。

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    2025年12月22日
  • 光媒の花

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    道尾先生の作品は意外と2作目。見ると集めてるけど全然読めてない!
    読み終えたあと、題名に物凄く込み上げる思いがある。
    道尾先生は読みやすいはずなのに、閉塞感や息苦しさで何故か思うようにスイスイ読めない不思議がある。
    今回は、思ったより優しい雰囲気で、もっとどぎつくても好きかなって印象。

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    2025年12月20日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    前作の魅力的な登場人物たちにまた会えると思って楽しく読ませて頂きました。

    個人的には、他人のためのペテンという所が、ちょっと引っかかり上手く消化できない感じでした。

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    2025年12月19日
  • 鬼の跫音

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    6つの短編集、各章それぞれのSが登場する。心の鬼に操られるように人の悪しき願望がむき出しとなる怖さがあった。

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    2025年12月17日
  • 満月の泥枕

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    重々しいストーリーかと思っていたけれど、想像していた何倍もポップな感じて意外だった。ドタバタと物語が進んでいくのに、ちゃんと伏線回収されていてスッキリする。

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    2025年12月14日
  • 笑うハーレキン

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    読みやすく、サラッと読んでしまいました。楽しく読めました。
    ただ、もう少し疫病神の出番を多めにして欲しかったです。

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    2025年12月06日
  • 雷神(新潮文庫)

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    ネタバレ

    3.5くらい。
    面白くなりそう、面白くなりそう、がちょこちょこ続いたけど期待は超えなかったなあという感じ。

    雷とキノコと祭りのミステリー。
    ミスリードの嵐。
    に、よる違和感いろいろ。

    幸人に2本線を足して南人にしたのかと思ったら
    雪に2本線を足して雷。Qサマって感じのクイズ。お父さんよく咄嗟にこんなこと思いつくな。
    お父さんかと思ったらお姉ちゃんキノコ投入。
    お姉ちゃん記憶なくしてないふり30年間するの強すぎ。そしてまた一気に記憶蘇って人殺しまくるの波瀾万丈すぎ。
    おばあちゃん「死んじまっていいって言ってた」
    しんじまっていい→しんでもいい→しなくてもよい
    まさかの「死んでいい」ではなく「

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    2025年12月05日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    ネタバレ

    面白かった~
    前作からのキャラも登場して、日常の会話劇も楽しい

    ■叙述トリック
    寺田美知子が死んでいると明言されていないのは気がついたので恐らく生きているだろうと思っていたし、前作のトリック同様関わっている人間が仕込みなんだろうとは思っていた。
    さすがにキョウの思惑や瀬谷ワタル父親説までは辿り着かなかった…

    逆に津賀和が仕込みだと思った
    依頼料が安すぎるのにカラスであるタケが疑わないのはどうなんだ?簡単に騙され過ぎ

    前作に比べてインパクトは劣るがとてもよいストーリーだと思う

    ■自殺
    本人の意思だから被害にカウントされない、というのはあまりにも理不尽
    詐欺にあって泣き寝入りしたり人生が壊

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    2025年11月29日
  • 貘の檻

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    道尾秀介さん作品好きで集めていますが、これは独特な感じ、、
    なんか途中途中で純文学を読んでいるような気分に浸れる場面もあり、、(読んだ方に伝われこの想い)
    原因は読み手に(謙虚さをアピール)あるのですが、中弛みした感あり、、

    後半は怒涛でした!

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    2025年11月29日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    カラスの親指は映画視聴済み。カエルの小指ってのもあったんだ!面白そう〜って事で読んでみた。まあまあかな。最後のどんでん返しが良かった。

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    2025年11月18日
  • ラットマン

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    ツイストの効いたひっくり返しが物凄い勢いで行われるため終盤はついていくのが大変だった。納得したそばからそれを否定される上に、それらのひっくり返しが想像起点で行われるため結果的に納得感が希薄になる(だから"ラットマン"なわけだが)。それでいて最終的な結末が超面白い!というわけではないのもやや弱点か。
    しかし全体を通して見ると綺麗にまとまっているし読後感が非常に良いため好きな作品だ。

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    2025年11月13日
  • 背の眼(上)[新装版]

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    目次
    第一章 オグロアラダ
    第二章 背の目
    第三章 白
    ふしぎなことばと意味のわからない文章の繰り返し
    手紙
    そして 第一章の始まり

    本文前のページを読んだ最初の印象は
    何これ??
    第一章に入ってもつかみ所の無さは
    変わらない??
    上巻を読み終わっても
    登場人物も物語も混沌としている??

    次は下巻です。


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    2025年11月01日
  • シャドウ

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    初の道尾秀介さん。精神科医が何人も出てくるので、誰がまともで誰がおかしいのか全てが怪しく感じてしまう。
    何人かで視点が切り替わり、所々に「ん?」と引っ掛かる部分が出てきてそれが後半回収されていくので読むペースがどんどん上がってしまいました。
    他の作品も読んでみようと思う。

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    2025年10月31日
  • 月と蟹

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    筆者名からたまにはまたホラーでも読もう、と選んだ本が、ホラーじゃなかったよ、というのが第一印象。で、暗い。が、引きずり込まれるような暗さはないので、読後感は意外とすっきりだった。いびつな家庭の子供達の歪んだ集まり。危うい場面はいくつもあるが、意外とフツーに戻っていく。おそらくこういった環境下で育つ現実の子達も、お話の中の子達もフツーの人になるのだろう。人はそれだけ振れ幅があるということか、子供は強いからなのだろうか。

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    2025年10月31日
  • 鏡の花

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    6篇から成る連作短編集。
    登場するキャラクターは全ての短編で同じ。
    ただし、6つのパラレルワールドは、「誰の目線で語るか」と、「誰が欠けているか」が異なる。
    全ての世界線が、誰かにとっての「もしも」愛する人がいない世界なのである。

    愛ゆえの悲しみに、どの語り手も苦しんでいる。
    優しさゆえの苦しみが、どの世界線にもあふれている。

    強がらなくて良いんだ。
    大切な人を、大切にしよう。

    そう思える作品。

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    2025年10月27日
  • きこえる

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    5つの短編ミステリーで、各章にQRコードがあり、読み取ると物語に関連する音声が聞けるという体験小説。
    解説サイトに頼ったけど、好きな章は部屋で死んでた夫を発見した妻がすぐ飛び降り死亡し、刑事が真相を追う「死者の耳」が面白かったかな。

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    2025年10月14日